17 それは無いよ!!……キャラクターの紹介と設定
9 暇だと雑談だな……キャラクター設定と紹介
からの続き。
つかさ達がソラスの世界に来てから1年が経ち
光悦たちは人族対魔族のゲームが行われる
ミューブル王国に向けてリ・フレタ王国経由で
コンピーコム王国とレッドリングス王国の国境付近で
各国の勇者隊と合流して進む予定である。
先にカーディオン王国の勇者たちが
先行でミューブル王国の港町【ロブシェリル】に
向かっている。
今回のゲーム地は港町【ロブシェリル】の近郊で
行われるために魔族が住む港町【ロブシェリル】から
魔族がどれくらいの人数が参加するかの調査と
ミューブル王国が魔族の属国になっているかの調査を
兼ねている。
ミューブル王国はゲーム地に決まった時点で
ゲームに勝っても負けても魔族が住む
港町【ロブシェリル】から魔族を追い出すことはせずに
今まで通りの関係を維持すると各国に伝えた為である。
人族の大陸に魔族が住むことを望まない各国は
このゲーム後に29か国の連合軍でミューブル王国に
攻め込む計画を立てている。
ウインライム法皇国の法皇、法皇妃、皇太子が
光悦たちより遅れてウインライム法皇国から
ミューブル王国に向かっている。
今回の人族側の総司令官は皇太子が務めることに
なっている。
光悦の成長で召喚されたゴーレム【ドラゴン】に
魔族側が勝てないと判断している為である。
勝った場合は法皇が魔族を住まわせるミューブル王国は
魔族であると戦争の理由を告げてミューブル王国に
戦争を仕掛ける予定である。
負けた場合は皇太子の弔いと理由をつけて
ミューブル王国に戦争を仕掛ける予定である。
ミューブル王国の敗北後は29か国で
ミューブル王国を分ける計画である。
魔族がミューブル王国を守るために参戦しても
ゲーム以外で魔族が人族、獣族と戦えば魔族の大陸が
消滅する可能性があるので魔族は参戦しないと決めて
魔族をミューブル王国の戦力には入れていない。
そして、
コンピーコム王国とレッドリングス王国の
国境付近で予定通りに合流した各国の勇者隊は
コンピーコム王国に入国してミューブル王国の
王都に向けて出発していた。
「2週間後にはミューブル王国の王都に入れるかな?」
幌馬車の御者席で光悦が横に座っている
婚約者でカーディオン王国の
第2王女【リースラヴァ】に語るように言うと、
「ゲートを使えば直ぐに……
ミューブル王国の王都で秋人が何でも屋を
開いているので光悦は明美と共にリースラヴァと
婚約したことを報告しに行った時はスマートフォンの
ゲートアプリで時間も掛けずに行ったのに
今は時間を掛けてミューブル王国に向かっていることに
不満を言うのを聞いて幌車の中にいるナルエたちも
光悦を睨むように見ているので、
「ゲートの事は此処に居る者しか
知らないんだから……何回目?」
「スキルで得られたからで良いでしょうに!!」
ウインライム法皇国から出発してから
君たちは同じことを何回も言うのかなと光悦が呆れた
感じで言うので、御者席の方に顔を出して仁美が
セント・ギアを呼んだ時のように誤魔化せば良いと
言うので、
「移り変わる風景を楽しみながら行けばいいさ!
時間もあるし……
「大二たちのように単独で行けば、まだ……
ナルエが幾重にも重ねた布をワンピースのようにして
着ているスカートの部分を広げて幌車の床に絨毯が
惹かれている上に胡坐をかくように座りながら
光悦が周りを見ながらゆっくり行こうと言うのを聞いて
大二たちのように単独行動で移動すれば
不満など言わないと言うので、
「2週間ぐらい我慢しろよ!
