25 相手が悪い…… キャラクター設定と紹介
9 暇だと雑談だな……キャラクター設定と紹介
からの続き。
人族の大陸【ソラス大陸】の反対側の
獣族の大陸【ソラット大陸】のホッソソック王国内
ソレルット町の下水道に入れる入り口で
「ウルフかネズミか……
獣族最強の勇者でセント・ギア【クチナ】の
前世の息子の与田輝太が
自分と同じように召喚させた者たち、馬車の御者たち、
フードが破れている魔導士たち、体を嚙み取られて
内臓や骨が出ている騎士たち、この地に来た時には
見ていない騎士たち、魔導士たちの惨状を見ながら
悲しそうに呟くと、獣族大陸の最強騎士で
ナイスミドルの
ダルザニア・ツゥ・ピカルディーナが
「一突きで……誰が……
下水道探索から入り口に戻って行った
召喚された者たちが此の地に来た時には
居なかった者たちにより攻撃されて
更にスライムにも攻撃されて
亡くなったと思われる溶けた遺体と違い
スライムの残骸が見られないが
来た時には居なかった者たちの
死体を見ながら急所に一突きされて
亡くなっていることに
驚愕しながら此の場の近くに上記の者が
自分たちを監視しているなら
此処で死ぬと思いながら
「輝太! 武器を拾って……
「あぁ……こいつらの恋人に……
輝太に亡くなった者たちが残した武器や
ポーションが入ったカバンなどを持って
近くの冒険者ギルドに向かうと告げると、
同じ日本人で獣族の勇者隊として
魔族、人族とのゲームで戦った者たちの
恋人に亡くなったことを告げた後のことを
思い浮かべると言うのもつらいなと言う感情で
ダルザニアの言葉を聞いて呟きながら
地面に落ちている剣を拾っていると、
「一緒に来た夏美のように
貴族、王族のオスに奉仕する
人形になっている。
功達のことなど
元恋人くらいしか思っていないだろう
伝えることはない」
ダルザニアはタイザール帝国に輝太と
一緒に召喚された夏美が皇帝の夜の相手として
身も心も行為のことしか考えられないように
変えられたように獣族の大陸の他の国々に
召喚された女性たちも同じように変えられているので
恋人だった勇一たちのことなど
快楽を与えてくれる者くらいしか思っていないから
亡くなった智一たちのことなど
伝えなくてもいいと告げると、
「……薬か魔法か、淑女みたいだった……
妖美な胸がでかい……
輝太は学校で同じクラスの夏美は休憩中は
本を読んでいてクラスメイトとは話すことがない
物静かな女性だったが此の地に来る前に
皇帝と謁見した時に見た夏美は胸が大きくなり
男性を喜ばすために生きる女性に
変わっていたが輝太を見るときだけは
召喚される前の目で見ていたので
ダルザニアから聞かされていた
魔法や薬で変えられたと思ったが
自分から体を変える為に
進んでしたのかなぁと思い出しながら
信二たちの恋人も
夏美のように自ら望んだんじゃないのかなぁと
思っても聞くことは出来ないので
「皇帝を撃つのか?」
今回の下水道のスライムが暴走したので
討伐を勇者隊に皇帝が命令をしたが、本当は
皇帝より強くなって行く勇者隊の者たちを
殺す為に仕組んだのでタイザール帝国に戻って
皇帝に剣を向けるのかとダルザニアに
問うと、
「証拠はない、同じ種族でも……
ダルザニアは豹族でタイザール帝国の国章が
死体が身に着けている鎧に描かれていても
証拠としては不十分と輝太に言うと、
河川から下水道に入ると資材置き場となっていた
部屋で大量のスライムにより死を覚悟して
母さんのことが好きと言って最後の戦闘に
入ったが力尽きて目を覚ますと足は治され
傷も治され、ダルザニアの傷も治されていて
近くには服が用意されていたので着替えながら
高台から資材置き場があった下水道の
周りは地形が変わるほどに破壊されていたので
母さんの声を聞いたと感じながら着替えたズボンに
下げられていた皮袋から手紙が出て来たので広げて
読むと転生した輝太の母親からだったが本当かと
思いながら
「全員を……助けてくれて……
全員を助けるのが普通だろうと
感じながら感謝の言葉を呟いていると
「此処で生き残っても戻れば……
生き残った先は死とダルザニアが言うので
「俺たちも?」
「あぁ、次の任務が命じられて……
輝太は死ぬのが遅くなっただけかと
ため息交じりに問うと、皇帝が輝太たちを
殺すための任務に就かせると
ダルザニアが言い出すので
「ステージィーさんは?」
腰に剣ベルトを巻いて鞘に入った剣を
剣ベルトのフックに繋いで
ダルザニアの奥さんや子供のことを
輝太が聞くと、
「俺の死を確認するまでは、手を出さんさ!」
皇帝は子供が居ても御淑やかさで
タイザール帝国で美人と言われている
ダルザニアの奥さんを狙っているが
ダルザニアの死を確認するまでは
手を出さないと言うので
