084 佐吉と市松、虎之助 羽柴ねね
「おおっ、やりおったか! さすがは三介様じゃ!」
久しぶりの南伊勢からの文に、藤吉郎殿は大興奮です。
三介様が、北畠家の反織田派の筆頭である御隠居様を完全に引退させ、義父である左中将様とともに実権を掌握したとの報せです。
何でも、小一郎殿が御隠居様と剣術で立ち合い、家臣たちがそれに気を取られている間に館を取り囲んで降伏させたのだとか。
「北畠の先代(北畠具教)といえば剣豪と言われた男じゃ。それに勝ってしまうとは──小一郎の前世の坂本とかいう男は強かったんじゃなぁ。
結局、一滴の血も流さずに事が治まったか。三介様も何だか小一郎の流儀に染まってしまったの」
「いえ、それは少し違いますよ」
藤吉郎殿の言葉に、半兵衛殿が少し苦笑いで返します。
「三介様は、お駒殿たちの窮状を見たあたりから、必要とあらば戦うが民を苦しめるような無益な戦はすべきでないと思っておられたようです。
あの方は、誰から教わるでもなくご自分でその考えに辿り着いたのです。あの頃からですかね、私も三介様がなかなかの大器だと気づいたのは」
「いやあ、実に大したもんじゃな。しかし、それに比べて三七様のなさりようときたら──」
藤吉郎殿が、呆れたように嘆息します。
──実は、私と半兵衛殿はこの先に本来起こったはずの歴史を知っています。ご先代だけでなく、ご当主(北畠具房)や家臣の大半をも一気に粛清してしまうという血生臭い『三瀬の変』のことを。
それを回避したというのも驚きなのですが、その数年後に三介様がやらかしてしまう伊賀攻めを三七様がやりかけてしまった、というのも意外でした。
どうも、その辺は無明殿の企みによるものらしいのですけど。
結局、三七様は織田家に戻され当分のあいだ謹慎。一部の重臣たちは横領の罪で処断され、神戸家は一時的に廃絶という形になったそうです。いずれ時期をおいて再興、ということになるそうですが。
これで織田の後継者争いは勘九郎信重様と三介様のお二人に絞られたと言ってもいいでしょう。ただ、勘九郎様が『無明殿』である疑いは濃くなっているようですし、この先、お二人の間に争いなど起こらなければよいのですが──。
「まあ、何にせよ三介様がますますご立派になられていくのは喜ばしいことじゃ。
うちの無双丸も、あのように育ってくれれば言うことないんじゃがの」
──無明殿絡みの詳しい事情を知らない藤吉郎殿は、まあ気楽なものです。
「藤吉郎殿、いくら何でも気が早すぎますよ。まだ無双丸たちは言葉を話し始めたくらいなんですから。あまり無理はさせず、しばらくは元気に育ってくれることを考えましょう」
軽く釘は刺しておきます。
「それに今は──無双丸を将来支えてくれる子たちを育てる方が大変なのですから」
藤吉郎殿たちとの雑談を終え自室に戻る途中、お義母様の畑の前を通りかかりました。
──お城の中に畑があるのって、何度見てもやっぱり違和感があるんですけどね。
今日は、小姓組の子たちがわいわい言いながら手伝いをしているようです。
畑の奥の方にいるお義母様が、こちらに気づいて軽く会釈をしてきました。それに会釈を返すと──。
「あ、母様だ!」
私に気づいて、虎之助と市松が駆け寄ってきました。その後ろから、やれやれといった顔つきの佐吉も歩いて来ます。
以前に小一郎殿が言っていたとおり、少し前から藤吉郎殿は遠縁の親戚たちを訪ねて、有望そうな子供たちを将来の家臣とすべく預かるようになりました。
佐吉は親戚ではないのですが、近在の寺の小姓をしていたところ、半兵衛殿が才覚を見抜いて連れてきた──ことになっています。
十四歳の佐吉、一つ下の市松、そしてもう一つ下の虎之助。──実はこの三人は、後に石田三成、福島正則、加藤清正として、後の羽柴家の行く末に特に大きく関わる重要人物なのです。
