18 さっさと決めろ!…… キャラクター紹介と設定
9 暇だと雑談だな……キャラクター設定と紹介
からの続き。
ミューブル王国の王都に昨日ついた
勇者隊は王都外でテントを張って
今日の王との謁見と晩餐会に備えていた。
光悦の真の力を知ったロックティラたちは
光悦が其の気になれば何時でも世界が取れることに
恐怖しながら光悦たちと度の様に付き合って
行けばいいかと考えながらベルローズ王国の
勇者癒し騎士団の勇者が寝ているテントを見ていた。
「もう、朝か?」
地面に絨毯を敷いて寝ていた背が高く細身の上田浩平が
掛け布団から顔を出してテントの出入り口から入って来る
日差しで朝が来たことを確認して呟くと、
「ううぅ……出てから……
目をショボショボと瞬きしながら
顎がシャープで鼻が高く上田より背が低い
矢田やおきが上田の横で起き上がりながら
ベルローズ王国から出てから女性と行為を
していないことで息子さんが立っているので
何時になったら女性を当てがってくれるのかと
思いながら朝かと認識していると、
その隣で寝ていた馬場葉真が
目を擦りながら
「やおき! 太ってるからって
俺の胸に顔を埋めるなよ……
矢田の背中を見ながら文句を言っていると
「お前って、何カップ?」
「女じゃないから……
「ブヨブヨだから……
矢田が馬場に豊満な胸のサイズを尋ねると、
馬場は計ったことが無いので知らないと言うと
上田が少しは体を鍛えろと太った体系の馬場を見ながら
助言を言うと、
「何時になったら?」
矢田が上田の言葉にダイエットする気が無いのに
馬場に言うのかという感じでフッと笑ってから
自分の穿いているズボンを見ながら浩平に聞くので、
「キアリーが飛び切りの女を用意すると
言ったからなぁ」
勇者癒し騎士団の副団長をしている知的な女性の
キアリーがベルローズ王国の王都から出発する時に
今までは娼館などの女たちを呼んで浩平たちと
行為をさせていたが此れから1か月我慢すれば
ミューブル王国で今までに出会ったことのない女性と
行為を遣らせると述べたことを
上田は口角を上げながら言うので、
「俺はパメラと……
「王女も……
馬場は娼館などの女より鍛えられた体に女性らしい
しなやかさもある勇者癒し騎士団の団長の
パメラの鎧を外した時の服の上からの体の線を
思い浮かべながら薄ら笑いしながら言うと、
矢田はベルローズ王国の王女【ローズマリー】を
浮かべながら答えると、
「キアリーも」
「今回の勇者隊に集めた女も……
上田が副団長も捨てがたいし、ミューブル王国で
行われる人族対魔族のゲームで集められた
勇者癒し騎士団のメンバーは美人揃いで
此れ以上の女が居るのかと思いながら
早く紹介してくれと思っているのを
外で聞いているパメラことローズマリーは
「早く! 奴隷にしろ!!」
つかさの横に居る光悦に叫ぶのを無視して
「俺のスマホには外の音を遮断する魔法の
アプリないけど……
つかさはローズマリーたちについての嫌らしい言葉に
テントの周りは騒いでいるがテントの中の3人には
外の音が聞こえない魔法を使用して外の様子が
分からないようにしているアプリを欲しいと
光悦に言っていると、
「ダーリン……
丈が短めのシャツにショートパンツを
穿いて足は素足のキューイルが竜巳に
頃合いだと告げると
「うん……
ロングのワンピースにカーディガンを着て
足はサンダルを履いた竜巳が3人が居る
テントの方にキューイルとキスをしてから行く
光景に、
「男って思わないわよ……
春夏冬美花が眉をひそめながら
セミロングのウエーブのかかった髪を右手で
払ってJC、JSでトップクラスの女性モデルが
男性だったのが信じられないし自分より手足が細く、
指も綺麗で顔も綺麗で有り得ないでしょうと
ソラスの世界に召喚されたナルエたちが
男性に負けたことを代表として言っているのを
水着姿は少年誌などでは御披露目はしていなかったが
竜巳を異性として意識してオカズとしていた
召喚された男性たちは美花の言葉を聞いて
頷いているので
「光悦は如何なの?」
猫に変身している魔族の大陸の猫族の
レイナーネ・シャルロットを抱きながら
美里が光悦に聞くと、
「何が?」
「松本君を見て!!」
美里に聞き返す光悦に竜巳についてと言うので
「明美が1番だろ」
「そうだけど、普通は!!」
光悦は竜巳の後ろ姿を見ながら恋人が1番と
言うのを聞いて美里も納得しながらモデルで
胸はパット入りだけどスタイルも良い
竜巳を見て男の本能は働かないのと
シャルロットを抱きかかえながら肘で突くと
「写真など明美から見せてもらって
明美の仲間としか思わないよ、
北条は?」
光悦が男だろうが女だろうが明美の眷属で
仲間以上には思わないと言って隣にいる
つかさに振ると、
「小等部からずっとだろ、家族と居る以上に
過ごしていて男と知った時には
沙良のことが好きだったから……
神崎は?」
つかさは竜巳を異性と言うより家族として
幼馴染として見ているので沙良を想う心では
見ていないと言って美里に振ると、
「学園で1番の私を差し置いて
男が1番など在り得ない!!
