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2人が1人に

前回のあらすじ


女神「合体しなさい」


アーーーーッ♂♂

「そうか!そういうことか、なるほど姿形が似すぎているとは思っていたが。中々面白いことを思いつくーーーーーやらせると思っているのか?」


アイテールは苦笑を一瞬で冷酷な顔に戻し、フレイヤに襲いかかるも...


フレイヤの周りから刀剣の類...それも様々な地域のものが出てきて、アイテールの行方を遮る


「クッ、鍛冶師か...手こずらせる!」


「...少し大人しくしてて、「起動」」


空を舞う刀剣、弓、この世界にある全ての武器...がアイテールを襲う。


武器達はそれぞれ飛び回りながら標的に向けて自動で攻撃を始める。


足止めが始まった。













「では、どうぞ」


「いや、どうぞじゃないですよね?どういうことですか?」


「......俺は知ってた」


「マジですか?! 」


聞いてないよー!


魔王とフレイヤとレッド、背後で剣戟が行われている中、3人で座り込んで喋る姿


うーん、シュールだ。


「どういうことなんですか?」


「...この世界での俺の肉体が既に死んでるのは知ってるな?」


「...女神に聞きましたからね」


「なら、何故俺がここにいるのか?となるのだが、これはフレイヤに再召喚されたからだ。まぁ任意だし、俺も納得している。だが肉体がない。だからこそ、俺はお前とソックリの姿になっている訳だが...何故お前と同じ見た目になったと思う?」


「知る訳ないじゃないですか...え、もしかしてそういう趣味が?」


「ねぇわ!...この世界に来てから、妙に身体能力の向上とかがあったのはわかるか?なんでそんなことになっていたかと言うとな...俺とお前はフレイヤによって繋がっていたんだよ、まぁ一方的に俺が吸い取られるだけの、クソリンクなんだがな。」


「......なんか...なんというか...不憫ですね」


「だろ?ゴブリンになったと思えば、魔王になんか担がれて、封印なんか色々かかりながらもなんとか生き残って来たと思ったら、変なリンク繋げられて力を吸い取られまくって、それでおっ死んでまたここにいる。で今お前の力の一部にされる。」


「......リンクに関しては貴方が変な野心を抱いたせいなのでは?」


「フレイヤ、お前自分の作ったものの力舐めてるだろ...ツヴァイハンダーの魅力は普通に洗脳のレベルだぞ」


「......」


「おいてめぇ無視決め込むな! ......はぁ、まぁそんなことで、お前と俺には、フレイヤによって繋がれたリンクがある。そのつてで俺はこっちに戻ってこれたし、お前の中に入り込むことも可能だ。」


「あのー魂だけの繋がりなら、わざわざ僕と同じ顔になる必要無かったんじゃないですか?」


「あれ、それもそうじゃね?おい女神、どういうことだよ、俺も戻るなら元の体に似せたのが良かったんだが。能力はそのままにできるだろ、それぐらい。どうなんだフレイヤ?」


「頼んだ神の趣味だから私は知らない」


「そうか、やっぱり神ってクソだな」


「何故だろう、全く擁護できる予感がしない...」


「話を戻すぞ、終わらないからな。お前の体の異常さ加減はフレイヤから聞いている。今のお前の人格は、俺を倒した奴じゃないってこともな。だが神器によってのブースト...そして俺の経験も入れば、少しはマシになるかもしれん。」


「合体...フュージョンでもしますか?」


「ドラ〇ンボールやめろな、いや、どうやってやるのかは俺も聞いてないんだが...」


「じゃあ、やりますね」


「いやいや、まだ説明してないことがたくさん...」


女神は話を聞かない。


というよりは、聞こえてないと言った方が正しいのかも知れない。


フレイヤは徐に僕と魔王の頭を掴むと...強引にぶつけた。


えっそんなんでいいの!?


ぶつかった衝撃か、それとも2人の体から出ているのかは不明だが...まばゆい輝きがレッドの視界を奪うーー


あ〜これ物にぶつかってチカチカする奴だ、絶対そういう奴だわ。


あー本当マジで


神殺したいわーー



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「ふむ、こんなところか」


アイテールはパンパンと自分の手を払い、周りに散らばったフレイヤ特性武器の残骸を見渡す


ーー感覚的にはあの魔王が持っていた宝具より一段下がる程度の代物か。


それを4.50本量産とは...下手をすれば神器級の硬さのものもあった。たかが鍛冶師と侮っていたが...これは存外激しい戦いになりそうだな。


アイテールは、いずれフレイヤとも戦わねばならないと思っている、というか人間の希望を全て刈り取った後、フレイヤは自分に戦いを挑む気とすら思っている...フレイヤに全くその気はないが。


後々のことを考えつつ、アイテールはゆっくりとフレイヤの真後ろに近づいていく、とーーフレイヤは、自ら、ゆっくりとその道を開けた。



そこにいたのは1人の人間だった、勿論体は神器の赤い鎧で武装されており、前と武装という点での変化は少ない。変わったのは雰囲気が、絶対的な強者ーーに流れるオーラが変質したような気さえ、アイテールは感じていた。


「「おい、アイテール。お前よくもこんな体にまでさせやがったな!本気で殺してやるから、覚悟しろよ」」


アイテールはその声が2重に重なって見える、そう、彼らはまさしく


2人で存在していたのだった。






あたしンちネタとか最近の子は絶対にわかんないからぁ!!


我慢できなくなってギャグ回を入れてしまった...結構大事なこと言ってるのに!!

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読んでくれてありがとうございます! これから全10章、毎日投稿させていただきますので、是非よろしくお願いします @kurokonngame くろこんでツイッターもやってますので、繋がりに来てください。
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