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第3章までの人物紹介(※ネタバレ注意)


読み飛ばしてくださっても大丈夫です。

◎簡単な登場人物紹介


まず簡単な紹介をしています。下に行くと、より詳しい紹介があります。


【主人公と仲間たち】


・サキ

 主人公の半吸血鬼の少女。一人称、私。十五歳。黒髪黒目。前髪を分けた長髪。蝙蝠のような黒い翼をもつ。現在は槍を持っていないため、素手か血槍を生成して戦う。


・ラキ

 半獣族。ラナの片割れの弟。一人称、俺。十四歳。黒髪赤目。獣耳はフードで隠す。双剣使い。双剣をブーメランのように投擲する。


・ラナ

 半獣族。ラキの片割れの姉。一人称、私。十四歳。黒髪赤目。基本ラキ以外には敬語。低い位置での二つ結び。可愛い。獣耳は魔術師の帽子で隠す。現在も洗脳が解けていない。


【帝国軍暗殺部隊】


・サリィ

 緑髪赤目の女性。五十代くらい。実力派の将軍。二十年ほど前に暗殺部隊の育成を任された。


・フィロン

 淡い赤の目と髪の男性。二十代半ば。現在は反乱軍にいる。


・ソニア

 金髪碧眼の女性。二十代半ば。現在は一応帝国軍にいる。


・テツ

 青い髪に紺色の目の男性。二十代半ば。現在は一応帝国軍にいる。


・レーシュ

 白いふわふわの髪に紫の目の女性。二十代半ば。現在は一応帝国軍にいる。


・ミラク

 黒髪に猛禽のような黄色の目の男性。二十代半ば。裏の主人公的存在。十代半ばで暗殺部隊を抜け、現在は快楽殺人鬼をしている。


【その他】


・ユリアナ

 帝国の皇帝(亜種族の傀儡)の末娘。金髪碧眼。二十代半ば。見た目は人族だが、母は長耳族。現在は反乱軍に身を寄せている。


・ライト

 サキの育ての親。元帝国の英雄で、現在は帝国最西部のシャトラント村で槍術道場を営む七十代の男性。見た目は人族だが、鬼族との混血。


・ヴェルデ

 緑髪緑目の男性。帝国軍警備隊副長。二十代半ば。信仰心が強い。冒険者上がりで女好き。チャクラム使い。現在はサリィに捕まり、処刑を待っている。


・シャトラント村の村長

 帝国最西部の海沿いの村・シャトラントの村長。八十歳くらい。十五年前、嵐の夜にサキを託された人物。







◎長めの登場人物紹介


(※ネタバレ注意)


【主人公と仲間たち】


・サキ

 半吸血鬼の少女。十五歳。シャトラント村で、かつての英雄ライトに育てられた。黒髪黒目で、長い前髪を分けている。蝙蝠のような黒い翼を持つ。血液を操る能力を持ち、血液を槍として使う。本人にあまり自覚はないが可愛い女の子が好き。調子に乗りやすい性格。一番癪に障るのは雑魚扱いされること。

 旅立ち当初は自信と希望に満ちていたが、戦いの中で現実を知るようになり、自身の限界を悟るようになる。特に、最初の旅の仲間だったミラクに裏切られ、もう一人の仲間ニーナを殺された経験が深いトラウマとなっている。

 ラキやラナと出会った頃はまだ強気だったが、彼らを守れなかったことでさらに悩みが深まる。だが、それでも立ち上がる力を持つ少女。


・ラキ

 半獣族。ラナの双子の弟。十四歳。黒髪赤目。フードの下に獣耳を隠している。冷静で頭が回る。戦闘では双剣を投げて戦う。


 父親が死んでからは、双子の姉であるラナだけがすべてだった。優しいラナを守ってきたため、警戒心が強い。自身が強くあらねばという意識がある。冷静で頭が回る。

 大河に流されていたサキを助けるが、最初はサキを警戒していた。サキから亜種族が差別されない村の話を聞いたり、冒険の話を聞いたりして、外の世界に興味のないふりができなくなる。そして、帝国の片隅でくすぶっていた自分とラナを旅に誘ってくれたサキのことを好きになる。

 素直に本心を表現するのは得意ではないが、実直でシンプルな性格。純粋な戦闘力ならサキに劣るが、頭脳と戦術を活かせば同等の強さ。 

 ミラクのことはサキの話でしか聞いたことはなかったが、サキのトラウマを作り、サキを心身共に深く傷つけたミラクのことは嫌いだった。実際に会ってからはもっと嫌い。サキにミラクに似ていると思われていたことはショックだった。ラナへ少しシスコン気味。


・ラナ

 半獣族。ラキの双子の姉。十四歳。低い位置で二つ結びにした黒髪赤目の少女。

 人族が大多数であるため亜種族が差別される帝国西部で息を潜めて生きてきた。優しく思いやりがある。サキから亜種族が差別されない村の話を聞いたり、冒険の話を聞いたりして、外の世界に興味のないふりができなくなる。

 基本的にラキ以外には敬語。

  

 ラナは武器を持たないため、ミラクの奇襲のときサキとラキとは違いレーシュと居たため、洗脳が解けないまま。

 

 

【帝国軍暗殺部隊】


・サリィ

 緑髪赤目の女性。五十代くらい。実力派の将軍で、二十年ほど前から帝国の暗殺部隊の育成を任されている。ライトの実娘。 

 奔放な将軍だった母アリアと秘境で二人きりで暮らしていた。

 ある日、消えたアリアを探して旅に出る。

 色々あった末に都に辿り着き、軍に入る。そして、ライトと出会ってしまった。

 詳しくは「番外編 〜鬼女サリィの生き様〜」に書いてあります。

 現在は、大臣直属の武人集団鋼鬼四天とともに反乱軍の掃討作戦を進める。


・ミラク

 黒髪に猛禽のような黄色の目を持つ快楽殺人鬼。二十代半ば。暗殺部隊は十代半ばで脱走してからは主に大河周辺での殺人を繰り返していた。サキの過去最大のトラウマを作り出した人物。