つかさの映像や雑誌を見れないからって!!」
「私は光悦さまの武勇伝や漫画、音楽が
聞けないのが不満ですわ」
光悦は後ろから付いて来ている他の国々の
箱馬車がいるので此の世界に無い物を見せるわけにも
行かないから我慢しろと光悦が言うと、
ミューブル王国に光悦と一緒に行きたいと
言い出したリースラヴァにカーディオン王国の王は
許可を出したので光悦たちはカーディオン王国経由で
合流地点までは単独で来ていたので好き勝手出来たが、
今は上記のように出来ないのをナルエ同様に
リースラヴァも言うので、
「宮殿で大人しくしていれば良いのに」
光悦が不満があるならカーディオン王国の
王都のギルべダン宮殿で第3王子と遊んでいれば
良かっただろうと言うと、
「戻ってこないんでしょ? 愛する光悦さまの
雄姿を此の目で見たいのと、
ロブシェリルの町を見たいと思いまして……
リースラヴァは今回のゲームで光悦たちは死ぬことに
なっているのでウインライム法皇国に戻ることは無いし
カーディオン王国にも暫くは来れないのなら一緒に
付いて行くのが良いと思ったのとカーディオン王国から
ミューブル王国の王都に行ったことがないので見たいのと
同時に魔族が政をしている港町【ロブシェリル】を
光悦と共に見たいと言うので、
「ゲーム中は町にはソラスからは入れないと聞いている。
その代わり、ゲーム開催中の夜は祭りをするから……
沙良は大統領の父親とジース王国に
第1王子の見舞いに行くので来れないが
明美は俺の為に昔つくった武器の
改良と獣族最強の騎士用に
武器を作っているが
時間があれば来ると言ってる……
リースラヴァに港町【ロブシェリル】の見学が出来ない
理由を言った後に代替えで祭りが開催されることを
光悦が告げた後に明美が光悦の為に過去に制作した
死んでも直ぐに復活する指輪は復活する度にレベルが
5ずつ上がる機能が付いているので流石にハーディス、
サンローアから苦言が出たので倉庫に眠っていたのを
明美が思い出した時に性能が其のままだと苦言を
また言われるのは嫌だったので性能を大幅に変えて
不死の鎧を纏える指輪に改良中と、明美が気に入った
獣族最強の騎士用にハンマーを制作していることを
告げるが
「祭りですか?」
リースラヴァは祭りの言葉に反応して
魔族と一緒に祭りが出来るのかと考えても
思いつかなかったので光悦に聞くと
武器の所はスルーされたなぁと思いながら
「あぁ、秋人にいちゃんがゲームが
賭けの対象になったから
賭けなら祭りだなと……
人族対魔族のゲームは賭け事の為の
ゲームになったことを光悦が告げるが
「賭け事?」
光悦の言葉が足らないので
仁美がナルエと顔を見合してから
光悦に尋ねると、
「ソラスと魔王がキューイルの婿選びを
何方がするかで揉めて、人族が勝てば
ソラスが選んだ者と、魔族が勝てば
魔王が選んだ者と結婚させる……
「お父さん、負けると分かっていて……
魔王は自分が2年後に死闘の上に死ぬことは
知っているので其れまでに一番かわいいキューイルの
婿を決めておこうとソラスに話をしたら私が選んだ方では
行けないのと言い出したので今回の人族対魔族のゲームで
賭けをして勝った方の選んだ婿とキューイルを
結婚させることが決められたが光悦の力を知っている
ナルエたちは魔王が勝つのは無いと分かっているので
ナルエが賭けになっていないと告げると、
「フッ、俺は不参加です」
「せこい!」
人族と魔族の力の均衡を得るために魔王から
人族対魔族のゲームに光悦は参加するなと
言われて簡単に光悦が承諾したことについて
魔王の来世でナルエの父親に向けて
光悦を不参加させてまでキューイルの旦那を
自分が推す者にするなど怪しからんと
ナルエが憤慨しているのを光悦は見ながら
つかさが代わりに参加するからというのは
今は黙っている方が良いかなと思っていると、
「ソラスさまが推す人は?」
「人族だよ、魔王はキューイルの母親が
神だと知ったから求婚に来た奴は
気に食わんと言って魔王の御目に適うのを
探し中……
リースラヴァが光悦に尋ねるので
光悦が答えると、
「お兄さま達は?」
第4王子と第9王子がキューイルを妻として
望んでいることをナルエが言うので、
「兄妹は許さんでしょ!」
