27 僕は強いんだぁあああ!!!……
「来る!!」
ツヴァイセルが上空を見上げながら
叫ぶと、パクオットはドラゴン・ソードを
鞘から抜いて自分自身の闘気、周りの魔素を柄に
嵌められている聖神鉱石に集めだすと、リストォラは
統星剣を鞘から抜いて両手で持って何処から来るのと
周りを警戒しだすと、スゥも統星剣を鞘から抜いて
リストォラと同様に周りを警戒しだすと、
マーチネルも盾を構えて統星剣を右手に持って
ドラゴンのブレスに耐える準備に入りだすと
ササユリはカードルたちを守るために盾を構えて
ミスリルの剣を右手に持って準備を始めると、
トーラントも盾を左腕に固定して統星剣を
両手で持ってクールたちを守る準備に
入りだすと、ザッツアックはバトルアックスを
両手で構えてパクオットがドラゴンに一撃を与えた後に
ドラゴンに直ぐに行けるように準備しだすと、
カードル、ルーソア、ベターラたちは其々の
属性の魔法を詠唱しだすと、他の冒険者たちも
剣を構えたりすると、
「何処から!!」
ザッツアックも空気が変わって来たのが
強くなって感知できるようになって叫んでいると、
沙良はテーブル椅子に座りながら
リザーサにアス村の茶葉を使用した御茶を
急須からテーブルに置いている湯呑みに
注いでもらっているのを見ながらドラゴン山脈から
ドラゴンが飛来する気配がないのに
空気が変わってきていることに
不思議に思っていたが
「「 まさか!!! 」」
ツヴァイセル、沙良はテレポートかと気が付いて
叫ぶと、
『僕は!! 強いんだぁあああ!!!』
パクオットたちの頭に念話で伝わる
子供の声が響くと同時に
村長の家の上に全身が紫の
ドラゴンが現れて村長の家の屋根に降りると
村長の家は紫のドラゴンの重さで崩れていく
余波でパクオットたちは体制を乱されて
攻撃をすることが出来なかった。
「ドラゴンが……
ツヴァイセルはドラゴンがテレポートを
使用することは聞いたことがないと言い出す前に
「ただの、ドラゴンじゃない!!!」
沙良はテーブル椅子から立ち上がり
紫のドラゴンを見つめて、異世界でも、
此の世界でも見たことがないドラゴンで
自分と互角に戦えると瞬時に見極めて叫ぶので
「お、お姉さま?」
リザーサは沙良のマジックボールによって
発動した防御壁の中で沙良の驚いている顔を
心配しながら見て呟くと、
「体制を!!」
パクオットは紫のドラゴンに向けて
戦闘をするぞとドラゴン・ソードを上段に構えるが
蜘蛛形態から人間形態になったアラクネーが
「我が主! 無理です!!
下級、7色の長の上にいる白竜より
強い相手です!!」
冷や汗を掻きながらパクオットに言うので
「7色……
ドラゴン山脈には赤、青、黄、緑、橙、水、紫の
各ドラゴンが多く住んでいて其の各色の長の上に
白竜がいることをアラクネーから初めて知った以上に
目の前の翼を広げて動かそうとしている紫の
ドラゴンが白竜より強いと言う言葉に
絶句していると、
『強い所みせて、馬鹿にした奴らを!!』
紫のドラゴンが翼を動かして台風並みの
風を起こすとアス村にある家などが
吹き飛ばされていくが沙良がマジックボールで
エィシアたちを守っているので飛ばされることは
無いが、
「ナーラサさま!! 私たちの魔法が!! 発動……
ベターラが沙良に向けて魔法が使えないと
叫んでいると、
「魔法を無効化させる……そんな魔法が……
カードルはケントを守りつつ
魔法を発動させない魔法を紫の
ドラゴンが使っていることが
信じられないと恐怖した顔で
言葉に詰まりながら発していると、
「マジックボールは使える!!
スマホのアプリで!!!」
沙良は風を起こしたのを終えて口からブレスを
放そうとしている紫のドラゴンを見ながら
ベターラに叫ぶと、ベターラ、トーラントは
腰から下げている皮袋からスマートフォンを
出すのを見た紫のドラゴンは
「スマホ! 使用禁止!!」
ブレスを吐くのを止めて
トーラントたちに向けて言葉を発すると
トーラントたちのスマートフォンは機能を
停止するのでベターラたちが驚いているのを見ながら
「噓でしょ……神界のスマホを……
沙良は神界製のスマートフォンが此の世界の
ドラゴンの命令魔法で機能停止など
出来ないはずなのに出来ることに
驚いていると、
「パクオット! 明美の武器なら使用できる!!
