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最弱な俺が『最強』の美少女たちに姫扱いされる件  作者: テトラ
第十三章 ≪人ならざる者へ≫
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#132 新しい力①

高評価とブックマークをお願いします!

もうすぐ第一部が終わる……



「一体……どうなってるんだ……」


 見覚えのないスキルに、見覚えのない項目。

 神とか武具とか、俺が一部補足しただけで見えない部分もあるが……それにしても、だ。


 見えている部分だけでも変化がすごい。

 いや、すごすぎて本当に俺なのかを疑うレベルだ。


「それで? どうだったんだ、紅蓮」

「俺、めっちゃ強くなってた……」

「だろう! よかったじゃないか!」

「い、いや! 良かったことには変わりないんだけど、いきなり過ぎて俺には何が何だか……」


 スキルとかはめちゃくちゃ増えてるけど、依然として能力値の方は全然低いままだしな。


『多分、四霊神の一人であるぼくと契約したから能力値が上昇したんだろうね』

「契約しただけで、か……?」

『うん。高位の神と契約した人間は、契約した神が持つ力の一部を恩恵や加護として使えるようになるんだ。能力値もその一部ってこと』


 でも、その理論で言うのなら、カグラやヘルの時だって同じように強くなれるんじゃないのか?

 いや、ヘルとは契約した覚えはない……はずだけど。


『うーん……最初は病気みたいに身体が慣れる時間が必要なのかな。そして、二人目の契約者であるぼくと契約して、力が一気に解放された』

「なるほど」


 そういう事なら理解は出来る。

 だがノームにも分かっていないっぽいって事は、やはり俺はイレギュラーな存在なのだろうな。


 そんでもってやっぱりヘルとはまだ契約すらしていないじゃん、と思ったのだが。


「さっきこっそりしておいたぞ」


 なんて言うもんだから、なんて勝手な奴だと思ってしまった。

 まあ今更どうでもいい事だけど。


「それで紅蓮。せっかくだから今の内に手に入れたスキルのお試し練習とかしてみないか?」

「スキルの?」

「ああ。我も魔王との戦いで少し消耗して以来眠って力を蓄えていたから、身体が少しなまっているのだ」

「いや、その言い方だとまるで俺とお前がガチで戦うみたいな感じになってるけど?」

「ダメか?」

「ダメだろ!」

「そうか……」


 流石にガチでは戦えない、とカグラを諫めつつ。

 俺は早速スキルをお試しで使って見ることにしたのだった。




 ヒカミ グレン/19歳

 【能力】魔力:10(+?)闘気:100(+?)

 【種族】半霊人族

 【所持スキル】『生存Lv7』『料理Lv6』『剣術Lv1』←New‼『格闘術Lv1』←New‼『狂化Lv1』←New‼『鑑定Lv1』←New‼

 【加護】『大地の守護』←New‼ 『十大武具に選ばれし者』←New‼


 【契約している神】『龍神カグラ』『死神ヘル』『地霊神ノーム』

 【所有武具】『聖剣 桜花』『聖盾 彼岸』『魔双剣 ルリ・ルナ』『黒斧 ノワール』




 それでは早速。

 まずは……そうだ。『鑑定』のスキルだ。


 効果は……『鑑定』:対象の解析鑑定を行う

 となっている。


 なんとなく無意識で使ってしまっていたが、このスキル……レベル1でもかなり便利なスキルだという事が分かったぞ。

 このスキルのお陰で、わざわざ魔道具を使ったりしなくても自分のステータスがゲームのように見れることが分かったのだ。


 そこには体力とか攻撃力みたいな表記は無いけれど。

 それでもあの腕輪を使わずにステータスが確認できるのはとてもありがたい。気持ち的にすごい楽になる。


 あとはまあ……試しにと思ってカグラやヘルを対象に使ってみたが、何も見れなかったのでこれはレベル差などによって見れる対象が変わってくるのだろう。

 地面とか空とかにも使ってみたが、場所が悪いのかここでは鑑定不能となっていた。




 気を取り直して次だ。

 次は……『狂化』だ。これも名前からして気になっていたのだ。


 効果は……『狂化』:一時的な攻撃関連能力の大幅上昇、使用後一定時間のダウン状態

 となっているな。


 攻撃関連能力ってのが分からなかったのでカグラに聞いてみた。すると、


「ああ、それは――文字通り攻撃に関連する能力なのだが……」


 と少し長い説明が入った。

 曰く、攻撃関連能力とは物理攻撃ダメージの基礎となる『闘気』をはじめ、攻撃時の武器を振るスピードや相手に与えるダメージの増加などのことを指すらしい。


 そもそも闘気というのは、物理攻撃をするときにその攻撃に乗せる魔力のような力であり、闘気が高ければ高い程相手に与えるダメージも大きくなるのだ。

 だからこそ、闘気が高い人は物理アタッカーになることがほとんどで、魔力は自身の身体強化などに使うらしい。


 そして、この『狂化』というスキルはそんな闘気を大幅に高めてくれ、かつ身体強化も施してくれるというスキルらしい。

 このスキルはヘルからの恩恵らしく、そう彼が教えてくれたのだ。


「しかしそのスキルは使用するとしばらく動けなくなるというデメリット付きの力だ。今使用するのはやめておいた方がいいだろう」


 というので、俺は仕方なくこのスキルを使うのを最後に決め、次なる新たな力へと目を向けるのだった。



次回は明日更新です! また土日はお休みをいただき、来週の平日で恐らく第一部が終わるかと思います!よろしくお願いします!

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