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字母】猶春止思八ゝ也止毛本多左之安八/
翻刻】猶春と思はばや」とも「ほたさしあは/
本文】なほ春と思はばや」とも「榾さし合あは/
古文】なほ春と思はばや」とも「榾さし合は
字母】世天奈止乃多久比多之同事婦/
翻刻】せて」などのたぐひ多し。同事ふ/たた
本文】せて」などのたぐひ多し。同じこと再
古文】せて」などのたぐひ多し。同じこと再
字母】婦/多ゝ比安留毛人爾與里天晴乃/
翻刻】ふ/たたびあるも、人によりて晴の/
本文】再びあるも、人によりて晴の/
古文】再びあるも、人によりて晴の
字母】哥合爾毛難世須慈鎭和尚乃百/
翻刻】哥合にも難ぜず。慈鎭和尚の、百/
本文】哥合にも難ぜず。慈鎭和尚の、百/
古文】歌合にも難ぜず。慈鎮和尚の、百
字母】首奈可良勅撰爾入程乃哥遠読/
翻刻】首ながら勅撰に入程の哥を読/
本文】首ながら勅撰に入る程の哥を読み/
古文】首ながら勅撰に入る程の歌を読み
字母】天日吉社爾古女无止天與末禮多留/
翻刻】て日吉社にこめんとてよまれたる/
本文】て日吉社に籠めんとて詠まれたる/
古文】て日吉社に籠めんとて詠まれたる
字母】爾毛初五字爾満比留人乃止毛良知/
翻刻】にも、初五字に「まひる人の」とも「らち/
※本文の仮名遣い(定家仮名遣い)は「まひる」だが、「参る」の歴史的仮名遣いは「まゐる」。
本文】にも、初五字に「参る人の」とも「埒/
古文】にも、初五字に「参る人の」とも「埒
字母】乃外奈留人乃古ゝ呂止毛與末禮/
翻刻】の外なる人のこころ」ともよまれ/
本文】の外なる人の心」とも詠まれ/
古文】の外なる人の心」とも詠まれ
字母】多留風情乃三爾天安禮止後鳥羽/
翻刻】たる、風情のみにてあれど、後鳥羽/
本文】たる、風情のみにてあれど、後鳥羽/
古文】たる、風情のみにてあれど、後鳥羽
字母】院皆御合點安利天於左末禮利/
翻刻】院皆御合點ありて、おさまれり。/
※本文の仮名遣い(定家仮名遣い)は「おさまる」だが、「治まる・修まる・収まる・納まる」の歴史的仮名遣いは「をさまる」。
本文】院皆御合點ありて、おさまれり。/
古文】院皆御合点ありて、おさまれり。