ドラゴン・プレッシャーを最大で!!!」
ツヴァイセルは私が制作したマジックボールが
使用できるならパクオットが持つ私が制作した
ドラゴン・ソードで紫のドラゴンを倒せと
叫ぶので、
「殺すのは……
パクオットはレベル1から10までの
威力を調整できるドラゴン・ソードのレベルを
1にしていたのをツヴァイセルがレベル10でと
言うので今後の予定が行えないと言い出すと、
「大丈夫!! こいつは未来の明美が
創造したドラゴンだ!!」
ツヴァイセルは紫のドラゴンのステータスは
見えないが沙良の発言やアラクネーの体に流れる
魔素の質が似ていることから導いた結論は
未来の私が創造して送り込んだドラゴンなので
ドラゴン・ソードの最大パワーでも
死ぬことは無いとパクオットに叫ぶと、
リストォラはパクオットが闘気などを集める時間を
稼ぐために紫のドラゴンに向かおうとすると
「体が……
急に体が動かなくなったので戸惑っていると
「拘束系まで……
カードルはドラゴンは鱗などの体毛の
色が違うだけで魔法を放つドラゴンは
居ないはずなのに目の前の紫のドラゴンは
魔法を使えることに恐怖していると、
「俺に! 倒せる剣を!!」
動けないリストォラにザッツアックが
リストォラの統星剣を使う為に近づく間に
ザッツアックを氷の魔法で動けないように
「氷漬けに!!」
紫のドラゴンが叫ぶと
ザッツアックは氷で囲まれて動けなくなり
活動を停止したのを見て
「お、お姉さま!!」
「どうやって、逃げるの……
リザーサは計画通りに行くのですかと
紫のドラゴンの想像以上の強さに驚いていると
沙良は拘束系まで使える紫のドラゴンに
パクオットたちでは計画の遂行は無理と感じて呟くと、
「ナーラサ! 出てくれ!!」
ツヴァイセルは計画通りに行くには
沙良の力が必要と感じて沙良に向けて叫ぶと
沙良は皮袋からレイピアを出して右手に持ちながら
「見返りは?」
「僕が勝つのに!!!」
沙良がツヴァイセルに戦闘に参加する見返りを
要求するので紫のドラゴンは興味を持って
攻撃を止めてツヴァイセルを見て言うと、
「何を……
ツヴァイセルは沙良が紫のドラゴンを倒す見返りが
思い浮かばなかったので沙良に聞き返すと、
「スゥたちと結婚よ!」
沙良がツヴァイセルにルーソアたちと
結婚することを言うと、ササユリは年寄りと
結婚する価値はないし私との関係を聞いて
王都の商業ギルトマスターの
テードル・ガ・アキナルのように
御金で付き合う関係を持とうと考えても
辺境の冒険者ギルドのギルドマスターでは
収入が少ないので結婚なんて無理と思っていると、
ササユリの仲間のオードリー達も
ササユリと同じ感じで沙良を見ていると、
マーチネルが
「勝つじゃなく、動けば良いのか?」
沙良に紫のドラゴンに沙良が勝てば
ツヴァイセルと結婚か、紫のドラゴンに沙良が戦いを
挑む為に動くだけでツヴァイセルと結婚の何方かと
聞くので、
「俺に! 剣を!! パクオット!!」
ツヴァイセルは冒険者ギルドの食堂などでの
遣り取りでマーチネルたちと結婚と言わされていたが
今の混乱であやふやに出来ると感じて
パクオットにドラゴン・ソードを貸せと
叫ぶので
「あぁ……
パクオットは柄頭の方をツヴァイセルに
向けるとツヴァイセルはドラゴン・ソードの
グリップを右手で掴んでから両手で持ち直して
紫のドラゴンに向けてドラゴン・ソードを構えると、
『所有者、ツヴァイセル・フルツに変更により
剣の本来の性能に移行。
ドラゴン・プレッシャーから
ドラゴン・ホールド・クラッシュに
奥義変更。特典として
ツヴァイセル・フルツの年齢による
レベル低下をピーク時のレベル80に
戻します』
ツヴァイセルの闘気に反応して私が沙良の為に2本の
剣を制作して選ばれなかった方のドラゴン・ソードを
ツヴァイセルに渡った場合に備えて
隠しコマンドのようにしていたのが解放されて
柄の部分から声が出ているのを聞いて
沙良はドラゴン・ソードの性能を私から
聞いた時には言っていなかったし改造したことも
言っていなかったと怒っていると、ササユリたちは
レベル80って何なのと呆然としていると、
「体が軽いな……
ツヴァイセルはダンジョンなどで
暴れていた時の感覚に戻っていることで
紫のドラゴンを此処から逃げさせることが
簡単という感じで呟くと、
「……ツヴァイ! 話し合いを!!」
紫のドラゴンがツヴァイセルに戦うと負けと
感じて話し合いしませんかと言うので
「何処から来たのか、思い出したか?」
ツヴァイセルが紫のドラゴンに聞くと
目の前の紫のドラゴンは消えたので
「何処に!!?」
パクオットが叫ぶと、リストォラたちも
周りを見渡していると、沙良はツヴァイセルに
近づいて
「背中から離れなさい!!」
何も居ないツヴァイセルの背中から
見えない何かを掴みながら言うと、
「急に、重くなったと……
ツヴァイセルは紫のドラゴンが消えたと同時に