犯して御姉さまと言わしたる!!」
「小学生2年生の時から変わってないの」
美里は竜巳を服従させて御姉さまが1番ですと
言わせると冗談交じりに言うのを聞いて
美里が記憶を封印される前のことを
光悦が呆れながら言うと、
「猫被っていたか?」
つかさがフッと笑って呟くと
シャルロットがニャァアっと鳴くので
「違うわ! 私は清楚系よ!!」
美里は光悦たちに弁解しているが
つかさを明美の代わりの恋人にするために
つかさと明美が話している時の会話や表情で
男と思っていた明美が女っぽくなったのは
つかさの恋人には成っていないが友達以上と
感じたためと思った美里は
つかさを恋人にする為に清楚系を演じていた。
その後、伊藤剣先生こと
ツヴァイに明美が恋していることを知ったが
ツヴァイを明美から奪うことは考えずに
つかさに恋する1学年の女子生徒の中で
つかさの恋人になれば私が1番いい女の
称号が得られると思っていたが
つかさは片思いの沙良が居ると言って
告白を断っていたので美里は此のままでは
恋人になれないと思って大量の恋の御守りを
ゲットして最終アタックする時にソラスの世界に
つかさ達と共に召喚された影響で封印された記憶が
戻って今は明美に恋する女性に戻っている。
3人の遣り取りを見ていた圭一たちは
地面に腰を下ろして魔族でサキュバスの
ルービュークスによってスタンテッド王国の
女騎士3人と行為をさせられたと思っている
カーディオン王国の勇者【ダイジ】に
秋人の妻の1人セーイラによって本当のことは
禁句と刻まれて言えない書けない状態に
陥りながらも光悦を神の眷属だろうが
光悦を越えて光悦を撃つと決心しているが
勝つ為の秘策は持っていなかった。
光悦から聞かされたことは神ソラス、
光悦が神の眷属、ミューブル王国に召喚された
勇者は神の眷属、セント・ギアは神の所有物と
聞かされたが、つかさの御見合いの件は
聞かされていなかった。
零たちが旅館並みの施設で過ごすのに
圭一たちはテントなのかと光悦に問いただしたが
舞踏会があるからと光悦は答えていて
其れ以上は聞くならと凄みを見せるので
聞けなかった。
そして、昨日の夕食前に大二とスタンテッド王国の
勇者隊にルービュークス率いる百合姫隊が襲撃した時に
仲間内で性行為を行った記憶をルービュークスによって
刻まさせられた大二たちは魔族に手も足も出ずに
負けたことにより他の勇者隊以上に心が折れたので
日が出ると直ぐにスタンテッド王国に帰還した。
ただし、大二はカーディオン王国の勇者なので
心が折れていても人族対魔族のゲームに参加をするが
スタンテッド王国の女騎士3人と
行為をしたことに対してのケジメが付けば
復活するだろう。
光悦の指揮の下で遂行された百合姫隊の行動は
魔王の后たちが転生した者たちから聞かされたことで
大二がスタンテッド王国の女騎士3人との
結婚への布石、スタンテッド王国の勇者として召喚された
柏倉せつなは此の後は修道院に入り
魔王が倒された後は日本に帰還するが好きでもない
男によって処女を奪われたので両親を説得させて修道会に入り
修道院で神の眷属である光悦を想って一生を終えようと
決めていたが歩道を歩いていた時に恋人同士の喧嘩に
巻き込まれて恋人の片方がナイフを持って
もう片方を刺そうとした時に前に出て守ろうとしたが
ナイフが心臓に刺さってしまったので其の場で
息絶えてしまった。
光悦たちは其の場に居たが来世の為とはいえ
何も出来なかったことに腹を立てながらナイフで
せつなを刺した恋人の片方を拘束した。
せつなは一緒に召喚された三宅卓たちとは
ミューブル王国からスタンテッド王国に帰国後は
別行動となり記憶も光悦が結婚はしていないこと、
人族対魔族のゲームで神の眷属である光悦は
ミューブル王国が新たに召喚した勇者に扮した
つかさを見て役目を終えたと感じたので
神の世界に人族対魔族のゲームで
つかさを守るために全ての力を使って勝利に導いた後は
神の世界に帰還したことに変えられた。
日本へ帰還後も渡辺参四郎たちとは
