30 結婚の条件……
パクオットが私に言うのを待っていると
「簡単でしょ!」
私に結婚してくださいと
パクオットが言えば良いと沙良が
私を見ながら何も言わないでいる
パクオットに注意すると
「あぁ、そう……なんだけど……
パクオットは私がツヴァイたちと結婚する
お祝いの言葉が浮かばないので困っている感じで
言うと、私はパクオットから結婚してくださいと
言われたら断るつもりでいたが
「もう、いいわ」
パクオットからの言葉を待つのも
時間が掛かるなら次に行こうと考えて
パクオットからの言葉はいらないと言って
テーブル椅子に座っている
リストォラの方に歩き出すと、
「待ってください! 我が主は!!」
パクオットがテイムしている蜘蛛の魔物で
人間形態にもなれるアラクネーが人間形態で
姿を現して私がパクオットから離れて
リストォラの方に行かないでと
私に叫ぶので、
「アラクネー……
「誰?」
パクオットはアラクネーの姿を見て呟き
恭子は初めて見るので沙良に聞くと、
「パクオットの護衛に明美が……
沙良の知らない所で私が隠れて
色々としているわねと沙良は怒りながら
恭子に答えていると、
「貴方から見て、リストォラは?」
私がリストォラの方を見てから
私の隣に来たアラクネーにリストォラの事を
尋ねると、
「我が主を愛しておられます。
リストォラさまは自分の命を
かけて我が主を!!」
「ち、違います!! 私は護衛で!!!」
アラクネーが私にリストォラの事を言うと、
リストォラはパクオットを異性として好きではなく
ジース王国の王子を守るためにパクオットの傍にいると
叫ぶので、
「だったら、なぜ睨んでいるのだ!
パクオットを天理に
取られたくないからだろ!!」
リストォラが恋敵のように
私を睨んでいることをツヴァイこと
伊藤剣が指摘すると、
リストォラはテーブル椅子から立ち上がって
発言していたのでツヴァイに指摘されて
テーブル椅子に座り直して私たちから
背を向けるように反転するのを見てから
「パクは、リスのことは?」
パクオットにリストォラのことが
好きかと私が聞くと、瑠衣は鑑定君マーク2から
マーク3に変えてパクオットの心を読んでいると
「……仲間で、頼れる女性で」
パクオットが私にリストォラの事を
言うと、ケントが
「リスねぇのこと好きで結婚を……
パクオットに向けて言うのを聞いて、
「天使の明美がいなければ……
パクオットは私が存在していなければ
リストォラと添い遂げたいと思っていたと
言い出していると、瑠衣が私に向けて
念話で今のパクオットの言葉は本心と告げている間に
「パクオットにとっては
天理が初恋の相手だからな」
ツヴァイがパクオットの心情を語ると
「私も、ツヴァイが初恋よ!」
アスナがツヴァイに続いて言うので
アスナの息子であるマエッセンたちは
父親であるウエーザー辺境伯爵のことは
完全に蚊帳の外なんだなぁと苦笑いしていると、
「我は! ダーリンが初恋じゃ!!」
「婚約者はいたけど、初恋は……
キューイルが龍美の右腕に体を寄せて
初恋の事で叫ぶと、クルードットも初恋は龍美と言うと
「女の人を、女の人を?」
ケントが龍美とキューイルが
抱き着いているので横にいるカードルに聞くと
「好き同士なら、問題はないでしょう」
「そうなんだ……
カードルは人間としては女性同士は問題があるが
私が神様で沙良が私の眷属で私を好きなことは
聞いているので此の場にいるキューイルと龍美も
私の眷属なら女性同士でも問題はないと告げると、
ケントは好きなら性別関係ないのかと思いながら
カードルに返事をしていると、
「リスの初恋は?」
自分はパクオットの護衛として
生きていくの、パクオットには私がいるので
恋などしてはいけないのとリストォラが
パクオットたちの遣り取りが聞こえない程に
自分の殻に入って呟いている所に
私が声を掛けると、
「わ、わわ、私、初恋は……
剣に生きてます、ますですよ!!」
リストォラは自分の殻に入っているのを
私に破られたので慌ててテーブル椅子から
立ち上がりながら
言葉を詰まらせながら
初恋などしたことがないと
言い出すのを見て
「パクオットが初恋の相手ね」
恭子がリストォラに指摘すると、
「ち、違います!! 貴方は!!」
リストォラは否定を言いながら
恭子に聞くと
「私? 明美よ」
初恋の相手は私と答えるので、
瑠衣、ツヴァイはそうだったかと
首を傾げていると、
「ワイじゃちゃうん! 初恋は!!」
勇太が恭子の言葉を聞いて
言うので
「勇太は下僕でしょ! 恋なんて……
勇太の現状を恭子が言うと、
「恋人と、ちゃうの?」
「違うわよ、ちょっと行きましょうか」
勇太は恭子の初恋の相手で恋人で
一緒に住んでいるのに違うのかと恭子に問うと、
恭子は勇太が言ったことは間違いと言って
勇太の左手に自分の右手をつないで自分の
奴隷というのを勇太に再確認させると言う感じで
此処から離れて行くのをツヴァイは見ながら
「アス村で合流な!」
恭子にアス村で合流することを告げると、
恭子は承諾したことを左手を上げてから
勇太と共に森の中に入って行った。
「体罰とか……
「森には魔物など……
リストォラは恭子が勇太に罰を与える為に
森に入って行ったので心配するように呟くと、
マエッセンは森にはリスやフォエストビル、
鳥などの魔物が居るので恭子が強いと言っても
危ないと言い出すと
「恋人同士だからな。光悦たちがしてるんだ!