自分の背中に何かが乗った感じはしたが何もないので
可笑しいと思っていたと沙良の方に振り返って言うと
紫のドラゴンは沙良に首から掴まれている状態で
姿を現して、
「ピー……ピー、ピー、ピー」
「さっきまで、念話や言葉を話していたでしょ!!」
ピーピーと鳴き叫ぶだけで言葉を言わない
紫のドラゴンに沙良が小さくなる前は
念話や言葉を発していたでしょうと告げると、
紫のドラゴンはプラカードを何処からか出して
右前足を手のように使ってプラカードを
沙良に見せると、
「沙良、おばちゃんって、誰の事?」
紫のドラゴンが頭に浮かんだ言葉がプラカードに
書かれていたのを見た沙良が紫のドラゴンに
語気を強めて尋ねると、
「よせ! 俺たちと対立はしないんだな」
パクオットにドラゴン・ソードを返した
ツヴァイセルが沙良に紫のドラゴンの書いた
プラカードの内容は後にして紫のドラゴンに
自分たちと戦わないことを聞くと、
紫のドラゴンは沙良から離れて空中に留まりながら
首を縦に振るので、
「パクオットのパーティー、俺の所の
メンバー以外はテントを立て直して
朝まで休憩しててくれ!!」
ツヴァイセルは明美関係者以外は休めと
告げると、
「何を話すんだ?」
ザッツアックがツヴァイセルの所に来て
ドラゴンがアス村に来るのは聞いていて
戦闘準備をしていた結果はドラゴンと
友達みたいな喧嘩で終わったがドラゴンは
ドラゴン山脈に直ぐに戻らない感じなので
ドラゴンと此れからのことについて
話すことを聞こうとすると、
「ドラゴンが逃げる場所を決める!」
ツヴァイセルは沙良たちと遊んでいる
紫のドラゴンの逃亡先を決める会議と
言うので、
「逃げる気は……
ザッツアックはスゥたちと遊んでいる
ドラゴンの光景を見ながら言うと、
「予定がある。聞きたいなら墓場まで
持っていくことになる」
ツヴァイセルは私に関する詳しいことは
ササユリたちには告げていなかったので
紫のドラゴンの予定を聞きたいなら誰にも言えない
世界に入る気なら会議に参加しても良いという
感じで言うと、
ザッツアックはギャグ・ハンマーを持って
ルーシアたちの胸や御尻などを触って
垂れているとかプラカードに書いているので
思っていても書くなと沙良がドラゴンに向かって
叩こうとしたりしているのを見てから
何も言わずにボブヒルトたちが直している
テントの方に歩いて行った。
そして、
ダァーツ帝国の冒険者ギルド【ウイング・ホープ】の
職員でダァーツ帝国の諜報部隊の兵であるケケルットに
ジース王国に進軍しているコウキに連絡をさせた。
リーフ街の冒険者ギルド【スラヴァ・リーフ】に居る
ティーナお姉さまにツヴァイセルはアス村の
状況を報告した。そして、ジース王国の王都の
冒険者ギルド【コネクション・ウイズ・アザーズ】に
ティーナお姉さまが予定通りに報告をした。
沙良からペットボトルを貰った紫のドラゴンを
沙良が座っている丸太の横の丸太に座らせて
焚火を囲みながら
「今後の予定だが……
ツヴァイセルが沙良、ルーソア、エィシア、
スゥ、マーチネル、パクオット、リストォラを
見ながら話を始めると言い出すと、パクオットは
竹製の水筒の水を飲んだ後に
「明美と会うのが……
紫のドラゴンがアス村から飛び立って
ウエーザー山脈の方に逃げた先で私と会うのが
今後の予定だと言い出すと、
「そうだが、アス村の崩壊した家などの
片づけをする指揮の為に俺は此処に残る」
パクオットの言ったことを肯定しながら
ツヴァイセルはアス村で片づけの作業をする為の
指揮する者が必要なので自分が指揮する者になって
アス村に留まることを告げるので
「一緒には……
缶ビールを飲みながら沙良がツヴァイセルに
目的地で私と会わないのと聞くと、
「後から会える、トーラント、ザックが出来れば
行くけどな……
ツヴァイセルは自分の代わりにトーラント、
ザッツアックが指揮が出来れば沙良たちと一緒に行くと
言うと、ルーソアたちはツヴァイセルの代わりは
出来ないと笑っている中で、紫のドラゴンがプラカードを
ツヴァイセルに見せるので、
「一緒にって言うが、聞いてたか?」
ツヴァイセルはプラカードに書かれた言葉を
読んでから紫のドラゴンに言うと、
紫のドラゴンは沙良の方にプラカードを見せると、
「後2個よ。此処で使うとパク達を
守ることができないわ」
マジックボールでアス村を復興させればいいと
紫のドラゴンがプラカードに書いたことについて
沙良が出来ないことを言うと、
「俺が行けば、スゥ達も行くことになる。
ウエーザー山脈に近づけば魔物も多くなる。
ナーラサ1人なら大丈夫だが
人数が多ければナーラサも
守り切れん!! 分かってくれ!!」
ツヴァイセルが沙良の言葉の補足を言うと
紫のドラゴンは嫌な顔をした後に自分も此処に残ると
プラカードに書くので、
「明美が貴方を倒しに行く為に来るのよ!
