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勇者様からのおくりもの2


「あっ、もしかしてこれで【魔法陣魔法】が使えたりする? ステータス・オープン」

ステータスボードを開き、【魔法陣魔法】の説明を確認した。


〜〜〜〜

【魔法陣魔法】

 ・魔法を魔法陣に解析する為には、べつに【解析】スキルが必要な上級スキル

中略

 . Lv1; 魔力インク作製、魔法陣作成、魔法陣転写

〜〜〜〜


「勇者様、グッジョブです。あきらめていた【魔法陣魔法】をこれで使えそうです。ありがとうです」


カインは、【魔法陣魔法】の【魔法】を調べた。

〜〜〜〜

・Lv.1;魔力インク作製 〈魔法陣を作成し描くためのインクを作製〉 MP:30

     魔法陣作成  〈【解析】した魔法の魔法陣に変換する〉 MP:50

     魔法陣転写   〈作成済みの魔法陣を物に転写する〉 MP:100

     ※この【魔法】に呪文はない。【魔法】名を唱えてイメージする。

〜〜〜〜


「なんか、怪しい感じの説明だなぁ?【解析】のせいかな? まずは、【魔力インク作製】からかな?インク瓶をイメージしてっと 「魔力インク作製!」」

カインは、水をすくうように手の形を作り、手のひらに”インク瓶”があるようなイメージをした。


手に魔力が集まるのが分かり、数秒後手の上に青色い輝くインクの入った瓶が現れた。

「すごい、瓶まで一緒に作れちゃった。さすが、”魔力インク”ってだけに”魔力”を感じる」


”魔力インク”の入っている瓶をしげしげと見て、【解析】と唱えた。

ウィンドウが開き、”魔力インク”の解析結果が表示される。

〜〜〜〜

”魔力インク” 【魔法陣魔法】の【魔力インク作製】で作られた”魔力”のこもったインク(青い)、主に【魔法陣作成】で作成した”魔法陣”を物に書いたり、転写する時に使用する。【魔法陣転写】魔法を使う時は、瓶のふたを開けて使用する。

〜〜〜〜


「なんか、手間がかかる”魔法”だな。次は、【魔法陣作成】だけど、その前に【魔法】を解析しなければならないから、外の方がいいかな? あれ、確かスキルレベル -1 Lvの魔法じゃないとダメだったぁぁぁ」

衝撃の事実を思い出したカインは、両手を床につけてうなだれた。


「しばらくは、【魔力インク作製】を使ってスキルレベルが上がるのを待つしかないか…」

ふと、見るとそこに魔道ランプが灯っていた。


「魔道ランプの”魔法”は、【解析】出来ないかな? 『解析』」

するとウィンドウが開きものすごい速さで、何の文字か分からない記号のようなものが大量に表示された。それは、新聞の文字の大きさで、新聞紙を開いた大きさのウィンドウいっぱいに書かれていた。


「そうか、【魔法】を【解析】でこの状態にしてから【魔法陣作成】を使うのかな? 試しに唱えてみようかな?「魔法陣作成!」」

今度は、【解析】で表示されている文字がウィンドウ上で消えたり、違う文字に変換されたりした後ウィンドウの中央に直径(φ)15㎝位の円が描かれ象形文字の様な円の中に同心円で描かれて止まった。


カインは、少し頭痛を感じた。


「これが、魔道ランプの魔法陣?かな? うーん、そうだ「解析」」

魔法陣とは、別のウィンドウが開き説明が表示される。

”この魔法陣は、【生活魔法】の【(ライト)】の魔法陣”


「なんか、魔法陣が作成出来ちゃったぞ? でもなんでだ?【生活魔法】ってなんだ?」

疑問がどんどん増えていくカインだった。







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