会わないように明美たちによって行動させられていた。
せつなは新条快斗の妹として
転生するための布石である。
「光悦って、女連れだったな、やったのか?」
上田がカーディオン王国の第2王女【リースラヴァ】を
娶った光悦について手で息子を触っている
矢田の行動に隠れてやれよと自分の方が
大きいなと思いながら聞くと、
「帰還できると思っているから遣ってないだろ」
ソラスの世界に召喚されて元の世界に帰還できると
言っているのは光悦と数人で後は死ぬまで此の世界に
居ると分かって王族の娘と婚約している者も居るが
矢田は光悦の攻撃後にセーイラによって
生き返った時に記憶は光悦の攻撃前から書き換えられて
居るので光悦の正体を知らずに話すと、
「もったいねぇ、彼奴ホモか?」
上田が女性と婚約や恋人になれば
帰還できると思い続けていても
男なら直ぐやるのに光悦が遣らないのは
女性を好きじゃないからと言うと、
「キアリーが言うほどじゃなければ
貰おうぜ!!」
馬場は頷いた後に1ヶ月も行為を
娼館の女や村の女と遣らずにいたのも
キアリーから聞かされた女の為であるので
ローズマリー以下ならリースラヴァと遣らせろと
嫌らしく笑っていると、
「どんな声で鳴くかだな」
「王族って初夜までは遣ってないだろう……
矢田が上田とリースラヴァとの行為を浮かべながら
話していると
「おれが……
馬場が最初にリースラヴァとすると言い出すと
「処女はめんどくせいから……
矢田が良いぜと言うと上田も頷いているのを
竜巳はテントの前で聞きながらセーイラがすれば
良いことを自分の奴隷系レベルが上がったのを
確認する為に此の3人に掛けないといけないのかと
思いながら早く終わらしてキューイルと
イチャイチャしようと思ってテントの出入り口を
開けようとしている一方で、
リースラヴァが明美から貰ったシースシールドから
レイピアを抜いて女の敵と叫んでテントに向かおうと
するのを光悦が抑えながら
「奴隷になるから! 犬にさせて!!」
リースラヴァに竜巳によってローズマリー達の
奴隷になるから落ち着けと叫ぶと、
「旦那様! 彼奴らの様に女なら誰でも
抱くのですか!!?」
リースラヴァが光悦に聞くので、
「好きな女しかしないから!!」
愛の無い行為はしませんと光悦が叫ぶので
「好きな女とは?」
リースラヴァが光悦に問うと
ロックティラ達はリースラヴァ以外に
光悦に女が居ないと思っているので
「明美、沙良に、リースだろ
美里に瑠衣が俺を愛してくれるから
俺も愛してる」
つかさは沙良の名が出てきたので
こんな奴にと悔しんでいると、美里は頬を染めて
明美が好きだからよと訴えている隣で瑠衣が両手を
頬に添えて嬉しいと悶えているのを見て
舞姫【ありす】の元恋人の浩二が
「5人? あそこにいる……
魔族の瑠衣、美里、リースラヴァの他に
2人も居るのかと驚いていると
「光ちゃん!」
光悦の背中から姿を現した
胸当てが付いたパンツを穿いて
ブラウスを着た髪色がブラウンの
明美が呼びかけると
「明美……
光悦が振り返って名前を言い終わる前に
明美が目を閉じているので
美里は光悦と代わって明美とキスをしようと
動こうとしたが
「動けない……
明美によって体を止められたので
悔しんでいる間に圭一たちの目の前で
光悦と明美はキスをした後に
「どうして?」
「ホモと言われて……
光悦が明美に聞くと光悦のことを
馬鹿にされたからと神界のソラスの家から
来たことを言うので
「証明になったかな……
「天理……
光悦は貴族の女性たちからの結婚の
申し出を断っていたので男性が好きと
思われていたが今の行動で疑いが晴れたかなと
周りを見ていると明美に
つかさが聞こうとすると小声で
「お見合い、結婚は決定事項です」
つかさに明美が言うので
「俺は……
「女を知って、沙良を求めれば良いわ」
つかさは沙良一筋で他の女性とは
体の関係を持ちたくないと言おうとすると
明美が沙良の気持ちが少しでも
つかさを恋する方に動かすには女性の事を
知らないといけないから自分の運命を
受け入れなさいと言っていると