貴方が逃げた先に居ないといけないの!!」
沙良がポテトチップスを指で挟みながら
紫のドラゴンがアス村に留まることがダメなことを
言うと、
「倒すことより、会うことが大事なのだろう……
ツヴァイセルは未来の私が紫のドラゴンを
創造した者なら討伐以外のことが大事だと
告げながら紫のドラゴンが沙良から渡された
菓子袋からビスケットを取って沙良の言ったことを
スルーしながら食べている光景を見た後に、
「討伐は此処で良いだろう。明美たちが
行く場所にパクオットたちに行ってもらう」
「合流して此処に来るか……
ツヴァイセルはツヴァイセルの転生した伊藤剣先生が
告げた場所にパクオットたちが行って私たちに
内容が変わったことについて話をしてから
アス村にパクオットたちと共に来てもらうことを
ツヴァイセルが告げるとパクオットも分かって
言うと、
「ゲートを使う?」
沙良がスマートフォンのゲートアプリを使って
当初の予定の紫のドラゴンが逃げた場所に
朝になってから行くかとツヴァイセルに尋ねると、
「日曜日だろ、今が木曜日の夜だから……
「ツヴァイ、此処から目的地まで
5日かかるから……
ツヴァイセルは私たちが紫のドラゴンと会うのは
3日後の日曜日なのでゲートを使うことはないと
告げると、ルーソアは沙良のスマートフォンの
地図アプリを見ながら紫のドラゴンが逃げた場所まで
馬車を使っても5日かかると告げると、
「向こうからでも3日かかる……
ツヴァイセルはウエーザー市からでも
3日かかると告げると、
「明美たちは直ぐにゲートを使うわ。
来週の終わりには予定があるから……
沙良は土曜日に私たちが此の世界に来て
日曜日にはドラゴンが逃げた場所にゲートを
使用していく理由に境成学園高等部の
1学年がアメリカのカリフォルニア州で行われる
フェスティバルに来週から参加することを告げると、
「日曜日には明美たちはゲートを使って
目的地に……こちらは普通に行けば
ウエーザー山脈の麓の森林地帯に入る
ところで……此処から虫やリスやウルフが
待ち構えている道で最悪の場合は
2日以上は掛かる」
ツヴァイセルは沙良の話を聞いて
パクオットたちが馬車を使ってドラゴンが逃げた
場所に日曜日には着けずにウエーザー山脈の麓に
到着すると沙良のスマートフォンがタブレットのように
大きくなってツヴァイセルが人差し指でアス村から
ウエーザー山脈の麓に続く道をなぞって言うと、
「それじゃ、会えないでしょ!!」
エィシアは一口サイズのバターなどを使用した
焼き菓子を食べながら私たちと会えないと言うと、
「会える!」
ツヴァイセルは私たちに会えると断言するので
沙良は日曜日に私の気配を感じてゲートを使えば
会えると思いながら聞いていると、
「どうして……
リストォラは私とパクオットが出会えない方が
良いのにと言う感情を殺しながら
ツヴァイセルに聞くと
「パクオットと明美が会うのは麓の場所だ!」
ツヴァイセルが自信満々に言うので
「ドラゴンの……
パクオットはドラゴンが逃げた場所じゃない場所で
私と会えるのかとドキドキしながら紫のドラゴンを
見ながら言い出そうとすると、
「俺の来世が本来はリーフ街に降り立つはずの
明美たちの場所を変えた。土曜日に
リーフ街に降り立ち、掲示板のドラゴン退治の
依頼書を見てアス村に行き、俺と会ってから
日曜日の朝に目的地に行くが途中でゲートか
テレポートで目的地について討伐の準備をしていたら
麓にパクオットたちを見つけて……
ツヴァイセルはティーナお姉さまの行動、来世の
伊藤剣先生の行動から導き出したことを言い出すと、
「明美がテレポートでパクの所に……
沙良はツヴァイセルの話を聞いて此の世界の
自分の所かツヴァイセルの所に私が来るのが普通で
私たちがいないウエーザー市に私が自分の意志で
行くはずがないので納得しながらパクオットを
見つけてゲートを使用して行くのはキューイルたちが
発した未来のパクオットと未来の私が結婚する理由の為に
会うのねと思いながら確認するように聞くと、
「多分な」
ツヴァイセルは沙良の言葉に肯定を言うと、
「でも、ツヴァイの来世はリーフ街を避けたの?」
マーチネルはツヴァイセルから出て来た来世の言葉を
聞いて困惑していたが紫のドラゴンがプラカードに
書いたことを読んで驚くことを我慢して伊藤剣先生が
リーフ街に行くことを拒んだことをツヴァイセルに
尋ねると、ツヴァイセルは伊藤剣先生ことツヴァイが
スゥたちとツヴァイセルの結婚するキッカケの