次郎殿によると、武に長けた市松と虎之助、そして文に長けた佐吉との不仲が、後に羽柴家を分断するほどの派閥の対立になってしまうのだとか。
そこを早いうちから防いでほしいと小一郎殿にも頼まれてましたし、次郎殿も『無明殿が手出しをする前に抑えるべきだ』と主張したので、佐吉も史実より少し早くに探し出してきたのです。
──本来は、藤吉郎殿が鷹狩りの帰りに見つけ出すことになっていたらしいんですけどね。
「母様、小一郎様はいつおもどりになるのですか!」
真っ先に虎之助が訊ねてきます。
小姓組の子たちは私のことを『母様』と呼んで慕ってくれています。ただし、佐吉だけはずっと堅苦しく『お方様』のままなんだけど──こういうところがちょっとかわいくないんですよね。
「うわさは聞きました。何でも、北畠の剣豪をこてんぱんに打ち負かしたのだとか。ぜひ、わしらも小一郎様から剣を教わりたいのです。いつお戻りになられるのですか?」
「おい、二人ともそんなに剣の腕ばかり磨いてどうするんだ。学問の方にももう少し身を入れんと、後々困ることになるぞ」
重ねて尋ねる市松に佐吉がたしなめるように言うのですが、それに虎之助が反発します。
「へん、えらそうに言うけど、佐吉兄は剣じゃおいらに勝てないじゃないか。
それがくやしいんじゃろ!」
「そ、そんなことはない! 虎こそ、もっと年下の子に学問では負けておるではないか!」
──ふう。本当、頭が痛いわ。
「こらっ! 三人ともそこに座りなさい!」
私が一喝すると、三人はびくっと動きを止め、おずおずとその場に座りました。うん、一人ずつは素直ないい子なんですよね。
「以前から言っているでしょう? 自分より劣る者を馬鹿にするようなことを言ってはいけません、と」
「そ、それは──」
「あなたたちは、いずれ無双丸のこともそうやって自分より劣っていると馬鹿にするのですか?」
私が重ねて強い口調で言うと、三人はぐっと口をつぐみました。
「いいですか。あなたたちはいずれ、無双丸を支えてこの羽柴家の柱となるのです。多くの人の上に立たねばならないのです。
誰が、自分を馬鹿にするような人について行きたいと思うのですか?
人の良いところを見つけ、そこを素直に認められるようにならなければ駄目ですよ」
「──虎、すまなかったな。学問の方はわしも見てあげるから、剣の方は教えてくれないか」
「お、おう──佐吉兄、わしもわるかった」
こういう時に、真っ先にこちらがしてほしいことを察して振舞えるあたりは、佐吉の優れたところですね。
「そうやって素直に謝るのはとても良いことですね。──あ、でも市松はとばっちりだったかしら」
「あ、いえ。実はわしも虎と同じように考えてましたから、少し改めます」
市松も元はかなり乱暴者だったそうですけど、ここに来てからは、意外に短気な佐吉と虎之助との間に挟まれて、少しは冷静に物事を見ることを身につけているようです。
「いいことですね、市松。
──ただ、残念ながら小一郎殿はお館様の命で大事な仕事をしているので、当分は戻らないのですよ。剣術は今までどおり、猪右衛門(山内一豊)殿に教わって下さいね」
──おや? 何だか三人とも不服そうなんですけど。
すると、遅れて集まってきた他の子たちからも声が上がりました。
『母様! わしらも小一郎様から剣をおそわりたいです!』
『山内どのはとてもお強いのですが、その、おしえ方がとてもおおざっぱでして──』
あら、ずいぶん手厳しい評価ですこと。
ちょうどそこに通りかかった半兵衛殿が、何だか面白そうに口を挟んで来ました。
「ああ、猪右衛門殿はあまり頭で考えて剣を振るう方ではないですからね。
小一郎殿の流派は、細かいところにまで理屈が立てられていますから、確かにこの子たちにはそちらの方が向いているかもしれません」
その言葉に、子供たちの顔が一斉に明るくなります。
「でも、半兵衛殿。小一郎殿は当分戻れないのですよ?