光悦は兄妹での結婚は魔王は望んでいないので
有り得ないと否定すると、
「光悦は知ってるんでしょ! 相手を……
「知ってるよ! つかさがミューブルの
王都でナルエたちと結婚させられることも
知ってます。つかさは知らないけどな」
仁美が光悦に相手を教えなさいと聞くと、
光悦はキューイルの相手を知っているし
ナルエたちがミューブル王国で御見合いを
つかさとすることも知っているが御見合い相手の
つかさは知らないでミューブル王国で過ごしているので
光悦、ソラスから全てを知らされていないことを
改めて思い知ったナルエたちは光悦を睨んで
「お父さんは知ってるの?」
ナルエが魔王が転生した父親は知っているのと
尋ねるので、
「ソラスから魔王の転生の鍵がナルエの召喚だから
泣いて送ったんだよ」
魔王の記憶を取り戻した酒樽ことナルエの父親は
ソラスからナルエが魔王と出会わないと
魔王として亡くなった後に転生してから
ソラスと出会う可能性が無くなると聞かされた。
ナルエの父親はモデルの世界でも上位に居られる
ソラス似のナルエがソラスの間に生まれてこないことは
辛いので渋々とナルエを学校に行かせたことを
光悦が言うと、
「玄関で仮病しないかとか言われたけど……
「つかさは明美から聞いていてモテるし
複数の女性を娶るから魔王にとっては
ナルエ1人を愛せないのかと……
ナルエは学校に登校する時に揉めたなぁっと
思い出しながら此の世界に送ってくれたことを
ナルエの父親に感謝していると、光悦がナルエに続いて
つかさが複数の女性を娶ることはソリュート王国の
総騎士団長で爵位を貰っているので仕方がないとは
分かっていてもナルエの父親としては許せない部分が
大きいので魔王の時でもナルエの父親の時でも
つかさに嫌がらせをしている。つかさは嫌そうにしながら
成し遂げるのでナルエの父親はヤケ酒をするのであった。
それを魔王の后たちが転生した学園の3大美女が
介抱するのが御約束になっていると話すと、
「でも、お父さんも魔王時の奥さん達と
お母さんとは離婚しているけど
4人と付き合っていて言うのは……
「まぁ、人数が気に食わないのもあるんじゃない」
美里の起こした地球の破壊の修理を完成する為に
ダミーとして用意したアフリカでの高層ビル計画に
デザイナーの1人として参加する為に家を留守にする
ソラスが離婚をナルエの父親に申し入れると
許可を得たのでアフリカへと旅立った。
ソラスは建築の世界では有名なデザイナーで
日本、アメリカなどで建物のデザインから内装の
デザインなど幅広く手掛けている。
離婚に伴って父子家庭となったナルエを
ソラスは秋人に家政婦(ソリュート王国で貴族専門の
メイド派遣ギルドから選んだ人)を紹介してもらい
住み込みで生活を見てもらうようになった。
そのメイドはソリュート王国では公爵の3女で
夫が子爵の爵位を持つ領地持ちの
カナリア・ラル・メジネ・ク・ソリュートで
髪はブラウンのロングで清爽な顔たちの女性で
身長は165㎝である。
平民の異世界の狭い家に行くなど最初は
秋人から言われても良い返事をしなかったが
秋人はカナリアの娘に最強の男を紹介しようと
約束したので王である秋人以上の男などいない国で
秋人が推す人物は浮かばなかったが明美が現れると
存在すると言うので嫌々ながらナルエの
父親の所に向かった。
そして、つかさが現れてからカナリアは秋人に
早く婚約させろと迫ったが、つかさは沙良を好きなので
カナリアの娘との婚約など嫌がることは分かっていた
秋人は逃げたのでカナリアはナルエの父親の家の
メイドを止めてソリュート王国に戻って行ったと
同じ時期に上記の3人がナルエの父親の家で
日替わりで身バレしないように変装して
メイドをするようになり、ナルエも料理など
出来るようになっていたのでカナリアが
去っても問題は無かった。
ナルエは自分の父親でもソラスが良く
結婚したと思うくらい容姿が悪いのに
計画離婚したソラス、学園の3大美女の
栗田エリス、斎藤りつ子、五十嵐茶彩の4人と
入院後からナルエの父親が付き合っていて4股なのに
つかさのことを言えた義理ではないと言うと、
自分より多くの妻を娶るから嫌なんだろうと
考察するように光悦が言うので、
「83人かぁ……