何時ここから離れようかと考えていたら
話の流れで離れることが出来るのを見つけて
難癖付けるようなことを勇太に言って、
森の中で小屋を出してするから
心配することはない」
「あら、私たちも……
ツヴァイは光悦と美里が此処から離れて
イチャイチャしているなら恭子も勇太と
イチャイチャしたい状態になって来ていたので
恭子は此処から離れるタイミングを待っていたら
話の流れでイケると感じて勇太を罵りながら
森の中に勇太と共に行ったのを心配する
リストォラたちに恭子は見た目よりも強いし
リストォラに釣られてマエッセンが
恭子と勇太を心配することはないと告げると
アスカも森で恭子たちのようにツヴァイと
イチャイチャしたいと言いだすので、ツヴァイは
俺の生徒枠だからイチャイチャはしないと叫ぶと
合法ロリだからとアスナが言っている光景を
ケントには見せられないとカードルが私に
アス村に戻してほしいと告げるので、私はケントには
まだ早いかなぁと思ってカードルとケントをアス村の
近くにゲートを繋いでツヴァイセルに夕方には
アス村に行くことを伝えてほしいとカードルに託して
カードルはケントと共に此の場から消えた。
ツヴァイとアスナが揉めている所に
キューイルが参加しているのを見るのは面白いけど
時間もないから
「……話を戻して、リスはパクの事は?」
ツヴァイたちの遣り取りを呆れて見ている
リストォラにパクオットのことを
尋ねると、
「護衛ですから……
私の言葉で私の方に向いてパクオットの護衛として
生きていますからと言うので
「貴方が思ってることなど、一生できないよ」
パクオットと行為など一生出来い護衛として
生きることは辛いことだと告げると、
「貴方や、ナーラサさまが要れば、殿下は……
私や沙良がパクオットの相手をするなら
自分はパクオットの1番ではないので
今まで通りパクオットの護衛として生きる為に
パクオットへの恋心を封印するような感じで
目に涙をためながら言うのを
「天使! リストォラに、無理に!!」
パクオットはツヴァイたちの遣り取りの途中から
リストォラと私が話し出しているので
気になって聞いていたらリストォラが辛い
顔をして話しているのでリストォラに
自分に対しての恋心を
無理に言わせないでほしいと
私に言うので
「パクは、リストォラの事は?」
パクオットにリストォラの事を聞くと、
「殿下に、無理に言わせないで……
この状態でパクオットから好きと言われても
本当かどうかわからないので
無理にパクオットに言わせないでくださいと
目を細めて頬に涙を流しながら私にリストォラが
苦言を言うので、
「フフッ、私を想うよりリスの事を、
リスはパクを私以上に好いているなら
パクに結婚してくださいと言うべきじゃない?」
2人の今の態度や隠れて見ていた時の態度で
パクオットとリストォラは私が存在する者でなく
幻のままだったら両方思いなのねと私は笑みを
見せてからリストォラにパクオットの事が好きと
言うべきと告げると、パクオットは私が存在しないと
割り切れるならリストォラに傍にいてほしいとは
考えていたが、リストォラが護衛として
剣の師匠として接している行動から自分に恋心を
持っていないと思っていたと驚いている中で
「で、でも……
ツヴァイたちは争いを止めて私たちを見ているので
リストォラはパクオットに言えないと呟くので、
「そうね、パクのスキルを解除したときから
貴方たちを見ていたから……
お似合いよ! 好きなら言わないと……
私は恥ずかしがらずに皆の前でパクオットに
告白しなさいとリストォラに言うと、
「リスが俺の事を……だけど、明美に
ツヴァイセルのように……
パクオットはリストォラを好きだが
愛のある好きなのは私の方が大きい中で
リストォラから告白されても
リストォラが望む返事を言うのは
言えないと戸惑いながら言うのを聞いて
「初めて見たのが神秘的な女の子で
心を奪われた、私の前世のように」
ツヴァイはツヴァイセルの時に私に助けられてから
伊藤剣に転生した今でも
私のことが好きなのでパクオットの気持ちが
分かると言うと、アスナはツヴァイの言葉を聞いて
私1人ではツヴァイと結婚することは困難と
考えてツヴァイを見ていると、
「リスは貴方を、傷だらけになっても……
服で隠れているパクオットを敵から守るために受けた
リストォラの傷跡はジース王国の王子だから
守ったのではなく
パクオットと一緒に行動していく内に
パクオットを慕うようになった為なんだから
リストォラに私の目の前で結婚しようと
言いなさいを含んで優しくパクオットに
言っていると、
「明美さまは殿下に結婚をすると……
ウエーザー辺境伯爵の息子で長男のマエッセンは
私がパクオットと結婚するために此の世界に来てるのに
パクオットとリストォラを結婚させようとしているが
リストォラはパクオットと結婚する気は身分もあるので
薄いと感じたのでパクオットに結婚しますと私が言えば
アス村に直ぐに行けるのにと小声で呟いてるのを
「分からないの? パクオットに言わせたいのよ。
此の世界は一夫多妻でしょ! 元夫や
ほとんどの男はしてないけど、愛人としては……
アスナはリストォラをパクオットの妻たちの1人に
しようとしている私の思惑を見抜いてウエーザー辺境伯爵の
長男のマエッセンたちに小声で返していると、
「確かに……
「バレると……
マエッセンは此の世界は一夫多妻は認められているが
多くの者は愛人関係として女性と付き合っているのが
多いのでアスナに言われて頷くと
次男のクラウドはリーフ男爵の娘と結婚しているので
愛人を作る気はないがバレた者たちの慌てた姿を
目にしているので呟くと、
ツヴァイは
「何もしない女を何人も娶るよりは
愛人の方が使い勝手がいいからな」
一夫多妻制が認められているのに誰もしないのは
愛人関係の方が別れやすいし
働いているから仕事の手伝いも言いやすいと
言い出すと、沙良の侍女をしているリザーサは
商人たちがリーフ街に行くまでに愛人について
話していたなぁと思い出しながら納得していると、
「それで、ギルドで働かしてるの? 王女様を」
アスナがツヴァイにリーフ街の冒険者ギルドで
ダァーツ帝国の皇女であるルーソアと
愛人関係のような関係を築いて使っているのと
尋ねるので、
「養う御金がないからね」
ダァーツ帝国に戻れと言っても聞かないし
皇帝から妻をよろしくと書かれた羊皮紙を
見ながらツヴァイセルの時に妻に弱い皇帝って
情けないだろうと心で叫びながら
受付嬢で良いなら此処に居て良いと
