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頁016

字母】寛平御時孫姫喜撰

翻刻】つくり、寛平の御時、孫姫・喜撰カ/サ

※ここから急にカタカナ交じり文になったので、字母もカタカナのものを使うこととする。

本文】(つく)り、寛平((くゎんぴゃう))御時((おほんとき))孫姫((ひこひめ))・喜撰(カ/サ)

古文】作り、寛平くゎんぴゃう御時おほんとき孫姫ひこひめ喜撰きせん



字母】、哥

翻刻】カ/サネテ式ヲツクリ、哥ノ病をさだ/

本文】(カ/サ)ネテ式ヲ(ツク)リ、哥ノ病を(さだ)

古文】重ねて式を作り、歌の病を定



字母】同事

翻刻】め、((おなじ))事ふたたびはよむまじき/

本文】め、((おな))()こと()(ふたた)びは()むまじき/

古文】め、同じこと再びは詠むまじき



字母】事

翻刻】事になり、心もをこらぬ輩も、題と/

※本文の仮名遣い(定家仮名遣い)は「をこる」だが、「起こる」の歴史的仮名遣いは「おこる」。

本文】こと()になり、心も()こらぬ(ともがら)も、題と/

古文】ことになり、心も起こらぬともがらも、題と



字母】折句沓冠

翻刻】いふ事さかりに((なり))て、折句・沓冠な/

本文】いふこと()(さか)りに()()て、折句((おりく))沓冠((くつかうぶり))な/

古文】いふこと盛りになりて、折句(おりく)沓冠(くつかうぶり)



字母】

翻刻】どまでも人の能にしてよむ/

本文】どまでも人の能にして()む/

古文】どまでも人の能にして詠む



字母】寛平

翻刻】すがたの、寛平よりさかりになれり。/

本文】姿(すがた)の、寛平((くゎんぴゃう))より(さか)りになれり。/

古文】姿の、寛平くゎんぴゃうより盛りになれり。



字母】寛平以往

翻刻】これをくたして寛平以往とは/

本文】これを(くた)して寛平((くゎんぴゃう)以往(いわう))とは/

古文】これをくたして寛平くゎんぴゃう以往いわうとは



字母】云也古今假名眞名序

翻刻】いふ也。古今にも假名・真名序とも/

本文】((い))()なり()。古今にも假名・真名序とも/

古文】言ふなり。古今にも仮名・真名序とも



字母】

翻刻】に哥やうやうくだれることをいへり。/

本文】に哥やうやう(くだ)れることを()へり。/

古文】に歌やうやう(くだ)れることを言へり。

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