「2月の獣族対人族の時の雄姿を
隠れて見ていた女騎士や女魔導士は
つかさに惚れていたから
今回も惚れた奴は来てるな」
つかさは83人をソラスの世界で娶るので
ナルエの父親は自分が4人なので其の差が
気に食わないのも
つかさを嫌う原因の1つだけど
魔族では結婚相手は3人までが普通で
4人以上は稀である。魔族にとって4と言うのは
1番と同じで妻が4人の場合は誰が4番目かと
問題視されるので美里の夫になるニコールも
美里が現れるまでは3人の妻しかいなかった。
魔王も魔王の后3人以外ではソラスは人族で
魔王の気の迷いでソラスの間に生まれたキューイルの
直ぐに難産で死んだことになっているので
問題視されなかった。
魔王がソラスと寝たのは此の世界では
100年前で其の時は子が出来たと聞いた魔王が
ソラスが変装した魔族の女性を殺したことにしたので
魔王の后3人は聞いてホッとしたが、14年前に
人族のケルルとしてソラスがキューイルを
身籠った腹で魔王の前に現れて魔王の后3人は
不倫をしてと魔王に詰め寄ったが魔族と人族の間で
出来ると思わなかったと魔王の后3人を宥めた後に
ケルルとしてソラスはキューイルを生んだが
上記のように亡くなっている。その後、ソラスは
乳母として商業ギルドのマスターとして
魔王たちと付き合っていくが声などを変えているので
魔王の后3人などにバレていなかった。
キューイルが人族のスピードで成長して行くと
瑠衣と同じように神ゾウラスト(ソラスの魔族側の名前)に
瓜二つだったので魔王の后3人と兄妹たちは
キューイルの母親は人族だったが本当は神ゾウラストと
気が付いて魔王に問うと商業ギルドのマスターも
神ゾウラストと第9王子に言われて観念した
魔王は白状した。
キューイルが4女だったので魔王候補の権利を
得ていたので暗殺や陰謀で亡き者にしようとしていた
魔王の后3人などは最初から言えと魔王を叱咤した。
瑠衣、キューイルを妻にと第4王子、第9王子は
動き出したが瑠衣は貴族の息子も狙っていたので
それとなく圧力を掛けるが第4王子、第9王子は
婚約者が居ることを言われて魔王に婚約解消を
言うが魔王候補なので無理と言われて他の王子たちは
第4王子、第9王子より何時でも婚約解消が
出来るので第4王子、第9王子は羨ましがっていた。
此処に神ゾウラストの娘のナルエが加わるので
第4王子、第9王子がキューイルと同様に
結婚を考えているナルエは
つかさの妻になる人数を言いながら
つかさにナルエが恋焦がれていて
ナルエ以外の女性も恋焦がれていると
魔王が知ったらナルエの父親のように
つかさを虐めるのかなぁと思っていると
光悦がゲーカイラ神国で行われたゲームで
人族の駐屯地にゲーカイラ神国の騎士たちが襲撃して
舞姫【ありす】を奪おうとした時に
つかさから受け取ったブレスレッドを舞姫が天にかざして
つかさを召喚すると、あっという間に
つかさによってゲーカイラ神国の騎士たちが
息絶えた光景を木々などに避難していた
キアリーたちが見ていた時に
つかさに恋に落ちていたことを告げると、
「光悦さまは?」
光悦に恋をしている者が
自分以外にも居るのかリースラヴァが聞くので
「つかさのように?」
光悦はリースラヴァに聞き返すと頷くので
「明美が良いって言えばリースの様に
付き合うけど……
光悦は明美が許可をすればリースラヴァのように
女性と付き合うと言うと、
「つかさ様は?」
つかさの場合も明美に許可を得れば
付き合えるのかとリースラヴァが聞くので
「逃げるだろうね……
光悦が答えると、
「? 結婚出来ないの?」
つかさが言い寄って来る女性から逃げるなら
結婚は無理なのとナルエが聞いて来るので
「沙良が好きな貴方が好きと言うのと
セーイラさんから貰ってる媚薬で
関係を持てば逃げられない」
お見合い会場で他に好きな人が居ると
つかさが言っても其れを含めて貴方のことが
好きをアピールして強引に秋人によって御見合いを
成立させた後は媚薬を使って既成事実を行えば
つかさは責任を感じて付き合うだろうと
光悦が言い出すと、
「するの? あ、あの……
「そ、それは……
ナルエは想い人だけど直ぐにと頬を染めて
狼狽していると仁美も同じようにしているので、
「つかさの歴史を変えない為!
