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モニターに応募したら、系外惑星にきてしまった。~どうせ地球には帰れないし、ロボ娘と猫耳魔法少女を連れて、惑星侵略を企む帝国軍と戦います。  作者: 津嶋朋靖
第十七章

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最後のコンピューターセンター

 レム神を滅ぼすために、僕に会いに来たとレムは言ったが……


「なぜ、危険を冒してまで、作戦行動中の僕に会いに来た? 僕が戻ってくるまで待てなかったにしても、リトル東京防衛隊の森田指令にでも話せば良かったのではないのか?」

「もっともな疑問ですね。まず、森田指令にはミーチャ・アリエフ君の親代わりである、三番目(サード)海斗さんを通じて伝えてあります」

「え? だったらここまで来なくても」

「その上で、あなたにも伝える必要があると判断したのです。ちょうどミールさんが、輸送ヘリ部隊でここへ向かう事を知って便乗させてもらいました」

「なぜだ?」

「時間がなかったのです。私が、このクローン体の中で活動できる時間が、限られているので……」

「時間が無い?」

「私はいずれ、ミーチャ・アリエフ君の意識に統合されて消えてしまいます。それは明日になるか、一週間後になるかはわかりません。しかし、そんな先の事ではないのです。その前に事を終わらせたかったですよ」

「そうだったのか。それで、君がそこまでして伝えたかった情報とは?」

「推測ですが、あなた達はレム神のコンピューターセンターを探しているようですね。しかし、最後の一つが見つけられなくて困っているのではないのですか?」


 それを聞いてジジイが詰めよってきた。


「なんじゃと! レム君、もしや場所を知っておるのか?」

「博士。現在位置は私にも分かりません。しかし分からない理由は知っています。コンピューターセンターは、巨大な船の中にあり、常に移動しているのです」

「なんだと! ぐぬぬ……どうりで分からぬはずじゃ?」

「博士なら、船の大まかな現在位置までは特定できるでしょう。その辺りを、衛星軌道から探せば見つけられるはずです」

「うむ。さっそくやってみよう」


 そう言ってジジイは、ゲストルームから出て行った。


 その様子を見て、レム=ミーチャは苦笑する。


「相変わらずせっかちですね、博士は。まだ話は終わっていないのに」

「まだ、話す事があるのか?」

「ええ。まあ、後で伝えればよい事です。博士には、先にレム神のコンピューター船を探してもらいましょう。さて、先に確認しておきたい事があるのですが、現在までに、コンピューターセンターはいくつ見つかっていますか?」

「船を除くと、五か所だが」

「五か所。どうやら、建設中のコンピューターセンターが完成してしまったようですね」


 建設中? そうか。レムの情報は最新ではないのだな。


「今のあんたには、ミーチャがレム神との接続を断つ以前の情報しかないという事だろうか?」

「そんなところです。私の知っている情報では、コンピューターセンターは四か所で、新たに一か所建設中でした。ただ、その場所が非常にやっかいでして」

「やっかい? 何か拙い事でも?」

「その場所を下手に攻撃すると、この惑星が吹き飛ぶ恐れがあります」


 なんだって!?

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