何かを起させないためだったのだろうと思ったが
ティーナお姉さまからドラゴンのことを聞いて
討伐の為にルーソアたちと結婚を考えると
言ったことでツヴァイの計画は失敗していると
思いながら
「明美がリーフ街からアス村に行く過程か
後に、明美の御願いでスゥたちと
結婚したから
させない為に場所を変えた」
スゥたちと自分が結婚することを
私から御願いされたのを回避する為と言うと、
「それも、無駄に終わったと……
ルーソアは皇帝を捨ててツヴァイセルの所に
求婚していたのが実るのねと頬を染めて
ツヴァイの計画が失敗したことを告げるので
「それで、私たちと……
マーチネルが確認の為にツヴァイセルに
尋ねると、
「明美と会ってからだ!!」
ツヴァイセルは結婚は延期と言うと
エィシアたちが嘆くので
「どうして……
沙良が結婚を延期する理由を
ツヴァイセルに尋ねると、
「ギルドのマスターと言っても冒険者家業より
低い賃金で4人とマーチネルの子を
養っていけない」
ツヴァイセルは冒険者時代なら南の大陸の
ダンジョンなどで宝物や魔物からのアイテムを
換金した御金などでスゥ、ルーソア、エィシア、
マーチネル、マーチネルの息子を養っていけるが
今は冒険者ギルドのギルドマスターなので
5人を養っていく御金がないと言い出すと、
「私たちが冒険者として……
スゥはツヴァイセルが冒険者として活動できないなら
私たちで稼ぐと言い出すので、
「明美と会ってからと……
沙良はマーチネルたちは冒険者としてレベルが
高いのでツヴァイセルが危惧することはないと
思いながら私と会う必要を聞くと、
「俺たちはリーフ街という小さな国を立ち上げる。
男爵を今後の流れで如何するかとなって行くが
税収はギルドの収入と街の商売による収入から
得られるのみだ。それに、男爵が街から
出て行った為にリーフ騎士団の騎兵もいない。
その騎士団の代わりを御前たちに
してもらう……
ツヴァイセルは沙良の方を向いて
リーフ街の今後のことを告げるとルーソアたちは
リーフ領の税収がリーフ男爵に行くのは今後も
変わらないのでリーフ街をリーフ国として立ち上げても
維持するのが難しいことを悟ると、
「で、ウーレン共和国の税収が足りない
場合は明美が出している。
明美と出会って承諾してくれれば
リーフ街は俺たちだけでも
やっていける」
ツヴァイセルはリーフ街に留まっている
アズラー、沙良から聞いたウーレン共和国の
税収について言うと、
「そうね。ツヴァイが言えば明美も
嫌とは言わないわ。ウーレンは
明美枠だけで予算が決まるから
税収は低くなっているのよ」
沙良は私が出す御金だけでインフラ整備などが
出来ているので本当は国民から税を取る
必要がないことを暴露すると、
パクオットは再会して告白する相手が出せる
お金の規模に驚いていると、ツヴァイセルも
ウーレン共和国の地面に埋め込まれている機械や
自動販売機などの資金を私が出していることに
驚きながら沙良の御父さまが何期も大統領が
出来るわと呆れていると、
「と、いうことは、運営はできると」
ルーソアはダァーツ帝国にも私に支援してもらえれば
息子のコウキが皇帝に即位するのを好ましく思っていない
国王や貴族たちが態度を変えるだろうと思いつつ
リーフ街の今後のことについてはクリアしたと
言う感じでツヴァイセルに言うと、
「話してからだ」
ツヴァイセルは元ダァーツ帝国の王妃なら
国の政は御金で全て解決とならないだろうにと
思いながら私と出会って会議をしてから
結婚を決める感じでルーソアに言うと、
紫のドラゴンは逃げれないよと書かれた
プラカードをツヴァイセルだけに見せながら
饅頭を食っていると、ツヴァイセルは私が
御金を出すことを渋ればマーチネルたちとの
結婚を回避できると思いながら紫のドラゴンから
プラカードを奪うとプラカードに書かれた文字は
消えたので安堵していると、
「ねぇ、子供は何人ほしい?」
アイスクリームを食べている
エィシアがツヴァイセルに聞いて来るので
「出会ってから……融けているぞ」
ツヴァイセルは何もかも私に会ってからと
言った後にエィシアが持っている
アイスカップの中のアイスクリームが焚火によって
融けていると指摘して座っている丸太から
立ち上がる中でエィシアは融けたアイスクリームを
飲んでいた。ツヴァイセルはテントなどの状態を
確認する為に沙良たちにボブヒルトたちの方に
行くと言って歩いて行った。
そして、
「パクは明美と会って……
菓子袋にまだあるポテトチップスを指で挟みながら
