表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/309

エピローグ...輝赤は目覚めるこの世界で

取り敢えず一章をここで終わりとして区切らせて頂きます!


人物紹介回とかみんな欲しいよね...欲しいよね?!


(`・ω・´)もう1人の僕

「やりたくない!キリッ」

『まだグリーン殿は目覚めないのか?』


この館の主人であるアストルフ伯爵は、自分の側にいたカミーユにそう尋ねた


『目覚めませんね...まぁあれだけの数の敵を相手にし、あの高名なる山の神を退けたのです、体に負担がかかってしまうのは当然でしょう、コレット様も近くにいるようですし、自然に目がさめるのを待つのが良いかと』


ほう、コレットが近くにいるのか、そういえば助けてもらって館に来てもらってから、あの旅人とずっと話しをしていたようだしな、案外仲が良いのかもしれない。


コレットはアルノ領3女である。


長女も次女も既に嫁に行っており、コレットもそろそろ嫁の貰い手を探さねばならないと思っていたところだったのだが......


まぁまだ先の話かとアストルフは思考を変えた


それよりもあの武器である。


あの武器は疑いようもなく「神器」の1つ、ギリオンである。アストルフも古い伝承で伝え聞いただけであったが、あの武器には見ただけでそれとわかるほどの迫力が確かにあった。


今、判明している武器は王国と帝国が1つずつ所持しており、戦争の抑止力となっている。


我らが王国では、騎士団長の息子が武器に選ばれ、所持しているようだが......


そのようなことを考えていると、私の前にモードレッドが連れてこられていた。


両手は後ろで縄に縛られているが、本人自体は大した抵抗もせず、神妙にしている。


部下達もほぼ全て抵抗せずに捕虜となっていた。いかに彼への忠誠心が高かったのかを思わせる。


『何か言うことはあるか?弟よ』


アストルフはそう尋ねるが、モードレッドは一言、無い。そう言い残した。


『よし、では処分を言い渡そう、財産及び元々納めていた領は全て没収、代わりにカミーユを補佐する副騎士団長をやってもらおう!以上だ!』


これにはモードレッドも目を丸くした。財産や受領を没収されるのは当たり前だとして、命が助かるとは、おまけに副騎士団長?


裏切り者であると言う汚名を着ながらもこの街を守れと言うのか、確かにこれは厳しい、ある意味死罪よりも厳しい条件かもしれんな


そうモードレッドは思い、たまには甥っ子を連れてこいバカ弟と言いながら笑うアストルフと一緒に笑った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


やぁみんな!初めましてかな?


僕の名前は松岡輝赤[マツオカーキセキ]


黒塗りの高級車.........じゃなかった、普通の車にはねられちゃって、死にかけてたのが最後の記憶なんだけど......ドコココ?


そして僕寝てるベッドの隣にあるイスで豪快によだれを垂らしながら寝ているこの子は誰?


まぁいいや、また他の人格が書いたメモノートを確認してみよ〜っと。


.........へぁ?ここ異世界?とっとりあえず今の状況を整理すると......


・ここは異世界

・領主の娘助けちゃった

・反乱起きた

・巨人倒した

・なんでか武器貰った


.......°(ಗдಗ。)°.


クロとグリーンはさぁ...もう...何やってんだよ本当に。


こりゃ後で記憶を見ておかないと、状況がわからないぞ...


その後、コレットが起きてまた質問ぜめにされた。僕は名前としてはそのままグリーンで通そうと決めた。今更名前が違いますーとか言っても、それはそれで怪しまれるかもしれないし。


その後アストルフとカミーユにも会い、少しの間この屋敷に滞在するよう請われたため、一ヶ月ほど屋敷に滞在することになった。


屋敷でも日々は楽しかったし、この世界で右も左もわからかさなかった僕にとって、ちょうど良い情報集めの場となった。


たまーにカミーユに手合わせをお願いされたが、なんとか回避した、クロの人格の時は受けてコテンパンにしており、そのついでにモードレッドさんとかも参戦してくるらしく、ボコボコにしてるらしいけどね...


騎士団のみんなに迷惑かけてないかだけが心配だよ............


その日、僕宛に王国から手紙が来た。


王都への招待状であった


第1章、英雄譚始動 完


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『1つ聞いてもいいか?モードレッド』


『なんだ?兄上』


『結局誰だったんだ?お前を反乱するようにと唆した奴らは』


『兄上にはお見通しか...ぁぁ確かに俺はあの方に指示をもらって反乱を起こした。部下達を洗脳したり、山の神を召喚してたあの男も、あの方の指示で派遣されていた男だ、まぁ最も俺も部下達も洗脳されていたなんて気づきもしなかったがな、その男とは...第2王子...ライト王子だ』


やはりそうか、とアストルフは思っていた、宮廷の腐敗を拭い、王国を新しく強い国にするには、やはりあの方が王になるしか無いのだと、そう強く決意した。その手にはグリーンへの招待状が握られていた...

第1章も終わったので一息つかせて下さい。


と言っても明日も2話投稿できるんじゃね?と興奮してる次第です


モンスター飲んで頑張るンゴ!(`・ω・´)キリッ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
読んでくれてありがとうございます! これから全10章、毎日投稿させていただきますので、是非よろしくお願いします @kurokonngame くろこんでツイッターもやってますので、繋がりに来てください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