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無笑 ~正月から自称ヤクザが怒鳴り込んでくる程度にはどこにでもある日常編~  作者: 鴉野 兄貴


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本日は読者様のお便り

 雨が降ったらヒキコモリ。

 男たちは扇風機を回しながらダラダラとコーラを喉に流す。

 氷の入っていないぬるくて炭酸の抜けたコーラの程よいまずさが二人の身体から余計やる気と元気を良い感じに奪い、だらけさせている。

 というか、コーラなど無くても二人ともだらける気なのだが。


「鴉野さん。雨っすね」


 ああ。この季節はよく眠れるよね。


「ちょ。試験。自転車の練習」

「むにゅむにゅ」


「も~?! しりませんよ!?!」


 雨の日によく眠れるって言うのは『人類は滅亡しやがりますた。』で沙玖夜さまが仰っているけど洪水の怖さを体感したことがなく、頑丈で雨漏りのしない家で安心して暮らせる人間って証明らしいよ。

 あと、親御さんの愛情に飢えていなかったって意味でもある。らしい。


 ところで鴉野は寝言はひどいが、ぐーぐーといびきをかくひとを見たことがない。どこかにいらっしゃったらご一報ください。


……。

 ……。


「今回は鴉野さんが寝ちゃったのでとある読者様からのお便りを参照に書いてみました。○にお住いの主婦、Aさんからです」



 おい?! 勝手に人のネタ使うな?!


「器用な寝言ですね~?! みなさんは道を歩いていて、見知らぬ人に声をかけられることってありますか?」


 さてさて。今日は鴉野さんいませんから好き放題です。


「というわけで同じAさんつながりで添削してください」

「にゃ?!」


 鴉野さんのお知り合いに見ていただきます。でも添削というより読んでくださるだけかもしれませんね。


 ケースその一。


 Q:「~にはどうやっていけばいいですか?」

 A:「ごめんなさい、わかりません」


 重度の方向音痴の為、鴉野さんや『某薄い藍色の人』に道を聞いてはいけませんね。あ、言っちゃった。


「その方ってひょっとして」


 あ、この後は消しておきます。


 ちなみに方向音痴の人間は動くもの、車などを目印の一つとして認知してしまうため前と同じ光景と一致しないなどの不具合を起こすみたいです。

 風景を情報としてみるか、画面としてみているかの違いでもあるかもしれませんね。

 だからといって中華風異世界や宇宙空間に案内してはいけませんよ。

 特に間違ってもTwitterで何気なくつぶやいた友人を短編の世界に飛ばしても。みさと嬢や佐倉嬢のことですけど。


「てか。よく殺されませんよねこの人」


 毎度のこと乍ら呆れますが、まぁ致し方ないですね。衝動で生きているような方ですし。


「最近、リアルアカウントでSNSにインしたらご友人のお父さんのアカウントが友達候補にあってビビったそうです」

「おそろしい」


 普通ご友人本人のほうが先にきますよね?! Facebookさんの調査能力すごすぎです。


「まさに神! ですね!」

「おそろしい」


 そんなことはさておき、鴉野さんのお知り合いの話ですね。

 唐突ですが美容師という職業は忙しいそうです。仕事が終わっても深夜までカットの練習をしているそうで。


 もちろん、店の売り上げが芳しくないなら外に出て営業もすると。そういうわけでして。



 ケースその二。


 Q:「カットモデルをしてくれませんか?」

 A:『今切ってきたばかりです』


『何故か必ずと言っていいほど美容院からの帰りに声をかけられます』


 だそうですね。妄想してみましょう。


 以下、すべて妄想ですから事実ではありません。念のためですがご了解ください。


========(妄想スタート)==========



「カットモデルをしてくれませんか」

「今切ってきたばかりです」


 美容師のエプロンを身に着けたイケメンが掌を指先まで伸ばして100m走のフォームで迫る。50キロメートル全力競歩の姿勢を崩さず、高速移動かつ汗一つかかずに優雅に逃げるAさん。


 うん。美容師も大変だがAさんも大変ですね!