つかさは統星剣を鞘から抜いて
自分の運命に逆らえないことを悔しむように
天空に剣圧を放っている光景に
進次郎は
「沙良って言ったかな、旦那さまに
恋させるのは難しそうだ」
つかさが女性の事をナルエたちと結婚して
分かっても沙良の気持ちが
つかさに傾くのは難しそうだと
ローズマリーの隣で言っていると、
「旦那さまね……
「つかさと言ったけど……
ローズマリーが進次郎の旦那さま発言に
本来の性に戻る気なのねと思いながら聞くと
進次郎は旦那さまとは言っていないと
反論するが進次郎の頬は赤く染まっていた。
「朝飯だな……
上田が御腹が鳴くので起きようと
矢田たちに言っていると
外から「キアリーさんから聞いて来たんですけど」
聞こえて来るので、
「夜じゃ……
馬場は今日の晩餐会が終わった後だったと
思いながら外に向けて言うと、
「今から明日まで……
竜巳が甘い声で言うので
コンピーコム王国の王が后に
「本当に男?」
聞くと、
「声変わりしてないんでしょ!!」
切れ地味に私には竜巳みたいに
天使の声のような声が出せませんので
貴方は竜巳に囁いてほしんですかと
睨むので聞くんじゃなかったと
「そうだな……ハハハァ……
後悔しながら呟く間に、
「今から朝食を……
矢田に上田が麻のゴワゴワした
ブリーフをきちんと穿けと手で指示しながら
外に向けて言うと
「用意してますわ、女体盛りで……
竜巳が早く終わらしたいので
適当に言っていると、
馬場が「女体盛りって……
矢田たちに聞いているので
「知りませんか? 実戦も兼ねて
やりますから開けて下さい」
竜巳がテントの出入り口を開けて
教えますと言うと
「ど、どうぞ、入って下さい!!」
矢田が竜巳の方から開けてほしいと
言うので、
「それでは……
竜巳がテントの出入り口を開けて
「はじめまして……
3人に挨拶をすると、
「エッ……
「俺たちのように……
「松本龍美が……
上田が竜巳を見て絶句し、
矢田が異世界召喚されて来たのかと驚き、
馬場が少年誌などで笑顔を見せて撮られている
写真で自分の恋人と錯覚させられる竜巳の名を言うと
「どうしました?」
竜巳がニコッとして3人に聞くと、
上田浩平はキアリーから聞かされた飛びっきりの女性は
竜巳と分かったが、
「あのぉぉ、本当に?」
「モデルをしています、松本龍美です」
恐る恐る竜巳に浩平が聞くとモデル時の名前の方の
龍美で名乗ると、
「クラスの女子が話題になる……
「学園では皆さんが話題にしないように
してくれてますけど」
矢田やおいがクラスの女子にも話題になることを
竜巳に聞くと、境成学園でも話題にはなるが
教室まで入って来てデートなどを持ちかけるような方は
明美たちによって排除しているので快適に
学園生活をしていると告げると、
「召喚されて……
馬場葉真が2度と帰れないと思っている
世界に戻れないので俺たちの要請でと聞こうとすると
「キアリーさんから聞いてますわ。
貴方がた3人による毒ポーションは
最高で、世界を獲れると……
私も帰還できませんから
初めては……
竜巳がモジモジしながら3人に対して言うと
「ちょっと、待ってくださいね。
閉めて下さい」
浩平がテントの出入り口を竜巳に閉めて下さいと言うので
「なぜです? 経験豊富な貴方がたと……
竜巳は頬を染めて3人と行為をしたいと言うが、
「性病もってるかもしれないし……
やおいは色々な女性としているから
竜巳とは出来ないと言い出すので
「そうですよ! 他の方に……
葉真も言い出すと、
「治療魔法で治せますし、大丈夫ですよ」
竜巳は魔法があるので病気がうつされても
大丈夫と言うと、
「チャンジを!!」
やおいが竜巳以外と言うので
「私って、魅力ないですか?」
竜巳は両手を重ねて悲しい目で
3人に尋ねると、
「あります、俺たちのような男じゃなく
愛した方に!!」
浩平が竜巳に言うのを聞いている明希人たちは
ヘタレかよと思いながら竜巳に迫られたら
写真で見る分には良いが御付き合いするには
竜巳に相応しい男性と自分が思わせるには
相当レベルを上げないといけないかと
