キャラクター紹介3 ※ネタバレ注意!
※これはあくまで『ロックマンB』の設定であり、原作である『あきぼく』の中の設定ではありません。
(登場人物紹介)
◯片出巌
・キャラクター設定
物語の冒頭と最終話でラジオのニュースに名前だけ登場。
ジュエルの話の中でもところどころ出る。
架空のライトノベル『地質学を究めたら、年下で可愛い婚約者が出来た件(通称、ちしこん)』の主人公。
中学生まで蛯原家(ジュエルの家)と隣同士でジュエルと幼なじみだが、年は6歳離れている。
地質学の研究者である蛯原教授(ジュエルの父親)の影響で地質学を志し、才能に開花。
14歳の時(ジュエル8歳)の時に、アメリカに留学し、8年後に博士号を取得し日本に帰国。蛯原教授の研究室に勤務する事になる。
地質学の若き天才で、岩を手がかりに殺人事件を解決したり(いわば、岩界の『名探偵コ◯ン』)、岩でいがみ合っている国家間の仲裁をしたりする(いわば、岩界の『美味し◯ぼ』の『山岡◯郎』)、岩IQ200の頭脳派岩マニアにして岩スペシャリスト。
そのため、常に国内外の他の研究所や組織から引き抜きをかけられており、それを阻止するために手を組んだ蛯原教授と巌の両親により、再会したばかりのジュエルとむりやり婚約させられ、同棲を始める。
最初は、妹のように思っていたジュエルが婚約者になってしまった事に戸惑うが、一方のジュエルは『憧れのお兄ちゃんと結婚できるです』とノリノリで、天真爛漫に好意を示してくる彼女に次第にほだされていく。
しかし、業を煮やした他国の組織の陰謀により、落盤事故に巻き込まれ、意識不明の重体に陥ってしまう。
……というところで、『ちしこん』と『ロックマンB』のストーリーがリンクする。
ルックスはメガネをかけたインテリ風イケメン。
性格は穏やかで物静かだが、岩が関わると強気で饒舌になる。
ジュエルが絵井にかけた、「何のへんてつもない石ころだって、見る人が見ればとっても価値があるものだったりするのです」とは、元々は巌がジュエルにかけた言葉。
微居がジュエルにフラれるのは既定路線だったので、ジュエルに「ビッチ感」や「NTR感」が出にくいような相手を考えた結果、『年の差がある婚約者で、幼なじみのピュアラブ』という設定になった。
◯歩武
・キャラクター設定
ダンジョンの最奥の大聖堂に鎮座する『水晶のミイラ』と遺された日記で登場する、物語の舞台『洞窟ダンジョン』の主で緑のシャンカラ・ストーンの元の持ち主。
昭和1ケタ生まれの岩マニア。
絵井からは『ボブ』、微居からは『ポムじいさん』、ジュエルからは『あゆむさん』と呼ばれる。
幼少期に川原で拾った白くて綺麗な硅石(水晶)に魅せられ、以降50年間岩を集め続けた結果、集めたコレクションは2,000個を超える(週1個ずつ増やしていった計算)。
伝説のシャンカラ・ストーンを手に入れると、その力を存分に振るって、肘川市北の山中に岩のダンジョンと岩の楽園を築き上げる。
のちに脳腫瘍を患い、正常な意識を保てなくなるが、奇跡的に美味しいおかゆを食べた次の日に意識を取り戻し、最後の日記を遺して自らの身体を水晶と化した。
微居と同じく『岩と会話』が出来る能力を持つ。
ずっとダンジョンにこもっていた訳ではなく、たまに街に降りて食料とかを買い出しに出ていた様子。(ダンジョンに繋がっていた桟道は、買い出し用の出入り口)
キャラクターのモデルは、『天空の城ラピュタ』のポムじいさん。(パズーとシータに飛行石の事を教えてくれたおじいさん)
◯モアイ太郎
洞窟の最奥部を守護する、複数の岩が組み合わさって作られたゴーレム。
地面の中を泳ぐように自由自在に移動することができる。
洞窟に住んでいるのに、なぜか流行にくわしい。
・特殊能力『地中移動』
地面の中に溶け込んで、地中を移動できる。
地面と壁、天井が全て岩と土でできていれば、縦横無尽に動き回ることができる。
・特殊能力『分裂攻撃』
全身の岩を爆裂させることで、高速移動と攻撃を同時に繰り出す。
核を中心に身体を再構築するため、核を外されると元に戻れなくなる。
・キャラクター設定
モアイの頭と相撲取りのような体つきを持つ3mを超えるゴーレム。
ダンジョン最奥の大聖堂を護る門番で、ボスキャラ。
複数の岩が組み合わさって出来ており、体重があるので動きは鈍重だが一撃必殺のパワーを持つ。
モアイ太郎の核は、歩武が岩マニアになったきっかけである最初に手に入れた手の平サイズの丸い硅石。
歩武が大聖堂から出てこなくなったのを死んだと思い、35年間それを認める事ができずに門番を続けていた。
現在は肘川北の山中で、主人と仲間の岩たちと共に静かな眠りについている。
ポケモンで言えば、岩・地面タイプ。
キャラクターのモデルは、『ロックマン』のイエローデビル。
次回、キャラクター紹介4とおまけの最終回!




