グリーンは魔法が使いたくてたまらない?!?!
コレットの影が薄くなって来てるなと薄々感じて来た私です。ナンジャラホイ。
よっしゃ!ということで今日はオレだ!グリーンだ!
なんかアストルフの予定に従って動いてるみてーだが、俺は魔法局に行きたいんだ!召喚術に関しての研究とかしてるだろ絶対!ということで少し予定を前倒しして、魔法局に向かうことにした。メンバーはコレットカミーユといつものメンバーである。
魔法局の面々と再会し、前にレッドが行った時にできなかった話をする。
『ここの術式詠唱は、もう必要なくなるということかね?』
『ああ!戦争なんかしてるときに長々と詠唱を喋るのは無駄だ!必要な文言だけをこれからは切り取って、なおかつ威力を増大させるために必要なものを入れる!昔からの同じ詠唱を全員が使う時代は終わった!むしろ全員それぞれ自分に合った詠唱があると見ている。まずはそれに法則性がないかどうかを確かめなきゃな!』
『今までの既存の詠唱は時代遅れと?』
『今までお前たちがやっていた詠唱方法は、おっさんに子供用の服を着せてるのと同じだ!服だけど明確にちげぇ!自分にあった服をつけてやらねぇとな!』
魔法局の面々とグリーンの議論は止まらない。
あっという間に半日が過ぎ、昼飯をご馳走になることにした。
メンバーは俺たちとウルィアス、カールである。カールを呼んだのは鑑定魔法をやってもらうためだ。
基本的に前回は魔法の名前が重複してしまっており、自分がなんの魔法を使えるかはわからない、しかし、自分がどのくらいの魔力を持ってるかはわかるはずだ。人格により魔力が違うということは、前にイエローが魔獣狩りに行ったときに判明した。
別に魔力の量を見るだけならマロンでもできるのだが、せっかくだから詳しく知りたいとカールに頼んだのだ。カールはすぐに鑑定魔法をしてくれた。
『じゃあ試しにやって見るか、見通せ、全てを.........』
詠唱を試してみる。カールも新しい詠唱を試し中だ、これはそれの一種である。
カールの体が少しだけ震える。
ん?おかしいな、そうカールが言うと、もう一度詠唱を読み始めた、今度は少し違う詠唱である。
カールの体が少しだけ震えた。
『あれ?グリーンさん、あんた魔力がほとんどねぇぞ?前と全然ちげぇじゃねーか』
........................(`・ω・´)モウヤダカエリタイ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー!!!
グリーンの叫び声が魔法局中に響き渡った。
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魔王は玉座にどっかりと構え、目の前の悪魔族の男の弁明を聞いていた。
他にも本日は魔族の序列1位から9位までが勢ぞろいしている。1位は勿論、魔王である。
『魔王様より賜った宝剣2振りのうち一振りを壊され、おまけに配下に私がつけた影を大勢失った?しかも報告では敵の一行は少数で奇襲をかけるという魔王軍らしからぬやり方で行ったというのに、だ。この責任、どう取るつもりだ。ギール。』
そう言うのは私の秘書役も兼ねている魔狼族の王にして第3位、ウーフィルである。
言われた第9位の男、ギールもたまらず弁明をする。
その顔は汗にまみれており、今にも逃げ出しそうだ
『奇襲ではありません。相手の肝を潰すために派手に登場したまでのこと、決して魔王軍の品格を汚すようなことはしておりません、しかし神器使いの実力を侮り過ぎたのは事実、あまりにも動かす駒が少な過ぎました。』
『ギザマニマガゼダマオウサマノハンダンガマチガッテイタトイイタイノカ?ギール』
そう機械族の王にして第5位、ウォーカーがそう言った途端、魔王軍幹部達が殺気だった、許可さえあればギールなぞ数瞬で灰燼にしてしまう猛者が8人いるのだ。ギールからまたもや汗が噴き出した。
そこまでだ、魔王は杖を鳴らし、そう言う。
『ギールは役目を果たした、十分である、しかし魔王軍の気品を汚したしたと言うウーフィルの意見も最も、そこでギールに謹慎を申付ける。しばらく自領にて待機していろ、これからの戦争には連れて行かんぞ。』
ギールは床に這いつくばって感謝し、その場を去っていった。
元々あの男に神器が奪えるとは思ってなかった。彼の役目は、旅路において襲撃される可能性、神器使いを試したのだ。あのまま王都で縮こまっていてくれた方が魔王は都合がいい。現在人間が3本神器を所持している。こちらは自分が持っている1本のみ、自力では圧倒的にこちらが有利だが、わざわざ神器使いを団結させる意味がない。まぁ来たら来たで倒すのみだが。
『では、これより魔族始まって以来の...人間領侵攻を開始する!!!!!!目標は...帝国!!!!』
王の号令に対し、幹部一同が湧く、そしてそれに合わせて城の外にいた他の魔族達も沸き立つ。
歴史上最大規模の魔族侵攻が、始まろうとしていた。
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クソックソッ!まさか全ての行動が見張られているとは!そんなもの聞いていないぞ!
あの神器を手に入れなければ...私の汚名は晴らせない...!!力を...力を手に入れなければ!
まだ...私に何か方法はないのか?!
魔王様がいたと言う、あの地獄に行ってみるか...死ぬかもしれない。否、もう既に死んだも同然だ。今回の件で9位となり今までやって来たことは全て水泡に帰した。悪魔族は非力であり、他の魔族に比べると戦闘力は低い。それを、悪魔族の王として、知略で地位をあげていこうと日々努力していた、そしていずれは魔王になるべく努力して来た。しかし彼の夢はここで潰えた。こうなれば強くなるしかない。あの地獄に入ることによって。
決意したギールは、翼を出して、あの場所に向けて飛び立っていった。
後ろで魔族達が沸き立っていたのも、彼の耳には入らなかった。
やだ...ギールさん死んじゃうの...?!
99パーセントの確率で死ぬ!とか言うご都合必殺技、自分の小説では大体失敗します。主人公達は勝つべくして勝っているのです。
なのでギースさんはほぼほぼ死にます。頑張れギール。




