表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モニターに応募したら、系外惑星にきてしまった。~どうせ地球には帰れないし、ロボ娘と猫耳魔法少女を連れて、惑星侵略を企む帝国軍と戦います。  作者: 津嶋朋靖
第十七章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

638/690

水中ドローンわだつみ

 見つかった接続者は三人。


 それぞれが、全長十メートルほどの粗末な木造船に一人ずつ乗せられている。


『ニャガン港を中心とする半径五十キロ圏内を隈無く探した結果、この三隻が見つかりました』


 メインモニターに映った鴨居三尉が報告してくる。


『それと、こちらの映像をご覧ください』


 鴨居三尉の映像が小さくなり、代わりに別の映像が表示された。


 転覆している木造船の映像がそこにある。


『この様に転覆している木造船が、四隻見つかりました。どれも接続者の乗っている船と同種の物です』


 つまり、この当たりの海域には、元々七人……いや、実際には沈んでしまった船もあると考えると、それ以上の接続者がいたというわけか。


 それが何らかの事故で、ほとんど沈んでしまって、今は三人しか残っていない。


『粗末な船で出撃させられたのでしょうね。敵とは言え、接続者が哀れに思えてきました』


 そこまで聞いて長津田艦長が僕の方を向いた。


「まだ接続者がいるかもしれません。索敵範囲を広げますか?」

「いえ、これで十分です」

「いいのですか?」

「ええ。これ以上接続者を探しても切りがありません。僕の目的は、ニャガン付近でワームホールが開く場所を特定することですので」

「なるほど。我々が要塞攻撃に出れば、この三人のどれか一人の近くでワームホールが開くのですね」

「そうです。そこでお聞きしますが、あの三人の近くでワームホールが開いた時に、ミサイルで攻撃をかけたいのですが、この潜水艦にはそれに使える装備はありますか?」


 長津田艦長は、しばし考えてから答えた。


「それなら、水中ドローン《わだつみ》がいいでしょう。対空ミサイルを装備できるので、ワームホール攻撃に使えると思います」


 一時間後、魚雷発射管から三機の水中ドローン《わだつみ》が発進した。


 三機の水中ドローンが、接続者を乗せた船から五十メートルの位置に到達してから待機モードに入ったのは、それからさらに一時間後。


 準備はすべて整った。


「ドローン部隊出動」


 長津田艦長の号令を受け、四十機のドローンが《はくげい》から続々と発進していく。


 そのほとんどは、プリンターから出力したばかりの新品。


 内訳はジェットドローン疾風(はやて)五機、同じく菊花(きっか)五機。


 レシプロドローンのゼロが二十機。


 偵察ドローン採雲が十機。


 それはいいのだが……


「艦長。こんなにドローンを作って、マテリアルカートリッジは大丈夫ですか?」

「心配ありません。ドローンの製造を決定した時点で、補給要請を出しておきました。もうすぐ、カートリッジを積んだヘリコプター部隊が到着します」


 それは良かった。


 そうしている間に、ドローン群は接続者の近くを通過。


 ここでワームホールを開いてくれれば、こちらからも攻撃ができると思ってわざと近くを通過させたのだが……


 さすがに、この程度の挑発ではワームホールは開かないか。


 ワームホールは、レム神にとっての切り札だからな。


 ドローン群はそのまま、要塞へと向かっていく。


 僕のポケットの中からミールの分身体が顔を出したのはその時。


「カイトさん! 大変です!」

「どうした? ミール」

「補給ヘリ部隊に、敵のドローンが迫っています」


 なに!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