「ギルドに行って……
輝太は冒険者ギルドからバード・メールで
自分たちが生きていたことを皇帝に伝えようと
言ってダルザニアと共に歩き出したのを
セント・ギア【アクア】がクチナの代わりに
はるか上空から見届けていた。
ミューブル王国の港町【ロブシェリル】に
日が昇り始めて暫くすると漁港に漁船が戻ってきて
魔族の大陸への魚の選別や荷造りなどが
行われる所に宿や貴族などの料理人たちが
今日、明日のメニューの仕入れをする為に
訪れて活気が増していく。
「うぅうぅ……リスも……
ベットから起き上がりながら
欠伸をしつつ未来の明美が
リストォラも一緒に此の世界に連れて
来たかったと告げるので
「身籠ってるのに……
「瑠衣も生まれる準備で……
未来の沙良が未来の明美を隣から
見上げながら言うと、反対側に居る未来の
美里がリストォラの出産準備で瑠衣や
美里の百合姫隊が付き添っていると
言うので、
「俺は残っても……
未来のパクオットが床に敷いている
布団から明美たちを見上げながら
境成学園大学の卒業旅行に未来の
明美たちだけで来れば良かったのにと
言い出すと、
「パクが御兄さまと私との結婚を認めてもらう
戦いを此処でするのは過去に私も見てるし……
「変えたらいけない歴史ね」
「戦う以外は勝敗は変わっても……
「前は? 明美と美里はいたよね」
未来の明美が未来のパクオットと秋人が戦って
未来のパクオットが勝てば明美との結婚を認めるのを
今の明美も見ているからと言うと、未来の沙良が
秋人と戦うのは決定事項と言うと、未来の美里は
勝敗は関係なく秋人と戦えばいいと言うが
未来のパクオットは勝敗を聞かせろと
下着をつけながら聞くと、
「さぁ、昔のことだから……
「明美と同じく……
「秋人さんに言えば、結婚してるんだから
勝敗関係なく認めるわよ」
未来の明美は惚けると、未来の美里も
同じように惚けると、未来の沙良はパクオットと
私たちは結婚しているので秋人が未来のパクオットに
勝っても明美との結婚を認めると言うと、
「光悦、つかさ、ソーイングたちも……
未来のパクオットが未来の光悦たち、
つかさの妻の1人で元ベルローズ王国の裁縫屋の娘で
父親が元一代貴族(男爵)のホッソリ系の美人の
ソーイング・シンジュウム・パレットの名前を出して
秋人との勝敗を誰も教えてくれないと言うので、
未来の美里たちに下着を着けてもらっている
未来の明美が
「お兄さまに持てる全ての力をね」
未来のパクオットに自分の力を
すべて出し切って秋人と戦ってと
未来の明美に着せたブラウスのボタンを
未来の美里が留めながらパクオットに告げると。
ブーツを穿いて着替えが終わったパクオットは
マジックボールで体全体をランドリーと
念を込めて一瞬光った後に
「明日か……
今日の人族対魔族のゲームの1日目が
開催されて無事に終われば2日目は
人族対魔族のゲームの変わりに
未来のパクオット対秋人の明美と結婚するなら
秋人に勝てば許そうの戦いが開催されることを
言いながら食堂に向かう為に
客室から出て行こうとすると、
「髪セットしたら……
未来の明美が髪の手入れをして軽く化粧をしたら
未来のパクオットに続いて客室を出ると告げるので
未来のパクオットは左手を上げて了解と示しながら
扉を閉めて1階の食堂へと向かった。
港町【ロブシェリル】で最高の宿のウエイトゥの
1階の食堂に未来のパクオットが入ると
「やぁ! パクちゃん!!」
「げぇ! ムラサキ!!」
セント・ギア【ムラサキ】がヘルメットを
外して其の他の外装パーツは軽装タイプに変えて
未来のパクオットを見て挨拶をするので
アレタの祖母で此のソラスの世界では
ベイベラ・パレスと分身を使って名乗っていたが
今は分身を自分の体に戻して美しい若々しい
アフロディーテとして明美とムラサキと共に
昨日は未来のパクオットと会っていた時はアフロディーテが
居たので明美成分補充と言って未来のパクオットに
ムラサキが抱き着こうとはしなかったが、
今日はアフロディーテが居ないので未来のパクオットは
ムラサキに抱っこされて何時も酷い目にあっているので
客室に戻ろうとすると後ろから
未来のパクオットの背中にムラサキが乗ると
未来のパクオットは床に倒れると
「やめろ!!!」
未来のパクオットの背中や足などを舐め回すように
ムラサキに触られながら助けを呼ぶ
未来のパクオットを見ながら
「周りの人に迷惑かかるから……
明美がムラサキに止めなさいと言うと、
「やってる割に濃くないなぁ……
ムラサキは未来のパクオットが未来の明美と
行為をしている割には明美成分が未来のパクオットに
染み込んでいる量が少ないと言いながら
渋々と未来のパクオットから
離れるのを見ながら
「お客は居ないけどな……
