チャレンジ 11 ‐ 3
そうだ、うちの魔王様を描こう!
とは言いましても、カッコよく角をはやしていたり、色っぽく露出しているわけでもなく、至って見た目ふつうの人間でしかないうちの魔王様ですが…
その魔王様に背中で何かを語ってもらうべく、描こうと思います。
まず、全身を描きたいので簡単に描いてみる。
…うん、もうちょっとしゃきっと立って欲しいので、定規を使いまして中心線を引きました。そして、なんとなく魔王様の頭部なり、ドレスを描いてみます。
しかし、ハッキリとした後ろ姿が思い描けず、後ろ姿の写真を参考に、自分の想像とすり合わせるため、身体の形を描きまして、顔を書いたときと同様に要所要所のところに線を引きました。
線は何等身であるか、あとは肩の位置、腰の位置、またお尻の下と膝裏、踵に描きました。
大体のところでペンの色と新たなレイヤーを入れて、線をもとに身体を描き、向きが少し斜めっていたのでもう少しだけ背中がわかるように更に新たなレイヤーを加え、右肩やや下がり気味で描き込んでみました。
足はどうせドレスで隠れてしまうのでテキトーなところで終わらせて、何等身であるのかを念頭に好みのドレスを描き、仕上げのときを考慮して絵を少し小さくしました。
で、ここから、ドレスを完成させ、ウエストラインと背中の線、そして髪の毛をボリュームアップさせて、肌だけ塗ります。
うちの魔王様の設定で黒いドレスしか着ないので、でもちょっとこだわりたい!センスがどうかは無視をして頂きまして、前から鳥の羽が抱き付いているようなドレスにしてみました。
最後に、レイヤー1番の真っ白な背景を好きなように、作者である自分の理想の色をつけて完成です。
タイトル『魔王 弥生子像』
感想――顔だけ描くよりも、難しさがアップ。特に肩幅をどれくらい広く若しくは狭くしたらいいのか悩み、腕もまた難しかった。
以上。