浩平たちに同情していると、
「私なら良いのか!?」
ローズマリーが竜巳より遣りやすい女かと
叫んでいると、
「松本と一緒で、本当に遣ると思ったら
同じ状態になるくらい素敵な女性だよ
王女さまは」
つかさがローズマリーに向けて発言すると
ローズマリーは今日の御見合い相手から言われて
誰にも見せたことが無い恥じらいを見せながら
貴方は私に対して躊躇しませんかと聞こうか
聞かないかとモジモジしてる姿を他所に
ローズマリーは男爵で王女じゃないだろうと
ローズマリーの正体を知らない方たちが
思っている間に
「どうしても?」
竜巳が3人に再度聞くと、
「「「 はい!! 」」」
返事をするので、竜巳は光悦の方を見て
最初の計画では襲われたら奴隷魔法を
放す予定だったので襲われなくても
奴隷魔法を掛けるのかと念話で尋ねるので
「どうする?」
「正体知って、逆キレさせましょう!」
「未来視?」
「するのは嫌いだから」
「勘ね」
光悦が明美に聞くと竜巳が男性と
曝露させましょうと言うと
未来視で見たのかと光悦が明美に尋ねると
人に対しては未来のことを探るのは
好きじゃないと言うので光悦が憶測かと
フッと笑って竜巳に念話で言うと、
「私、男です」
スカートの裾を捲って3人に見せると
「男……
「ウソ……
「本当に?」
浩平、やおい、葉真が呆然としながら
呟いた後に、
「騙して、ごめんなさい」
竜巳が御辞儀をして謝るので、
「美しいのに」
「世界の損失だ!!」
「知っている人は!!」
3人が竜巳に襲い掛かるわけじゃなく
男性とバレた時のことを騒ぎ出すので
「あの……
竜巳は予想外の方向に行くので戸惑っていると
「龍美さん! 貴方が男とバレないように
ガードするぜ!!」
「私、結婚を考えていますけど」
やおいが男性とバレないように
守ると言い出すので、
竜巳が女性と結婚願望があると焦って言うと、
「貴方に相応しい男装の令嬢を探しましょう!!」
葉真が真剣に竜巳が女装の美女なので、男装が似合う
女性を探そうと言い出すので魔法を掛ける
タイミングが無いなぁと竜巳が困っていると
「ダーリンには、我が居るのじゃ!!」
キューイルが竜巳の後ろから3人に対して
叫ぶのでキューイルを見た3人は
「「「 理想な相手だ!! 」」」
キューイルに対して言うので、
「良い奴らじゃ! お前たちをダーリンの
従者にするのじゃ!!」
キューイルが嬉しさの余りに言い出すことに
「性欲魔だよ!!」
竜巳が今は憧れの人だから遠慮しているけど
慣れてきたら貞操の危機と訴えるが
「服従魔法か、禁止魔法を掛ければ良いのじゃ
ダーリン」
キューイルは竜巳に手を出さないように
魔法ですればいいと言い出すので
予定と変わったけど
「わかった」
竜巳が了解すると、
「お前たち、ダーリンの眷属になるか?」
キューイルが3人に最終確認をしていると
竜巳の方には明美から念話で受け取った案を
キューイルの従女の3人に竜巳が念話で話して
承諾するか確認をしていると、
「ダーリン! 3人はなると言ってるのじゃ!!」
キューイルは3人がキューイルの案を
受け入れると言うので竜巳は頷いた後に
3人とキューイルが居るテントを竜巳が
右手で払うように動かすとテントが吹き飛んで
圭一、ロックティラたちが3人を
確認できるようにして、
「俺はソリュート王国第4近衛騎士団副団長
松本竜巳だ! お前たちは俺の眷属になり
俺を支えよ!!
マイ・ハピネス・リビング・パワー・オブ・
ファミリーミッションエージェント!!!」
竜巳は自分が所属している国の名と自分の立場を
踏まえた眷属化の詠唱を行うと
3人が光に包まれて光が消えた後に
「お前達に俺の眷属になった褒美として
俺の妻のキューイルの従女の3人を与える。
相性の良い者と結婚せよ!!」
片膝を着いて跪いている3人が竜巳の発言に
承知しましたと言った後に
「ソリュート王国は一夫多妻制だ!
妻を更に娶りたければ俺に相談しろ!
娼館の女性たちとするのも良いが
サキュバスが居る、夢の中で色々な
プレーをして楽しめ!!