光悦は明美成分再補給と言ってムラサキが
俺の方に来るなと思いながら食堂には給仕係り、
厨房のコックたち以外は居ないので呟くと、
「明美の好みじゃないでしょ……
美里が百合部隊のスネーク族の
アスネ・アブクの魔物状態を首に巻きながら
未来のパクオットは明美の好みじゃないでしょうと
明美の横から言うと、
「……結婚しないよね」
明美は未来の明美たちと出会った時に
元ジース王国の第1王子だったパクオットと
沙良と共に結婚したと聞いていても目の前にいる
未来のパクオットを見ても好みじゃないので言うと、
「結婚してます!」
未来のパクオットは其れでも結婚したと
言うと、
「伊藤先生と同じパターン?」
ムラサキがジース王国のリーフ街で
冒険者ギルドのギルドマスターをしている
ツヴァイセルが明美の好みだが転生した伊藤剣こと
ツヴァイと先に出会っていたのでツヴァイセルを勝手に
眷属に出来ないので沙良の目を盗んで隠し撮りなどして
ツヴァイセルのコレクションをしていたがツヴァイの方も
気になって遠くから見ていた関係から大学のサークルの
部屋でツヴァイとキスをした関係に変わって皆には
秋人に少し似ているので生まれ育った此の世界では
ツヴァイと結婚を考えているので皆さんは暖かく
見守っていてとツヴァイにアタックしているが
本当はツヴァイとキスした時点から婚約中であるが
明美に対してツヴァイは先生と生徒なので
拒否と言っている。
秋人、ティーナたち、恭子の母親と限られれた人しか
ツヴァイと婚約中と知られていることを
踏まえながらパクオットも前世を好きになったから
結婚したのとムラサキが言うので明美は
明後日の方を見ていると、
「伊藤先生が出てくるの?」
美里は明美がツヴァイを好きなのは知っているが
ツヴァイは明らかに明美を毛嫌いしているのに
ムラサキから名前が出て来たので冷や汗を掻いている
明美に聞くと、
「そうだ! 俺の前世を好きになった!
ツヴァイセルと同じで、結婚した!!」
「……嘘ですね」
未来のパクオットがツヴァイと同じように
未来の明美と結婚できたと告げると、眼鏡型の鑑定君を
作動していた瑠璃が嘘と看破するので
「それは内緒よ!」
食堂にロングブーツを履いてミニスカート、
襟付きの長袖のシャツの上に丈の短いジャケットを着た
赤髪の女性が現れて詳しい内容は秘密と言うので
「未来の沙良か?……
光悦が確認するように赤髪の女性に聞くと
「そうよ、パク……
笑みを見せて未来のパクオットが瑠衣に
嘘と簡単に言われて明美にとって好みの男では
ないですよと拗ねているので慰める感じで呟いた後に
未来のパクオットの所に行って2人で小声で
話しているのを美里は見ながら
「北条君が好きな……お姉さんと言う感じで……
つかさが恋焦がれている沙良は
写真などで見る以上に御姉さんで
つかさに明美が好きにならないと結婚は無理と
感じて言うと、
「諦めたらいいのに、未だに……
ロングブーツの代わりに生足に
パンプスを穿いて後は未来の沙良と同じ
茶髪の女性が美里の言ったことに対して
脈がないから諦めも必要と言うと
「未来の御姉さま……太もも……
今以上に素敵な足……
「私の足が好きだから……
「そうね……
瑠衣が未来の美里の生足を見ながら
今の美里以上にスベスベの太ももに歓喜を
上げるので未来の美里が瑠衣は私の足が
好きと言うと美里も今日は明美に合わして
少しぶかぶかのパンツを履いているので
瑠衣に生足を見せれないが明美に抱かれて
未来の自分のようになるのねと思いながら
瑠衣の性癖を未来の自分が言ったことに
頷いていると、
「さぁ、明美! 今まで隠していたわね」
「それは私ではなく……
「過去の私に言わないでよ!」
未来の沙良が明美に詰め寄って
沙良が居る世界では眷属にする人はいないとか
言っていたがツヴァイセルを気に入って
準眷属の下位準眷属にしていたこと、スキルを
与えていたことを攻めるので
ノースリーブのワンピースの下にブラウスを着て
ストラップ付のパンプスを履いた未来の明美が
未来の沙良にジース王国のアス村にシルヴィアが
襲来した後にパクオットたちの活躍でアス村から
離れた場所でシルヴィアが隠れて眠っていた間に
パクオットが行方不明とウーレン共和国に伝えられたので
未来の沙良は直接いきたかったが沙良の父である
大統領の命によりジース王国の王都に行った後に
リーフ街にゲートを使って再開した未来の明美に
眷属にしたパクオット、ツヴァイセルの件を
隠していたこと、伊藤剣の件を隠していたことを
明美が困りながら未来の沙良に呟いているので
明美に言わないでと未来の明美が言うと、
「そうね、終わったことだから……
「食堂のウェイターが待ってるから」