告げて今に至っていることを含みながら
結婚後にするような一緒に住んだりすることは
言い寄って来る女性を振っている関係で
出来ないし冒険者ギルドの横に
1人で住むための間取りの平屋に住んでいるのを
改装してまでする気もなかったのも含んで
アスナに言うと、
「我は働いてるぞ!」
「俺は王宮で仕事……
キューイルはモデルとして龍美を養っていると
叫ぶと、クルードットもソラスの世界の魔族の大陸の
ラッタクリーム王国の王宮で龍美の代わりに
働いていることを告げると、ツヴァイはキューイルは
龍美の仕事をしたいと言ってしてるだけだし、
クルードットは仕事と言うほど量もないから
此処に来れているので言うことではないと
ツヴァイは思いながらパクオットたちの方を
見ると、
「明美は俺の妻には……
パクオットはキューイルから沙良に
伝わっていることを聞いているので
私がパクオットの妻になりに此処に来たんだろうと
俯き加減でパクオットが私に言うので
「好みじゃないもん! でも……
私の好きな異性は秋人お兄さまのような
おじさまが好きなのでパクオットは其処から
離れているので好きではないと告げたけど、
未来ではパクオットと私は結婚しているけど
リストォラがパクオットが好きなのは今までに見て来て
知っているので私としてはパクオットと結婚してほしいと
思っているのでリストォラがパクオットと結婚したいと
言えば私も好みではないけどパクオットを今まで見て来て
結婚しても良いと思っているがリストォラが先でしょうと
思うので此処はまだ濁すようなことを言おうとすると、
「リスの事は好きだが、明美と結婚するのが……
パクオットはリストォラの事は好きだが
愛するまではいかないし重婚は出来ないと言い出すと、
「私もいるんだけど」
沙良がパクオットに私と結婚したら自分と美里たちが
ついて来るを含んで言い出す後ろでリザーサは
光悦たちと行為などする気はないが沙良が好きなので
私も付いて行きますと頷いていると、
「エッ、複数の方とは……
沙良の発言で沙良が親たちが決めた婚約者だったと
パクオットは思い出したが
私以外と結婚する気はない感じで言うので、
「明美と結婚する気なら、私もついて来るんだけど」
私は秋人お兄さまと結婚するが光悦やツヴァイとも
結婚する場合は美里たちが付いて来るのは
沙良が重婚オーケイでしょうと恐ろしい顔で
攻めて来た時に光悦が沙良から聞いて
沙良の想いを受け入れようと私に言うので
私も受け入れて今に至っているので
パクオットが私と結婚すると沙良、美里、瑠衣も
一緒に光悦の時と同じように結婚することになることを
沙良が軽い感じで言うので、
「なぜ……
パクオットは沙良が婚約者とはいえ自分のことを
愛することは今後もないことは此処までに
来た間で分かっていたし、此処で私とパクオットが
会うので沙良は私に文句を言う為にパクオットと共に
来ただけの沙良が詳しく言わないで私と共に
パクオットと結婚することに対して
パクオットが疑問を投げかけると、
「明美が好きになった男に私もね。
貴方には愛はないけど繋がりでね。
それに、オジサン趣味がパクオットを
好きになったの!!? アラクネーや
剣まで与えるなんて可笑しいと思ったのよ!!」
「護衛まで……
沙良がパクオットに私が好きになった男には
自分も愛がなくても好きになって尽くして上げることを
笑顔で言うのでパクオットは断っても来るのねと
苦笑いしているのを見ている私に沙良が私の方を見て
パクオットが好きでもないのに色々とパクオットに
武器などを与えていることを私に聞いて来るので
リザーサもパクオットに対して私が過剰ともいえる
待遇をしていることを言い出すので、
「沙良の婚約者だったからだよ。だから……
ケントを助けたり、人々を……
お兄さまとは違うけど
沙良から奪うのもいいかもって……
パクオットが沙良の婚約者なので気にしていたし
弱いままでは沙良も大変だと思って少しばかり
手を貸している間に秋人お兄さまのような感じが
したので好きになって来ていた時に未来の私が
未来のパクオットと共に来た時に未来のパクオットと
結婚していることを聞いたり結婚後の姿を見て
好きになり始めたのは間違いがなかったと
確信したりした後に沙良が好きでもない
パクオットを沙良から奪うのも面白いかなと
考えていたことを言うと、
「結婚しても別居だから、奪うっていうのは……
沙良は私の話を聞いた後にパクオットと
結婚しても同じ屋敷で過ごすことはしないし
愛もないから私がパクオットを沙良から奪うと
言う表現は当てはまらないし上記のことになるだけと
私に言いだしていると、
「少しだけ、好きになったから
リストォラと結婚すると言えば
天理は結婚してくれるとさ」
ツヴァイは私たちの遣り取りを聞いていて
私がパクオットを好きになって結婚をしても
良いかと考えていたが今までにパクオットのことを
好きではないと公言していたのでパクオットと
結婚する理由としてリストォラの事も沙良たち同様に
好きになっていたのでリストォラを利用して
結婚すると言えば誰からも文句は言わないでしょう
作戦はリストォラが強情で沙良たちもいて
ボロボロになっていることを含めて
キューイルたちに小声で言っていると、
「どうゆうことなのじゃ?」
キューイルは未来の私たちに会ってはいるが
其の時は未来のリストォラがいなかったので
パクオットとリストォラを私が結婚させようとしている
理由をツヴァイが言っても分からないので
ツヴァイに聞き返すと、
「リストォラがパクオットと結婚しないことは
天理には考えられないくらい
パクオットとリストォラは御似合いってことだ!」
ツヴァイは私がパクオットを好きになったのは
リストォラと一緒に行動しているのを見ている内に
リストォラも私にとって美里たちのように愛する
対象になっていったのでリストォラ抜きでは
パクオットと結婚が出来ないことを告げると、
「ダーリンが兄たちを必要と同じことか?」
「そうだね、私のチカラの源になるから」
キューイルはソリュート王国に出来た
サーキットでマシンのシェイクダウンを
手伝っているファインダーロペスたちを
思いだした後にクルードットを見てから
龍美がエルタンスたちを受け入れたのは
魔族の大陸を治めるのに必要だし
キューイルが慕っている兄や姉たちが
龍美を好きだと言われてキューイルが
全員で龍美を愛すことを言うのを
龍美が受け入れたことを言うと、
龍美はキューイルの兄姉たちやキューイルが
自分を愛してくれる心を糧に全てを出して
