異世界初日にヒロインを助ける俺TUEEE
異世界転移モノの定番、「盗賊に襲われた馬車に出くわし」「王女などの貴人や商人の娘を助け出し」「異世界で支援者を得る」最初のイベント。
最近はあんまり見ないかな?
「スマホ」「童貞」「TRPG(2016/1/11~)」などなど、書籍化作品でもよく使われる手段なんですけどね。
これをやる利点は結構たくさんあります。
まず、なろうだけではなく、一般的な物語でも定番である事。
主人公最強もので、主人公が活躍できる場である事。
ヒロインを出しやすい事。
異世界の情報を語る役を出せる事。
主人公に資金などを与えられる事。
受け入れられやすく、作品の方向性に合致し、話を進めやすい。
使わなければ損だと言えるほど、使い勝手が良いんですね。
ちょこっと補足すると、助けられるヒロインって言うだけなら現実世界の恋愛もので「落とし物を拾った縁で仲良くなってそのうち付き合うようになる」などと類型なんですよね、これ。
主人公が命の奪い合いになるバトルをする理由として「襲われている誰か/殺されそうな誰か」を用意すると、正当防衛やらなんやらを理由に心理的なハードルが下がると、行動への説得力強化になります。たまにいるんですよね、「平和な日本で暮らしている奴がいきなり命の奪い合いをするなんておかしい」と言う読者が。なので被害者を出さないように守るためだからと「善性による殺人」を演出するわけです。それでも言う人についてはクレーマーとして忘れた方がいいですけどね。
あとは、やっぱり説明役を出せるのが大きい。ナビゲーター的なキャラのうち、スキルが喋るアレは、正直、受けが悪いのですよ。その手のスキルが肉体を得る事もテンプレなんですけどね。最初から現地人に任せた方が良さげな雰囲気です。
馬車に限った理由としては、文明のレベルを説明する意図もあると思われる。
日本人の移動なら、自家用車か電車が選ばれるかな? もしくは自転車。
近代なら蒸気機関車って言うのもアリかな?
逆に古代なら、馬車は一般的じゃないからそのまま馬に乗せる。
移動手段は文明のレベルを説明するのに都合が良いわけですよ。




