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逃げた神々と迎撃魔王 第一部 〜 集う冒険者たち 〜【完結済】  作者: モモル24号
ガウツ編

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ダンジョン攻略後

『海竜の咆哮』はダンジョンの核、ダンジョン・コアと呼ぶお宝を持ち帰った。魔晶石とはあきらかに違い地上へ持ち帰ると、美しい手のひらサイズの球体になった。


 星のようだと俺は思った。一般的でない概念の話しをしても面倒なので仲間達には言わないでおく。


 ダンジョン・コアを取ると、それを予想したかのように、他の二つの宝箱は消えた。更に先へと行くつもりだったので、帰りは余力がある。


 後で聞いた話しだが、俺達の成功を聞いたフォルンのギルドの冒険者が『黒魔の瞳』に挑んだ際に、彼らの情報になかった一つ目竜や、ダークネスヒドラが徘徊していたらしい。

 深層のボスを倒しお宝を回収すると難易度が上がる仕組みのようだ。


 キールスの冒険者と違い実力はあるのだがまとまりがないので、フォルンの冒険者が『黒魔の瞳』を攻略達成するのは当分先になりそうだ。


 ダンジョン名の由来もダークネスヒドラじゃなくて、目に何らかの特徴がある気がしたが、もう一度深層へ確かめに行くまで確信は出来ない。


 興味はあるが、流石に俺達もしばらくは行かないだろう。


 ダンジョン攻略達成の情報はクランとして隠しても、協力した冒険者の口から広がってしまうので重要性の高い情報以外は放置した。


 今までよほど悔しかったのか、わざわざフォルンへ行って吹聴する冒険者達もいて、揉め事を起こしている。まあ、気持ちはわからないでもないのだが。


 キールスのギルドマスターも『海竜の咆哮』から買った情報を持ってフォルンへ取引しに行っている。


 散々バカにされたのでマウントを取りがてら恩を売りたいのだろうが、何というか冒険者だなって感想が浮かぶだけだった。

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