キューイル達のために戦うことを
キューイルを見て言っている間に
「で、どうなの?」
私と結婚したいならリストォラも
込みじゃないと結婚しないよと
上目遣いでパクオットを見ながら聞くと、
「此処で言うのは……
パクオットは私だけと結婚したいと
思っていたところに沙良たちも付いて来て
リストォラも付いて来るのは一夫多妻って
禁止になっていないことは話の流れで
分かったが知っている人で聞いたことがないが
私と一緒になるためにリストォラとも結婚すると
言うのはリストォラに対して失礼だし此処で言うのは
リストォラが自分はオマケなのねと泣かれるのは
辛いので戸惑っているので
「私と結婚したいんでしょ!」
私と結婚したいならリストォラに言いなさいよと
後押しすると
「……リス」
「は、はい」
パクオットは私に言われて
言うだけ言って見るかと
覚悟を決めてリストォラの目を見て
呟くように愛称を言うとリストォラは
今までの流れでパクオットの護衛として
生きて行けばいいのと我慢していたけど
自分とパクオットが結ばれないと
私がパクオットと結婚しないと言うなら
パクオットが私と結婚する為の
虚言でも自分にとっては
パクオットと結ばれたい気持ちが
パクオットと出会ってから一緒に
過ごしていく内に高くなり私と共にと
私が言い出すことでパクオットと結ばれても
良いなら結ばれたいし結婚もしたいと
考えていたところだったのでパクオットに
呼ばれてハッと我に返って返事をすると、
「俺と共に死ぬまで一緒にいてくれ!!」
「殿下と共に朽ちるまで」
パクオットはリストォラの手に自分の手を
重ねてリストォラに告白をすると
リストォラは頬を染めて
目から涙を流しながらパクオットの
告白に返事をすると、
「キスとかするのじゃ!!」
キューイルが愛の証のキスをすることを
パクオットたちに進めるので
「「 そ、それは……
パクオットとリストォラは私たちの目の前では
出来ないと拒否の言葉を言おうとすると、
「私とキスしてから、今までないもんね」
封印されたスキルを開放する為にパクオットの
ファーストキスを私が奪ってから冒険者になった
パクオットはリストォラや女性冒険者たちと
行動を共にしている時でもリストォラたちに
手を出さずに今まで来ているので
セカンドキスをパクオットはしていないし
リストォラはファーストキスをしたことがないので
私たちの目の前でキスをすることに抵抗があるのを
私が告げると、
「明美!! パクオットを何処まで
監視していたの!!?」
沙良が私に近づいてパクオットたちの行動に
詳しいのは何故と怒り顔で聞いて来るので、
「来た時だけだよ! 宿で一緒の部屋で……
私がパクオットの行動を見ているのは
沙良に会いに来た時にと行ったついでに
パクオットがリストォラとキスしないかなって
宿で同じ部屋で泊まることになった時に
ドキドキして見ていたことを滑って言い出すと、
沙良が私の首に腕を絡ませて
「私と会ってる間に、コソコソと!!」
ウーレン共和国にある沙良の屋敷の部屋で
沙良と遊んでいる隙を見てパクオットを
見に行っていたのねと怒って言うので、
「会議とかで離れるから、暇で!!」
私は会議とかで沙良が部屋からいなくなると
沙良が帰ってくるまで暇なので散歩をしていただけと
反論すると、
「その間に、ツヴァイとか見ていたのね」
沙良がツヴァイセルも見に行っていたわねと
私の耳元で言った後に私の耳の後ろを
舌で舐めた行動に体が反応して
甘い声を出さないように我慢していると
「隠し事が多いですね」
ソラスの世界で未来の私と会って
ツヴァイのことなどを私が隠していたことを
瑠衣が知ることが出来たがパクオットの為に
蜘蛛の魔物のアラクネーまで制作していたことは
ここに来て初めて知ったので
私が瑠衣や美里に隠していることが多いと
瑠衣が呟くと、
「してないよ!!
沙良はパクと結婚するのはぁああ!!!」
呟いた瑠衣に対して瑠衣たちに聞かれなかったから
光悦や沙良たちに言わなかっただけで
沙良がパクオットと偽装結婚するにしても
強い方が良いから少しだけパクオットに手を貸しただけと
私が反論しだすと沙良が私が着ている
ブラウスの上からブラジャーごと手で胸を揉みだして
体が感じるので止めてと声を上げていると、
「じゃれているから良いですけど、
本気の喧嘩なら……
瑠衣が鑑定君マーク2からマーク1に変えながら
私と沙良の行いがガチの遣り取りじゃないので
安心して私たちの行いを見てられると言うと、
「この星、亡くなっているな」
ツヴァイはフッと笑ってからガチなら
この星が消滅していることを告げると、
クラウドたちは私たちがイチャイチャしている
光景が世界を破滅させることに繋がるのかと
驚いていると、
「星が亡くなるくらいの、熱い行いを」
星が消滅するくらいの熱い行為を
ツヴァイとしたいとアスナが言うので
「前世としてください」
「もう……
ツヴァイは前世のツヴァイセルの方で
行為して下さいと言うと、アスナは私が複数の者と
行為などしているのでツヴァイも複数の女性と
行為をすればいいのにと不満を呟いていると、
「時間もないから……
沙良から逃れるためにアス村に行って
ツヴァイセルたちと会議をしないと
いけないからと沙良に告げると、
怒りが収まった沙良は私を解放してくれたので
「私と結婚の運びになったから
今からパクオットに昔にしたように
2人にキスをして眷属にするわね」
私はパクオットとパクオットに寄り添っている
リストォラに今から私の眷属にすると告げると
「準じゃないの!?」
沙良が異議を唱えるので、
「私と結婚するから……
「美里の暴走から……
私が美里を眷属にした時に美里に生まれた魔素が
暴走して地球を破壊した後は沙良、つかさ達を
眷属にしないで上位準眷属にしていたが
今回のパクオットとリストォラを眷属にするのは
私と結婚するからと告げると、
美里の件で自分を私の眷属にしてと志願しても
眷属にしてくれなかったことを沙良が言い出すので、
「沙良は会っているだろ、シルヴィアと……
ツヴァイはパクオットから私が眷属を再開することに
ついてドラゴンの名を沙良に告げると、
「えぇ、アス村にいるけど……関係が?」
沙良はソラスの世界に2年前に
私たちと共に行っていないので
未来の私からの言葉でアス村に居るドラゴンは
特別だと思っているがドラゴン山脈に居る
ドラゴンたちと違いがないので
私が眷属を再開する理由に
ドラゴンが関係することが
分からないので戸惑っていると、
「ブーストなのじゃ!