妻にした者たちを蔑ろにはするなよ」
竜巳が3人に妻以外にするのも許可はするが
妻たちを大切にしろと言って光悦の隣にいる
明美の方に振り返る間に
「皆、跪いているけど……
つかさ、光悦、明美、美里、キューイル、瑠衣、
リースラヴァ、キューイルの従女3人以外の
王都に出入りしている旅人、商人、行商、王都の西側の
詰所に居る門兵、ナルエたち等が跪いているのを
竜巳は驚きながら呟くと、
「王の威光のスキルがキューイルとの結婚で
開花したから……
明美が光悦と腕を組みながら竜巳に
周りが跪いている理由を微笑んで言うので
「我や、つかさは何故じゃ!?」
キューイルは明美と光悦のように竜巳と
腕を組みながら自分が跪いていない理由を聞くと、
「竜巳の嫁でしょ、私の眷属だから」
竜巳のスキルの影響は竜巳の主である
明美の眷属には効かないのと竜巳の身内だからと
答えると、
「ブランストたち、浩平たちの下に!!」
竜巳はキューイルの従女のウルフ族の
ブランストたちを浩平たちに会わして
誰に嫁ぐかを相談してほしいと叫ぶと
ミニスカートにブラトップの上にカーディガンを着た
ブランストは狼に変身して浩平たちの方に向かうと
エルウイーナたちも続くと
「朝食の準備に!!
つかさと御見合いをする者は此方に!!
お兄さまがロブシェリルに居るので
私と光ちゃんが仲人をします!!」
明美が次の準備に取り掛かると宣言すると
跪いていた者たちは竜巳の王の威光から解放されて
圭一たちは戸惑っているがローズマリー、零、ありす等が
明美が皮袋から幾つも出したテーブルの周りに集まり出すと
神界の明美御殿からソラスの家の地下室を通って
配膳カーゴに乗っている弁当箱を運んで来た
メイド達がテーブルの上に1個ずつ弁当箱を
置いて行くのを見ながら
「御見合いだと!!?」
圭一が零がテーブルの方に行ったので
抗議しようとテーブルの方に行こうとするが
見えない壁に阻まれたので叫んでいると
ロックティラが剣で見えない壁を斬ろうとしたが
剣が折れてしまって
「何が始まるんだ?」
昨日の件、竜巳の件、今起こっている件で
人族最強が意味の無い物となったロックティラが
悔しそうに呟いていると、
「光悦の隣にいた男を見ただろう。
今座っているローズたちと
結婚する為の会議を開くんだ」
つかさを見ながら進次郎が腕組みをして
圭一たちに今から行われることを告げると、
「俺の零を!!」
「ありす、かずえ!! 俺の恋人を!!」
圭一が吼えると浩二も叫ぶと
片思いをしていた勇者隊の男たちは
見えない壁の前で抗議するのを見ながら
「今回の勇者隊の女性陣は
だ、つかさの嫁に行くために選ばれた」
進次郎が淡々と述べると、
「馬鹿な!!? ダバルト殿下と
センシーラは婚約中だ!!
外交問題に!!」
ロックティラがべルールの隣に座っている
つかさを見ながら頬を染めているセンシーラを
見ながらカーディオン王国の第2王子と婚約中に
他国が婚約破棄を勝手にすれば外交問題になると
ロックティラが叫びながら魔導士に
見えない壁の破壊を手で合図をしていると、
「神ソラスが決めたことだ、
わが妻も彼に嫁ぐ予定だ」
コンピーコム王国の王がロックティラに冷静になれと
言った後に自分の妻のリザベラのことを言うと
「失格勇者だ! 彼奴は!!」
「どう見る?」
ロックティラがミューブル王国の王都の宮殿の中庭で
つかさと舞姫【ありす】の会話を聞いていて
つかさの本当の強さを知りながらコンピーコム王国の王に
向かって叫ぶとコンピーコム王国の王は
リザベラに聞くと、
「竜巳でしたか、彼とは仲間と思いますが
あの方に出会う前に貴方と出会ったのを
後悔する気持ちです」
「国の利益になると私は思う……
彼の下に行くのを拒まないよ」
つかさを直に見た感想をリザベラが言うと
コンピーコム王国の王はリザベラの気持ちを
大事にしつつコンピーコム王国の利益に
つかさは成ると言うので
「フフッ……年が、子供は無理ですよ」
コンピーコム王国の王と結婚する前のことを言ったのにと
笑った後にコンピーコム王国の王が50前のリザベラに
つかさとの結婚を薦めることを言うので反論していると、
「あれだけの女性を養っていくには無理だ!
