にじゅー
更新遅れてすいませんm(__)m
風邪が治りません(´Д`)夏風邪をなめてました汗
未だに咳が続いてます、文章がいつもの2倍酷いですが許してください><
「…おせぇぞ」
「うるせぇクソ親父」
「いつもよりランニング5分も遅いだろ…ってそれなんだ?」
「猫だよ、捨てられてたから拾ってきたんだよ」
「…ならよし☆」
…なんだこの会話は!?
俺は紅さんと捨てられた子猫を連れて彼女の家にきたのだが、何だよこの会話は!?ツッコミたいとこがいくつかあるんだけど!
今わかったことだが、紅さんちはボクシングジムみたいだ。そしてそのジムの会長が彼女の父親らしい。…正直見た目超怖い。
そしてその顔で猫にデレてると余計怖いわ!!
「この猫家で飼ってもいいだろ?ウチがちゃんと世話するからさ」
「世話するならいいが…、それよりお父さんにそれを抱かせてくれ!!」
紅さんは不満げに父親に猫を渡した。すると
「うぉ〜!!超かわい〜!!」
マッチョなおじさんが発狂しだした。怖いよ!!見た目とのギャップ考えてくれよ!!ジムの人皆ドン引きしてるよ!!
「びゃ〜!!」
ほら猫もめっちゃ怯えてるじゃん!話してあげて!!
「おいクソ親父!クロが怯えてるだろ!」
紅さんも子猫の危機を察知してた様子。ちなみにクロってのは子猫の名前な。(話し合った結果クロになった、俺はブラックからとって『ブラ』にしようっていったんだけど、なぜか凄い怒られた)
「ちぇ、わかったよ、早く猫を自分の部屋につれてきな。ジムにいちゃ危ないからな」
「わかったよ、じゃあいこっか佐藤くん」
そういって紅さんは俺の手をつかんで部屋に連れていこうとした。すると
「…って待てや!」
グァシ!!
「ごぼっ」
いきなり襟捕まえられた。体持ちあがってんですけど
「猫に夢中で気付かんかったが、お前誰や?」
…おいおいさっきのギャップ萌えどこいった?いや萌えてないけど。
ってか猫に夢中で俺に気付かなかったって…女の子の親なんだから男には注意しとけよ!!
「しゃ、佐藤でしゅ!紅しゃんとは友達でしゅ!」
余りの恐怖にカミカミになってしまったじゃん。
「佐藤…?あー…」
おじさんは俺の名字を聞くとなぜか納得した様子をして、首を絞めてた手をはなしてくれた。スーハー!!空気がうめぇ!!
「佐藤ってお前のことか、うちの娘がお前の話をよくして」
「だ、黙れクソ親父!!
もうこんな奴ほっといてさっさと行こうぜ!!」
「ぐぼっ」
紅さんは顔を赤くしながら俺の首を掴んで引きずっていく。
めっちゃ苦しいんですけど。
…ってあれ?なんで紅さんのお父さんは俺のこと知ってんだ?