結婚するんだから、するのが普通でしょ!!」
つかさが未来で多くの女性を妻にするのが
決まっているのを変えることは多くの異世界に
影響が出ることになるので媚薬を使ってでも
成功しなければいけないことだし夫婦となれば
行為は普通にするから恥ずかしがるなと
光悦が言い出すと
「私とは……
リースラヴァが光悦に聞くので
後ろの幌車の中で悶えている2人を
チラッと見た後に
「入れない以外はしてるでしょ」
小声でリースラヴァに光悦が言うと
「入れてほしいです」
「明美とはまだだから、我慢して!!」
リースラヴァが不満を言うので
光悦が最後まで出来ない理由を告げると
「疼きますわ」
「我慢! 嫌なら他を当たってくれ!!」
リースラヴァがスカートの上から股辺りを
両手で触りながら言うので光悦は他の男として
下さいと言うと、
リースラヴァは光悦に寄り添って
「つかさを見ましたけど
貴方以上の方はいませんわ」
動画などで光悦以外の男性を見た感想を言うのを
聞きながら
「明美とするまでは我慢な」
光悦は手綱を使って馬を街道から
外れるように操作しながら
リースラヴァに告げると、
「仕方がありませんが……
リースラヴァは光悦のズボンの
股のボタンを外しながら言うので
「見られると不味いから少しな……
「はい……
光悦はダメとは言わずに
リースラヴァの好きなようにさせながら
休憩する場所までの短い間だけと
告げると頷きながら
リースラヴァは光悦の息子を
触っていた。
休憩、野営をしながらコンピーコム王国の
王都に着いた次の日にはミューブル王国に
向けて出発している各国の勇者隊の先頭を走っている
幌馬車の御者席に居る光悦が隣に座っている進次郎に
「コンピーコム王国の王が一緒に来るとは……
聞くと、
「各国の王がゲーム地に集結するから」
コンピーコム王国の王都で行われた
歓迎会の席でコンピーコム王国の王が
共にミューブル王国に向かうことを告げたので
コンピーコム王国の勇者隊【勇者警備騎士団】は
王の近衛隊と合流してミューブル王国に向けて
出発した。勇者隊、近衛隊の指揮は勇者隊の団長の
スティーブ・ビート・ファットが務める。
「王妃も来るとは……それに……
「何が不味いのか?」
光悦は各国の王が人族対魔族のゲームを
見ることについては不満が無いが、
コンピーコム王国の王妃が一緒に
来ていることを問題視していることを
呟いているのに反応して進次郎が聞いて来るので
光悦はナルエたちがコンピーコム王国の王と
一緒に乗っている馬車を見るために
後ろに振り向いてから皮袋からマル秘資料を
進次郎に開いて見せてから此処を
「声、出すなよ」
読めと指示すると
マル秘資料を受け取って読んだ
進次郎は口を手で押さえてから
小声で
「つかさの嫁に……
言うので光悦は頷いてから
「本当はゲーム後に娘と共に行った王都で
つかさにキスをして妻になるはずが……
「少しづつ、変わっている?」
「どうしたの……
光悦は幌車の中で寝ているリースラヴァの件で
変わり始めた前に聞いた未来の話をすると、
進次郎は未来の出来事が変わることによって
何か不味いことが起こるのかと心配そうに聞くと、
寝ていたリースラヴァが目を覚まして
虚ろな目で光悦たちに聞いて来るので、
「コンピーコム王国の貴族たちが
俺に求婚しなくって良かったと……
「そう……見る目が無かったのね」
歓迎会で光悦とリースラヴァが
婚約しているので其処に入ろうとする者が
居なくって良かったと進次郎と話していた