天使化の比ではないのじゃ!!」
キューイルがアス村に居るドラゴンの力で
つかさがアフロディーテと結婚した時に
アフロディーテから天使化のスキルを
私の眷属に与えなさいと言われて
今の天使化のスキルの前のヴァージョンを
与えたが、キューイルたちは私のレベル750の
80%のレベルでは体が持たないと言うので
自分たちのレベルの3倍にしている天使化よりも
更に上のブーストのスキルをアス村に居るドラゴンが
与えてくれると言い出すと、
「ブーストって? 明美が好きなアニメの
スピードをアップする装置?」
沙良の天使化は私のレベルの80%で
行っているので12柱など自分よりレベルが
高い相手にも負ける気はしないのでキューイルから
言われたブーストは私が好きなレースアニメの
必殺技として使われている名前の方なのと
キューイルに聞き返すので、
「天理の本当の力に近づくスキルの事だ!」
ツヴァイは私が創造神の力を封印されて
偽のレベル750になっている時でも
ブーストのスキルをキューイル達が
使用すれば封印されている私の力に近づくことを
話すと、
「姉貴の本当の力って……
「明美は750でしょ! 天使化で近づくけど……
750って……
勝人は私の正体が創造神と知らないので
下級神と言われている私が12柱に近いレベルを
得ているのは秋人お兄さまが人から神になった時の
影響だと思っているし今のレベル750が限界と
思っているので更に上のレベルの事を言われても
ありえないので冗談で言うなと言う感じで言うと、
私のレベル750は12柱を除いて神界では
私以外では存在しないがサンローアが私に明美御殿を
提供する時に世間を納得させる為に
レベル750の力があるからと言っていただけと
他の界では思われているしサンローアが私に
弱みを握られているからだと思われているので
実際はレベル250くらいだと思われている。
太陽界では私のレベルが750であるのは
冒険者ギルドなどから知れ渡っているので
明美御殿が私に渡される時は誰からも異議されることは
無かった。で、沙良も私のレベル750は
疑いのないものであるが其れ以上のレベルに
上がることは無いと言いかけた時に
つかさが沙良の屋敷で天使化を見せてくれた時に
つかさが持つレベルを3倍に上げるスキルを
天使化した後にも使えたのを見せてくれた時には
アフロディーテと結婚したから特典で
つかさを12柱級にしないとアフロディーテと
釣り合わないかと思って凄いねと軽く言っていた時の
つかさの表情は私のレベルが嘘だと思わないんだなと
落胆していたのだとツヴァイの発言で思い出して
「本当に?」
12柱を超える力を持っているなら
つかさの天使化後の自身のスキルで天使化後のレベルを
3倍に上げれるのも、キューイルが言うブーストも、
そして、自分のレベルが下級神の眷属なのに
神界の冒険者たちよりもレベルが高いのも
私の本当のレベルが12柱を超えるレベルだから
12柱のサンローアたちが一目置いていたのかと
私に尋ねるので頷いていると、
「パクオットとリストォラは沙良や
神崎のように魔法を使用できないから
今の状態で眷属にしても
問題はない」
ツヴァイは私がパクオットたちを眷属にした
直後にパクオットたちが暴走することは
魔素が無いので起こらないと告げると、
「それじゃ、眷属化のキスをするけど
どちらからする?」
私はパクオットたちに振り返って
私の眷属化の儀式の為のキスを何方が
先にするかと聞くと、リストォラは
「女同士で……
難色を示すので
「フォースキスだから……
「私の前世の時はしていたが
パクオットの眷属にして
後から、気が変わったら……
私はリストォラがハグなどで行われる
キスをすることはあっても口同士を重ねるキスを
親以外での初めてを同性で行うのは嫌がるのは
当然ねと呟いていると、ツヴァイが前世の
ツヴァイセルの時のリストォラは私の眷属になる為の
キスは戸惑いもなく行われたが、今のリストォラは
パクオットに自分のファーストキスを捧げたい
気持ちが強いので無理に私がリストォラと
キスするよりはパクオットを私の眷属にした後に
リストォラをパクオットの眷属にして
リストォラが私の眷属になりたいと
望んだ時にリストォラに私の眷属化を
行えば良いと告げるので
「それで、いい?」
リストォラに私が問うと頷くので
私はパクオットに眷属化の魔法の詠唱を
小声で呟きながら唇を重ねると、パクオットの体が
光り輝いてから収まると
「力が……
パクオットは外見は変わらないが
体中に力が増していることに戸惑っていると
「髪の色が変わらないわね」
沙良が光悦、恭子のように力を解放すると
髪の色が変わるのにパクオットの髪が
黒髪のままなので気になって私に尋ねるので、
「髪が変わるまでのレベルに行ってないからかな」
沙良は生まれつき赤髪で天使化しても
変わらないし、美里は天使化すると髪は黒髪から
プラチナシルバーになるけどキューイルたちは
黒髪にプラチナ感が出るだけで変化は少ないので
私もパクオットの髪が変わらないのは
変わるレベルに来てないからと曖昧に
答えていると、
「天理が成長したのもあるかもな。
レベルが一気に500まで前は行っていたが
今は徐々にだろう。リストォラを眷属にするのは
