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※(未)=未然形、(用)=連用形、(終)=終止形、(体)=連体形、(已)=已然形、(命)=命令形
古文】ままに、人の心のかやうに問ふをも/
文法】まま|に、|人|の|心|の|かやうに|問ふ|を|も|
※「ままに」は連語。
古文】嫉み、あらぬ方へのみ言ひ成すなり。/
文法】嫉み、|あら|ぬ|方|へ|のみ|言ひ成す|なり。|
古文】古歌を多く覚え、家々の抄物/
文法】古歌|を|多く|覚え、|家々|の|抄物|
古文】を見るばかりによりて、歌のよく詠/ま
文法】を|見る|ばかり|に|より|て、|歌|の|よく|詠ま|
※「ばかりに」は連語。
古文】れば、末代の人ぞ次第に見て/
文法】れ|ば、|末代|の|人|ぞ|次第|に|見|て|
古文】は賢くなるべき。されど人丸・赤人/
文法】は|賢く|なる|べき。|されど|人丸・|赤人|
古文】をはじめとして、我とまことあ/る
文法】を|はじめ|と|し|て、|我|と|まこと|ある|
古文】ところにて、誰を学び、誰/
文法】ところ|にて、|誰|を|学び、|誰|
古文】を本とせざりしかど、これに及/ば
文法】を|本|と|せ|ざり|しか|ど、|これ|に|及ば|
※「直過」は「直接過去」の略。
古文】ばぬを恥づることは、古賢一同の/
文法】ぬ|を|恥づる|こと|は、|古賢|一同|の|