未来の沙良はウーレン共和国の大統領の
娘として転生してから私や親以外で眷属に
しないでと明美に言ったら頷いていたのに
ツヴァイセルを人の寿命の125歳まで大きな
怪我などがない状態になる準眷属の
下位にしていたこと、ツヴァイセルに好意を
向けていたことは上記の時に言ったから
明美には此れ以上はしないと言って
明美のブラウスの襟から手を離すと、
食堂のウェイターたちが食事を運びたいのを
待っていると未来の明美が言うので
ムラサキは自分用の椅子を左手首のカバーを
開けて取り出して座ると、他の者たちも椅子に座って
ウェイターたちがエビとパセリなどを炒めた
前菜を運んで明美たちのテーブルに人数分を
置いていくので目の前の前菜を食う前に
水を一口飲んでから
「未来のパクオットさん……
「いつも通りでしょう……
光悦が未来のパクオットに此れから
行われることを聞くと、未来のパクオットは
人族対魔族のゲームの為に魔族の大陸、
獣族の大陸から商人や行商、ニコールとの
打ち合わせで来る貴族たちが来ていないので
食堂は光悦、明美、美里、瑠衣、未来の
パクオット、未来の沙良、未来の美里、
未来の明美とムラサキの9人だけなので
マナー無視で何時ものように行うと言うので
「パクちゃん! あぁんを!!」
ムラサキがパセリにエビなどを纏めて包んだのを
フォークで刺して未来のパクオットに口を開けてと
言うのを皮切りに明美は未来の沙良と
行ったりしている光景に支配人はニコールや
魔王の知り合いじゃなければマナーが
悪いので追い出したいのを我慢しながら
見ていた。
マカロニが入ったスープが運ばれて
スプーンでマカロニと共に掬ったスープを
飲み終えてから
「あっさりして飲みやすし、マカロニの
所感が……
スープの感想を美里が言うと
「あっさりなら、これを!!」
未来の美里が小瓶を皮袋から出して
追加の味を入れようと言い出すので
瑠衣が聞くと、
「明美の!!!」
「明美味ね」
未来の美里が明美の愛液と言い出すと
未来の沙良も隠し味で入れましょうと
言いだすので
「「 止めなさい!! 」」
明美ズが料理に対しての冒涜と言い出すと
「明美の液がスープに交じって濃厚に……
美里が隠し味をスープに入れた後の味を
思い浮かべて暴走しているのを
「他人の振り……
「光悦と同じく……
見ないことにして淡々とスープを飲もうと
光悦が呟くと、未来のパクオットも賛同して
スープをスプーンに掬って飲んでいた。
支配人は騒がしい明美たちを見ながら
こいつらの為に宿を食堂を開けるんじゃなかったと
後悔しながら早く終わらせようと動き出した。
そして、支配人は今日の夜も魔王が頼んできても
断ると決心した。
最後のデザートのバターを使った焼き菓子を
食べ終えた未来の明美が椅子から立ち上がって
支配人が立っている厨房の入り口に歩いて着くと
「迷惑を……
「他の御客さまが居ませんので
若々しい食事で私共も楽しめました」
未来の明美が羽目を外した食事のことで
謝ると、支配人は何時もの静寂のある食事風景と
違う経験をしたことは今後に生かされるので
謝ることはありませんと言う感じで言うと、
「そうですか、受付で宿泊費を……
未来の明美は大人の対応と知りつつ
支配人に笑みを見せて感謝した後に
此れから宿を出るので受付で会計を
済まそうと言い出すと、
「魔王陛下の御友人ですので……
支配人のウルフ族の人懐っこい顔の
背広を着たマイン・ロードスが魔王の命で
宿を開けたので御金は要らないと言うと、
「2週間の御休みを……
「ロブシェリルからは出ませんので……
未来の明美が人族対魔族のゲームの為に
港町【ロブシェリル】は漁港以外は外部からの
人の出入りを禁止にしていたので港町【ロブシェリル】の
高級宿のウエイトゥも休店していたのに魔王の命で
宿を開くことになってと言うと、支配人は
人族とのトラブル回避で港町【ロブシェリル】から
出ないし、今回の休みを宿の補修や家具の入れ替えなどに
充てていたので未来の明美の心遣いに
感謝しながら言うと、
「気持ちと言うことで……
未来の明美は硬貨が入った袋を支配人に
渡そうとすると
「先ほども言いましたが……
「気持ちです。1泊の料金の
金貨25枚ではありません」
支配人は魔王の命なので御金を受け取れないと
言い出すので此の宿の1泊の料金
金貨25枚(金貨1枚は日本円で10万円)ではないと
言うので
「わかりました……
根負けした支配人は硬貨が入った袋を
未来の明美から受け取った。
明美たちが宿を後にしてから先ほど受け取った袋を
支配人が開けると白金硬貨25枚(白金硬貨1枚は
日本円で1千万円)だったので其の場に
座り込んだので従業員も袋の中を見て驚いていた。
ロブシェリル・フェスティバルの3日目の