内容と関係ないことを光悦が言うと
リースラヴァはコンピーコム王国の貴族の目は
節穴ねと言って眠りに入って行った。
久しぶりのベットで寝れると言うことで
光悦は明美を呼んで3人で朝まで最後を除いて
行っていたのでリースラヴァは疲れていて
出発してから熟睡していた。
コンピーコム王国の王都から1週間かけて
ミューブル王国の王都が見え始めると
王都の城壁の南側に建築中の建物を見ながら
「城壁の外に……
進次郎が光悦に聞くので
「秋人にいちゃんが何でも屋を開くために
追い出された方たち用に建築しているよ」
「揉めなかったんですか?」
幌車の中でリースラヴァの横で座っている
魔法剣士で髪はブロンドで日焼けした肌は
女性らしい鍛え上げた筋肉を輝かせるのに
一役買っているセンシーラ・スロッツが
光悦の説明に疑問を持ったので聞くと、
「王命令だから……
光悦はミューブル王国の王の勅命だからと
簡単に言うと、
「不平を言う奴を黙らせるために
王都外に……
進次郎が光悦に勅命と言っても不平を言う者はいるので
その者たちを黙らせるために王都の外に
建物を建てているのかと聞くと、
「そう、今まで以上に大きな御店件住宅を望むから
ようやく始まったけどね」
「それまでは……
光悦が追い出された者たちと最近まで揉めていたが
ようやく合意に至ったので建築が始まったことを告げると
進次郎が追い出された者たちは何処に住んでいたかと聞くので、
「商業ギルドのミートラップーの宿舎か、近くの村で
過ごしていたけど……
「そうなの、ギルド、王によく従ったなぁ……
建物が完成するまでは商業ギルドの社員宿舎か
近くの村に住まわせていると光悦が告げると、
進次郎は王都から追い出された人たちが
新築の件で揉めているのに商業ギルド、王の命令で
村などに素直に移住したなと思って呟くと、
「マスターがソラスで、セーイラさんの魔法で
どうとでもなるし……
ミューブル王国の商業ギルドのマスターは
魔族の大陸の商業ギルドのマスターもしている
魔王の妻でありナルエの母親であり此の世界を創造した
ソラスなのでミューブル王国の民は何となく商業ギルドの
マスターが神ソラスと気が付いているのでソラスから
言われれば従うしかないしセーイラの奴隷系などの魔法で
ミューブル王国の民を動かすことなどは容易いので
移住は簡単だったが新たに家を建てるなら要望を聞こうと
秋人が言い出したので上記のように揉めて最近になって
ようやく建築が始まったことに光悦は長かったなぁと
想いに更けていると、
「それで、私はまだ決めかけているんですけど……
「婚約者の……
センシーラがリースラヴァから聞かされた
つかさとの結婚について聞いて来るので、
婚約者が居るのに他の男と結婚するセンシーラが
気にしている婚約者の名を言おうとする光悦に
「第2王子のダバルト・ド・シズマさまと
婚約してるのに……
リースラヴァの兄にあたり側室と
カーディオン王国の王の間に生まれた
第2王子の名をセンシーラが言うので、
「死ぬから写真みせただろ」
未来で第2王子が死ぬことになっているので
つかさの写真を見せて新たな恋人にしなさいと
リースラヴァと共にセンシーラに話をした
光悦が確認するように言うと、
「そうよ、昨日、教えたことは……
リースラヴァも光悦に続いて此れから起こることから
つかさに乗り変えなさいと告げると、
「貴方にね、私以外にも……
リースラヴァを殿下と言わずに怒りを込めて
センシーラが言うのに続いて自分以外にも
