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モニターに応募したら、系外惑星にきてしまった。~どうせ地球には帰れないし、ロボ娘と猫耳魔法少女を連れて、惑星侵略を企む帝国軍と戦います。  作者: 津嶋朋靖
第十七章

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無誘導の矢で、なぜ直撃できるのだ?

 ドローン群とヘリ部隊の高度は、海面から五十メートル付近。


 僕達は、千メートルの高度から、ドローン群に向かって降下を開始した。


 その直後、小机准尉からの通信が入る。


『北村隊長。砲撃終了を確認いたしました。これより自分は、ワームホール撃破任務に向かいます』

「了解。健闘を祈る」


 通信を切ったとき、僕達は高度八百メートルまで降りていた。


 敵もこっちに気がついたのか、五機ほどが迎撃に向かってくる。


 その五機のドローンに向かって、次々と矢が向かっていった。


 すべての矢が狙い違わず、ドローンに直撃していく。


 てか、無誘導の矢で、なぜ直撃できるのだ?


 近接(VT)信管つけている意味がないじゃないか。


「橋本君。君の矢は、誘導装置でも着いているのか?」

「ははは! まさか。そんな矢が、あるわけないでしょ」

「じゃあ……なぜ百発百中できるの?」

「いやあ、ドローンの動きを見ていて、何となくこっちへ行きそうだなと思った位置に矢を放ったら、なぜか当たっちゃうのですよね」


 恐るべし、橋本晶。


 彼女はニュータイプか?


「隊長」


 古淵の声に振り向く。


「ワームホールから、また増援のドローンが湧いてきます。切りがありません」

「大丈夫だよ」


 数キロ先にあるワームホールに視線を向けると、古淵の言う通り十秒ごとに一機の速度でドローンが出てきていた。


「もうすぐ、ドローンは出せなくなる」


 そのワームホールへ、小机准尉のジェットドローン疾風(はやて)が向かっていく様子が見える。


 ワームホールから出たばかりのドローン群は、その進路を妨害しようとするが、疾風はひらりひらりと躱していった。 


 程なくして、ワームホールから出てくるドローンが無くなる。


 僕は通信機を取った。


「小机准尉。敵は、ワームホールを閉じる気だ」

『閉じる前に攻撃します』


 しかし、間に合わなかった。


 疾風は、ワームホールが消えたばかりの空間を虚しく通り過ぎる。


「小机准尉。近くに接続者を乗せた船がいるはずだ。捜してくれ」

『了解。船を見つけたら、攻撃しますか?』

「いや、接続者一人を倒しても無駄だ。それより、接続者を見つけたら、その視線の先を確認してくれ。そこに新たなワームホールが開くはず」

『了解』


 そうこうしている間に、僕達もヘリ部隊の高度まで降りてきた。


 砲撃でかなり数を減らしたが、周辺にはまだ十数機のドローンが残っている。


 ワームホールから向かってくるドローン群が到着する前に、こいつらだけでも片づけておかないと。


「戦闘開始」


 叫ぶと同時に、僕は近くのドローンに向けたショットガンのトリガーを引いた。

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