上空には雲がない晴天の港町【ロブシェリル】の
時計台から午前9時を伝える鐘が鳴り響き
観客スタンドのスタンドにいる町民たちは
人族側と魔族側の総司令官たちが立っている
フィールドに注目していた。
フィールドの中央ではメンバー表を交換する為に
人族側は参謀のパーセント、総司令官で
ウインライム法皇国の自称【皇太子】を名乗る
顔は奥ゆかしいが自分が勝つためなら
何でもするというダメな性格の
ケティング・レナ・ライムだが
聖職者らしく白い布を幾重にも重ねた
ワンピースのような服の上にケープのような物を
羽織ってチラチラとゲームを管理する管理官として
魔族に化けているアキナの足のラインを見せるような
パンツから程よい膨らみがある胸がブラウス、ベストを
押し上げているのを唾を飲み込みながら見ている中で
パーセントがアキナにメンバー表を渡すと、
魔族側の総司令官のニコールはブーツにズボンを穿いて
シャツの腰部分に腰ベルトを巻き革製のジャケットを着て
アキナから人族側のメンバー表を受け取ると
参謀の頭の左右に角が巻かれて面長の
大人しいそうな感じのラムータ・ギル・レイドルが
アキナにメンバー表を渡すとパーセントに
魔族側のメンバー表をアキナが渡すと直ぐに開いて
ゴブリン部隊が10隊に分かれて
総隊長は
ガイル・バリ・トラリル・レイ・レーイックと
書かれているのを確認していると
「双方、メンバー表について意見はありませんか?」
透き通るような声でアキナがニコール、パーセントに
尋ねると、拡声魔法によって観客スタンドの
スピーカーからアキナの声が流れるとエンリーが
アキナさまぁと叫んでいるので観客スタンドの町民たち、
つかさはバレるだろうと苦笑いしていると
つかさの隣で女装をしている進次郎もクスッと
笑っていた。
「コーレット? 貴方の名前はアキナと?」
皇太子はエンリーの声に困っている
アキナに名を聞くので
「えぇ……昨日、初めて管理官をするので
挨拶をしたら……
アキナはエンリーが神様とか言わないでほしいと
思いながら皇太子に言うと、
「貴方は魔族ですが、こちらには天の勇者、
魔族の大陸の王女がいますので
勝利は確実。神ソラスさまに
貴方の外見を白くして
私の側室として迎えたいと思いますが……
皇太子はナルエは正妻として決まっているので
側室として美しいアキナを迎えたいと言い出すのを
聞いてエンリーが殺すと言うので大二たちが
抑えていると、
「うれしい申し出ですが、私は結婚していますから」
「そうですか、人族側の勝利の暁には離婚して
私の側室に……
アキナが丁寧に皇太子の申し出を断ったが
皇太子は人族対魔族のゲームで人族が勝利したら
アキナを旦那から離婚させて側室として迎えると
言い出すので、アキナは観客スタンドの前の
テントにいる秋人をチラッと見ると皇太子の申し出を
受けろと首を縦に振るので
「分かりましたわ。勝利したら」
アキナは皇太子に笑顔を見せて
申し出を受けると言うと、
「天の制裁で終わります。今日の夜に……
アキナにニヤッとした顔を向けて
皇太子が光悦の隕石落としによって今日で
人族対魔族のゲームは終わるので夜は
アキナとベットの中でと言うので、
「天の制裁など過去の物。
アキナさまを与えない!!」
ニコールは神であるアキナをペットのような
感じで言う皇太子にキレてアキナに様を付けて
叫ぶと、
「相手の総司令官!
そちらが勝てばいいだけ!!
天の勇者の制裁を防げるなら……
殿下?」
パーセントは魔王の四天王の1人である
ニコールが身分の低い監視官に様を付けて
言うのはまずいので直ぐにニコールに対して
嫌味っぽく言って皇太子に振ると、
「そうだな。メンバー表は?」
皇太子はパーセントの発した言葉に
満足しながらニコールに除外する者は
要るかと聞いてくるので、
「不満はない! 勇者も今日で壊滅だ!」
ニコールは人族側のメンバー表から
外す者はいないと言った後に召喚された者たちを
滅ぼすと宣言すると、
「こちらも! 天の制裁で死ね!!」
皇太子は魔族側のメンバー表から外す者は
要ないと言った後に光悦の隕石落としで
魔族は滅びろと告げて高笑いしていると
「それでは、3時間後に1日目の
人族対魔族のゲームを行います」
アキナはメンバー表の交換が終えたので
午後1時からのゲームを予定通りに行うことを
宣言して顔合わせの儀式が終了した。
観客スタンドにいる町民たちは席を立って
屋台などに行く者、仮設トイレに行く者、
港町【ロブシェリル】に戻って食事などをする者で
動き出していた。
ニコールたちも自軍の砦に戻り
道具の最終チェックをしている精鋭部隊に
「つかさ! 恭子! キューイル殿下は
我が妻のモルモーラと殿下たち、
アドラーと私がする!