後にしたほうが良いだろう。パクオットの
髪の色はプラチナイエローだ」
ツヴァイがパクオットの髪が変化しない理由を
考察して言った後にパクオットが私の眷属になった後に
眷属化の力を解放する時の髪の色を告げると、
「ゴールドではなく……
黄色より金色の方が高価なので
黄色だと見劣りすると言う感じで
ツヴァイに私が聞くと
「そう、アス村に行こう。
シルヴィアが待っている」
黄色と言ってアス村に居る前世の自分と
会いたくはないがドラゴンのシルヴィアが居るので
シルヴィアに会いに行こうとツヴァイが告げるので
私は先に光悦と美里の所に寄ってからアス村に
行くことを告げてからゲートの魔法を詠唱して
光悦たちが居る場所に向けてゲートに入って行った。
そして、光悦のみが合流してアス村へと
ゲートの魔法を私が詠唱して
私たちはゲートに入って向かった。
リストォラの髪の色は黒髪からキューイル達と同じ
プラチナブラックです。
リーフ街の冒険者ギルドの食堂で
「母さん! 帝国に戻ってくれ!!」
ジース王国の西側の国境でジース王国の
国境警備隊と共に秋人お兄さまの妻である
ナンシーお姉さまとセーイラお姉さまに負けた
コウキが御姉さま達と共に此処に来てから
セーイラお姉さまがゲートを使用してアス村で
ツヴァイセルと一緒にいたルーソアたちを
コウキに会わせる為に冒険者ギルドに戻してから
ルーソアにダァーツ帝国に帰還してほしいと
コウキが叫び続けているが
「何度も言いますが、貴方の母親ではありません!!」
ルーソアはバニラシェイクを飲みながら
コウキの母親ではないし年齢的にも
コウキのような子供がいるのが可笑しいと
述べていると
「本当に、皇妃なの?」
カフェオレを飲んでいる受付嬢のエィシアが
アス村でツヴァイセルから聞かされて
ルーソアの事は知っているが
此処では
コウキの言っていることが
本当のことと
ルーソアの横から
ルーソアに聞いて来るので、
「皇子さまが言う若返りの薬なんて
見たこともありませんわよ!」
ルーソアはコウキが皇帝から聞いた
南の大陸のダンジョンなどで見つけた
若返りの薬を使用したこともないし、
若返りの薬を見たこともないので
知らないと食堂に来ている
冒険者たちの注文を聞いている
一緒に戻って来たスゥをチラッと
見てからコウキに言うと、
「ダンジョンで見つけた物を持っている。
飲みたい奴がいたら……
コウキは南の大陸のダンジョンで見つけた
若返りのポーションを持ち帰って所持しているので
年を取った方に飲んでもらおうと叫んでいるが
得体の知れない物は無理だと嫌な顔をする
冒険者たちから
「鑑定してみましょう」
ジース王国の王都の商業ギルドのギルドマスターの
テードルたちと一緒に食堂にいた冥界の住人の
アズラーがコウキが言う若返りのポーションを
見たいと告げるので
「アイリ! 此の方に
鑑定してもらう!」
コウキはアイリがダンジョンで
見つけたリュックから若返りのポーションを
出してアズラーに鑑定してほしいと言うので
アイリはコウキに言われた通りに
リュックから若返りのポーションが入った瓶を
出してアズラーに渡すと、
「名前は確かに、でも普通のヒールですね」
アズラーは若返りのポーションが入った瓶の
鑑定した結果を言うと、
食堂に居る冒険者たちから笑い声が溢れるので
コウキは皇帝の若返りの錠剤を持ってこれば
良かったと嘆いていると、
「見たことも、聞いたこともないのに……
皇子って言うのも嘘かぁ。ハハハァアアア!!!」
頭の毛は剃っていて身長も高く
がたいの良いゲイル・コールが仲間と共に
笑いながらダァーツ帝国の皇子と
コウキが言っているのも嘘かと若返りの薬の件も
含めて盛り上がっていると、
「殿下を愚弄するなど!!」
「ここは、争いの場ではないわ、ないわぁ」
コウキの冒険者パーティーの一員で
ダァーツ帝国では剣聖と呼ばれている
ホーゲンはコールたちがコウキのことで
笑っているので腰の剣ベルトから下げている
鞘に入ったミスチルの剣のグリップを右手で
握りながら威嚇すると、
ティーナお姉さまはレイーナお姉さま達と
同じ席について巨乳の為にテーブルに胸を置いて
フルーツゼリーが入ったカップを胸の上に置きながら
食べていたのを止めて右手に持ったスプーンを
ホーゲンに見せながら言うと
「くそ! 胸お化けに……
ホーゲンはティーナお姉さまがスプーンを
軽く振っているのを見ながらナンシーお姉さまに
簡単に敗れた時のことが脳裏に蘇るのは
此処で剣を抜いて冒険者たちに威嚇する前に
ナンシーお姉さまの時と同じように
ティーナお姉さまに敗れると感じながら
女に2度も負けたくない気持ちで
ティーナお姉さまに向けて
冷や汗を搔きながら暴言を吐くと、
「ギスクリック! 失礼だぞ!!
すみません、部下が……
コウキはホーゲンに注意をしてから
ティーナお姉さまに御辞儀をして謝ると、
ティーナお姉さまと同じ物を食べている
レイーナお姉さまが
「さすが、7股の男ね」
コウキの侍者の行いに対して
直ぐに対応が出来るのはコウキが前世の時に
付き合っていた女性が7人もいたので
7人が偶然にデート中に遭遇しても誤魔して
難を逃れていた時と同じように回避するので
嫌味っぽく褒めると、
「ティーナ! 御前の胸で顔を!