「素敵なあなたに是非とも。無料で良いですから」

「無料じゃなかったらなんなんですか!」


 超高速で迫るイケメン。イケメンオーラは加齢臭。

 対するAさん。高速移動で優雅に逃げる。


 サクサク美味しい大根もって逃げる。お魚くわえた野良猫が後を追う。

 ひめ! それ猫ちゃう!! 虎さんです。


「とんだドラ猫ですね」

「おそろしい」



 そんなAさんに新たなる刺客が迫る。


 ケースその三。


 Q:「これから子育てサークルがあるんですが、参加しませんか?」

 A:「子どもが遊べるなら」


 子連れだと断りにくいですよね。

 それになんだかんだいって付き合いというものは固定化されやすいですから、子供を見ながらと了承してしまってもおかしくないです。

 あ、Aさん。何か危険なことがあったら困りますからぼくも(*´Д`)


「手取り38万程度じゃこの先生活できない、リコンしようと思うのどうなのAさんどうなの」

「夫の収入38万なんていいじゃない。うちはお義母様と一緒に生活しないといけないのよ! チョーストレスたまるよね!」

「だからね。うちの義兄が変なの。あそこの嫁なんてあんな派手な恰好をあんな席でするとかありえないよね」

「だから、うちの田舎が山の中でね。苛められたから大量の漆の葉をあいつらの鞄にいれてあげたの。そしたらみんな一週間ぐらい学校休んでチョー受けるって」

「いとこが花火持っていって燃えたったいってたっけ」


 何故か先輩ママという人に延々身の上話をされるAさん。と、いうかょぅι"ょどこですか?! (*´Д`)


『子育ての話は?』


 帰りたい。本気で思うAさん。(ぼくも帰りたいです)

 というか話が前後していますし、それで会話が成立しているのも辛いですね。

 女の人同士の会話は事前知識がないと脈絡なく適当に皆が好きな話をしているようにしか聞こえないのである日部外者が突然入ってもこうなります。

 伊達に毎日イタリアン食べて『お金ない』って言ってるわけじゃないんですよ?

 え。旦那さん方には耐えがたい? そうですよね。やっぱりょぅι"ょサイコー……。


 って!? ごめんなさいごめんなさいAさんごめんなさい。御宅の姫には手を出す気はないです!! あ、いえ、別に可愛くないってわけじゃなくてむしろすごくかわい……。


 あ ん ぎ ゃ ~~~!!!



(鴉野:……。なんか、このままロリコンに任せたら惨劇起きそう。仕方ない。交代するか)

(Aさん:^^;)

(※ しばしお待ち下さい。なお、この描写はフィクションです)


(仮想人格:ああ。ハニーレモン美味しいです)