砦は私の妻のスマージャ、エリシャーラと
レイドル卿の指揮の下で作戦を!!」
ニコールが此れからのことを確認のために言うと
精鋭部隊からニコールの激を受けて叫ぶ中で
「総司令官が出てどうする?」
アドラーが大鎌の長い柄を肩で
支えながらニコールに総司令官が出るのかと
尋ねるので
「モルモーラから勝てないと聞いている以上
3人で恭子、つかさを!」
「俺たちは妹か?」
ニコールが前線に出る理由を言うと
魔王の息子で第4王子のファインダーロペスが
キューイルと戦うのかと確認の為に聞くと、
「癖も分かるし……
「キューイルの婿ですね。その魔法を……
ニコールはファインダーロペスたちがキューイルと
兄妹なのでキューイルの癖などを掴んでいるので
最適なのと魔王との取り決めでキューイルの婿の
竜巳には手出しが出来ないが竜巳の魔法を
エルタンスの魔法【魔法無効化】で対応すると
言い出すと、
「その隙に各隊が人族の砦に総攻撃を行い
神をも恐れぬ馬鹿を叩く!!」
ニコールが10部隊を人族の砦に向けて
一斉に投入させて皇太子を叩くと叫ぶと、
「29か国に攻め込まれた時に……
レオタードを着て胸、肩には鎧を着けて
手袋、ブーツを履いているモルモーラが
皇太子の死は此処ではないと言うと、
「分かっているが、セーイラさまや美里が
いるから死んでも復活させればいい……
ニコールは人族対魔族のゲームで負けないと
キューイルと竜巳の結婚を魔王が認めないのは
分かっているが勝っても美里や明美、アフロディーテが
魔王を脅せばキューイルと竜巳の結婚は認めるので
アキナに対して行った罪を
皇太子に償ってもらうと言い出すと
「美里と結婚するの?」
モルモーラがニコールに美里の件で尋ねるので
「神さまの眷属で、ルービュークスたちの主だ!
その方が私と一緒にと言われれば……
「「 貴方……
ニコールは会場に来る前に出会った美里から
明美の次に付き合うと言われたが急だったので
其の話は後日と言うことにして美里は高級宿の
ウエイトゥに明美たちと向かって行った後姿を
思い浮かべながらモルモーラに言うと、
スマージャ、エリシャーラが美里の眷属になる
結婚をニコールが決めていることに不安顔で
言い寄ってくるので
「案ずるな! 2人を残して生きていく気はない」
2人を見ながら永遠ともいえる時間を生きる美里の
眷属に2人を残して成る気はないと言うと、
「でも……
「相手は……
「大丈夫よ! 私たちを入れての結婚だから」
青いドレスを優雅に来ているオットリ系の
スマージャと黄色いドレスのフリルが可愛らしさを
アップさせている癒し系のエリシャーラが
美里は私たちを排除しないかとニコールの話を聞いても
不安なので言い出すと、モルモーラが自分も入れて
美里はニコールと結婚すると言うと、
「魔王陛下の愛するソラスさまの娘の
サラウェルさまも入れて話し合う。
まずは、この戦いに勝つ!!」
ニコールはルービュークスたち百合部隊が
美里の眷属として美里の愛人枠なのに対して
瑠衣ことサラウェルに美里は
結婚相手として扱うと宣言して
魔王が認めている所に
美里がニコールを結婚相手として
宣言するとニコールに美里と瑠衣が
結婚することになるので瑠衣がニコールに
美里と共に嫁ぐのかを聞くのとニコールの
妻の序列の相談を妻たちと考えないといけないが
今は人族対魔族のゲームに勝って皇太子を
亡き者にすると改めて宣言をすると
戦う前の軽い食事として
小麦粉から作られた皮にトマトなどで包んで
上げた物やバナナ、フルーツドリンクなどを
テーブルに並べて手が空いた者から食して行った。
人族側では最初の余興として光悦の隕石落としを
行うための隕石をスマートフォンで光悦と明美たちが
探している所にリースラヴァが来ると
「初めまして、未来の御姉さま方……
「戻ると貴方が居て今頃は光ちゃんや
輝太が歴史変えるなって怒ってるかな」
「まずいのか?」
未来の明美たちに光悦たちと同じ格好の上に
ローブを着ながらローブの裾をスカートみたいに
両手で少し広げて挨拶をすると未来の明美が
未来ではリースラヴァが光悦の嫁にはなって
いなかったが今回はなっているので歴史的には
問題になるレベルではないが明美の眷属は
記憶など書き換えられないので新たに
追加ということで混乱すると告げると、
光悦が隕石の大きさを選び終えて
未来の自分の嫁が増えると
何か問題が出るのかと尋ねると、
「うぅん……変わらないかな」
未来の明美はカーディオン王国で
第3王子が王になるのが変わらなければ
問題がないし光悦の嫁が増えても明美が
認めているので問題がないと言うと、
「フッ、そうか」
光悦は未来の明美たちに影響がないなら
良いと思って呟いていると、
「未来の沙良……
つかさが妻の1人のコンピーコム王国の
春夏冬美花と共に明美たちの所に来て
未来の沙良に声をかけると、
「結婚おめでとう」
つかさに未来の沙良が笑みを見せて
結婚を祝うので、
「諦めない!!」
「そう、ツヴァイに行って
両親から……
つかさは未来の沙良に向けて沙良を超えて
沙良と結婚すると言い出すと、未来の沙良は
何年たっても諦めないのは凄いけど
つかさの両親に伊東先生ことツヴァイから
沙良に振られたのに諦めないのはダメと
言ってもらおうと明美ズを見ながら言い出すと、
「そういえば、伊藤の奴、ゲートを?