沙良がパクオットに私と会って告白するのは良いけど
リストォラは如何するのと言うのも含んで聞くと
「お礼を言うだけさ! リーフ街を
国として、王として支えていくには
力不足。ツヴァイセルに任して
東の大陸で生きていく……
柏餅を包んでいる葉っぱを取らずに
食べていたパクオットに沙良が指摘したが
パクオットは気に入って葉っぱを取らずに
2個目を食べながら無能から今の自分に
成長させてくれた感謝と王の器ではないと
沙良に告げると、リストォラは安堵して
パクオットと同じ柏餅を竹皮の包みから
取り出して食べだしていた。
此の柏餅で3個目……
「そう……それじゃ、明日に向けて
寝る準備に……
沙良は紫のドラゴンがツヴァイセルの方に
行ったのを見た後に明美と出会う場所に向けて
今日は寝ましょうと告げてから皮袋から平屋の家を
1軒出すとパクオットたちは驚いていた。
平屋の家の構造は玄関、土間(剣などの武器の置き場)、
着替え部屋、リビングルーム、ダイニングルーム、寝室1
寝室2、トイレ、風呂となっていて縁側からも
入れるようになっている。周りには見えない防御壁で
平屋に侵入しようとする敵を防ぐ。
ササユリは沙良が出した平屋の家を見て
テントや馬車の修理を放棄して沙良に
平屋の中を見たいと言って見学をしだすと
テレビが4対3のブラウン管テレビから
神界の魔石パネルを使用した16対9の薄型の
テレビに変わっていることを沙良から聞いて
舞い上がっていた。
ササユリの仲間の細顔で髪はショートで
体の線が出るような服を着たスキット・カイルが
「昔って……
自分も初めて見る物が多いのに
テレビの変化やネット回線経由で映画など
見れることに私の生きた時代は昔と言い出す
ササユリの行動に呆れながら呟くのを聞いて
「私、転生者だから……
軽い感じでカミングアウトするササユリに
「トイレも見る?」
沙良がテレビで此処まで驚くならトイレも
見てもらおうと告げてトイレに行くと
トイレは洋式でトイレの蓋が自動で上がり出すと
音楽が流れだすのでササユリは歓喜していた。
ツヴァイセルもリーフ街の冒険者ギルドに
トイレはあるが音楽は流れないし自動で
トイレのフタは開かないが特に女性冒険者が
他の冒険者に聞かれたくないとは言っていたので
冒険者なので気にすることかと言ったが
隠せるような音楽が流れるのは明美に会ったら
設置させてもらうかと考えながら沙良の方に
振り向くと、ベターラがウーレン共和国の
各屋敷にはササユリが見ているトイレが
整備されていて自分の皮袋には簡易トイレを
入れていることを沙良に代わって
得意げに語っていた。
村長のクール・ダ・アスが壊れた家の代わりに
ほしいと言うのでツヴァイセルは沙良が出した
平屋のことは私と話した方が良いと言った後に
村の復興ついでにテレビなどを各家に
私に頼んで設置させようと考えたり
「年とってもカッコいい……
ササユリが1986年に放送された刑事ドラマの
シリーズが2016年に制作されて
上映されたことに歓喜しながら
今から見ると言うので
ササユリの冒険者仲間たちは
今までの硬派なイメージと違うなと
戸惑いながら見ていると
「映画だけにして、明美が来たら
貴方の家に設置させるように言うわ」
沙良が此処まで喜んでくれることが
想定外だったので私がアス村に来たら
ササユリに皮袋とテレビを上げると言うと
「お姉さま! ありがとうございます」
ササユリが感謝を言うので、沙良は
私の方が年下なんですがと思いながら
「素敵な笑顔だわ。夜更かしはいけないけど
風呂に入ってから一緒に見ましょう」
ササユリに明日のアス村から出発するまで
数作を一緒に見ましょうと言っているとリザーサが
お姉さまと言っていいのは私だけとササユリを
睨んでいた。
そして、舞台で行われる劇を発展させた物と
沙良が説明してからリビングに200型の
魔石パネル使用のテレビを置いて上映会を行った。
男性陣はテントで寝ているかアス村の周りを
巡回して夜を過ごした。
ジース王国に向かっているコウキ率いる
救助隊にケケルットから連絡が入り
街道から離れて休憩に入り
「ドラゴンがウエーザー山脈の方に……
コウキが集まっている者たちに告げると
「殿下、ジース王国も動いています。
国境が見えたらアイリの魔法で……
オーダビーツ・クラウがコウキに進言すると
「あぁ、俺の母が拉致され、奴隷にされていることが
父から報告があった。ドラゴンの討伐は最優先だが
俺の母を、奴隷にされた者たちを救う為に
ジース王国に、進軍する!!
