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多重人格者が異世界転移したら1人増えました あれ、お前魔王じゃね?  作者: くろこん
5章 魔王と多重人格者は互いに相対す
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エピローグ2〜魔王の報酬〜

魔王こと、


シンヤ・カワサキのエピローグです。

薄ぼんやりとした光を感じ、俺は目を覚ました。


ここは...どこだ


あたりを見回す、ここは病室なのだろうか。


そうだ!俺は確か暴漢に刺されて...!


急いで傷を確認する


え...傷がほとんど塞がっている.....?!

というか、治りかけている


これは一体、どういうことなのだろうか


病室を抜けて、廊下へ出る。


廊下は薄暗い、しまった。時間を確認するべきだった。気が動転してなにもしてなかった。


たまたま廊下を巡回していたナースさんを呼ぶと、すぐに医者の方が飛んできた。


すぐに腹部の検査を始める


どこにも異常は見当たらなかった、ほぼ完全に完治しており、傷もじきに塞がるだろうとの診断を受けた


信じられない...


警察の人が飛んできて、事情聴取をされた。


刺されたこの時間は、警察官の油断で市民に重症を負わせたとしてちょっとしたニュースになっており、警察からの事情聴取もそこそこに、俺は朝を迎えた。


俺の生活は...一変...することもなかった。


マスコミの興味は、被害者の俺、というよりは警察に向けられているらしく、そこまでしつこい取材などはされることもなかった。


俺は普通の生活に戻った。


妻のところに戻り、2日後ぐらいには仕事に戻った。


災難だったな、と仕事仲間にネタにされている日々は、1年経った今も続いている。


最近妙にいいことが続いている。


ふと買った宝くじが4等だけど当選してたり


とうとう昇進が決まったり


どうなってるんだろうな、まぁ一番は


息子が産まれて、なんの事故もなくすくすくと育っていることかな。


いや〜かわいくてしょがないよ。


ふと、幼児向けのテレビを見てると


懐かしいアニメが出てきた。


勇者と魔王の物語だ。懐かしいな。



懐かしい?



本当にそれだけなのだろうか。



次回から、ツイッターで募集しているおまけ話に入ります!


ゆっくりやりましょう

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読んでくれてありがとうございます! これから全10章、毎日投稿させていただきますので、是非よろしくお願いします @kurokonngame くろこんでツイッターもやってますので、繋がりに来てください。
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