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異世界の愚か『もの』 ~世界よ変われ~  作者: ahahaha
デルト王国 ~望んだ望まぬ名声~
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48話 謁見② お互いの狙い

何だか最近、フラグや布石の配置ばかりしている気がします・・・

後でちゃんと回収せねば。


そしてやってきました、あれの登場です!

例によって名前は違いますが。

しかし、これがちゃんと令の腹黒思考につながりますのでご安心を。

・・・まあ、あれである必要は無かったんですが

「―と言うわけで、俺は故郷の島国から逃げてレティエンスの港に流れ着いたわけだ。

 そのあとは強さに自信があったからテキトウに旅をしていた。」


「それと、何故そんなにランクが低いのか、という俺の質問に関係があるのか?

 旅をするのならばネストで登録するのが当たり前だろうが。」


「指名手配になってるんだから、下手に登録したら追われる身になりそうだと思ってたんだ。

 だがこの大陸を廻って、数か月前にルッソに着いた時に何となくネストに寄って情報掲示板を眺めてたら、別にそんなことは無いということを知った。

 あの時は脱力感がすごかったな、これまでの苦労が何だったんだ、ここに登録していたらもっと楽に稼げたのに、て。

 そのあとネストで登録したが、今まではいろいろと忙しかったんで依頼を受けてランクを上げることが出来なかった。

 そうこうしてるうちに、ひょんなことからディック殿と仲良くなり、成り行きでセフィリアさんと婚約することになった。

 俺の素性を晒すとしたらこんなところか。」


今俺は、グランドの素性を明かしているところである。

設定としては、無実の罪で故郷の島国を追われた哀れな一般人、というもの。

ほとんどが作り話ではあるが、表情を工夫し声を演技とは思えない悲痛なものにすることで、周囲の人間に信用させることはたやすかった。

服装なんかも、この大陸には存在しないようなものにしていたこともあり、今ではそれを疑っている者はほとんどいない。


そう、ほとんど。


「ほお、それは大変だったな。」


意地の悪い笑みを浮かべているこの男、間違いなく信用していない。

あと、真っ赤な嘘をあまりにも自信満々に騙り、周囲に信じ込ませてしまったことに呆れを通り越して感心しているセフィリアさんも。


(またかよ。

 一体何を考えている。)


ガイアスの返答に、心の中で舌打ちする。

しばらくの間、ずっと会話を続けていた。

そして、この会談での「切り札」を使うタイミングを見極めようとしたのだが、この男、まったく読めない。

あの手を確実に成功させるために、この男の出方をどうにかして探ろうとしていたのだが、普通の対応をしてこない。

わざと話に穴を作り、それにどう対応するのかをみようとしても、この男は全く意に介さず無視してくる。

今の会話だってそう。


「指名手配になっている」と思っているならば、人が多いであろうネストには絶対に立ち寄らない

「ひょんなこと」なんて曖昧な言い方をして、はっきりとしたことは一切言っていない


わざわざ突っ込みどころを作っているのに、それに対してまったく反応をみせないのだ。

これは愚策だ。

王に限らず指導者ならば、相手の穴はとりあえず突き、そこから会話を有利に持っていかなければならない。

指導者の優劣は、その穴を突いた後の対応で決まるのだ。

それが本当に穴であれば、そこから相手の利権を毟り取る。

それが罠であれば、損害を出す前に潔く引き、次に備える。

行動しないというのは、ただの臆病者の行動であり、罠の可能性があってもそれをどうするかを考えなければならない。

罠かもしれないから今は様子を見ようなどと考えていたら、相手にその隙を突かれてしまう。

優れた指導者とは、勝利に貪欲でなければならない。

その素人でもわかる理屈を、今目の前の男が破っている。

問題なのは、その男が間違いなく賢君であるということ。

迂闊に手を出すことが出来ない。


(どうする、行くか?

 こちらが何をしても無視するというならば、行動を起こしても問題ないが。)


右側に並んでいる貴族たちの中に居る、こちらを物凄い形相で睨んでいるクズに意識を向ける。

あれの醸し出す醜さと来たら、周りの人間に殺意をぶつけられるほど酷いものなので、いい加減鬱陶しく思っていたのだ。


(いや、だめか。

 そこらのボンクラならともかく、この男に隙を見せるのは不味い。)


今までの会話からして、ガイアスは人の考えていることを読むのが上手い。

もしかしたら、今のこの不可解極まりない状況も俺を困惑させるために意図的に作り上げている可能性がある。

そんな中で行動を起こせば、直ぐに追い詰められるだろう。

それはせっかく作り上げたこの場を捨て、相手の場に移るようなものなのだから。


(だが、いつまでもこんな思考のループに嵌っていても仕方がない。

 じっとしていてはいずれ相手が動くはず。)