前世はしてないだろ!!?」
ナンシーお姉さまが直ぐにコウキが侍者の
行いを誤るので褒美にティーナお姉さまの胸で
コウキの顔を挟めてあげようと
冗談ぽく言い出すと
「旦那だけよ、だけよ!」
ティーナお姉さまは秋人お兄さまだけと
嫌そうに言うのを聞いているコウキに
「コウキ!!」
アイリが怒り顔でコウキに7股って
どうゆうことと聞いて来るので、
「ま、まて!! アイリだけだから!!」
ティーナお姉さまと通信機で遣り取りしていた後に
前世の事を話しただろうと思いながら
今は此の世界に転生してからはアイリ一筋だと
コウキは叫ぶが、
「7股ね!!」
セーイラお姉さまがニコニコしながら
アイリに隠れてアイリを含めて7人の
女性と付き合ているのと言う感じで言うので、
「違います!!」
コウキはセーイラお姉さま達を見ながら
反論すると、
「前世の時の行動ね!!」
フフッと笑ってコウキの前世の時と
セーイラお姉さまが修正して言うのを聞いて
「前世って、見えるの?」
ナウライがコウキの前世を見る
スキルがあるのかと呟いていると、
「転生前は、7人と!! だけど、今は!!」
コウキはアイリに隠れて付き合っている
女性はいないと告げても
「私が、初めてって!!」
アイリはセーイラお姉さまの言葉を信じて
取り乱している中でホーゲンが所持している
ミスリルの剣を鞘から抜いてコウキを斬る
構えをするのでホーゲンはアイリが簡単に
自分から剣を奪えたことに
驚いている中で、
「ま、待て! 今は!!」
コウキはアイリに此処で殺されると感じて
今は死ぬ時ではないと言い出すと
「喧嘩するなら、外でしなさい、コウキ!!」
ルーソアが食堂で戦闘は止めてと
コウキを息子と認めて告げると、
「そうですね! それじゃ!!」
コウキはルーソアが皇妃で自分の御母さんと
認めてくれたのでルーソアの助言を受け入れて
冒険者ギルドの外へと逃げ出すと、
「アイリさん! 息子と結婚は無理なのは……
アイリも追いかけようとすると
ルーソアがジース王国の国境でリーフ街を国と
認めたこと、コウキ率いる侵攻軍の負けを
コウキが拡声魔法で告げていたせいで
ダァーツ帝国でコウキが次期皇帝になるのは
簡単ではなくなりアイリとの
結婚も自分が戻っても
ダァーツ帝国が受け入れることは
出来ないのを告げると、
「平民ですから、でも……
アイリはセーイラお姉さま達に負けて
此処に連れてこられた時点でコウキの
立場が悪くなるのは分かっていたので
自分がコウキと結婚が出来ないことも
理解していると悲しくルーソアに告げると、
「宿で! 生まれたら夫の子として……
ルーソアはコウキと2人で宿を取って
子供を作りなさいとアイリに言った後に
コウキとアイリの子供は自分と夫の子として
育てると言うので
「皇后陛下、夫って……
アイリはルーソアに旦那は誰と
頬を染めながら聞き返すと
「ツヴァイに決まっているでしょ!」
はっきりとツヴァイと言うので
「帰っては……
ダァーツ帝国で宮廷魔術師の
オーダビーツ・クラウがローブに付いている
フードを脱いで顔を見せながら
ルーソアに尋ねると、
「私が帰っても分断は避けられないわ。
国民が被害を受けないルールを作りなさい!
息子が国王に就いたら再統一をしなさい!!」
ルーソアはダァーツ帝国が分断して
戦争になって行くが非戦闘の者に
危害が及ばないことをしなさいと
クラウに告げると
「陛下に伝えます。殿下との協力は……
皇帝にルーソアの意見を伝えると
言った後にコウキとの共闘は
出来るかと尋ねるので
「リーフ街の利益になれば……
ルーソアはリーフ街の、ツヴァイセルの
利になればコウキを助けるでしょうと告げて
リーフ街に向けて王都から進軍している
第2近衛騎士団の対策にティーナお姉さま達の方に
席を変えて対策を練ることにした。
冒険者ギルドから出ようとしたコウキは
扉が開かないので困っている所にアイリが来たら
扉が開くようになったので逃げようとしたら
アイリは怒ってないと告げて宿でと言って
コウキと共に泊まる宿を探しに行った。
リーフ街に向けて王都から向かっている
第2近衛騎士団は半日もすればリーフ街に着く
位置に到着して斥候を出して街道沿いの草原に
テントを張って王都からの強行軍の為に
酷使した体を休めている。
「偽王子とギルドマスターは不在で
男爵は近くのアサル村に」
斥候からの報告を髪は短く目つきが鋭い副団長が
麻の襟無しのシャツにズボンを穿いて革靴を
履いているラフな格好で団長に告げると
「国家反逆罪で! 動ける者を!!
リーフ街には夜に侵攻し
朝方に攻撃を行う。
それまで……
団長は髪が長いので後ろで紐で纏めて
テールにして顔は厳ついが優しい目つきを
鋭くして副団長に指示をしていると
テントの外から喚き声などが聞こえてくるので
団長は副団長と共にテントを出て
日が沈むまでにはまだ時間があるのに
暗くなっているので空に顔を見上げると
白き竜が飛んでいて
「団長!! ドラゴンが!!」
魔術部隊の隊員の可愛い系で髪型は
ショートボフのモーナ・ダッチェス・オイルックが
団長たちがテントから出て来たのを確認して
ワンピースの上からローブを羽織って
杖を持って勝てないまでもと魔法の詠唱を無しでも
出せる風魔法を考えながら団長たちに
報告すると、
「馬鹿な!!? ジースにドラゴンが……
団長はジース王国にドラゴンが飛来したことが
無いので驚いているとモーナが
団長たちの方に近寄って
「指示を!!」
団長にドラゴンに対する指示をするように
告げると、団長はリーフ街に侵攻する前の
体を休めていた時にドラゴンが飛来した為に
騎士たちが浮き立っているのを見た後に
ドラゴンが地面へと降りたつのを見ながら
「魔術よ! 各個に魔法を!! 騎士は
剣と盾を持って!!」
指示を叫ぶと、腰を抜かしている騎士たちは
団長の指示に対して実行が出来ない中で
数人の騎士たちは剣を構えて
ドラゴンを睨んでいると、
「団長!! 魔法が!!」
モーナが魔法を発動できないと叫ぶと
他の魔術師たちも腰を抜かしている中で
団長の方を見ているので
「弓! 馬に乗って後方から!!」
団長は弓矢でドラゴンに攻撃と言うと、
動ける弓隊の数兵がドラゴンに撃つ構えをすると
馬に乗ろうとした動ける騎士たちは木に繋げていた
馬が逃げているので仕方なく走ってドラゴンの
後方に走るが見えない壁によって行くことが
出来ないことに驚いていると、
「我はドラゴン山脈の竜を束ねる
レイドール。お前たちに2つの
選択をさせよう。此処から王都に
戻るか、我が主のパクオットに就くか
選べ! それ以外は此処で死ぬことになる」
白きドラゴンが団長たちに自分の名前を伝えた後に
生きるか死ぬかを選べと迫るので
「巨大なトカゲが!! トカゲを倒し!!
我が騎士団にドラゴンスレイヤーの称号を!!」
団長は白きドラゴンを大トカゲと言って騎士団に
白きドラゴンに攻撃と叫ぶが、騎士団の者たちは
魔法が使用できないし、見えない壁もあり
白きドラゴンに攻撃が出来ない中での
団長の命令に戸惑っていると、
「私はオイルック公爵の娘!!