 暗殺部隊訓練兵のときは優秀でランク 1 だったが、初めて人を殺したときに感情(彼にとっての快楽)を味わったことで堕落する。ある任務をきっかけに部隊を脱走してからは、人の感情をかき乱した後に殺すことで快楽を得ていた。だが、殺したはずのサキと再会し、彼女に執着するようになる。

 自身のある程度の強さを認めながらも、そこにプライドはなく、引き際はわきまえている。

 サキを裏切ってからはしばらく姿を暗ましていたが、サキと暗殺部隊の訓練場である砦で再会してから、また姿を見せるようになった。



・フィロン

 淡い赤の目と髪の男性。一人称、僕。二人称、雑魚(もしくは君)。二十代半ば。現在は反乱軍にいる。特出したもののない訓練兵だったが、共に暗殺部隊に配属された兄が一人で脱走しようとして殺された辺りから狂いだす。

 反乱軍を創設したのはフィロン。


・ソニア

 金髪碧眼の女性。二十代半ば。現在は一応帝国軍にいる。一人称、わたくし

 暗殺部隊より酷い環境だった都シュタットの中心にある城でユリアナの影武者として育てられていた。用済みとなり、暗殺部隊に配属されることになった。

 城での扱いが酷すぎたため、暗殺部隊で性格がより明るくなった。


・テツ

 青い髪に紺色の目の男性。二十代半ば。現在は一応帝国軍にいる。ソニアと一緒に居たいと思っている。


・レーシュ

 白いふわふわの髪に紫の目の女性。一人称あたし。二十代半ば。現在は一応帝国軍にいる。暗殺部隊の最古参組の一人だが、魔術の研究ばかりしているため、サリィからはまともな任務を与えられていない。辿々しい話し方が特徴。


【その他】


・ユリアナ

 帝国の皇帝の末娘。金髪碧眼。母親は長耳族。一人称、わたくし。反乱軍に身を寄せている。ソニアのことが好き。

 詳しくは第3章の後の間話「ユリアナとソニア-純真な皇女の真似事-」に書いてあります。


・ライト

 サキの育ての親であり、かつて「帝国の英雄」と謳われた人物。鬼族との混血だが、見た目は人族(角はない)。現在はシャトラント村で槍術道場を営む。

 少年のころにシャトラント村から、亜種族と人族の戦争……のちに『大陸戦争』と呼ばれる歴史上最大最悪の戦争を、終わらせるために旅立った。

 そして『帝国建国の英雄』と呼ばれるほどの偉業を成した。

 亜種族たちが、「人族の王を皇帝に立てる」という人族に有利な条件を認めて『大陸戦争』を終えることを決めたのは、ライトのおびただしいほどの戦果が一因。

 ライトは、数十年のあいだ帝国軍人として活躍した後、余生はシャトラント村で送ると決めて帰郷した。そして、サキを引き取って育てることになった。


・ヴェルデ

 帝国軍の警備隊副長。緑髪緑目の男性。信仰心が強い。(フィロン曰く信仰バカ)。冒険者上がりで女好きの軽い性格だが、戦闘能力は高い。武器はチャクラム。現在、サリィに捕まり処刑を待っている。


 実は捕まってから、なんでユリアナを反乱軍に巻き込んでしまったんだと思い詰めている。(誘ってきたのがヴェルデであろうとなかろうと、ソニアの名前が出た時点で、ユリアナは反乱軍に手を貸していた)


・シャトラント村の村長

 八十歳くらいの老人。かつてライトと兄弟のような関係だった。嵐の夜、サキを託された。彼の父親の前村長の家に、子供だった頃のライトは身を寄せていた。

 今は真面目な村長だが、若い頃は次期村長になることを決められた未来が嫌で、道楽息子のような態度を取っていた。ライトとは兄弟のような悪友のような関係だった。



◎相関関係

いくつか気に入っている関係をまとめました。

気が向いたら追加する可能性があります。


・サキとミラク

裏切り者↔︎玩具

※↓第18話【裏】「殺したはずの少女」より

(生者に対して得られた『感情』に身を震わせた。高揚のままに笑む。

 --お前は俺と刃を交えることで分かり合おうとしていたな。

 ならば、当然……受け入れてくれるんだろう?

 殺すことでお前に対する『絶望』を抱き、そして理解したいという……この『感情』を。)


・サキとラキ

仲間。一緒に旅に出てくれてありがとう↔︎亜種族が差別される西部でくすぶっていた俺とラナを連れ出してくれてありがとう

・ラキとラナ

たった一人の姉。優しいラナを守るために強く、冷静でなければいけない↔︎たった一人の弟。背負っているものをもっと分けてほしい

・ソニアとテツ

仲間。暗殺部隊で初めて秘密を共有した↔︎仲間。ずっと一緒に居たい存在。

・ソニアとユリアナ

純真な聖女だったはずなのに↔︎笑って満たしてくれる存在だったはずなのに

・サリィとライト

どうしようもない愚か者↔︎娘と思われる存在。過去の向き合い方に後悔している

・フィロンとミラク

元々ランク 1 だったが、今は紛れもない雑魚であるはず。兄を追い詰めた一因↔︎つまらない。悪趣味

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