具体的な考えが浮かばない。

切り札が効力を発揮すれば、間違いなく馬鹿貴族共への痛撃となるというのに。

そんなことを考えていると、相手から声が聞こえて来た。


「ふむ。

 こちらから話してばかりだな。

 そっちから何か聞きたいことはないのか?」


顎に手を当てて、少し困った風に聞いてくる。

さっきから相手の反応を見るために、向こうに何か聞きたいことはないか聞いてばかりなので、その言葉ももっともだ。


(そうだな。

 ここはひとまず気分転換に聞いてみるか。)

その言葉を受け、この国について疑問に、いや不審(・・)に思っていたことを聞く。


「最近のデルト王国は、貴族ではなく国民ばかりに益がある法律が多く施行され、国民の地位向上に努めていると聞く。

 それをしているのは貴方なのか?」


そう言うと、周囲の貴族たちの半分ほどが苦い顔をした。

中には驚いたことに舌打ちする者まで居る。

このような場で舌打ちなんて無礼なことをするバカが居たことに、驚きが隠せない。


「ああ、それらを行ったのは間違いなく俺だ。」


「・・・・・・何故?」


周囲の反応を相変わらず気にせず告げた言葉は、肯定。

俺には、その言葉が信じられなかった(・・・・・・・・)

何故ならそれは。




―――考えられる限り、最も愚かな行動だったから




俺のその時の表情を見て、ガイアスは何故か嬉しそうに言う。


「何故ってお前な。

 そりゃあ国民が幸せに暮らすことを望むのが王だからに決まってるだろう。」


ありえない。

本当に国民の幸福を望むのならば、それは間違いなく失策だ。

この男にはそれが分からないのか?


(いや、それもない。

 これは少し考えれば分かること。

 そんなことにも気付けないような男ならば、即位からこれまでの20年もの間国を支えられはしない。)


ガイアスは巷では一般的に『剣王』と呼ばれている。

それは王の武力によるものではなく、単純に戦士の国の長であるから。

世間には、ガイアスの武力は伝わっていない。

しかし、その能力からつけられた名が別に存在する。


―――『賢王』


それが、この激動の世界で20年の長きに渡り国を守ってきた男に送られた尊称。

この飄々とした行動は関係なく、常に結果を残すことから、この男の手腕は世間に認められているのだ。

そんな男が、気付けないはずが―


「っ、まさか・・・!」


「ん?、どうした?」


そのまま、あることに気付き、心中をそのまま呟いてしまう。

それに対し、ガイアスが疑問の声を口にする。


―――口の端に、面白気な笑みを周囲に気付かれない程度に浮かべて


その様子が、俺の予想を裏付けるかのように感じられた。

確信を得るために、聞く。


「ガイアス、もう1つ俺から言わせてもらっていいか?

 自由に、何でも。」


真剣な声音で、そう聞く。


「ああいいとも。

 自由に、何でも、言うといい。」


そして、ガイアスは満面の笑みでそう言う。

その言葉に俺は確信した。


(そう言うことかい。

 まったく初めからそう教えて欲しいものだ・・・!)


今ようやく分かった。

穴を突かない、今までの不可解な会話。

身のない世間話をだらだらと続けていたこと。

そもそも初めの方で、仕官の話を持ちかけてきた時のことも。

そこに賢君が愚策である法律を施行したという事実を当てはめ、今、この男が何を求めているのかを理解した。


(いいだろう。

 使われるのは気にくわない。

 だが、お互いに利害は一致しているんだ、乗ってやろうじゃないか。)


―――気兼ねなく切り札を使わせてくれるというのならば、そうさせてもらう


「じゃ、これを見てくれ。」


懐から、紙の束を取り出す。


「それは?」


「みればわかる。」


取り出した物に疑問符を浮かべるガイアスを一蹴し、受け取りに来た侍女に紙を渡す。

そしてそれが、ガイアスの手へと渡る。


「・・・!」


そしてそれを見たガイアスは、驚きの顔をみせ。


「ハッハッハッハッハッハ!!!

 素晴らしいなお前は!