明美が好きなのは知ってるが……
つかさは両親にも沙良について前から
言われて諦めるなら今の自分は居ないと
沙良の言葉に反論しようとしたがツヴァイと
聞いて屋上の入り口で行為をしていた生徒の代わりに
ソラスの世界に召喚される前にツヴァイがゲートを使用して
現れて行為をしていた生徒を生徒指導室に連れて行ったが
スマートフォンにゲートアプリがあるのは恭子の
母から神界のスマートフォンを得た可能性が高いので
分かるが明美の好き好き攻撃をされて嫌がって明美の
頭を叩いたりしている間柄なのに恭子の母が神界の
スマートフォンをツヴァイに渡すのか
今更ながら明美ズを見ながら
未来の沙良に聞くと、
「婚約者なのよ! 私たちの世界での」
未来の沙良が良くも私の生きている世界では
眷属を作らないとか言っていたくせに
来世が居るから下位準眷属にして
いろいろな凄いスキルを与えていたねと
思い出して怒りながらツヴァイは
明美の結婚相手の1人というと
「嘘だろう!? 好きでもライクじゃなく……
つかさは明美の好みとは違うので好きと言っても
友達くらいの感覚で言っているだけと思っていたら
明美の両親公認の婚約者と聞いて驚いていると
「なんで、驚くの?」
つかさの着ている襟付きのシャツの袖を
美花が少し引っ張りながら聞いてくるので、
「こいつは秋人さん似か、オジサンが好きなんだよ!!
伊藤や其処にいるパクオットは好みじゃねぇ!!」
「……結婚よくしたね」
つかさが明美の趣味を言うと
美花は好みや趣味が合わないのに結婚したねと
苦笑いしながら呟いていると
「ジース王国のリーフ街のギルドの
ツヴァイセルがツヴァイの前世で
明美の好みの人よ」
未来の沙良がツヴァイの前世が明美の好みと
告げて明美ズに睨んでいるので明美ズは
沙良の次に強くしただけだし、たまたま……
弱かったから……
未来視をしたら、ね、ね、私ね
未来の沙良が此れだと……
なんで!! 前にも……
パクオットの件は……沙良の婚約者だから……
怯えながら未来の沙良にはツヴァイの件や
パクオットの件は終わっているでしょうと
言い出していると、
「ジース王国の第1で、虚弱で……
つかさがパクオットのことを言い出す内容に
美花は
「克服して?」
病気に勝って今があるのねと
未来のパクオットがアレタやアフロディーテや
アレタの両親と話をしている姿を見ながら
呟いていると、
「嘘で、第2に王位を継承させたいから
追い出されたんだよな」
つかさがパクオットは虚弱だったので
王位継承権を剥奪されて沙良の婚約者となったが
10歳の時に冒険者としてジース王国から
追い出される感じで出て行ったと話すと
「どっちなの?」
美花が虚弱って言ったのに
つかさが嘘というので困惑しながら未来の
沙良たちを見ながら問うと、
「あぁ、冒険者として国から出ると
沙良から聞いて、部屋にこもってる奴がって、
明美が50年間我慢すすればいいから
パクオット護衛騎士団を結成して……
「成長と共に虚弱を克服したと思っていたけど、
ジースに潜伏している者からの報告や
明美の助言で騎士団を結成したけど、
明美がパクオットの虚弱体質を……
つかさは剣を持ってもジース王国の見習い騎士よりも
劣るパクオットが冒険者として生きて行けるわけが
ないので明美の助言でウーレン共和国はパクオットの
護衛騎士団を結成したことを言うと、未来の沙良が
補足としてパクオットの剣の腕が上達していった
裏には明美が関与していたことを言うと、
「沙良の婚約者だし……
「ウーレンの為よ」
「統星剣、ダンジョンで渡したり……
「そう、そう……
明美ズがパクオットは沙良の
婚約者だったからと弁解すると
「統星剣、渡してるの!?」
つかさが眷属でもないパクオットに
体の回復以外に統星剣まで渡していることに
驚いていると
「つかさが持ってる剣なの?」
美花が統星剣について聞いてくるので
「腰から下げてるのが……
つかさは剣ベルトから下げている鞘に入った
統星剣のグリップを左手で軽くつかんで言うと、
「つかさ君! 今の話を沙良には……
つかさを見ながら明美が今の会話は
内緒にと言うと、
「バレてるから……
未来の沙良にバレているから
沙良と帰還後に会って話しても問題ないと
つかさが言うと、
「歴史変わるから、クラスメイトにも
沙良にも言わないで!!」
未来の明美が両手を合わして
帰還後に沙良に話すのは止めてと
志願していると、
「何時頃バレるの?」
光悦が明美ズに質問すると、
「高等部の1年の4月……
未来の明美が答えると
「2年後ね……
「遠回しには言うけど……
光悦が帰還してからの年数を言うと
つかさがパクオットの件やツヴァイセルの件に
ついて沙良に少しずつ言うと告げた後に
「眷属に成る前にも会って見るか……
パクオットが沙良の婚約者、明美の婚約者と
なるので今までは沙良に会いにウーレン共和国には