いない人から剣を教わることなど出来ないではありませんか」
「いえ、お方様。ここには小一郎殿から直に剣の手ほどきを受けた、弟子ともいえる者がおるではないですか」
「あ、与右衛門殿ですか」
『うげっ──! よ、よえもんどの──⁉』
子供たちの顔に一斉に恐怖の色が浮かびました。
猪右衛門殿は剣の稽古でも大人の余裕で手加減をしていますが、年が近い与右衛門殿は手加減などしませんし、悪ふざけにも容赦なく雷を落とします。小姓組の子供たちにとって与右衛門殿は、なまじな大人たちよりはるかに恐ろしい兄貴分なのです。
「いやあ、そなたたちがそれほど剣術に熱心だとは思いませんでしたなぁ。与右衛門殿をそなたたちの剣術指南に、というのはわしから殿に進言しておきましょう。はっはっは」
『ま、待ってください、半兵衛様ぁ──!』
子供たちが必死に声をかけますが、半兵衛殿はそれ以上取り合おうともせずに高笑いを残して去ってしまいました。
──あ、そういえばこの子たちが今浜に来た直後に、半兵衛殿の大事な書物が落書きまみれになったことがありましたっけ。もしかして、これはその意趣返しなのかしら。
ま、まあ、自業自得ですよね。
さて、藤吉郎殿に見せたものとは別に、より詳しい事情が記された書状も私の手元に届いています。
今夜はそれについて、半兵衛殿と治部左衛門殿、そして堀次郎殿とで秘密の会合です。
「ふう──しかし、まさか三介様に小一郎様の秘密を見破られるとは思っておりませなんだなぁ」
「未来からの生まれ変わりの日記──そんなものがあったのですね。その人と話がしてみたかったです」
「他にも生まれ変わりがいる可能性があるとはいえ、未来の名称を意図的に広めてしまおうとは──いかにも駒殿らしい無鉄砲な考え方ですねぇ」
「『北辰一刀流』と『海援隊』ですか。それを聞いて訪ねてきた人をどのように扱うか──色々考えねばなりませんな」
「あと、三介様が気づいた年代の矛盾、それにどう言い訳するか、もですね」
色々な問題について考えていると、急に慌ただしい足音が近づいてきて、部屋の外から声がかけられました。
「お話し中ご無礼いたします。火急の用にて──市松が突然倒れたとのことにございます!」
「何ですって⁉」
皆が慌てて立ち上がって襖を開けると、そこには青ざめた顔の与右衛門殿と、涙で顔をぐしゃぐしゃにした虎之助が立っていました。
「母様、市松をたすけてくだされ! 頭がわれそうにいたいとのたうちまわっておるんじゃ! なんとかしてくだされ!」
私たちが急いで子供たちの部屋に行くと、心配そうに見守る子たちの中心で、市松が頭を抱えて苦悶の表情を浮かべたままうずくまっていました。
私たちの姿を見て、子供たちが口々になにかを口走りながら駆け寄ってきました。が──。
「皆、落ち着け! お方様にはわしから説明する」
佐吉が一喝して皆を黙らせました。与右衛門殿がすかさず子供たちを他の部屋へと連れ出してくれます。
「かかさま──かかさま……」
うなされるように繰り返す市松を力づけるように手を力一杯握って声をかけます。
「市松! 私ならここにいますよ、市松!
