表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1154/1195

①⓪③話 黒坂真琴と伊達政宗の宴席③

【時系列・原作書籍⑤巻・第四章・磐城巡察】 

「我らが今酒を飲んでいる磐城はどこにございます? 唐天竺とはこの地図ではどの当たりで? 南蛮とはどのあたりで?」




地図を眺め酒を飲んでいるとどんどん聞きたいことが湧いてくる。




その疑問に一つ一つ丁寧に答えてくれる常陸様。


「兄上様、御大将がお疲れです」




「そんな事はひくっ、ございませんよねひくっ、次は世界で一番高い山を教えて下され」




「殿、小次郎君が仰るように御酒が進みすぎているようで」




「うるさい、小十郎!小次郎!我はもっと知りたいのじゃひくっ」




世界の様々な事を知りたい。




今聞かねばいつ聞く?




「マコ~追加のお酒持ってきたよ」




「おっ、お江丁度良いところに来た。政宗殿に酌を」




「は~い」




「ん?こちらの姫君は?・・・・・・あ」




上様の姪御様で常陸様の側室お江の方様が盃に酒を注いだ所で我の記憶は消えた。




「・・・・・・もうお江、無理に気絶させなくても」




そんな言葉が聞こえたような聞こえなかったような。




次の日、起きると頭がガンガンと鳴り吐き気が酷い。




「殿、常陸様が朝飯を共にどうだとおっしゃっていますがいかがいたしましょう」




「無理だ。粗相をしかねない」




「ではお断りいたしますが、常陸大納言様は昼前には帰国の途に。お見送りには必ず」




「あぁ~わかった。頼むからもうしばらく静かにしてくれ、頭が割れそうじゃ」




我は二日酔いの朝を迎えた。

原作12巻2月24日発売

オーバーラップ文庫

挿絵(By みてみん)

電撃コミックスNEXT

⑥巻2025年1月27日発売

5巻まで全巻重版出来

挿絵(By みてみん)

電撃大王連載中


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i621522 【書籍版案内】 最新情報オーバーラップ文庫公式サイトへは画像をクリック i533211 533215 i533212 i533203 i533574 i570008 i610851 i658737 i712963 本能寺から始める信長との天下統一コミカライズ版☆最新情報☆電撃大王公式サイト i533528 i533539 i534334 i541473 コミカライズ版無料サイトニコニコ漫画
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