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逃げた神々と迎撃魔王 第一部 〜 集う冒険者たち 〜【完結済】  作者: モモル24号
レーナ編

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職人夫婦

 鉱山系ダンジョンは初めてだったけれど坑道は灯りがついていて、少し狭いが歩きやすかった。


 わたし達は、装飾用の鉱石が欲しい職人と、武具の材料を集めるドワーフ職人の依頼を同時に受けた。

 二人は夫婦らしく、かつて冒険者でもあったとか。


 わたしがお父さんの話しをすると、サンドラさんの話しに繋がり、彼らがお父さんの仲間の人達だとわかった。


「あの堅ぶつがようやくサンドラと結ばれたのかと思ったんだがな」


 ぶっきらぼうなドワーフのクロードという男は懐かしむように言う。

 お父さんとはパーティーは別だったけれど一緒によくお酒を飲んでいたみたい。


「どっちも不器用だったからね。でもガウツは幸せな生活を送ったんだとわかって安心したよ」


 装飾職人で魔法使いのキャロンさんも、採掘の手を薦めながら昔話をしてくれた。

 サンドラさんは確かに不器用だわね。


 お父さんの話しを仲間だった人達に聞いているうちに、疑問になった事がある。


 お父さんの仲間達との話しは幾らでも出てくるのに、『海竜の咆哮』の仲間達と一緒になる以前の話しが全くない。


 あれ程の怪力の持ち主の話しが冒険者の間にまったくといっていいくらい情報がなかった。

 わたしは疑問を胸に抱えたまま、お父さんの仲間との依頼をこなした。

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