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黄色と便利屋、共闘!

今日はイエローです


どーしてもイエローさんおじ(謎の業界用語)とこの枯れた男、(勝手にそう呼んでる)御門秋を共闘させて見たかったのです。お許し下さい。

『ふん!!』


右手を勢いよく広げたまま怪異の体毛に向けて打つ


ドッ!という肉を打った音が旅館中に響いた。


『へ〜発勁ですか、渋い技を使いますねぇ』


秋もそう言いながら斬撃を食らわせるべく刀を振るう。怪異はその剣筋をかわし切ることができずに、いくつかが怪異の体を掠めた。


『あの素早さの敵によく攻撃を当てられるもんだ』


『いやね、ちょっとしたコツがあるもので。それを言うなら秋殿こそ』


『貴方が先に怪異を弱らせてくれたおかげですよ』


そう謙遜するものの、秋は冷や汗を隠しきれない。


この雰囲気、全方向に常に警戒センサーを張り巡らせ、一瞬の油断も、遊びもない。


その様相、正に熟練の戦士と見る


無様にも自分の武器を奪われた者

そして今日、自分の後を無言でついてきた者ともまるで違う。まるで同じ人物に、別の人間が入り込んだかのような圧倒的違和感。そんな違和感が、彼に対し思われて仕方がなかった。


『おっと、危ない』


怪異の爪を紙一重で躱す


あぶないあぶない、考え事が過ぎたようだ。目の前の怪異に集中しないと。


依頼主は既に怪異の懐に潜り込んでいた。依頼主の拳が、少しずつ怪異を捉え始める。


てか、この人よく怪異が見えるな...しかも普通に殴れてるし...


怪異はもう逃げられないことを悟ったようで、依頼主に攻撃をし返す。しかし当たらない、自分は攻撃を次々と喰らい続け、相手には攻撃が全く当たらないなど、理不尽もいいところである。


うわ、可愛そう...と秋は思うが、そこはどうにもならない。


おっと、そろそろ本気を出さないと、依頼主にいいところ全部持ってかれてしまうな。


......少しだけ、本気でやろうか


秋は、黒刀をゆっくりと引き抜き、その刀身に触れる。すると、身体からでる漆黒の何かが全て刀身の中に吸い込まれていき、禍々しい光を放ち始めた。


「葬れ、『黒の彼岸花(nigrum Amaryllis)』」


ーー秋の持つ刀、「黒刀」の特殊能力


斬りつけた相手から生命力を奪う用途として使われる。


今回は、弱らせるために使うため、少し抑え気味verだ。


『旅館の人たちが騒がしいのに気づくと面倒だし...早いトコ済ませないとねっ!』


途端、御門秋の姿は常人の目から消える。


この存在を見れたものはただ1人


背後よりのとてつもない殺気に反応して一足早く回避していたイエロー(グリーン)のみであった。





次の瞬間にはーー見事な白銀の毛は全て剥ぎ取られ、全身ツルッツルの肌色を露わにした怪異と


怪しい笑みを浮かべた2人組が側に立っていた


『ん?てか秋殿の技名何?ブ〇ーチ?今実写化してるあの?絶対ブ〇ーチじゃん。』


『そこは突っ込まないで下さい...言いたくて言ってるんじゃないんです、言わないとコイツが反応してくれなくて...』


『なるほど、それはまぁ...なんとも。』


『さて、いくつか聞きたいことがあるんだけど...いいかな?』


怪異に向け、談笑をしていた2人組みは軽く向き直った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あ〜〜〜〜〜〜疲れた!


御門秋は、どっかりと、今は自分の仮住まいにしている椅子に座り込む。


怪異を締め上げた結果、無事に神器は戻ってきた、ついでにオワリの国で盗まれていた品物も何品か、取り返すことができた。


怪異「かっぱらい」は元々、光輝くものを好む怪異だ。今回濡姫を盗もうと旅館に現れた怪異が、たまたま光輝く神器を見つけて持ち去ってしまったのは、不幸と言うほかない。


依頼主はまた、別の神器を求めて去っていった。


それにしても、ドラゴンを飼っていたり、旅の道連れが羽の生えた少女だったり...


久しぶりにすごい依頼人だったな〜


...帰る方法も見つからないし、この世界を少し旅をするのも、悪くないかもしれないな


『いいえ、貴方の仕事は終わりです、お疲れ様でした』


振り向けば、そこには金髪に白いドレスの美女が立っていた。


いや、姿形の話は置いておこう、問題なのは、秋が全く気づかないうちにこの部屋に入り込み、潜伏していたと言う事実だ。


ーー実はこの人、この世界を守る女神なのだが、御門秋は、そのようなことは知らない。


『どちら様ですかね?もう閉店の時間なのですが』


『はい、閉店の時間ですね、貴方に与えた指示は「神器を取り返すこと。貴方がいなければ、神器を自力で取り戻すことは厳しかったでしょう。お疲れ様でした』


そう言うと、女神は問答無用で手を前に広がる。


彼女の手から、金色の光が差し込みだす


避ける時間も、返事をする時間もなかった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『シュウ!シュウ!!っ全くいつまで寝てるのかしら!』


『心配いらないっス、そのうち目が覚めますよ!』


『またそんな呑気なことばっかり言って!』


こんな兼ね合いを繰り広げているのは、便利屋『魔喰』のメンバー、マリナ・ヴァレンタインと、寺岡悠人だ。


『それにしても...従業員の事故だなんて、一体何があったのかしらね...』


そう言いながらマリナは、寺岡のことをじっと見る


『そ、そんなこと俺っちに聞かれても!あんまり見てないッスから、わからないッス!』


ふん!とばかりにマリナはそっぽを向く。シュウ...御門秋が目覚めない時からずっとこんな調子だ。大丈夫なのやら...


というマリナの杞憂は...すぐに終わった。


『ん...ん?ここ魔喰?あやった、返ってこれちゃった』


そう呑気に...まるで昼寝でもしていたかのように秋は起床した。


次の瞬間、マリナの拳と寺岡のラリアットが飛んできた。


『なんだなんだ!2人とも!』


『うるさい!依頼がたまってるのよ!早く行って来なさい!』


『そうッスよ!行きましょ!』


まったくもう...しょうがないな...


寝てる間、心配してくれたってことなのかな


マリナなんか、いつもの鉄仮面はどこいった?てくらいの顔だしな。


しょーがない、便利屋『魔喰』行きますか!





お疲れ様でした


大丈夫だよな?大丈夫だよな?と設定を何度も半数しました


コラボのやり方が難しい...


稚拙な面、色々とあったかもしれませんが、ご了承下さい。

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読んでくれてありがとうございます! これから全10章、毎日投稿させていただきますので、是非よろしくお願いします @kurokonngame くろこんでツイッターもやってますので、繋がりに来てください。
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