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幼なじみを庇ったら幼なじみと親友の娘になりました  作者: ふきゆきのした
3章 銀髪幼女の生活 ~~高校生編~~
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第135話 幼女のままでも天文学者になれば怖くないっ!


 あれから7年が経った。





「幼女ちゃん、これも頼むの」

「幼女言うな! まったく……」


 シノバさんは相変わらず人任せなんだから……


「今月も書類チェックばっか……」

「まあ、それも運命じゃよ。もうすぐ産まれる娘のためにも頑張るんじゃぞ?」

スパーン!!

「産まれないよ!!」


 シノバさんをマイハリセンで叩く。

 実は将吾に身体検査をされたのだが、この身体、幼児過ぎて排卵されないという事故が発生した。それによってアイちゃんとの婚約はなかったことになり、代わりにアリスがアイちゃんと結婚することになった。というか結婚した。


 そんなわけでこうしてシノバさんとペアを組んで天文学者になったわけなのだが……どういうわけか書類チェックしかやらせてくれない。しかも1日に1000枚以上の英文をチェックしていて、2徹3徹当たり前。給料は割りに合わない。超ブラック。でも読む文章はそれなりに面白く、飽きることはない。



「へい、らっしゃーい!!」


 月美ちゃんは実家のお店を継いだらしい。楽しく経営してるんだってさ。


「隊長! 仕事が残ってますよ!」

「まだあるのぉ?」


 光ちゃんは自衛隊の隊長になったらしい。蒼真くんのお父さん曰く、「指揮力だけは優秀」だそう。


 蒼真くんやイリヤちゃんは特に連絡は来てないけど、イリヤちゃんはこの前豪邸を紹介するテレビに出てた。ちょっと老けてた。


 葉姉は音姉の手伝いするとか言ってどこかに消えた。まあ、あの二人は何とかなるでしょ。超図太いし。


 日向先輩と部長はあのまま破局……することはなく、そのまま結婚しやがった。

 チッ! 滅べリア充!


 それから悠司や将吾、アリサ何かは今までと変わってないらしいけど、小鳥は何か最近いい感じの男が出来たとか言ってた。まあ、頑張れ。というか、こっちも人のこと言えないんだけどね。


 どうも最近シノバさんが気になってしまう。というかシノバさんのワイシャツを気づいたら部屋に持ち帰ってたこともあった。一応同棲してるからこっそりタンスに戻したけど、アイツは鈍いから絶対気づいてない。


 そしてルーシーたちは……


「わんわんっ!!(主、本当に最終回なんでごわすか!?)」

『『『『続きを書けーー!!』』』』


 そんなに変わってない。むしろなんでまだ生きてるの? どうしてそんなに元気なの?


「あっ、カフェインがない……ちょっとコンビニ行ってきますね」

「ワシにも買ってきてくれ」

「はーい」


 みんなそれぞれの人生を謳歌しているようで、もしかしたらそろそろ踏ん切りをつけないといけないかもしれない。


「さて、ルーシー。行くよ!」

「わんっ!」


 シノバさんを落とすために……もしかして直接言った方がいいのかな?


「シノバさん!」

「なんじゃ?」

「だ、だ……」


 落ち着いて……リラックスして……


「だいこん!!」

「は?」


 ルーシーを急発進させて逃げた。

 い、言い間違えた……超恥ずかしいんだけど!!














「……ん?」

「?」


 建物と建物の隙間に1枚の紙切れを持った1人の少女がいた。

 もう夜中の2時なんだけど……


「家は?」

「(ふるふる)」

「それは?」


 聞いてみると少女はその紙切れを見せてきた。


「養育費の請求書……」


 地雷臭しかしない。でもこのまま見捨てるのもなぁ……そうだ!


「ねえ、私の身の回りのお世話してくれない?」

「……え?」



 これが()()()と後輩ちゃんとの出会いだった。







 本作はこれにて完結です。

 ここまでご愛読いただきありがとうございました。


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