 ケースその四。

『保険屋さんに声をかけられる』


 マンションの自転車置き場。帰宅したAさん。

 そこにどこからか現れた保険屋さん。

 最近は自転車置き場に住んでいるらしい。

 そんなわけあるか。


 仕事である。保険屋の仕事である。

 今年六月の法改正により自転車の事故や法令違反は罰則がでかくなった。

 そのくせ自転車保険に入っていない人が多いので保険屋には重要な収入源である。

 具体的には一四歳以上の罰則違反は罰金の他年間二度以上検挙で罰則の上講習もしくは五万円以下の罰金である。



「こんにちはー。自転車保険とかお子様の保険とかいいのをご用意してるのですが」

「ごめんなさい、そういうことは全て主人に任せておりますので」


「そうですか、よろしければ冊子だけでも」

「いりません」


 彼ら彼女らは歩合制の給料制度だったりするので同じ保険屋さんでも収入格差が大きい。それでもマンションに不審な人物をみかけたら通報でいい。


 例えば空飛ぶ孔雀がなぜか保険屋やっていても遠慮なく行って良い。警察より先に動物園が来そうな気がするが。


 そんなAさんに迫る次なる影は。


 ケースその五。


『宗教屋さんに声をかけられる』


 まぁ世の中にはS価に連れて行かれてそこの会館でTRPGを敢行するチ○ガイもいるが、そんな人間はまれなわけで。というか鴉野しか見たことがない。


「Dさん、~さんじゃない? 久しぶりー」

「人違いだと思うけど」


 駅で唐突に声をかけられて当惑するAさん。そんなこと知ったこっちゃないと声をかける同年代の人。


「あ! ごめんね、でも同じ高校だったよね?」

「うん、同じ高校だったと思う」


「懐かしいねー、今度ごはん食べに行かない?」

「特に用事もないからいいよー」


 後日ごはんを食べに行ったら、途中で知らない人がきて延々宗教の話をされるAさん。説得して逃げてきたらしいが結構ある。


 私事だが先日鴉野が街中を歩いていると韓国人教会の看板に描かれた赤い十字架を舐めているおっちゃんを見つけた。器物損壊で訴えて良い。韓国人教会さん。


 主婦というものは危険がいっぱいである。公園で息子を遊ばせていると。


『可愛いお子さんですねー』


 そんな感じで声をかけてくるひとがいるが相手してはいけないことがある。


「やっぱり子どもさんがのびのびこうして遊んでいられるのはお母さまの育て方がいいからですよねー」


 帰りにキリ○ト系の冊子を渡される。厳重注意である。ドラゴンより宗教屋のほうが面倒だ。


 最後に。


 そんなAさんやご友人は地元がナンパの聖地だったため、少しでも遅い時間に歩いてると、車に乗っている知らない男性に声をかけられたそうだ。

 ほかの女性の皆様は亀のように無視して進むことをお勧めする。


『そこのねぇちゃん、いい中華鍋持ってんじゃねーか……オレのポップコーンを調理してくれよ……ぐへへ……』


 とか言いだしたらナンパ以前に不審者なので通報していい。

 火遊びが豪華に。もとい業火になる。たーまやー!


 モテるのはいいことかもしれないが、中華鍋がモテても嬉しくない。

 荷物は女の代わりに持て。


 バイクに乗った西洋人に声をかけられる。

 自転車で帰宅途中に併走して声をかけられる。


 バイクの後ろに乗ったりとかやめたほうがいい。

 ふむ。なるほど。この辺は引き続き鴉野の妄想だが。


「へい~~~~~~! びゅーてぃふるがーる!」


『ケツに乗りな!!!』


 車輪を握って腰を振り、謎の原理でバイク走行をする外人にドン引きするAさん。


「こ、こうですか」

「飛ばすぜ~~~~~~!」


 ぱらりらぱらりら。ぱらりらぱらりら。


 国道をかける人間バイクは風を切って走り、頬を押し上げる風に髪の毛が膨らむ。人間バイクは一直線にAさん宅に向かう。帰宅である。紳士な外人だ。


 しかし背中から玉のように吹き出す汗はなんとかならんものか。

 臭いし。汗が飛び散る。プシャー!!!


 汗とともに吹き出すスプライト。元気と妖精。真夏の淫夢。

 そのしぶきとともにバイクから仮面の英雄よろしく背面ムーンサルトで飛び出すAさん。飛ばすってそっちの飛ばす?!


 すかさず変態、編隊飛行で駆け寄る外人バイク軍団。燃焼系。燃焼系。網野式。


 そんな運動で大丈夫か。


 それでも雑技団なら。雑技団ならやってくれる。


 高速で走る人間バイク。


 激しくケツを揺らしてAさんを空に飛ばしつつ華麗なパスワーク。

 そこに超高速で迫るリカンベントバイク。


 自転車界最速。風防つきの時速130キロ。


「へい! 彼女! 俺とライディングしね!」

「は、はぁ」


 このタイプのリカンベントは速度を出すためだけのタイプなのでカーブには向かない。


『どっかーん』


「ヘイ! 天国に行きそうだろ!」

「あの人死んでいるんじゃ」

「大丈夫! 異世界に転生しただけだ!」

「天に昇るキモチです」


 白菜キムチになって空に登っていくリカンベント乗り。

 それ気持ちちゃう。キムチだろ。というか白菜どこから来た。


 そんなこんなで昔話が笑い話になる程度になって、Aさんは今日も自宅の姫君や王子さんと格闘しつつ作品を書いているらしい。


 平穏無事で行きましょう。

 雨が降ったら引きこもり(挨拶


(妄想終わり)


某猫系の人:「そりゃひきこもる」

鴉野:「まれによくある」

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