増援も父から許可が下りた!!
リーフ街を拠点に!!
20分後に出発する!!」
コウキは亡くなったルーソアが奴隷として
ジース王国に居ることにしてドラゴン討伐から
ルーソア、ダァーツ帝国の民を奴隷から解放する
奴隷解放軍として動くことを正式に告げた。
ダァーツ帝国の皇帝はコウキから
ドラゴンからアス村を守ると言う大義名分が
アス村の村民がリーフ街に避難したことにより
薄くなったのでルーソアが奴隷として生きていることを
発表して奴隷解放のためにジース王国に侵攻しているに
変えることで兵を増援する理由になると言われたことに
渋っていたがジース王国が動いていることで
ルーソア救出という大義名分を朝になったら
帝国の民に発表することにして増援を認めた。
ダァーツ帝国の国民の殆どが奴隷解放の為と
思っていたのでジース王国への侵攻も
素直に受け入れているのでコウキの評価も上がると
皇帝の側近たちは思っていたが皇帝は
ルーソアが簡単にツヴァイセルから離れないと
思っていたのでリーフ街を国と認める以上のことを
ツヴァイセルにしないとダァーツ帝国にルーソアが
戻ってこないと思っていたので頭が痛かった。
ジース王国の王都【ジース】では
ドラゴンがアス村から国内に逃げたことにより
各領主にドラゴン討伐を伝令した。
王都【ジース】から第2近衛騎士団が
朝を待たずにリーフ街に向けて出発した。
ウエーザー辺境伯爵領のウエーザー市の
ウエーザー辺境伯爵の屋敷の寝室の扉が
叩かれるので、
「なんだ、この時間に……
「あなた……
天蓋付きベッドで
ケーニヒッヒ・マーグレイヴ.・ウエーザーが
妻のアスナを抱いている最中に何事と怒りを
覚えながらベットからローブを着ながら離れて
扉を開けると
「子供ができないのに……
頬に傷がある角顔の額が広い
ウエーザー市の冒険者ギルド
パイルアップのギルドマスターが
リーフ街からドラゴンが来ると言われているのに
何をやってるんだと嫌味っぽく言うと、
「ドラゴンに対する装備もない。
対応する術もない、だったら
愛する妻を最後まで抱いていた方が
死んでも後悔がないからな」
ギルドマスターに戦う前からドラゴンに
敗北なので妻を愛していたと真顔で言うので
「そうか、ドラゴンが此方に……
呆れながらギルドマスターが
ウエーザー辺境伯爵にアス村を襲った
ドラゴンがウエーザー山脈方面に向かったことを
告げると、ウエーザー辺境伯爵は眼を鋭くして
「本当か?」
ギルドマスターに問うと、
「見張り台の報告はないが……
ギルドマスターはドラゴンが此方に来る気配もないし
各村、各町からドラゴンを見たら鐘を鳴らせと伝えているが
鐘の音が夜の空に響いていないことを告げると、
「スラヴァ・リーフからはあるか……
ウエーザー辺境伯爵は
ドラゴンがアス村に飛来してから
ウエーザー山脈の方に向かったと言うのは
リーフ街の冒険者ギルドの連絡のみなので
ニヤッと口角を上げて言うので
「あなた……
ウエーザー辺境伯爵の妻のアスナはシーツで
体を隠しながらウエーザー辺境伯爵の顔から
ドラゴンがウエーザー山脈に向かっていないと感じて
ベットから戸惑いの顔でウエーザー辺境伯爵を見るので、
「お前の元片思いの男はドラゴンを味方に
したらしい……
ウエーザー辺境伯爵はアスナに15歳で嘘か
真か分からないがイッツ町に現れたセンティピードクに
ストーン・デアが石化の魔法を掛けたのを見た
ツヴァイセルがウエーザー辺境伯爵の父から
パーティーに招かれた時にウエーザー辺境伯爵の
婚約者だったアスナはツヴァイセルに惹かれた。
アスナはジース王国のタールネル公爵の3女で
結婚前だったがウエーザー辺境伯爵と共に
ウエーザー辺境伯爵の領地を回った。その時の
護衛の1人にツヴァイセルを指名していた。
ウエーザー辺境伯爵はアスナの気持ちが
自分から離れていることは知っていたが
ツヴァイセルには冒険者仲間のスゥ、ルーソアが
居たので諦めろと言ってアスナと結婚が出来た。
アスナは女の子が生まれたら冒険者にして
ツヴァイセルに求婚させようと思っていたが男の子しか
生まれずに落胆した。ツヴァイセルがダァーツ帝国の
皇帝が即位する時に力を貸したが爵位を断ったし
寄り子であるリーフ男爵とは仲が悪いので
