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字母】事也以爾之部爾多知奈良八无止思/
翻刻】事也。いにしへにたちならばんと思/
本文】ことなり。古に立ち並ばんと思/
古文】ことなり。古に立ち並ばんと思
字母】八ゝ古爾於止良奴止己呂八以津久/
翻刻】はば、古におとらぬところは、いづく/
本文】はば、古に劣らぬところは、いづく/
古文】はば、古に劣らぬところは、いづく
字母】與利以可爾曾春部幾曾止可奈八奴末/
翻刻】よりいかにぞすべきぞと、かなはぬま/
本文】よりいかにぞすべきぞと、かなはぬま/
古文】よりいかにぞすべきぞと、かなはぬま
字母】天毛己禮己曾委大事爾天毛安/
翻刻】でも、これこそ委大事にてもあ/
本文】でも、これこそ委しき大事にてもあ/
古文】でも、これこそ委しき大事にてもあ
字母】留爾太ゝ姿詞乃宇八部越満奈/
翻刻】るに、ただ姿詞のうはべをまな/
本文】るに、ただ姿詞の上辺を学/
古文】るに、ただ姿詞の上辺を学
字母】比天立奈良比多類心地世无八叶/
翻刻】びて立ならびたる心地せんは、叶/
本文】びて立ち並びたる心地せんは、叶ひ/
古文】びて立ち並びたる心地せんは、叶ひ
字母】侍奈无也。古人者和連止心左之越/
翻刻】侍なんや。古人はわれと心ざしを/
本文】はべりなんや。古人は我と心ざしを/
古文】はべりなんや。古人は我と心ざしを
字母】能不己連八曾禮遠末奈八无止寸留/
翻刻】のぶ。これはそれをまなばんとする/
本文】述ぶ。これはそれを学ばんとする/
古文】述ぶ。これはそれを学ばんとする
字母】心奈禮八於保幾爾可八禮留也京極/
翻刻】心なれば、おほきにかはれる也。京極/
本文】心なれば、大きに変はれるなり。京極/
古文】心なれば、大きに変はれるなり。京極
字母】入道中納言寛平以往乃哥爾多知/
翻刻】入道中納言、「寛平以往の哥にたち/
本文】入道中納言、「寛平以往の哥に立ち/
古文】入道中納言、「寛平以往の歌に立ち




