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逃げた神々と迎撃魔王 第一部 〜 集う冒険者たち 〜【完結済】  作者: モモル24号
レガト編

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はじめての報酬

 ラグーンのギルドへ戻ると、初心者用の受付にはミラさんがいた。僕は先に買い取り屋の所で依頼の品を渡す。


依頼の受理証を確認したギルドの職員は納品された品が丁寧に扱われているのを見て褒めてくれた。

買い取り価格は変わらないけれど、評価が上がるようだ。


 買い取りの査定が終わると納品書を渡される。依頼通りの品かどうか確認が済んだ証になる。

買い取り額や評価に対して納得したのなら、サインをして受付に提出した。受付で確認が済むと報酬が得られるという流れだ。


 やり取りが面倒な冒険者は受付で依頼の受理証を渡し、報告だけで済ませる事もあるそうだ。獲物が多いとか、査定に時間がかかるとか、混雑している時など理由は様々だ。

 ギルドへの信頼関係も大事で、そういう人はお金を預ける口座を持っていたりする。


「期限のある依頼は、受付で依頼報告を済ませるか、買い取り屋で納品書を受け取るのが大事よ」


 ミラさんがわかりやすく依頼報告の完了の仕組みを教えてくれた。


 初心者の冒険者が少なくて暇なのもあるが、僕が色々知りたがるので一つ一つ答えてくれるので助かるよ。


 ついでに朝いた受付嬢がどうして採用されたのか聞いてみる。


「縁があるそうです」


 プライベートな事なので答えてもらえないと思ったけど、ミラさんは他の人に聞こえないように小声で言った。


 そういやサンドラおばさんは、このラグーンの副ギルドマスターのクォラさんと同じパーティーの仲間だった事を思い出した。


 あのメイドは躊躇いなく縁故採用を駆使したのか。思ってた以上にたくまし過ぎる。




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