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【コミカライズ制作資料】魔術師の杖 設定資料・用語集  作者: 粉雪@『魔術師の杖』11月1日コミカライズ開始!
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魔術師の杖 用語解説

順不同です。用語が増えれば、ページを分けるかもです。

ここに書いていない物は、作者が忘れている可能性もあります。


『水が命を生み、生まれた命は風が運び、炎がその運命を変える。そして土は命の終焉……すべては星へ還る』


【精霊】実体のない精神生命体。物質世界の理に支配されない存在。その感覚は人とはだいぶちがう。体がないためその死はただの消滅。

四大精霊(〝地の精霊〟〝海の精霊〟〝風の精霊〟〝火の精霊〟)が世界の創造や世界の誕生に関わったとされている。

人間の友人みたいなものではなく、精霊契約でのみ力を貸し干渉する。

木に宿る木精や、湖の精霊といった、より人間に近い立場のものもある。

ほかに、神話にでてくる〝夜の精霊〟や〝月の精霊〟などがある。


 この世界において『魔力』の源である〝魔素〟はいわばエネルギーであり、電気やガソリンと同じような使われ方をする。


『魔石』は魔素が凝縮してできたもので、電池のような使われ方をする。


 魔導列車は『魔石』を動力源にしており、運転席の操作自体は魔力を必要としない。


 魔術師が運転席で脂汗を垂らしながら、必死に魔力を流し続けたりはしていない。


【魔力】『魔素』から構成されており、人の目には見えないが感じることはできる。


【魔素】自然界のあらゆる物に存在しており、さまざまな事象をひき起こす原動力となる。『魔素』を完全に失った物体は、脆く崩れ去る。


【魔力持ち】『魔素』の内包量が多い人間。魔術学園をでて魔術師や竜騎士、錬金術師、魔道具師などになることが多い。


【魔術学園】王都にあり、12~16歳の子が通う五年制の学園。魔力持ちが魔力の使いかた、制御のしかたを覚える学園。


【魔石】魔力が凝縮したもの。電池みたいに単なるエネルギー源として使われることが多い。魔力持ちの死後、肉体が消滅した後に残される魔石は、『位牌』みたいに各家庭で保管される。 


 ・魔力を行使する手段として、呪文や術式、術式を組み込んだ魔法陣や魔道具がある。

 ・呪文は術者本人が唱え、行使する。本人の魔力の性質の影響を受けやすい。

 ・術式はあらかじめ「こういう事柄が発生する」と定めた方程式のようなもの。術者が魔力を流すと発動する。術者本人が書いたものでなくてもいい。何か唱えたりもしない。


【ドラゴン】人間が勢力をひろげる前の世界の覇者。プライドが高く神経質。縄張り意識も強く、エクグラシアは〝竜王〟と契約した人間が、その縄張りに居を置いて発展した国。巨体で大空を駆けるために高魔力を保持しており、その鋭い感覚で魔力を見ることができるが、その感覚は人とだいぶちがう。


【魔法陣】 術式を固定するための場。魔法陣に組みこむ術式を変えることで、転移や魔力増幅といった効果を、魔法陣内の〝場〟に与えられる。大きさは様々。大きな魔法陣を描くのは大変そうだが、小さな手の平サイズの魔法陣をちまちま描くほうが実はむずかしい。小指の爪ほどの魔法陣を描ける猛者もいて、こちらの世界だったら『人間国宝』をあげてもいいかもしれないレベル。


【魔道具】術式がしこんであり、魔力で使う道具。魔術師、錬金術師、魔道具師が作ることができる。生活用品から魔導列車のような大きなものまでさまざまな魔道具がある。


【ライガ】 元はグレンが開発した空を飛ぶための魔道具だが、ネリアが改良してバイク型にした。使わないときは腕輪として装着できる。


【印象操作】 印象を操作する術式 意識してもらいたくないとか覚えてもらいたくないときに使う。魔道具に仕込まれていると気づかぬうちに使われていることも。


【遮音障壁】 聞かれたくない会話をする時に展開する術式。内緒話はできるが話しているのは周囲にバレバレなうえに、周りの音も聞こえなくなる。エクグラシアの言語は唇の動きだけでは何を話しているかはわからない……という設定。


【感覚共有】 竜騎士にとって、ドラゴンを操縦するのに必要なスキル。五感だけでなく、感情も共有しているらしい。共有を切ることもできるが、一緒に飛んでいる時は基本繋ぎっぱなし。


【三重防壁】物理・魔法・状態異常の攻撃すべてを無効化する防壁。まさに完璧な防壁だが、使える者はまれ。


【オートマタ】 機械人形 錬金術師が駆動系を入れて組み立てた人形。錬金術師にとっては、自分の製作したオートマタに〝魂〟をこめるのはひとつの夢。


【グリンデルフィアレン】 魔樹 北の大地の春に暴れるツル性の魔樹


【精霊契約】精霊に願いごとを聞いてもらうための契約。低位のものはお供えものをして願いごとを叶えてもらう、言霊を用いて願いことを叶えてもらう……などがある。契約なのでどれにも対価が必要。


【血の約定】精霊契約の最上位 術者の血と魔力、〝名付け〟を必要とする。精霊自身もある程度術者の影響を受けて、契約中は性質が変わる。術者の死とともに解除される。


【転移魔法陣】転移をするための魔法陣。略して転移陣とも呼ばれる。


【魔法結界】魔力による干渉を防ぐための結界。魔法攻撃のほか、転移も弾かれる。


【古代文様】 古代に使われていた文様。種類は沢山あり、ヴェンガ、ラグナシャリアエクシ、オヴァル、エレスなど、ひとつひとつ名前がついている。他にルバナ、リザラ、チャムなど……800程種類があるが、現在でも使われているのはそのうちの200種。


【デラサ石】鍋敷きにつかう素材。

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