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逃げた神々と迎撃魔王 第一部 〜 集う冒険者たち 〜【完結済】  作者: モモル24号
レガト編

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ボーナスタイム終了

 ゴブリンが八匹オークが二匹の群れと遭遇した。リモニカと僕が先制の矢を放つ。オークの一体をスーリヤが、もう一体をハープが受け持つ。


 スーリヤの剣ではオークに大したダメージがいかないが、ホープが気を引いた隙に喉を掻っ切った。

 力の使い方の綺麗な技、暗殺の技術に近い。暇してるメイドに教わったのかな?


 ハープもオークの攻撃は受け止めずうまく流す。バランスを崩した所に、リモニカの矢がオークの頭を貫く。


 オークを倒している間にゴブリンに囲まれるが、アミュラもメニーニも受けに回り、小悪魔達が足止めをして時間を稼ぐ。僕が弓矢で交互にフォローを入れた。


「ぼくらも連戦して戦えるようになってきたね」


 今日は組み合わせを変えて、ギリギリまで戦ってきた。

 体力がついたのか人数のおかげか、一番重いものを振るうハープも最後までバテずに動いていた。


「人数が増えて、休息をしっかり取れるのが大きいよね」


 ホープも実感があるようだ。運動量はホープとスーリヤが多い。


 今日は男女に分かれ湯場で汚れを落とし、疲れを癒やしていた。

 孤児院には水の洗い場しかなく、冬は凍えながら身体を拭いていたそうだ。


「ただ残念な知らせもある」


「依頼のこと?」


「だいぶ稼いだからね」


 僕達がせっせと依頼をこなしたおかげか、薬草類の依頼はようやく供給が追いついたようだ。


 新しく誕生した初心者パーティーも鉱山ダンジョンには行かずに、周辺地域で活動していた。僕達が開拓した森の拠点を教えてあるからね。

 依頼報酬が通常に戻っただけなので、手が空いた時は採取を続けるつもりだ。


「荒稼ぎが出来なくなった以上は、討伐に力を入れて、その後は別方面を探ろうと思う」


 ラグーンの森はダンジョンのある西側はわりと探索が進んでいる。しかし北の方は未開のままだ。

 僕の予感が正しければ、北側方面の森に何かある。


 冒険者としては当然探索せずにいられない。二人も何かを成す事に憧れていてウズウズしていた。


 はしゃぎ過ぎて僕たちは三人とものぼせてしまい、女の子達に呆れられてしまった。



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