ドラゴンに就く!!
賛同する者は武器を捨てよ!!」
「オイルックに賛同するぜ!!」
モーナは勝てない相手と戦うのは
第2近衛騎士団の全滅と考えて
白きドラゴンに投降することを叫ぶと、
歩兵部隊に所属している身長は高く
髪は後ろで束ねていて鼻が高く精悍な顔の
ルルック・ブートがモーナの発言に
従うと言うので、
「公爵の女ごときが! 指揮系統はぁあああ!!」
団長は公爵の娘でも第2近衛騎士団の
命令系統は団長がトップなので
モーナに命令をするなと叫ぶと、
副団長はモーナに剣を向けて
「団長の命令を聞けないか!!
聞けなければ!!」
白きドラゴンに攻撃せよと叫ぶと、
「勝てない相手に!! 王都に戻れば!!」
モーナは騎士団の者たちが白きドラゴンから
団長たちの方を見ている中で戦闘はしないで
王都に戻れば命が助かると告げると、
「聞けない者は!!」
副団長がモーナに対して剣を構えて叫ぶので
モーナは杖で剣から守るように動こうとしたら
杖ごとモーナは斬られて地面に倒れたので
「ドラゴンに!! 聞けない者は
家族ごと反逆罪で処罰する!!」
団長は成り行きを見ていた白きドラゴンに向けて
騎士団の者たちに家族を失いたくなければ
白きドラゴンに攻撃せよと叫ぶので
騎士は剣を持ち、魔術師は杖を持って
白きドラゴンに攻撃する構えをするのに
反して
ルルックが
「よくもぉぉおお!! モーナを!!」
モーナの死に叫びながら団長たちの方に
槍を両手で持ちながら突進するので
「歩兵の奴か!!」
団長は腰を落としてルルックが来るのを
待っている中で
「未来は変わらぬか……
白きドラゴンが呟くと
団長、副団長、騎士団の者たちは
死んだモーナ、ルルックを除いて
砂のように体が崩れて土へと還っていった。
団長たちに突進していたルルックは
突進を止めて白きドラゴンを見ながら
「これを……
魔法で団長たちを殺したのかと呟くと
「我に従おうとした者は
お前たち2人だけ。
後は死を選んだ!!」
「勝てるなら!!」
白きドラゴンは土魔法の最上級の魔法で
白きドラゴンに従ったモーナとルルック以外は
死を与えたと告げると、
ルルックは友人、同郷の者たちなどの為に
白きドラゴンに勝てる力があれば
敵討ちをするのにと
怒りながら呟くと、
「生き残ったのだ! モーナと共に
我が主を支えよ!
明美さまの代わりに命令する。
王都に戻りリーフ街を国と認め
独立を承認せよと」
好きな者が団長に殺されたのでルルックが団長に
向かったのに白きドラゴンによって団長たちが
殺されたら団長も入れて白きドラゴンを憎むとは
面白いと思いながら
白きドラゴンが私の名前を使用して
ジース王国からリーフ街を独立することを
ジース王国の王に伝えよと
ルルックに告げると、
「認めるわけが……
リーフ街の独立を阻止する為に
第2近衛騎士団が派遣されたので
白きドラゴンの要求にはジース王国は
受け入れないと告げると、
「我より強い明美さまの眷属が
殺すとな」
私の眷属が王都に乗り込んでリーフ街の
独立を認めなければ王以下を殺すだろうと
告げると、
「強いと……
ダァーツ帝国はドラゴン山脈の麓に
広がっているのでダァーツ帝国にドラゴンが
たまに飛来して暴れるので騎士団、冒険者が
退治をするが、ルルックはダァーツ帝国に飛来する
ドラゴンは弱いドラゴンだから騎士団、冒険者でも
退治が出来ることが白きドラゴンの圧倒的な強さで
分かったのでダァーツ帝国に白きドラゴンと同等の
ドラゴンが来たらダァーツ帝国は崩壊すると
考えていた所に白きドラゴンが自分よりも
強い者が存在すると言うのが信じられなくて
反論する形で呟くと、
「そうだ! リーフ街に我よりも強き者が
幾人も来ている。ジース王国が
消滅したくなければ、王に……
白きドラゴンはルルックに自分よりも強い者が
リーフ街に居るのでリーフ街を除くジース王国の
消滅を見たくなければジース王国の王に
剣を向けてでもリーフ街の独立を
認めることをしろと告げると、
ルルックは白きドラゴンが自分よりも強い者と
言うのがリーフ街に居るなら人だろうと
考えられるが、白きドラゴンよりも強いと
言うのは在り得ないと考えたが、先ほどから
我が主と言っているので
ドラゴン山脈でドラゴンを束ねている
白きドラゴンがリーフ街に居る者に従っていたらと
考えて
「クッ……分かった」
ジース王国の王にリーフ街の独立を
認めなければドラゴンの大群がジース王国を
襲うと言っても信じるか分からないが
承諾すると、
「両思いなのだろう。モーナの両親が
認めなければ我がモーナの両親に
言おうぞ」
「い、、い、いらん御世話だ!!」
白きドラゴンはルルックが聞き入れたかと
ニヤッとした後にルルックがモーナの事が
好きでモーナもルルックの事が好きでも
爵位を持たないルルックをモーナの家族は
認めないなら手を貸そうかとフッと笑って
言うので、ルルックはモーナの事を好きなのを
白きドラゴンが知っているんだと
顔を赤くしながら怒ると、
笑みを見せながら白きドラゴンは翼を広げて
空へと飛び立って行った後に
「モーナ?」
死んだはずのモーナが小さい声で
生きてるのと言っているのが聞こえて
ルルックは白きドラゴンが
蘇生してくれたことに感謝しながら
モーナの所へと向かった。
モーナに第2近衛騎士団が白きドラゴンに
壊滅したことをルルックに伝えた後に
「王都に、リーフ街を……
モーナは王都に戻って王に謁見して
第2近衛騎士団のこと、リーフ街の独立を
認めさせることを言いに馬も数頭は
戻って来ているので箱車に繋いで
王都に向かいましょうと言うと、
「そうだな……
騎士団の者たちの家族に言うのは辛いなと
感じながらモーナに返事をして
戻って来た馬の方に歩き出した。




