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キール  作者: タコ中
キール
21/39

体験21 真剣勝負

バトルシーンは難しい。


何回もRー15指定をはずしたりつけたりしてすいません。

いったいRー15指定をつけたら良いのか分からないんです。

ついに夏海と恭子の戦いが始まった。

二人は刀を鞘から出す。

二人は鞘を遠くに投げた。

そして、恭子は剣道の構えで、夏海も同じように日本刀を構えた。

そのまま二人は睨みあっている。


「何で睨みあってんだ?」勇輝が聞く。

「相手がどう出るか見てるんじゃね?」利哉が答えるが、自信がないようだ。


先に動き出したのは夏海だった。

夏海は高く飛び上がり、日本刀を振りかざした。

「ヤァァァァァァ!」

恭子は冷静に日本刀を横に構えた。そして、腰を落として衝撃にも耐えれるような体制をとった。

夏海は刀を降り下ろしながら落下してくる。

すると、恭子は刀を少し斜めにした。


ガキィィン


金属と金属がぶつかる音がした。

恭子が刀を少し斜めにしたため夏海の降り下ろした刀の衝撃を受け流した。

夏海の刀は地面に突き刺さってしまった。

恭子はこの隙を見逃さなかった。

「はっ!」鋭く息を吐きながら恭子は刀を横に降った。

しかし、刀はむなしく空を切った。

夏海はしゃがんでいた。

すぐに恭子はバックステップで後ろに下がった。

同じく夏海も刀をすぐに抜いて後ろに下がった。


「スゲェ………」武が呟く。

もはやバスにいる人は皆この戦いをまばたきも忘れるほど食い入るように見ていた。


恭子は気がついた。

自分の刀にほんの少しだがヒビが入っている。

(もうそんなに大きい攻撃には耐えたえられない……)

恭子の思いとは裏腹に、夏海はクラウチングスタートの中腰版のようになり今にもこっちに走ってきそうである。

そして、夏海がダッシュしてきた。かなり早い。


ガギィィン


「くっ………!」恭子が苦しそうな声をあげる。

今度は先程とは比べ物にならないほどの衝撃だった。

夏海の刀が恭子の刀の真ん中程に食い込んでしまっている。

恭子の手は衝撃によりしびれている。

夏海は恭子の腹を右足で蹴る。


「ガハッ……」恭子は痛みをこらえて腹を蹴った夏海の右足をつかみ、そして、夏海の左足を払う。

夏海が倒れる。

食い込んでしまっていた刀も抜けた。

夏海も気が付く、自分の刀にヒビが入っている事を。

しかし、恭子の刀は、夏海の刀が食い込んでしまったことで刀の真ん中に切れ込みが入ってしまった。

二人は腹をくくった。

(次で決める!)

(ツギデキメル!)

感想お待ちしてます。

そして、頑張って書き続けます。

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