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頁002

字母】才学

翻刻】ほ/こさきをあらそひ、才学をたて/

本文】矛先ほこさきあらそひ、才学((さいかく))をたて/

古文】矛先を争ひ、才学さいかくをたて



字母】候非/

翻刻】((さうらふ))まへは、いづれか是いづれか非、/

※「候ふまへ」の部分、久松潜一氏(日本古典文学大系)に拠ると、「」は「衍字えんじ=誤って付け加えた余計な字」(つまり原文は「候へば」)または「」の誤り(つまり原文は「候ふうへは」)ではないかとの指摘あり。小川剛生氏(歌論歌学集成)は「候」はそのまま「候ふまへ」と解釈。今回は小川氏の説を採った。

本文】((さうら))()まへは、いづれか是いづれか非、/

古文】候ふ前は、いづれか是いづれか非、



字母】似候

翻刻】しりがたきに似候へども此みちは/

本文】()りがたきに似((さうら))へども、((この))(みち)は/

古文】知りがたきに似候へども、この道は



字母】

翻刻】あさきに似てふかくやすきにゝ/

本文】(あさ)きに似て(ふか)く、(やす)きに()

古文】浅きに似て深く、易きに似



字母】佛法候/

翻刻】てかたく、佛法ともひとへに((さうらふ))

※久松氏(大系)に拠ると「ひとへ」が「ひとつ」の誤写の可能性があるとのこと。時雨亭文庫本では明らかに「」であることから、時雨亭文庫本に拠って訂すこととする。

本文】て(かた)く、佛法ともひと()(さうら)()

古文】て難く、仏法ともひとつに候ふ



字母】邪正

翻刻】なれば、邪正をたづねきはめら/

本文】なれば、邪正((じゃしゃう))をたづね(きは)めら/

古文】なれば、邪正をたづね極めら



字母】

翻刻】れ候はん時は、私あらむところは/

本文】れ((さうら))はん時は、((わたくし))あらむところは/

古文】れ候はん時は、私あらむところは



字母】

翻刻】かなはずや候はんずらむ。されば/

本文】(かな)はずや((さうら))はんずらむ。されば/

古文】叶はずや候はんずらむ。されば



字母】和漢

翻刻】和漢の字により((さうらひ))て、からの哥・や/まと

本文】和漢の字により((さうら))()て、(から)の哥・や/まと

古文】和漢の字により候ひて、(から)の歌・やまと



字母】申候

翻刻】や/まと哥とは((まうし))候へども、うちに/

本文】や/まと哥とは((まう))()候へども、うちに/

古文】やまと歌とは申し候へども、うちに

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