──佐吉、市松に何があったのか話して下さい」
「はい、市松は夕方から少し様子がおかしかったのです。
与右衛門殿から小一郎様の流派の名前を教えてもらった時、『どこかで聞き覚えがある』と不思議そうな顔をしていました。その後、夕餉の間中もずっと何かを考え込んでいたのですが、先ほどにわかに頭痛を訴えて倒れてしまったのです」
小一郎殿の流派名を知っている──? え、それってまさか⁉
「ほ、他に何か口走っていませんでしたか?」
次郎殿が慌てて尋ねます。
「他には──『船が見える』とか『とくがわの世が──』などとつぶやいていましたが」
「わ、私の時と同じだ……」
慄いたようによろめく次郎殿の肩を半兵衛殿が支えます。
これは、やはりそうなのでしょうか。市松の身に次郎殿と同じような──あれが起こってしまっているのでしょうか。
「──お方様、これは好機です」
えっ? 半兵衛殿、こんなに市松が苦しんでいる時に何てことを──⁉
「大方様をここにお呼びしましょう」
「あっ」
その短い言葉に、半兵衛殿の意図がすぐわかりました。
大方様──お義母様はかつて、無明殿の手の者から小一郎殿が別人の成りすましだと吹き込まれ、すっかり信じ込んでしまわれました。
その後、折をみて私から『生まれ変わり』の話はしたのですが、やはり完全に納得はしていただけていません。今の小一郎殿がひたすら藤吉郎殿や織田家や民のために尽くしている、ということだけはわかっていただけたようですが。
でも、甥である市松の身に今起こっていることを直に見ていただければ──小一郎殿のことも納得していただき、わだかまりも消せるかもしれないのです。
ただ、それは『未来からの生まれ変わり』を知る人がまた一人増えてしまうことにもなるのです。はたして、どちらが得策なのか──。
私が治部左衛門殿と次郎殿の顔を見回すと、二人とも真顔で大きく頷き返して来ます。
──そうですね。ここはやってみるべきなのでしょう。
「わかりました。──あ、与右衛門殿。お義母様を呼んで来てくださるかしら」
ちょうど与右衛門殿が戻ってきたので、お使いを頼みます。
その時、部屋の入口辺りで正座したままじっとこちらを見ている佐吉と目が合いました。
「ああ、佐吉。もう遅いですからここは私たちに任せて、そろそろ休みなさ──」
「やはり、皆様方は市松に何が起こっているのか、心当たりがおありなのですね」
え? 佐吉ってばいったい何を──?
「市松は病ではないのですね。ちがいますか?」
「な、何を根拠に──」
「どなたの口からも医師や薬師を呼ぶような話が全く出ませんでしたので。
さっするに、次郎殿も同じような状態になったことがある──そうですね?」
ずいぶん冷静だとは思っていましたが、まさか私たちのことまで観察していたなんて──⁉
頭の回る子だとは知っていましたが、非常時のこの冷静さはちょっと怖いぐらいです。
皆がおろおろしている間もこのように冷静でいたのでは──他の子たちから『あいつは情が薄い』などと思われてしまうのも無理はないですね。
半兵衛殿たちも、ちょっと不気味そうに顔を見合わせています。
「──それで? 佐吉はその秘密を知ってどうするのです?」
ようやく半兵衛殿が険しい顔で尋ねますが、佐吉はその顔にも臆さず、笑みさえ浮かべて答えました。
「ああ、やはりこれは皆に隠しておきたいことなのですね。ならば、私にも事情を説明してください。
市松は粗忽なところもありますから、つい虎あたりに秘密を漏らしてしまうやもしれません。傍にそれを防げる者がいるというのは、悪い話ではないと思うのですが」
数日が過ぎ、ようやく市松の状態も落ち着いてきました。
記憶が混乱する時期を過ぎ、少しずつ話も聞けるようになってきました。
市松が引き継いだ記憶の持ち主──それは相模国浦賀の船大工、鈴木長吉というお方です。