 こんなものまで用意するとは、期待以上だ!」


心の底から楽しそうな笑みを浮かべ、謁見の場だと言うのに高笑いを始めた。


(あー、面白くないなこれ。

 結局は手のひらの上か。)


俺は自分の予想が正解だったことに満足すると同時に、最初から踊らされていたことにいら立ちを感じていた。

だが、直ぐに思考を切り上げる。


(まあいいだろう。

 ここから先は、お前にも思いつかない手でいかせてもらう。

 この国を変える布石を、自分の手で打つってところだけは譲れないんでね。)


この謁見の根幹だけは、自分の考えた通りに行かせてもらう。

そこを譲っては、俺はこれから先には行けないのだから。


「そんなに笑うなよ。

 ほら、周りが何事かと心配しているぞ。」


「そう言うな。

 お前は本当に凄いものだな。

 あの手紙からそれなりとは予想していたが、ここまでとは思わなかったぞ。

 ほれ、お前らも見てみろ。」


俺が若干ふて腐れながらそう言うと、ガイアスはその紙束を周りに回す。

それを見たものの反応は大きく分けて3つ。


愉悦、驚愕、呆然。


具体的に言えば、オルハウストやガイアス、平民の士官たちが愉悦、オルト殿などの普通の貴族は驚愕、クズなんかの馬鹿貴族候補たちが呆然、となっている。

そして、クズが叫ぶ。


「馬鹿な!?、俺に対しての「家名剥奪請求」だと!?

 そんなものが役に立つとでも思っているのか!?」


あまりにも予想通りの反応に笑みがこぼれる。


(まさに飛んで火に入る夏の虫だな。

 自分から破滅への一歩を歩んだ。)


クズに向き合う。


「おやおや、それはおかしいな。

 『デルト王国新法第26条・王都などの、その街における国民の1割を超える同意を得た時、その街に属するその者の家名を永久に剥奪し、それ以降平民と同列視することとす』

 これは確かに書物に書かれていたが?

 しかも、デルト王国新法はここ最近、僅か5年前に施行されたばかりのものだ。

 そしてこの国では法律は、貴族での3分2以上の同意が無ければ制定されることはない。

 間違いなくお前たちはこの法律について知っているはずだがな。」


それを聞くと、クズは馬鹿にしたように言う。


「馬鹿め、俺はそんなことを言っているのではない。

 お前はこの王都に平民どもが何人いるか知らないのか?

 40万人だ、その1割と言うことは4万人の同意が必要なんだよ。

 この紙に書かれているものはせいぜいが3000と言ったところ。

 それで足りるわけがないだろうが。」


その言葉も予想通り。

その言葉を聞き、周りのざわめきが収まり始める。

皆、この署名では何もできないことが分かったのだ。

だがここで重要なのは「署名の数」ではなく、「署名が行われたという事実」なのだ。


「言うじゃないか、呪いなんて不確かなものに踊らされた愚か「もの」が。

 昨日は怖がりなせいで大層うるさかったそうだな、オルト殿から聞いたぞ?

