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おまけパート〜王都Aブロック予選を見よう〜

ツイッター募集企画第2弾!


やるンゴぉぉぉぉwww

『それでは、Aブロック予選、開始です!!』


司会のシノヅラの声に合わせて、Aチームの面々が個々に戦闘を始める


場所はコロシアムのような形で、僕たちは戦いのあるコロシアムより少し上の場所で、それを眺めていた


客席ってーー楽だね。


あ、カミーユもいた。頑張れー!


コロシアムで使われる武器は、それぞれ刃が欠けている。勿論自分が持ってきた武器を使うのもありとなっているが、刃を削らなければ参加はできないことになっている。優秀な戦士を減らさないための配慮だ。


ちなみにルールとしては、自分が想定していた槍試合のようなものではなく、単純に下馬しての乱闘式予選である。気絶、戦闘不能、降参で敗退という超シンプルなルールで、審判員なども解除の四方に配置されている。


まぁ、それでもこんなルールなので負傷者は出る......


ドガッ!!


相手の剣をもろに顔面で受けて、1人選手が早速脱落した。


うわー今の痛そう。


『ウェム男爵領、ダルタニャン選手、脱落です!』


ベリアス王子の側にいた貴族の1人が、残念そうな顔をする。


そういえば、ルーカンさんの予選にも、貴族たちが自分の息子や客将達を参加させてるんだっけ、強い人を囲っていれば、それだけ自分の権威の象徴にもなるし、結構トーナメントって大事なのかも。


それに呼応したかのように、1人、また1人と人員は減っていった


あれ?そう言えばカミーユはる


カミーユは...まだ生きていた。


というか、コロシアムのど真ん中に立って、敵を誘って一網打尽にしている。


あれ疲れない?


しかしながら注目度はあったようで、会場からも応援がかかる。それに応えるかのように、カミーユは選手を叩きのめしていた。


うわーすごい。散々(クロだけど)にやられ続けたからね。そりゃあ強くもなるよな。


30分ぐらい経過して、残りが2人になった。


1人はカミーユ、最後まで中央にいて、多分一番多く人を倒したんじゃないかな?


もう1人は、標的にならないように上手く体力を温存していた全身プレートアーマーが特徴の金髪男だ。持っている武器は剣...?


それにしては、刀身が、ぐねぐねと曲がっている


『あれはフランベルクか、レイピアに近い剣だが、まさか実戦で使用するものがいるとはな』


ベリアスがいいところで解説をいれてくれる。なるほど、そんな武器があるのね


『さぁーとうとう2人が残りました、1人はアストルフ伯爵が騎士、カミーユ!対するは、グラミヤマ男爵が騎士、シスイです!』


シスイは剣をだらりと下げて、隙を伺っている。カミーユは剣を中段におき、隙の少ない構えをとった。


先に動いたのは、シスイだった。


間断なくカミーユに間合いを詰め、正確に喉を狙った突きを繰り出す。


カミーユの喉元に当たるか...と思われた突きは、カミーユが後ろに避けてかわす。それと同時に両手で持った剣を思いっきりシスイの剣に向かって叩きつけた。


パキィン、という変な音と共に、シスイが繰り出したフランベルクは、真っ二つにへし折れた。


『細剣全体に言えることだが...レイピア系は、総じて連戦には向いていない武器だ。強度に問題があるからな。攻撃をいなすのには最適だが、攻撃を受けるのには脆い。......そこを突かせてもらった』


剣が折られて使い物にならなくなってしまっては戦いにならない。シスイは降参を宣言して、Aブロックの勝者が決定した。


いや、そもそもレイピアとはいえ、太い小枝ぐらいの太さはあるフランベルク、しかも鉄製を真っ二つにへし折る腕力の時点で、カミーユはある程度人間やめてると思うんですけど...


その話をしたら、ベリアスもライトも、それぐらいはできると言ってのけた


あ...そうですか。


今日は2話投稿だ!俺の本気を見せてやる!!

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読んでくれてありがとうございます! これから全10章、毎日投稿させていただきますので、是非よろしくお願いします @kurokonngame くろこんでツイッターもやってますので、繋がりに来てください。
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