行っていたが其れ以外の国には行ったことがないので
パクオットを見るついでに行って見るかと言うと
「私たちは?」
美花が妻たちを残していくんですかと
上目遣いで聞いてくるので
「一緒に行くさ! 沙良にも合わせないと……
つかさは美花たちと結婚した経緯は酷いが
沙良に結婚報告をしに行くのを兼ねて
沙良が居る世界にナルエたちを連れて行くと言うと
美花は笑みを見せるので
光悦、明美、未来の美里たちは
フッと笑って顔を見合していた。
美花は明美たちに生理について質問しているので
光悦、つかさ達は其の場から離れて行った。
つかさはナルエから竹の皮で作られた
箱に詰められたサンドイッチを受け取って
人族対魔族のゲームの為に建てられた
人族の砦に向かった。光悦は未来の
パクオット共に秋人たちと合流して
屋台で飲食などをして人族対魔族のゲームの
開始まで楽しんだ。
明美たちはナルエたちと合流して
つかさについて未来の沙良たちに
ローズマリーたちがテーブルを囲んで
サンドイッチ、デザートなどを食しながら
質問をしていた。
港町【ロブシェリル】の時計台から
正午の鐘が鳴り響き渡り魔族側の
砦の前には第1部隊、第2部隊、第3部隊を前に
第4部隊、第5部隊が後方に並び他の部隊は
砦で待機するために出ていないが
武器の最終確認を行っている。
人族側は皇太子が勇者隊の隊長たちに
声をかけて握手をしているが、
つかさ、恭子が動けば人族対魔族の
ゲームは直ぐに終わるので人族対魔族の
ゲーム後に29か国がミューブル王国に
攻め込むので友人たちに手紙を送らないと
いけないなと考えながら相槌を打っていた。
観客スタンドにはセント・ギアが売り子をして
回っている中で観客スタンドの斜め前には魔法で出した
モニターに明美、つかさ、光悦たちの異世界での
活躍などを実況席から明美、未来の明美たちが解説を
しているとセント・ギア【クチナ】が御勧めアニメを
紹介させてよと言うので紹介しながら開始までの時間を
港町【ロブシェリル】の町民は過ごした。
そして、
光悦の隕石落としから
人族対魔族のゲームの1日目が始める。
「輝太君、登場回ですね」
「母さんへの告白がカットされて……
「光ちゃんの周りがメインですから」
「何時になったら俺の紹介編は終わるのか」
「光ちゃんに絡む方が多いから……
「ミューブル王国の国境で母さんと会う話は?」
「絡まないからカットでしょう」
「輝太との再会シーンをカットはイヤ!!」
「大二たちのイチャイチャを見せられるのは……
「ダルザニアとべルールの戦いは……
「軽くは語ると思うけど……
「親子で王都まで行く間の話を……
「カットで……
「進次郎たちと合流しては……カットで!」
「初恋の人に会わないとな」
「会ってからだから……
「進次郎と何方が女の子として相手がヌケるか!!」
「カットで!!!」
「輝太の今の男らしい体では無理だよ」
「子供に戻せば……
「すごいなぁ、どこから見ても女の子」
「写真を見るなぁ!! 黒歴史を!!」
「竜巳といい勝負」
「本当なら、心は女性なのに男なのと
自覚させて病院で認定させて……
「この世界に来てよかった……
「帰還後は多くの女性が輝太を待ってますから」
「つかさみたいになるのかよ」
「めざせ! 妻200人!!」
「此処で……
「クラスメイトはアイドルグループを結成して」
「恭子の親父さんところから?」
「15人で!!」
「夏美は入らないだろう……女子は15人」
「リーダーは輝太君!!」
「輝太のハーレム軍団! ラブ・ハッピーズです!!」
「男1人に周りに15人て……
「生きていけるかな……
「女子生徒だけだよ、
輝太のクラスの女子は15人だから
15人だよ」
「夏美も? 胸が邪魔で踊れんだろう」
「昔は可愛くって、ブログでツイッターで
アップすれば観覧者が多く見てくれる
そのまま育てば、芸能界でトップを!!」
「俺、帰らないから、夏美も此方で暮らせば……
「性転換の薬を……
「飲まないから!」
「恭子が会社を立ち上げたらデビューだから」
「帰還したら、来年までに輝太への愛を!!」
「冬美の後輩だな。ファンと恋愛関係にならないから
安全だな」
「……バレたら」
「大丈夫! 全員、片思いの方が居ますで売るから」
「女性グループって多いから……
「会社としてダメじゃないかな」
「輝太と結婚する為に輝太と一緒に行動をする
グループで」
「歌が売れるとか、ライブ会場が満席とか目指さない
輝太の為だけに活動するグループ」
「斬新だね」
「母さんとシンクロ……
「それをやってると、200人行かないもん!」
「……明美さん、帰還はなしで」
「帰還後は、夏美の件などがあるので、無理です」
「良かった! つかさや輝太のようにモテなくって!!」
「いいなぁ……明美と結婚出来て……
「それでは、次回! 恭子無双で!!」