 あんな嘘を本気にするような矮小な脳しかないのなら、この署名の意味にも気付けないだろうな。」


鼻で笑いながら全力で小馬鹿にすると、もはや人語ではない音がし出した。

昨日の怒りを取り戻させることに成功したようだ。

「あれの原因はまさか君だったのか!?」なんて声が聞こえた気がしたが、気にしない。


「さてここで問題です。

 今までこの法律が出来たにも関わらず、一度も実行されたことがありません。

 それは一体何故でしょうか?」


その言葉に、誰も答えない。

答えられないからではない、単純に簡単すぎるからだ。


「答えは、この国の識字率が低いから、でした-。

 なかなか問題だよな、大多数の人間は、自分の名前ぐらいしか書けないんだから。

 そんな人たちが難しい法律の本なんか見るわけないし、この法律について知らない人間が多いのも当然だ。」


それこそが、貴族たちがこの法律を王が制定した時に反対しなかった理由。

字を知らない者が、法律についてしるなど出来るわけがない。

だが。


「ふん、平民などそんなも―」


「でも、知ってしまったわけだ、その法律の存在を。

 自分たちを脅かす存在に対し、自分たちが無力ではないことを彼らは知った。

 署名という方法でね。」


その言葉に、この空間にいる全員が息を呑む。

そう、署名するに当たっては、それを何に使うのかを明示しておかなくては意味がない。

故に署名したということは、それについて知ったということなのだ。

それは、今まで無力だった存在が、自分たちへの剣を持ったに等しい。

それを認められないクズは、なおも反論する。


「だが4万の署名を集めることなどまず不可能だ。

 集まるわけがない。」


少しばかり冷静さを取り戻したクズが、自分に言い聞かせるように言った。

そしてそれすらも粉砕する。


「残念、これはほんの一晩で集まった署名だ。

 つまり、この調子でいけば10日もすれば楽に集まるんだよ。

 そしてこの署名を知った人間はさらに別の人間に話を広める。

 そうなれば、さらに加速することだろうな。」


「ば・・・かな・・・」


ただただ絶句するクズ。

実を言うと、今回の件は俺が色々と悪企みした結果なので実際にはそう上手くはいかないだろう。

だが、今ここにいる奴らにはそれを知る術が無く、俺の言うことを信じるしかない。


「はは、面白いもんだなーキゾクサマ。

 お前は今まで、自分が馬鹿にしていた平民の手で陥れられるんだよ。」


そのまま実にいい顔で、どんどん精神的にクズを追い詰めていく。

そしてそれに圧され、もはやまともな思考が出来なくなっている。


(ん、そろそろ頃合いかね。)


止めをどう差そうかと悩む。


「は、ハハハハハ!!」


「ん?」


そんな時、突然クズが笑いだした。


「調子に乗るなよ小僧!

 そんなもの、平民に圧力をかければいいだけのことだろうが!

 そうだ、俺の家の力を使えばそんなものどうとでもなる!

 平民は権力には逆らえないんだからなあ!」


どこか狂ったように、そう捲し立ててきた。

王の前で堂々とこんなことを言う辺り、もはや正気には見えないが、言ってることは間違っていない。

署名が集まるまでは、これがサイデンハルト家の人間であることに変わりはない。

そして『四家』の者であれば、平民に圧力をかけてしまえばどうとでも出来る。


(愚かしいな、本当に。

 今まで権力に縋って生きてきたために、それがいざ失われようとなるともはやなりふり構わずか。

 自分のものでないものに縋る「もの」ほど見苦しいものはないな。)


だが、その考えは既に破綻しているのだ。


―――自分が、まだ貴族で居られると思っている時点で


「うるせえよ。」


「・・・何だと?」


最早、これを俺は価値ある「もの」として見ることができない。

だから、ヤル。


「どこまでも見苦しいな貴様は。

 自分の力でないものに縋り、それが失われそうになったからとダダをこねる。

 完全にゴミ以下、汚物以下、最早「人」どころか「もの」としての価値すら失ったか。」


「き、貴様・・・!!!」


昨日からの怒り、そして今この場での自分の立場が失われそうになっていることへの恐怖。

それらを燃料とし、起爆剤で着火する。


「挙句の果てに、ただ自分の意見を言っているだけの署名者に圧力だ?

 器量の小ささもダニ以下だな。

 いや、ダニに失礼かそれは。」


「貴様!!!」


そう、禁句を口にすることで。









「そんなことだから、弟に勝てないんだよ。」









「貴様ああああああああああぁぁぁぁ!!!!!!」


それは、これが最も気にしているであろう言葉

今の己の歪みをつくり上げた原因

それ故に、この言葉は言葉以上の効果を発揮する


走り寄り、そのまま腰の剣を抜いて切りかかってくる。

周りの人間はそれを止めようとするのだが、あまりに突然の行動であるために反応が遅れた。

取り押さえようとした手をすり抜け、剣を振りかぶる。

周囲が息を呑む。

ただし、オルト殿とセフィリアさんは驚いてはいるものの慌てる様子はない。

そう、彼らは知っているのだ。

俺が、武器以上の技術を持っていることを。

食物ですら強化する、闘気という技術を。


クズは、俺が入口で武器を取り上げられたことを知っているために対抗できるはずがないと高をくくっている。

その醜い笑みがその証拠だろう。

俺はその自身を、打ち壊す。


   ガキィィィッッ


どこかで聞いたような金属音が響く。

そして。剣は止められる。


「さて、ここまでの話で俺は貴様を徹底的に否定してきた。

 それでは、今のお前に唯一人並み以上に秀でてる点、武力ですら否定させてもらおうか。」


悪魔の様な笑みを浮かべてそう告げる。

そして、手に持ったものに力を籠めて押し返す。


「・・・は、え、あ?」


クズは何が起こったのか理解していない。

それを見ながら言う。


「あれの自信、自尊心、それらを完膚無きまでに破壊しつくしてやろうじゃないか。」


そして、俺は得物を両手で構える。




「さあ行くぞ、《妖刀・葱一文字(ネギイチモンジ)》!!!」


血に塗れたかのように真っ赤なネギを。









「結局使うんですね(だな)、貴方は(君は)!!!」


どこかでそんな叫び声がした。






まあそう言わないでください。

これがちゃんと、あれを絶望に送る布石になってるんだから。



面白いと思ってくだされば、是非評価を

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