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一方その頃〜王都前哨戦〜

ライト王子...3章以降、閑話ぐらいしか出てないあの王子が、ついにメインパート進出!


気張れ!!


ライト王子「作者」


なんじゃ


ライト王子「前哨戦って書いてあるのですが」


......ふぅん(・ω・`)

『来たか...来たか、来てしまったのか?!』


『来てしまいましたねぇ』


のんきだなお前!とライトも声を出しそうになる。


ライト、ウルフィアス、そして妻のエマは。第2王子の軍...魔導師約1000名、兵士5000の軍で、王都よりかなり離れた場所でアイテールの行く道を防ごうと陣を張っていた。


何故王都からかなり離れた場所で陣を敷くのかーーなどについては追々説明する。


しかしながら...ちょっとアレはデカすぎるだろう...


超高層ビルほどありそうな巨大ミミズが怒涛の勢いで接近して来ているのだ。家臣内にも激震が走る。


あれー文武両道な自慢な部下しか連れてきてないんだがな?


撤退しましょう?アレはムリだろう?


あーあー聞こえなーーい


今更ムーーーリーー


だって父上にこのやり方が一番成果あげられるって言ってやらせてもらってるんだもん。


今更なんもやらないで撤退とかできません


それに...勝算があるから、私はここにいる!


『魔導ゴーレム、起動!!!!』


ライト王子の号令と共に、袋に包まれていたそれが、アイテールの目の前に露わになる。


それは、超巨大な砲身であった。


城門の警備のためにある希少な武器「大砲」


それを何十倍にも砲身を大きくしたもの。


それを後ろから、魔導ゴーレムが支えている。


『どうだ...これがぁぁぁぁ!!俺の夢だぁぁぁぁぁぁ!どーーーだウルフィアスぅぅぅぅ!!!』


『あーはいはい、あの馬鹿でかい砲身設計したのがライト王子で、後ろで支えてるゴーレム作ったのが俺ね、エマ様』


明らかにおかしなテンションになっているライト王子と、後ろでフォローするウルフィアス


この砲身、明らかに2人の関係のようである。


『これ...見てくれは立派だけど、ちゃんと攻撃できるの?』


単純に疑問を呈するエマにわからん!そうライトは言い放つ


試しうちすらできなかったわ!おかげさまでな!


復活早すぎるんだよ怪物が


アイテールに悪態をつく


ーー魔導師の数はそもそも少ない、使えたとしても、有する魔法は1つのみ


王国にいる魔導師は約1000人程度。


冒険者ギルド、魔導師ギルドなどに所属するものを合わせても、精々2000人程度のものである。


そのうちの王国にいる950名をライト王子は囲っている。今回は、そのうちの800名ほどを使う。


ーー魔導師は1つの固有の魔法しか使えない。


コレットの魔法や、ウーフィルの魔法もその一種である。


基本的に被る場合もあるが、基本的にはバラバラで、その種類は多岐に渡る。


それを1つにするのだ。


魔力になる元は全て同じである。


それを砲身に貯める。元々保有魔力量の多い魔導師達を集めて、魔力を集め、放出する。


小さいものだけでも、魔導師5名ほどでも大岩を砕くレベルである。


これが2倍、3倍になるのだ。


どれくらいの威力になるか想像もつかない。


ふふ、ふふふふふ。楽しみで仕方ない


これが相手に効くかよりも、これが撃てることに、ライトは興奮を隠せない


これが夢だ。


一介の研究者としての俺の。王子としてではない、ただのライトとしての一撃。


『あと5秒で射程内にも入ります、あなた』


おっ、流石俺の嫁!


気づけば、近くにいた兵士達も、準じて弓矢を撃とうと準備している。


あーいらないと思うけどなぁ。


攻撃すると、触手の反撃が飛んでくるらしいから。


それに弓矢とか何百発受けても無駄だろあれ。


『魔導大砲、発射準備完了した。いつでも撃てるぞ』


ありがとうウルフィアス


準備は全て整った


これで兵器の歴史は変わる


そのためには...お前が邪魔だ。


自称たる神よ


『撃てぇぇぇぇ!!』


魔導大砲より、光が指し


一直線にアイテールに向かって飛んで行く。


眩しい閃光は、そのままアイテールに直撃し


炸裂した。



ライトの発狂が可愛いですなぁ〜\\\٩(๑`^´๑)۶////


うひょぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁ


魔導大砲!魔導大砲!うっひょぉぉぉぉぉ!!


男のロマン!男のロマン!

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読んでくれてありがとうございます! これから全10章、毎日投稿させていただきますので、是非よろしくお願いします @kurokonngame くろこんでツイッターもやってますので、繋がりに来てください。
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