技量が優れていた方で、何と中島三郎助殿とともに長崎海軍伝習所の一期生となり、西洋の造船術を学んだのだとか。それどころか、後にアメリカ国への初めての使節団の船に乗り、直にその目でアメリカ国を見てきたのだそうです。
「まあ、長吉殿はあまり学はなかったようで、歴史や政治の知識はあまりないのですが、このさき羽柴家がどうなるのかはおおよそ知っています。
しかし、爺様くらいの歳の人の一生分の記憶を持ってしまうなんて──自分でもよく正気を保っていられるものだと思いますよ」
そう弱々しく笑う市松に、次郎殿が軽く肩を叩いて話しかけます。
「まあ、この先もしばらくは自分がどちらなのか混乱することもあると思いますが、何でも相談して下さい。同じ経験をしたものとして、力になりますよ」
今日、ここにいるのは私と半兵衛殿、治部左衛門殿、次郎殿。そして佐吉とお義母様です。
お義母様に事態を理解していただくのは骨が折れましたが、やはりかわいい甥のことですから、一生懸命理解しようと頑張ってくれたようです。
そして、小一郎殿の身に何が起こったのかも、ようやくわかっていただけたようです。
「さて、市松。この先についてお話ししておきましょう」
そろそろ、本題について話さなければなりませんね。
「あなたにはこの先、取るべき途が大きく分けて二つあります。
ひとつは、このまま小姓見習いとしてこれまでどおりの生活を続けること。ただしこの場合、周りの子たちやここにいない家臣たちには絶対に秘密を隠し通さなければいけません。
もうひとつは、ここを離れて奥志摩に行くという途があります。奥志摩では、これから小一郎殿が新しい船の開発を始めるところですし、次郎殿も時々はそちらに行きます。
同じ経験をした方が近くにいれば心強いと思いますし、あなたが受け継いだ造船の知識も活かせると思うのです。
市松、あなたはどうしたいですか?」
私が訊ねると、お義母様が横合いから口を入れてこられました。
「おねさん、何もこんな時にそんな重大なことを決めさせんでも。市松はまだ十三なんじゃ。
それに、藤吉郎にも聞いてみた方が──」
「お義母様。以前にも言ったとおり、これは特に藤吉郎殿には絶対に隠し通さねばならないのです。
出世欲の強い藤吉郎殿が未来の知識なんてものの存在を知ってしまったら、どれほど野心を煽ってしまうことか──。
藤吉郎殿が頂点にまで出世してしまったあとに決して幸せではなかったこと、あなたたちは知っていますよね?」
私が問いかけると、次郎殿と市松が大きく頷きました。
「──母様、婆様。わしなら大丈夫です。
わしは小一郎様のところに行きます。やっぱり、虎たちに隠し通せるとは思えないですし。
せっかく手に入れた知識です。多くの人の役に立てるようにしたいです」
「では、決まりですね。で、佐吉はどうするのです?」
「ともに行きますよ。正直言って他の子たちに混じって小姓見習い、というのにもうんざりしていたのです。ともに行って、見聞を広げて来たいと思っております」
──うーん。この子の場合、能力はともかく、その協調性のなさこそが問題だと思うんですけどねぇ。
その辺は、小一郎殿やお駒殿、三介様と接すれば、多少は何とかなるのかしら。
新たな転生者の出現です。
あまり幕末の偉人たちが次々と、という展開にはしたくなかったのですが──色々考えているうちに、逆に超どマイナーな人選になってしまいました。
何しろこの『鈴木長吉』氏──間違いなく実在した人物なのですが、無名すぎてWikipediaにページすらありません(同名の別人のページはありますが)。
でも、こういう無名の職人さんたちこそが、日本の近代造船の礎を作ったのだということだけは伝えておきたいとも思ったのです。
今回も読んでいただき、ありがとうございます。




