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人、と獣

ということで新章突入!


ゆる〜く頑張ります!


商人3人組!

ジャン [商人]

ジュダル[魔法使い]

マリン[狂犬(加藤〇〇ではない)


のゆる〜くもない?!話です

「え〜っと...比較的俺は女性には暴力を振らないタチなんだよね」

「いやジャン、アレが普通の女性に見えます?冗談は行動だけにして下さい」

「あーへいへいわかりましたよ。どうする?できれば殺したくないけど」

「そうですか、捕まえられるならどうぞ。彼女の間合いに入ったらミンチになることは明白ですけどね」

「......確かに...ジュダえ〇ん〜なんとかしてよぉ〜」

「............」


ケイアポリス王都から少しだけ離れたところにあるこの場所、援軍にいこうとしていた商人ギルドマスタージャンと、オワリの国の武士達は、この場に急遽飛来した天使達の軍と戦闘になっていた。


軍を率いていたのは、女の天使ー


左腕のない女性だった。しかしながら左にあるはずの筋肉をそのまま右腕に移植したのではないかというほど、その右腕は異常発達しており、右腕に携えた槍もまた、常人では持つことのできないほどの大きさを備えていた。


あの軍と邂逅した時、瞬時に反応したのはオワリの国の武士達だった。将軍の掛け声で即座に陣形を取り、弓を打つ様は、掻き集めの戦士、冒険者達で作った...否雇ったジャン達の軍と練度は比べ物にならない者であった。


しかし相手が悪かった、落とされる天使達も勿論いたが、大半は弓をあっさりと撃ち落とす武芸の冴えを見せつけた。


そこからの戦闘もまた、拮抗とは程遠いものだった。

オワリの国の武士は数こそ少ないものの、自分たちの軍の精強さは他国よりも遥かに上回ると自負していた。


しかしその誇りはあっさりと打ち破られることになる。


美しい姿そのままの天使達の舞踊にも似た戦闘術に、最初は拮抗を保っていた武士達も押され始めた。


「やばいな、おい。足並みの取れてねぇ俺達の軍じゃあ足を引っ張るだけだぜ」


「ではジャン、一気に大将首を狙うというのは?必ず大将は普通の格好とは違う格好をしているものです。見つけるのは容易かと」

「............」


商人ギルドマスター、ジャン

その補佐のジュダル

同じくマリン


この3人が大将を探そうとしたその時...


それは現れた。


ここで、話は冒頭に戻る。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「行くぞ!あのおねーさんをボコボコにするんだ!」

「いや、さっきの不毛な話し合いからどーやってボコボコにするビジョンが浮かんだんですか?!」

「そんなものはないキリッ」

「えぇぇぇぇぇぇぇぇ」


ジャンを先頭に、3人の騎馬隊と、後ろから冒険者、戦士ギルドの残党が付いてくる。


陣形を完全に分断する形となり、天使達の陣形を崩すことに成功した。


......まぁ、狙われるのが武士達ではなく、ジャン達に変わっただけなのだが...


「ジャン、あの女の天使槍をぶん回しながら追いかけて来ますよ!」

「え〜後ろの冒険者達は?Aクラスとかいたじゃん?なんとかならないかな」

「天使達の相手で手一杯です!」


ついに、目の前までその女の天使は来てしまった。


異常発達を遂げている槍の一撃がジャンの首筋に向けて放たれる、それを受け止めたのは...


終始無言でジャンとジュダルの会話を聞いていた、マリンだった。


九環刀を用いて、女天使と接戦を繰り広げる


「私の槍を受け止められるとは...貴女、とてもお強いのですね、私はベディヴィア。貴女は?」

「...............」

「マリンさーーん!頑張って!」

「ちょジャン!茶々を入れないで下さい!」


「そう、マリンと言うのね。では...やりましょうか」


マリンの持つ刀が、ベディヴィアの持つやりが、唸りを上げてぶつかる。


マリンは騎乗しての戦闘のため、馬の突進力を上手く力に変えて九環刀を振るう。


ベディヴィアの力、マリンの技


両者の力関係は拮抗していた。


再度、マリンとベディヴィアがぶつかる


「上手な戦い方ですね、なら先に馬を潰させていただきます!」


そう言って繰り出したマリンの馬への一撃を、マリンは馬を巧みに操ってかわし、逆にベディヴィアへの一撃へと変えた。


肩を袈裟懸けに切り取る...とまではいかないが、彼女の肩を掠める。


「ふぅ、流石に厳しいですね。少なくとも、この周辺の人間の中では最強なのでは?」


「............」


一瞬チラッとジャンの方向を見たような気もするが、マリンはすぐさま標的に目線を戻す。再度両者はぶつかろうとしていた。




「え〜ジュダルくん、取り敢えず周りの天使達を片付けてるんだけど、俺達このままで大丈夫?」

「え?じゃああの中に割って入ります?あ?行くの?」

「無理ですね、はい。」


こと戦闘、という一点に関して、特殊技能を持ったジャンを除けば、この中でマリンに勝る人間はいないとジャンは断言する


しかし相手もまた怪物だ。招待こそ不明だが、戦争の時に現れた「あの怪物」とも何か関わりがあるのではないかと睨んでいる。


ジャンもまた、レイピアをすらりと抜いてベディヴィアを指す


「ジュダルくん、いいかね?」

「何ですか改まって、どうぞ」

「集まった冒険者達の指揮は任せる。ちょっとマリンを助けに行ってくる」

「......はいはい、どうぞ。とっとと倒して戻ってきて下さいね」


最初に自分を茶化した声とは裏腹に、彼の顔は真剣だった。


既にジャンは馬を駆け出している。


天使達が、大将の戦いの邪魔をさせまいと道を塞ごうとするが...


次の瞬間、道を塞いでいた天使達は不可視の何かに押しつぶされた。


『重力魔法』


重力...この世界で生きる者が常に受けている身体的負荷


この魔法は、そんな負荷をちょっと変えることができる魔法だ


.........凡人なら


少なくとも彼は凡人ではなかった。


普通の少年が偶然手に入れたその力は、今はただの商人の元でその猛威を奮っている


「いやぁ、普段は荷物を軽くするとか、そんな下らないことにしか使われないんですけどね!まぁ...ここは通しませんよ」


手を大きく前に拡げながら、彼は誓うようにそう言った!




新章ですが、頑張ります

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読んでくれてありがとうございます! これから全10章、毎日投稿させていただきますので、是非よろしくお願いします @kurokonngame くろこんでツイッターもやってますので、繋がりに来てください。
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