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イエロー遺跡発掘

ちょっとランクについて加筆。


基本的にモンスターと冒険者のランクは、別に


Aランクモンスター=Aランク冒険者


というわけではありません。Aランク冒険者は、あくまでAランクモンスターに挑戦できるだけですので、実際はAランク冒険者がかなりの数を組んで対峙することで、Aランクモンスターを退治することができます。基本的に冒険者はチームで動くものですから。


Cランク冒険者は何でも屋と大差なく、戦闘力がないものが選ばれます


B -が一人前、Bランクでそこそこと認められます。魔獣狩りとかにも行けます。


Aランク冒険者は国クラスにも2桁はいないレベルで、フリーの方が報酬もあるし束縛されないしで人気です。だって束縛されたいなら皆騎士になるでしょうし。


国に囲われているのに冒険者を名乗っている物好きは少ないです。あくまで冒険者という名前にこだわって騎士にならない者もいますが。


基本的には

Aランクモンスター> Aランク冒険者

Bランクモンスター> Bランク冒険者

Cランクモンスター>Cランク冒険者

これなのでご注意を


あ、Sは人外です、モンスターも然りですが。

「α(アルファ)は右手の通路の索敵、δ(デルタ)は左手の通路奥にいるモンスター2体の排除を頼みます」


返事はない、不要である。返事とは、双方ともにコミュニケーションが取れているかの確認作業だ。そんなもの、時には無音で会話を行わなければならないこの部隊には不要である。


行動で返事をすればいい


こうイエローは考えていた、そしてそれを部隊は正しく実行していた。


「こんなものか」


イエローはモンスターを排除して、または索敵を行なって戻ってくる部下を見てそう呟く。


水中神殿とはいえ、中は水を遮断するような構造でできているのであろうか?オワリのダンジョンのように親切に蝋燭がついたりすることはないが、それでも水中の中で戦闘を行わなければならないという愚行はしなくてすみそうだ。


グリーンが開発したイエロー、イエローの部隊のスーツは、イエローとイエローの部下達のスーツの性能に大きな隔たりはあるものの、その能力に大きな違いはない。


水中でも息が長持ちするマスク、水中でも戦闘が行えるよう極限まで軽量化されたスーツ。暗闇でも視界を確保できる暗視スコープ、熱探知。


元の世界の科学技術すらも大幅に上回っているであろうこのスーツは、グリーンが開発した特殊スーツ。


とは言っても、水中内で行動の制限された中では、人間の動きが鈍足になってしまうのは仕方がない。しかし、そこまで対応してこそのグリーン特性スーツである。そしてイエローの訓練を受けて来た精鋭だけあって水中であったとしてもCランクモンスターなら問題なく討伐できるレベルに達している。


そして今、海底神殿の中をイエロー一行は何の問題もなく進んでいる。前情報と違いなく、ローマ風の芸術品が風化し、保存状態が悪い状態ではあるが、残っている。これを無事に持ち帰ることができたのなら、一体どのくらいの資産になるだろうと、イエローは心の中で金の無心を始めるが、今回の目的ではないため排除した。残念。


・・小さいのなら、構いませんよな?


・・・やめときますかな。


そう、上手く行き過ぎている時こそ、慎重にならなければならないのだ。


そう、部隊の中に、見知らぬ人間が『2人』もいるようならば。


(1人は王国からの諜報員、ならもう1人は?私が得たどの国のものとも類似しない割に、儂の精鋭とほぼ遜色のない動き、2人とも完璧に儂の部下を真似ていると言ってもいいでしょう。)


そう、イエローの部隊である10人のうち、2人は自分の知っている部下ではない。イエローの10人の部下のうち7人はイエローと同じく仮面を被っているので、イエロー以外は、人が入れ替わったことに気づいていないようだ。


(徹底して個人の技術を高めたツケですかね、人が入れ替わったが、動きに多少違いがあっても違和感とは捉えないということなのでしょうが。)


この2人、いつ動く?


1人は敵対の意思はなさそうだ、しかしもう1人は?


コイツは無臭だ、スパイ特有の緊張感も、暗殺者特有の殺気もない。一体何を考えているのか?イエローを持ってしても分からなかった。


しかし、迷っている暇はない。自分の手元に3人の部下を残しつつ、イエローは2方向に分かれたチームを放置して先へと進んでいくのだった。


◇◇◇◇


カゲside


気づかれていない、否、気づいていて敢えて放置されているのか?


カゲは現在、イエローの部隊に紛れて遺跡の攻略に走っていた。イエローの部隊が遺跡へ行く前日に単独行動を取っていたことと、イエローの部隊が全員仮面を被っていたことは幸運だった。


1人であればなんとかなったし、仮面があれば先入観から私が私ではないと気づくことはないだろう。


このような任務も何度もこなして来たし、自信がないと言われれば嘘になる。だが、イエローの部隊の1人から奪ったこのスーツ。部隊の男の技量もそれなりに高かったが、その際たるものはこのスーツだ。


武器なども数多く内蔵されているにも関わらず軽いなどという悪夢のような装備だ。ランクにすればBランクはあるだろう。


そのような謎に包まれた部隊、それを率いる謎の男。


なんとしてもその情報を全て持ち帰らねば、と再度カゲは決意するとともに、仮面の奥底から怪しげな光を放つこの男を注視するのだった。


後日、王国に戻った時にライト王から「グリーンからの贈り物」と言われてこのスーツが下賜されることになるのだが、それはまた別の話。




この調子で何層目とかやっちゃうとグダりそうなので


迷宮のギミックとかはわりかしあっさりクリアさせます。


それにしても、技術を一切隠匿させる気のないグリーン。一体何してるのやら

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読んでくれてありがとうございます! これから全10章、毎日投稿させていただきますので、是非よろしくお願いします @kurokonngame くろこんでツイッターもやってますので、繋がりに来てください。
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