サヴェンコフも、そう思うだろ?」
リオーダン王国の第1王子のオーソンが
圭一たちの方に来ながらオーソンと腕を組んでいる
プロールクト王国の王女のサヴェンコフに聞くと
「王族なので2、3人なら分かりますが
王族でもない平民が……
答えた後に、つかさが逃げようとすると
明美が捕まえて文句を言っている姿を見ながら
「召喚された先程の男の覇気に
驚きましたが、どんなスキルを
持っているのでしょうか?」
つかさが竜巳のような秘めた力を持っているのか
知りたいと言うサヴェンコフに
「つかさはレベルを3倍にするスキルを持っている。
聞いていた話と違っているな……
進次郎が光悦にキューイルと共に戦って負けたら
つかさが御見合いをすると光悦から聞いていたのに
戦いは食後にするのかと思いながら
つかさの秘めた力の解説をすると、
「ソラスさまと違う神の眷属……
オーソンがミューブル王国が召喚した勇者は
光悦を含めて明美の眷属であり此の世界の
レベルを超えた存在であり神界に住める権利を
有している奴らにサヴェンコフを取られないために
するには自分の力が足りないことを痛感しながら
つかさのスキルを恨ましながら呟くと
「ソラスさまと魔王が結婚しているなど……
エンリーが食事の準備が終わったので
オーソンの話に加わると、
「魔王が2年後に亡くなり転生した
男が聖女の父親と……
コンピーコム王国の王は光悦から聞いた話を
再度いうと、
「50年後じゃなく、2年後は嬉しいが……
圭一は召喚された勇者たちが帰還できることは
嬉しいが、つかさに零を取られたままでは
帰還できないと食事をしている零を見ながら
光悦以上の力を得るにはソラスと直接会って
スキルを貰うしかないと思いながら言うと、
「29か国がミューブル王国に攻めますが
勝てますか?」
オーソンが人族対魔族のゲーム後に
ミューブル王国に人族の大陸の29か国が
攻め込むことについてコンピーコム王国の王に
聞くので
「天の勇者が就けばな……
勝てないと天を仰ぐように言うと
「川に毒を流すことを告げて、ミューブル王国の
勇者をソラスに言って帰還させましょう!!」
オーソンが29か国が勝つ為には卑怯な手を
使用しようと言うので、
「人と、いや、魔族にも劣る行為だな」
リオーダン王国の第1王子であるオーソンに
コンピーコム王国の王が思っていても
1国の王子が言うことでは無いと叱咤すると
「勝つ為です! 私は彼奴にサヴェンコフを
奪われたくない!!」
「行かないわ、貴方だけよ……
オーソンが人としてしてはいけない行為をしても
つかさに婚約者を奪われたくないと言うと、
サヴェンコフは有り得ないわと言いながら
零たちと渋々と食事をしている
つかさを見ながらオーソンから
つかさに心を預けるにしても真の力を知らないと
つかさの下に行く理由が出来ないので今は我慢している
表情をするので進次郎たちはオーソンがサヴェンコフの
オーソンへの愛が離れないように必死になっている
理由が分かるので
「天の勇者より弱いそうです。
勇太よりも低いレベル10で……
オーソンを冷静にさせるために進次郎が
光悦から聞いた話からレベルについて
嘘のレベルを言うと、
「天の勇者はレベルダウンを……失格勇者も……
コンピーコム王国の王は昨日の光悦の
真の姿は何時もは封印されているので進次郎に
真の姿の時のレベルを光悦から聞いているなら
つかさのレベルも本当のレベルを言えと催促するので、
「使ってます。本当のレベルは120だそうです」
オーソンに無茶をさせないために言ったのにと
コンピーコム王国の王を睨んだ後に
つかさの本当のレベルを進次郎が言うと、
「弱いを装う為か?」
コンピーコム王国の王が真の力を知った
貴族や王族たちが自分の娘を使って
つかさの力を取り込むのを回避するために
弱さを演じしているのかと進次郎に聞くと、
「ゲームでは公開されているレベルで
参加するそうです。王女に良いところを見せれば……
つかさはレベル10で人族対魔族のゲームに
参加するのでオーソンに人族側の副司令官として
勇者たちを指揮して勝利を収めれば
サヴェンコフが惚れ直すでしょうと
進次郎が御世辞を含めて言うと、
「初めてのゲームへの参加だが
私のサポートを頼む」
進次郎の言葉に機嫌が良くなった
オーソンがサヴェンコフに人族対魔族の
ゲームで色々とアドバイスをしてくれと
言うので
「えぇ……
サヴェンコフは此処は私に頼るのではなく
自分の判断で勝利を導くのを見てほしいと
言うのが聞きたかったわと落胆しながら頷くと、
