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モニターに応募したら、系外惑星にきてしまった。~どうせ地球には帰れないし、ロボ娘と猫耳魔法少女を連れて、惑星侵略を企む帝国軍と戦います。  作者: 津嶋朋靖
第六章

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ロボットスーツVSロボットスーツ

『かかってこい』と言ったのだが、奴はなかなか、かかってこない。

 互いに、ファイティングポーズのまま睨み合っている状態だ。

 たが、少しずつ、互いの間合いが縮まっていた。


 残時間二百五十秒


 カルルの奴、こっちのバッテリー切れを狙っているのか?


 そう思った瞬間、奴が仕掛けてきた。

 一気に間合いを縮め、連続してジャブを放ってくる。

 咄嗟にガードを固め、ジャブを防いだ。

 しかし、ジャブに気を取られ過ぎて、いつの間にか僕に隙ができていた。

 その隙を狙い、奴は右ストレートを放ってくる。


 顔面にまともに食らった。


『ヘルメットに打撃。損傷軽微』

 

 衝撃は、ほとんど吸収されたようなので痛みはなかったが、センサーの一部が死んだようだ。

 

 休む間もなく、カルルはアッパーカットを放ってきた。


 スエーバックで躱す。

 

 アッパーが空振りになって、カルルの姿勢が崩れた隙を狙い……


「ブースト!」


 ボディに、ブーストパンチを叩き込んだ。

 カルルは吹っ飛び、見張り塔にぶつかり壁にめり込んだ。


 大丈夫かな? 見張り塔は……


「くそ」

 悪態を突きながら、カルルは壁からはい出してくる。

「スペックの違いを見せてやるぜ。アクセレレーション」

 加速機能のコマンドもこっちと同じか。

「アクセレレーション」

 こっちも加速機能を発動。

 しかし……速い……

 あっという間に背後を取られた。

 背中に衝撃。

 前方回転受け身で衝撃を和らげる。

 高校時代に習った柔道が役に立った。

「言っただろ。パワーも速度もお前の三倍だと……」

 バイザーに、損傷を受けた個所が表示される。

 またセンサー類が一部死んだ。

 

 残時間百八十秒


 後三分……


「いくぞ!」

 カルルが向ってきた。

 こっちも、加速機能を使うが……


 ダメだ。


 やはり奴の方が速い……


 また背後を取られた。

 

 ベッドロックをかけられる。

 

 残時間百五十秒。

 

 身動きが取れない

「海斗さあん!」

 

 ん?


 声の方に視線を向けると、二人の分身達(ミールズ)が僕の外部電源を持ち上げていた。

「これ。預かっておきますね」

「ああ……ありがとう」

「アホのカルル!」

 三人の分身達(ミールズ)が、カルルの外部電源を持ち上げていた。

「ああ! 俺の外部電源!」

 分身達(ミールズ)は、外部電源を持って屋上の縁へいく。

「これどうする?」「いらないよね」「捨てちゃえ、捨てちゃえ」 

「やめろう!」

 慌ててカルルは僕を放して、分身達(ミールズ)の方へ向かう。

「せえの!」「ぽい」

 外部電源を下に投げ捨てた。

「ああ! なんてことしやがる」


 チュッドーン!


 爆音が聞こえてくる。

 地面にぶつかった外部電源が爆発したようだ。

「このクソアマ!」

 完全に頭に血が上ったようだ。

 カルルは僕を忘れて分身達(ミールズ)を追い回している。

 分身達(ミールズ)は反撃しないで、キャー! キャー!言いながら逃げ回っていた。

 さてはあいつ、外部電源のスペアを持っていないな。

 カルルは、ドーマンセーマンのカードをかざした。

「やい、これを見ろ」

 だが、分身達(ミールズ)は掌で目を隠している。

「そんなの見なきゃ、平気だもんねえ」「ばーか! ばーか!」

 歯ぎしりして悔しがるカルル。

 その背後から……

「ブースト」

 僕はブーストパンチを背中に叩きこんだ。

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