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頁013

※(未)=未然形、(用)=連用形、(終)=終止形、(体)=連体形、(已)=已然形、(命)=命令形

古文】ままに、人の心のかやうに問ふをも/

文法】まま(名詞)(格助詞)、|(名詞)(格助詞)(名詞)(格助詞)かやうに(ナリ形容動詞(用))問ふ(ハ四動詞(体))(格助詞)(係助詞)

※「ままに」は連語。



古文】(そね)み、あらぬ(かた)へのみ言ひ成すなり。/

文法】嫉み(マ四動詞(用))、|あら(ラ変動詞(未))(助動詞(体)打消)(名詞)(格助詞)のみ(副助詞)言ひ成す(サ四動詞(体))なり(助動詞(終)断定)。|


古文】古歌を多く覚え、家々の抄物/

文法】古歌(名詞)(格助詞)多く(ク形容詞(用))覚え(ヤ下二動詞(用))、|家々(名詞)(格助詞)抄物(名詞)



古文】を見るばかりによりて、歌のよく詠/ま

文法】(格助詞)見る(マ上一動詞(体))ばかり(副助詞)(格助詞)より(ラ四動詞(用))(接続助詞)、|(名詞)(格助詞)よく(ク形容詞(用))詠ま(マ四動詞(未))

※「ばかりに」は連語。



古文】れば、末代の人ぞ次第に見て/

文法】(助動詞(未)受身)(接続助詞)、|末代(名詞)(格助詞)(名詞)(係助詞)次第(名詞)(格助詞)(マ上一動詞(用))(接続助詞)



古文】は賢くなるべき。されど人丸・赤人/

文法】(係助詞)賢く(ク形容詞(用))なる(ラ四動詞(終))べき(助動詞(体)当然)。|されど(接続詞)人丸(名詞)・|赤人(名詞)



古文】をはじめとして、我とまことあ/る

文法】(格助詞)はじめ(名詞)(格助詞)(サ変動詞(用))(接続助詞)、|(名詞)(格助詞)まこと(名詞)ある(ラ変動詞(体))



古文】ところにて、誰を学び、誰/

文法】ところ(名詞)にて(格助詞)、|(名詞)(格助詞)学び(バ四動詞(用))、|(名詞)



古文】を(ほん)とせざりしかど、これに及/ば

文法】(格助詞)(名詞)(格助詞)(サ変動詞(未))ざり(助動詞(用)打消))しか(助動詞(已)直過)(接続助詞)、|これ(代名詞)(格助詞)及ば(バ四動詞(未))

※「直過」は「直接過去」の略。



古文】ばぬを恥づることは、古賢一同の/

文法】(助動詞(体)打消)(格助詞)恥づる(ダ上二動詞(体))こと(名詞)(係助詞)、|古賢(名詞)一同(名詞)(格助詞)

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