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外伝 戦争の裏で...sideグリーン

???「オレが来たぞー!」


グリーン目線の話です

「オレが来たぞーーー!!」


グリーンのテント内に、商人ギルドマスター、ジャン=ギルドバスターの声が響き渡った。その後ろには勿論ジュダル、マリンが続く。


相変わらずやかましいな


「お前うるせぇぞ」


「本音と建前がほぼ同じだと!?まぁいい、新しい物資と人員だ。王国側から引っ張り出してきた。復興しなければならない分もあるからこのぐらいで精一杯だな。あと1ヶ月ぐらいすれば糧食問題にまで発展するかもしれん...」


「まぁ、そりゃあそうだな」


「そうだろ?他にも色々と問題もあってさぁ...」


ジャンが、頭をボリボリと掻きながらそう答える。その顔には明確な疲れが滲み出ていた。


人魔大戦、魔族と人間間の熾烈な戦争の余波は、人の流れにまで当然出ていた。都市の崩壊なども含めて食料品の流通も滞り、完全なる復興はまだまだ遠いところにあるだろう。


ライト王指揮下のもと、農村の生き残りを都市部に集めたり、王都で暮らすことのできる人員を増やすなどの中央に人民を寄せる動きを活発にし、農村などの過疎地体の人員から取る税金を少なくするなどの措置を取ってはいるが、それでも現状した人はすぐさま増えることはない。


しかしこの3年間で、そうした混乱も収まりつつある。その折に起きたのが冥界之王、アヌビスの宣言だ、そう考えると今回の措置は王国や他の地域にまで勢力が広がらない為に戦力を集中させたと言える。


勿論他の地域にゲートが出る可能性もあるが、それはフレイヤ以下神々が止めている状況だ。


「糧食の問題はいい、この戦いはもうすぐ終わるかもしれんしな」


「は?な訳ないだろ、まだまだこの戦いは続く。2柱との交渉だってあるしな」


グリーンは諸外国に、2柱アヌビスに自分たち人間の力を見せつけ、その後アヌビスとなんとかその考えを思いとどまるようにと交渉を行うということを言っていた。


てか、そう言わないと教会勢力がうるさい。


「違うんだジャン、この戦いは。冥界に行く、アヌビスと蹴りをつける。これをしねぇと終わらない」


「・・そういうもんか?」


「そういうもんだろ、第1あっちから吹っかけて来たんだ。それなりの報復は覚悟してもらわないと困るだろ?そのためにジャンにはアレを俺の領地から持って来て貰ったんだからさ。」


「そうだぞ!あれ取ってくるの無駄に苦労したんだ!大事に使いやがれ!」


「はいはい、わーーったよ」


口やかましく言いはじめるジャンに対してグリーンも横柄にそう答える。ジャンは、自分が貴族になっても変わらず接してくれる人間の1人だ。こういう奴がいてくれんのはありがてぇな、多いといけないんだろうけど。


ともかく、ジャンがくれた箱の中身を確かめる。


その箱の中には、一本の木が入っていた。


そうそう、これだよこれ。


ヴィヴィ、神からこれをお礼にくれた時は結構喜んだ。


この木材の名は『バウムクーフン』宝具でも傷一つつけることができなかった木材だ。


バウムクーフンとヴィヴィが話をした結果、命を救い、故郷を作ってくれたオレに木材の心臓部、つまり加工は難しいが強度は折り紙付きの特注品をプレゼントしてくれると聞き、ジャンに頼んで持って来てもらったという訳だ。


これをただ鋭くする、特別な意匠はいらない。


ただ神に届くものを作る。


話を聞いた限りでは、レッドも神器を手に入れたらしい。その才能も後で見てみたいもんだな


新しい素材、それを前にする。


いいね~時間はねえが、楽しくなって来たじゃねぇの!




逆襲の素材...まさかの木!?

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読んでくれてありがとうございます! これから全10章、毎日投稿させていただきますので、是非よろしくお願いします @kurokonngame くろこんでツイッターもやってますので、繋がりに来てください。
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