おまけ〜王都トーナメント予選を見よう①〜
おまけパートぉぉぉぉ!!
ギャグをやらせろ!!!!
(´・ω・`)ツイッターで募集した奴らめちゃめちゃ使っていくぞコラァ!!
時系列的には主人公が王都にいた3章あたりの話です
コレット、カミーユと共にルーカンさんに招待されて、「僕」はルーカンさん主催のトーナメントを見にきました、あどうもレッドです。
王国では、こういう小さいトーナメントがたくさんあるらしくて、これもその1つ。
『では、いってまいります』
『怪我だけはしないようにね、お父様がいい顔しないんだから、元々こういうのに出るのは』
『承知しました』
そう言いながらもカミーユさんの目は輝いてる、絶対にこの人クロと似てるよな...性格というよりは、もっと根っこの部分が...
僕とコレットはカミーユと別れて、案内の騎士達が教えてくれたとおりりに道を進むと、少年に出会った
『初めまして!本日お二方のお世話をさせて頂きます、小姓のレインと申します!何かありましたら、私にお申し付け下さいませ!』
そういうと、少年はぺこりと頭を下げた
あ、そうだ、この国では、騎士の子弟は7歳ぐらいから小姓として色々な下働きをさせているんだった
この子もそんな小姓の1人だろう。この歳で貴族の相手を任されるって、一体どこの子なのだろうか。絶対位の高い人の息子とかだ。注意せねば
レインの案内で、僕とコレットは案内席へ向かう...前に露店が少し立っていたため、そちらに寄ってからにすることにした。レインくん、ごめんね
騎士団長主催のトーナメントのため、大々的に宣伝されたトーナメントには露店なども並ぶらしい。
『レモンに唐揚げ、氷砂糖はいかがですか〜』
『焼き芋はいかがですか〜』
いや、何売ってるんだよ...焼き芋買って食べてみたけど、すっごいまずいし...
気を取り直して、他の露店で食料を揃えて、ルーカンさんに指定されているらしい席へ向かう
そこには、ベリアス王子もいた。
ベリアスはこの国の第一王子だ。
...知ってた。
アストルフ邸で過ごして少し、ヘルニンという若い執事さんが、教えてくれた
『こういう娯楽のお誘いでも、裏では貴族同士の親睦を深めるものだったり、周囲に仲の良さをアピールするものだったりします。発言には気をつけて下さいね』
うう...本当にそうだった...席隣だし...
『奇遇だな、私も騎士団長のトーナメントには興味がある。次世代の王国を守る者たちだ。一目みにこなくてはな。』
は...はぁ...そうですか
コレットと2人でベリアスの隣に座る。ベリアスの斜め上を見ると、ベリアス派の貴族たちがずらりと並んでいた。
『兄上〜こういう楽しい見せ物に私を呼ばないとは、一体どういう了見なのですか?ルーカンに許可はもらってますが...来てしまいました』
......ライト王子も来ちゃったよ
この国の王族は暇なのか...後ろにもライト王子の取り巻き貴族がいて、僕を境にライト王子派とベリアス王子派にわかれてるし...
あ〜あ胃痛。長い一日になりそうです...
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『えー皆様ようこそお越し下さいました、私は今回のトーナメントの司会をやらせて頂きます。シノヅラと申します。』
そう言って髪をかきあげているのは、馬面の司会者だ。
『予選ではA〜Dの4ブロックに別れて頂き、予選で勝ち上がった4名、そしてルーカン様に招待された4名、合計8名で戦ってもらう本戦と分かれております。では、予選を戦う120名の皆様、どうぞ』
ずらずらと戦士達が並んで行く
その中には...獣のような耳をつけ、身体中から毛を生やす、獣人がいた
思わず獣人を凝視してしまう。
獣人は犬のような顔に、暗いオレンジのような色をした体毛をしており、腰に剣をさしていた。
『ん、グリーン、獣人を見るのは初めてか?あれはマライヤ男爵の客将だな、獣人なんて最近めったに見ないからな、名前は.....んう、エムか。すごい体躯だな。』
ベリアスの解説を聞き流しながらも、僕はその獣人を注視する、なんか今、すごい睨まれたような...気のせいかな?
『Aブロック予選の準備が始まります!B〜Dブロックの選手は退場して下さい!』
こういうと、獣人の人も引き上げていく。
おっと、気持ちを切り替えなければ、カミーユもAブロックの予選に出るらしいしね。
波乱のトーナメント予選がスタートした。
元々王都編に入れようとしたものを
尺が長すぎるとカットしたもののため
構成が楽で助かります
(適当)




