ヴァルトロ PM5【リロードが早いショットガン】
VALTRO PM5
ショットガン
イタリア産
ヴァルトロ社製
使用弾:12ゲージショットシェル
◆【初登場】
STAGE:01 OPEN SEASON 「解禁期」
◆【使用】
SAT第一小隊の永友や三条などが使用。
◆【性能/有用性】
このショットガンは、前述のM870やM37ショットガンとは異なり、着脱可能なマガジンから給弾する機構となっている。
あらかじめ弾を込めたマガジンを複数個用意しておけば、弾切れになってもマガジン交換で素早いリロードが可能である。
それだけでなく、非致死性弾薬を詰めたマガジンと致死性弾薬を詰めたマガジンを準備しておき、状況に応じて使用弾を迅速に切り替えるような運用もできるので、法執行機関向けショットガンとして非常に有用。
考えうる欠点としては、この銃に限ったことではないが、マガジンを装着が甘いと発砲時に脱落してしまう可能性や、格闘戦で敵に銃を「掴まれマガジンを外されてしまう可能性が存在することには、一応留意しておく必要がある。
また、一発撃つごとにフォアエンドを前後させる標準的なポンプアクション式のため、連射性は低い。
◆【実銃解説】
イタリアのヴァルトロ社によって開発されたショットガンで、上記の性能解説の通り、着脱式マガジンによる給弾機構を持っているのが最大の特徴で、軍や警察向けのショットガンとして優れた性質を持つ。
また、M870などの固定式チューブ型マガジンを持つショットガンは、取り回しを良くするために銃身長を短くしようとすると、銃身と並行で備わっているチューブマガジンも短縮化しなければならず、自ずと装弾数が減ってしまう欠点があるが、このヴァルトロPM5であればそんな心配とは無縁に装弾数を減らさず銃身長を短く設計できる。
その利点を活かした、要人警護任務や閉所戦闘向けの最小短銃身モデルまで存在する。
フランス海軍など、ヨーロッパを中心に軍、警察機関での採用実績を持ち、総合な性能も良いので欠点を挙げる方が難しい優等生であるが、現実問題を見ると、商業的にあまり成功しておらず、ヴァルトロ社は倒産となってしまった。
諸説あるが、やはり銃器市場の最大顧客であるアメリカ合衆国を相手に販売が出来なかったのが最大の要因であると思われる。
攻撃性が高い銃器の販売を禁ずるアサルトウェポン規制法(ブレイディ法)に引っ掛かってアメリカでの販売が規制されてしまったという実情があるが、どのみち、アメリカには既にレミントン社、モスバーグ社、イサカ社、ウィンチェスター社などの有名ショットガンメーカーの牙城が築かれており、海外のマイナーメーカーがその市場に切り込んでいくのはそもそも非常に困難であったと推測される。
現在、ヴァルトロ社はイタリアのブリクシア社によって買収され、規制が失効しアメリカでもPM5ショットガンが通常販売されている。
しかしながら、既に時機を逃したとも云うべきか、大御所のレミントン社とモスバーグ社から着脱式マガジンを採用したショットガンが新機種としてリリースされてしまっており、アメリカの地でPM5ショットガンが日の目を見るようなことは中々厳しい状況となっている。
◆【劇中での設定】
マガジンが迅速に交換できる利点、そして既に世界的な採用実績のあるベネリ社と同じくイタリア産のショットガンであったという点が注目され、日本警察は警視庁特殊部隊SATや銃器対策部隊向けにまとまった数を購入した。
その性能は高く評価され、後に、各種光学機器を搭載可能にするため、フォアエンドやレシーバーにアクセサリレールを追加搭載する近代化改修も行った。
それほどPM5ショットガンの大規模配備に当初は乗り気であった日本警察であったが、製造メーカーのヴァルトロ社自体が企業体力が低く、この銃を長期的に運用するにあたってアフターサポートを受け続けることが出来るかどうか疑問を呈する意見が出たため、結局は、都市部の警視庁特殊部隊SATや銃器対策部隊に一部配備されたのみで、継続的に新規調達していくことは無くなってしまった。
また、既に大規模採用されているサブマシンガンの『MP5』と名称が似通っており、書類上で混同されてしまい管理上のトラブルを招いたこともあることから、事務関係の職員からは「紛らわしい」と評判は悪い。
現在は、MP5と区別するために「ヴァルトロ」と呼称することで矯正している。
◆【コメント】
宮潟「MP5、PM5。いちいち二度見しちゃう癖がつくぐらい、文字だと紛らわしくて嫌い」
アヤカ「わたしにしてみれば、日本語だって紛らわしい言葉が多すぎて、何を今更って感じですが」
宮潟「英語だって似たようなものよ。『PLAY(遊ぶ)』『PRAY(祈り)』『PREY(犠牲)』とか。あんたの住んでる異世界にだって、紛らわしい言葉はいっぱいあるでしょ?」
アヤカ「確かに」
宮潟「でしょ?」
アヤカ「わたしの国の言語では、『ケーキ』と『肛門』の発音が似ています」
宮潟「それすごい嫌」





