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モニターに応募したら、系外惑星にきてしまった。~どうせ地球には帰れないし、ロボ娘と猫耳魔法少女を連れて、惑星侵略を企む帝国軍と戦います。  作者: 津嶋朋靖
第十六章

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接続は切れたのか?

 ミールの分身体が消えた後、ハッチ周辺には木札が……というより、木札だった木片が散らばっていた。


 一番大きな木片を拾い上げてみると、元の大きさの一割ぐらいしかない。


 ミールが押さえつけていたハッチにも、穴がいくつか開いていた。


 これは対物(アンチマテリアル)ライフルの弾痕だな。


 確かに対物(アンチマテリアル)ライフルなら、ゴンドラ内から屋根の上にいる敵を狙撃できるが、狙撃する相手が見えなければ命中させることなどできるはずがないのだが……


 は! 次は僕が狙われる?


 大急ぎでエレベーターシャフトから出た。


 ん? どうしたのだろう?


 出入り口にいたヤギが二頭とも倒れている。


 流れ弾が当たった様子もないし、息もしている。


 気絶しているだけのようだが……


 もしや……


 ゴンドラ内にいるドローン二号の映像を見ると、クローンたちは全員、対物(アンチマテリアル)ライフルを抱いたまま床に倒れていた。


 何が起きたのだ?


 十分前からの映像を再生してみると、ゴンドラ内の男たちは対物(アンチマテリアル)ライフルを担いでハッチを開けようとしている様子が映っていた。


 しかし、いくら押してもハッチは開かない。


 ミールの分身体が上から押さえているから当然だが……


『だめだ。びくともしない』


 男達の声が聞こえてきた。


『鍵がかかっているのか?』

『いや、何か重い物が乗っかっているようだ』

『誰がそんな事を?』

『ライフルで排除できないか?』

『やってみよう』


 男たちはハッチに向けて一斉に銃撃。


 この時に分身体がやられたのか。


 対物(アンチマテリアル)ライフルの威力なら、一・五キロ先の人間を胴体から真っ二つにできると聞いた事がある。


 憑代の木札なんて命中しなくても、かすっただけで木端微塵(こっぱみじん)か。


『どうだ? 開くようになったか?』


 一人がそう言った直後、男たちは一斉に倒れてしまった。

 

 九九式の記録と比較して見ると、男たちが倒れたのは、僕が三つのBMIを破壊してから十秒後。


 レムとの接続が切れた事が原因だろうか?


 状況から見てそれしかないだろう。


 という事は、ゴンドラの床もプシトロンパルスを(さえぎ)る物質が使われているのだろうか?


 そうだとすると、ゴンドラがこの位置で静止していた説明がつく。


 ゴンドラがあの場所に静止していたのは故障なんかではなく、エレベーターを使用しないときは常にあの場所に静止する仕様になっていたのかもしれない。エレベーターシャフトから、プシトロンパルスが()れるのを防ぐため……


 だけど、本当にレム神との接続は切れているのだろうか?


 ミールの分身魔法を使えば確認できるな。


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