ウエーザー辺境伯爵はツヴァイセルと距離を取って
付き合っている。主に魔物関係で……
リーフ男爵が独立を企んでいることは知っているが
ツヴァイセルの所を解決しないことには先に
進まないことは知っていたのでウエーザー辺境伯爵は
放置していた。
そして、今回の第1王子のパクオットを担いで
リーフ街をリーフ国として独立することも
ツヴァイセルが居るのでウエーザー辺境伯爵は
放置する気であるが王都【ジース】からリーフ街に
向けて兵が動くので形式上はウエーザー辺境伯爵側も
兵を出す必要があるがドラゴン対策で動けないと
言えばジース王から御咎めはないだろうと
思っている所にドラゴンが国境を越えてアス村に
飛来したこともドラゴン山脈側にある砦からの
報告もないし、アス村からウエーザー辺境伯爵領内で
ドラゴンが飛んでいる報告も来ていない中で
リーフ街からの報告だけがドラゴンのことを
告げたことを考えてウエーザー辺境伯爵に抱かれる時に
ツヴァイセルと言う時があるアスナに嫌味っぽく
ツヴァイセルがドラゴンを従えたことを言うと、
ギルドマスターはアスナが未だにツヴァイセルのことを
子供がいてウエーザー辺境伯爵に抱かれても好きなのかと
呆れながら
「従えたのは……
「あなた、ツヴァイがドラゴンを……
言い出そうとすると、シーツで体を隠しながら
アスナがウエーザー辺境伯爵の所に来て
嬉しそうに聞くので、
「多分な……
「着替えて行きましょう! アス村に」
ウエーザー辺境伯爵が現地に行って確かめないと
分からないが状況を考えて肯定を言うと
アスナは着替える為に寝室から出て行こうと
するので、
「アス村って……
「奥様に戦場は……
ウエーザー辺境伯爵はアスナの言葉に困惑していると
ギルドマスターは王都【ジース】から来る騎士団と
ダァーツ帝国の救助隊の戦場になるリーフ街近郊に
アスナを連れていけないと告げると、
「あら、ドラゴンがツヴァイセル様の
僕になったのなら、怖い所ではないですわ」
アスナは廊下にいるメイドに服の準備を
するように告げた後にドラゴンがツヴァイセルの
所有物なので戦いは直ぐに終わる感じで言うと、
「ドラゴン・カッター……
ギルドマスターがダァーツ帝国側はドラゴン用の
武器があると言い出すがウエーザー辺境伯爵が
制止して
「ギルドで会議だ! いいな!!」
アスナに冒険者ギルドでリーフ街について
会議を行うと強く言うと、
「分かったわ、とって御気をつけてぇぇ!!!」
アスナはメイド共に衣裳部屋に行く前に
叫んだ言葉に
「御前さぁ、抱いているのに心を奪えてないの……
ギルドマスターはウエーザー辺境伯爵に
アスナの体は得られたが心は得られていないことに
呆れながら言うと、
「息子が2人いても、この年齢でも
フルツへの想いを私に……
ウエーザー辺境伯爵は未だにアスナを
抱いているのはツヴァイセルへの恋心を
自分への恋へと変えることがツヴァイセルに
勝てる1つになると力なく言うと、
「彼奴は女嫌いだから、会えば、
今度も振られるさ!」
ギルドマスターはツヴァイセルは女嫌いなので
アスナが言い寄って来ても30年前と
同じになると寝室の窓からダァーツ帝国の
帝都の方をチラッと見ながら皇帝の妻の
ルーソアが死んだことにしてツヴァイセルの
傍にいるようにアスナもキッカケがあれば
ツヴァイセルの傍に居たい感じを受けたので
顔に出さずに慰めると、
「リーフ街を国にしてもリーフ街以外の
領土は其のまま……リーフ街から出るには
私に泣きついてリーフ街から出れるように
志願するはず!! 情けない彼奴を見れば!!」
ウエーザー辺境伯爵はリーフ男爵とツヴァイセルが
交わした言葉によってリーフ街はツヴァイセルの
所有地になったが其れ以外はリーフ男爵領なので
リーフ街から他の地に行くことができないので
ツヴァイセルがウエーザー辺境伯爵に泣きついて来ると
強気で言うので、
「そうだな、、俺は玄関ロビーで……
ギルドマスターはツヴァイセルが愚かなことを
言うはずがないのは分かっていたが言わずに
頷いた後に屋敷の玄関でウエーザー辺境伯爵を
待つと言うと廊下を歩きだすのでウエーザー辺境伯爵も
着替える為にメイドと共に衣裳部屋に向かった。