「神の眷属か知らないが、私の雄姿は
彼奴を超える。私は次期王だからな!」
「分かってますわ。私も貴方を助けますわ」
つかさ、光悦が神の眷属でも王の器ではないと
竜巳の王の権威で跪いたことを忘れて
オーソンが言うのを聞いてサヴェンコフは
オーソンとの結婚を今すぐに破棄したいと
思う心を抑えてオーソンを応援すると言うと、
「食事だ!!」
オーソンが朝食を取ると言ってサヴェンコフに
自分の左腕を見せるがサヴェンコフはオーソンの
右腕の方に回るのでオーソンは仕方なく右腕を見せて
サヴェンコフは左腕でオーソンと組んで食事の準備が
出来たテントの方に歩き出すとサヴェンコフは
つかさが食事をしている姿をチラッと見てから
オーソンと人族対魔族のゲーム中に
別れ話をする決意をした。
「どうなんだ? 進次郎君」
コンピーコム王国の王が去って行くオーソンと
サヴェンコフを見ながら聞くので
「殿下から去って行くでしょうね」
進次郎が答えると、
「お前は如何する?」
コンピーコム王国の王はリザベラに聞くと、
「私は王妃です。神ソラスが嫁げと
神託があっても簡単に行けませんわ。
先程の男は副団長とは言ってましたけど
平民です。あの方も平民でしょう。
王妃が平民に嫁ぐなど在り得ませんわ」
つかさの姿を見てサヴェンコフと同じように
つかさを囲んでローズマリーたちのように食事をして
つかさを良く知って彼の子供を欲しいわと言う
気持ちを押し殺すように告げると
「そうか……
コンピーコム王国の王は理由など
適当に作れば良いので29か国が
ミューブル王国に戦争を仕掛けるが
光悦がミューブル王国側に就くことは
間違いがないので戦う前から負けが
分かっているので普通なら兵を出さないが
29か国で決めたことに反対も今は出来ないので
ミューブル王国と同盟が出来れば
28か国と戦っても勝てるので
ゲームが終わるまでにリザベラと隠し子を
つかさに嫁がせようと考えていると、
「光悦に嫁ぐなら分かりますが……
圭一が零が光悦に嫁ぐなら光悦の実績を
考えれば諦めが付くと言うのに対して
「「 天の勇者には恋人が居るでしょう!! 」」
進次郎とリザベラが圭一に対して反論すると
「失格勇者もアレだけ居るんだぞ!
お前たちも含めると更にだぞ!!
光悦の何が不満なんだ!!?」
つかさには零、ローズマリーたち多くの女性が
恋人にしているのは異常なのに其の輪に
入りたいと言う進次郎とリザベラに光悦の実績を
改めて考えても恋人が少なすぎる光悦の方に
行かないのかと尋ねるので
「光悦は友人、尊敬する人だけど、
つかさは恋の対象で、
そこに居るだけで
自分は彼に会う為に生まれて来たのかと」
進次郎が語ると、リザベラは頬を染めて頷いているが
浩二やエンリーたちは進次郎の言葉に引いていて、
「進次郎、最初に会った時に女かと思ったけどよ
男だろ……
圭一が初めて進次郎と会った時に理登たちの
恋人かと聞いた時に進次郎から男と言われて嘘だろうと
圭一が驚いた時のことを告げながら男性と確認するように
聞くと、
「聖女たちの代弁しただけだよ!!
さぁ、メシだ! 飯だ!!」
つかさに対する想いを告白した進次郎は
圭一に言われてハッとなり慌てて修正して
朝食を取ろうと言って此の場から去って行ったので
コンピーコム王国の王は
「本来は女か……
女性として生まれて来るはずが
間違ってしまったことを光悦から聞いていたので
つかさと出会って本当の性の方が強まっているのだと
進次郎の後姿を見ながらフッと笑ってリザベラと並んで
朝食の準備が出来ているテントに向かった。
「さぁ、御見合いだけど……
「竜巳の件で次回だな、来ないでほしい」
「毎日が楽しいぞ!!」
「光悦、代わってくれよ!!」
「なんで!!?」
「誕生日とか、4日に1回は来るんだぞ!」
「御金持ちだろ」
「俺は沙良だけで!!」
「居てもいいじゃん!! ナルエを口説くけど」
「沙良を口説くにも、明美と一緒じゃないと
此方の世界に来ないし!!」
「つかさもローズたち連れて告白すれば!」
「出来るわけないだろう! 雰囲気、最悪だろ!!」
「明美の目の前でナルエに告白するけど」
「2人っきりでするもんだろ!!」
「そうか、告白して付き合えたら、直ぐに3人で……
「おまえなぁ……
「2人でするとな、私もって言い出すんだよ……
「おい、おい……
「沙良に言わせたいだろ?」
「聞きたくねぇ!!!!」
「フッ、次回、襲われる北条君」
「……責任は取るけど、納得いかねぇ」
「またな!!」




