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決勝トーナメントから逃げよう

自分のキャラがすぐやられた!とか


もっとこんなキャラにして欲しかった!とか言う方はすいません。DMかなんかで言ってくれればなんとかします。


結構書いてて楽しかったので、また次章のおまけでもやれたらいいなと思っております。

「それまで!決勝トーナメント第2戦、クレナイ選手対ライト選手の勝者はライト選手です!』


スタジアムの様々なところから姐さん!という声がかかる


『いや、僕は男だ!!』


ライトの声が会場中に響くが、誰も聞こえてない。


ライト選手は、20代後半には見えないぐらいの中性的な顔つきと、青いドレスのような派手な服が特徴の選手だった。


......なるほどイケメンだな


武器は「カットラス」


緩やかに湾曲した刀身が特徴の剣だ、頑丈で分厚く、普通の剣よりも少し短いのが特徴らしい。


先ほどの戦いもすごかった。クレナイが懐に潜り込もうとするのを上手くかわし、自分の間合いに持ち込んで相手を完封した。


『え〜海洋冒険者集団「復讐の碇」所属で、現在は冒険者を引退して、料理人として活動中のライト選手、ルーカン騎士団長の推薦で参加しました!ちなみに、女性、男性問わず救う男気から、様々な愛称で呼ばれているそうですえーっと例えば...』


そんなシノヅラの解説を遮るかのように、女、男問わず声援が飛んできた


流石姉さんだぜ!


姐さん〜〜!!


オカマ姐さん〜!!


『いや、オカマじゃないし...店の宣伝に来ただけだし...なんで出場する羽目に...』


そんな彼(彼女?)の声も、誰にも聞かれることはなかった。


3回戦のスタソニーさんとアロンの戦いは、普通にアロンが勝利した。


いや、すごいね。スタソニーさんの魔法、1発も当たらなかったし...


間合いを詰めて、気がついたら首筋に剣が突きつけられてる、そんな感じだったかな。


4回戦のエム選手とフラン選手の試合も見応えがあったなぁ。


フラン選手、仮面を被っててよくわからなかったけど、女性なんだって!細剣(レイピア)を巧みに使ってだけど、エム選手も負けてない。あの4足歩行で繰り出す剣を上手く捌いている。


結局勝ったのはエム選手だったが、女性の剣士に、会場から惜しみない拍手が送られてきた。


決勝トーナメントが終了、次は準決勝だ...と思ったら、シノヅカとルーカンさんが何か話しをしている。


なんだろう


会場が少しどよめく中、シノヅカがいつも通り、髪をかきあげながら解説の場所に立った。


『え〜このままトーナメントの続き、の予定だったのですが、ここで予定を一部変更しまして、予選とルールを合わせて、4人の準決勝まで進んだメンバーに合わせて、特別ゲストを入れた5名でやっていただくことになりました。』


へー、バトルロワイヤル式か、漫画みたいで格好いいかも。


『選手から既に許可は頂いております。一部の選手からは、対戦を熱望する人もいました...今、王都で新たな「神器使い」として、名を馳せているグリーン選手です!お願いします!』



............えっ?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


どうしてこうなってしまったのか


自分は今、鎧を着て、刃の欠けた剣を持ってコロシアムの会場に立っている


格好としては、プレートアーマーを、急所のみを守る形になっている。少しでも軽くするために選択したものだが...これが致命的にならなければいいが。


コロシアムには予選、決勝トーナメントを勝ち上がってきた猛者達


カミーユ、アロン、エム、オカマ姐さ...いやいや、ライトがいた。


『おっ、私と同じ名前の冒険者!頑張れー!兄上!一緒に応援して下さいよ!』


そう言って一人で盛り上がっているのは、ライト王子だ、その隣ではコレットが手を降ってくれている。


あぁ、さっきまであの席にいたのになぁ...僕も...


僕もそっちがいい...


『コロシアムには、5名、勝者は1人!騎士団長主催トーナメント、決勝ステージ、開始!』


シノヅカの掛け声で一斉に動き始める闘技者たち


『フフッアルノ領では遊ばれましたが、ここではそうはいきませんぞ!いざ!』


とカミーユがこちらに向かってくる


『悪いがグリーンには騎士団演習で散々世話になっていてな、ここでリベンジをさせてもらう!』


と言いながら剣を構えるアロン


『オマエ...さっき女といた奴だろう...俺は先月フラれたばかりだというのに...貴様は...許さん...許さんぞ...』


そう言いながら敵意剥き出しでこちらに駆けてくるエム


って、こっち睨んでたの、そういう意味があったからなんだ、以外とみみっちぃ!てか露骨だなぁ。


『んんっ!面白そうな波の気配、これは僕も乗らなくちゃ!』


そう言いながら笑顔でカットラスを振り回すのは、ちょっとオカマな我らが姐さん、ライトだ。


人格が交代するようなそぶりはない。


イエローの記憶で剣を使う武術系のも探したが...あるにはあるが、このレベルの騎士達を相手どれるようなものはない。


...逃げるしか...ない


もう嫌だぁぁぁぁぁ!


戦闘系の人格に変わることを祈りつつ、レッドは逃げ始めるのであった


おまけ編① 完


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『父上、頑張れーー!!』


観客席でグリーンの逃げているところを見守っていたコレットは、レインのはしゃぐ様子を見て首を傾げる


『え?貴方のお父さん、今闘技場で戦ってるの?』


『はい、そうです!ほら、あそこに』


そう言って指差す方向にいたのは、アロンだった。

つーことでおまけ編、終了


どー考えても出すのが不可能だったのが

瀧音静と、司馬遼さん、


ムリやろ...(´・ω・`)


どーしよ全員出すって言ってしまったよ

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読んでくれてありがとうございます! これから全10章、毎日投稿させていただきますので、是非よろしくお願いします @kurokonngame くろこんでツイッターもやってますので、繋がりに来てください。
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