つかさがナルエ、仁美、ローズマリーなどと
結婚することに不満を持ちながら呟くと、
「カレムも君を勇者隊に入れるのに苦労したからね」
「苦労……?」
「ダバルトが入れるなと言って来たが
平民が側室の子の王子に嫁ぐには
それなりの実績がいると言って
折れたけどな」
カーディオン王国の勇者突撃団に配属された
センシーラは今回の人族対魔族のゲームが
初参加である。
第2王子の婚約者であるセンシーラは騎士団でも
ロックティラよりは劣るが凄腕の魔法剣士なので
前から勇者突撃団に入る予定であったが
第2王子に見染められて第2王子の婚約者の為に
不参加であった。つかさの件もあったので
第3王子が第2王子に色々と言われたが
勇者突撃団に入れたことを光悦が言うと、
「べルールは如何なの?」
「この前のゲームで一目惚れだろ」
勇者突撃団が結成された時から治療の為に
入隊していたシーラ公爵の次女のべルールのことを
センシーラが聞くので、光悦は獣族対人族のゲームの時に
つかさが舞姫【ありす】を助けた時点でキアリーたちと
同じように惚れた1人と告げると、
「死ぬのを回避するのは……
べルールは兄より優秀でシーラ公爵に
分家の子爵たちから女性だが当主にと言われて
シーラ公爵は困ったので勇者突撃団にべルールを入れて
死んでほしいと思うくらいの人物とセンシーラは
比べられるのは嫌なので第2王子が死から免れる
ことはないのかと光悦に聞くと、
「俺が相手するんだ! 運命だ!!」
「神の眷属なんでしょ!!」
光悦が後のミューブル王国で開かれる
トーナメント大会で優勝した者がミューブル王国の
最強の者と戦って勝てば何でも聞く権利で参加した
第2王子は光悦がワザと負けて優勝したがミューブル王国で
最強のキューイルに負けて亡くなっていることは
決まったことと言うとセンシーラが光悦の正体を言いながら
叫ぶので
「つかさの写真を見てどうなの?」
つかさの写真を見て度の様に思ったかと
光悦が聞くと、
「殿下……
センシーラは第2王子よりも
つかさに想いが傾いていることに戸惑って
黙ってしまうので、
「会えば、ダバルトなんて忘れるさ」
「そんな……
会えば第2王子なんて過去の人になるか
忘れる人になると光悦が言うと
つかさにベルールが居ても良いくらい
一緒に居たい相手ではないと
センシーラは強がって見せていると、
「男だけど、女なら自分の体を舐めまわしてって……
「進次郎君、相当溜まってるね」
つかさに進次郎が女性ならしてもらいたいことを
言うので、ミューブル王国に来るまで1人エッチ
出来なかったから妄想が爆発していると光悦が
進次郎に言うとセンシーラも思い浮かべて
頬を染めている中で、
「幌車なの! 本で……
違う! 光悦から貰った本を読む場所が……
ミューブル王国に向かっている勇者隊の馬車の中で
幌車は光悦が手綱を掴んでいる幌車だけなので
進次郎は隠れて雑誌などを使って悶えることが
出来ないと言うのを止めて、異世界の本を読むことが
出来ないからと進次郎が訂正して言うと、
「仕方が無いだろ! 箱は皇太子たちが使うから
なかったんだよ。何でも屋の客室で思いっきり
つかさの写真を見てオナってください」
「俺は男! 男でやるか!!」
「つかさに会う前に性転換の薬、つかう?」
「本来の性を間違えたとしても、俺は本が恋人だ!!」
「無理すんなよ! 男だと抱いてくれないよ!」
「俺は女顔だから、抱いて……
じゃなくって、本が恋人で!!」
「落ち着けって、まぁ、センシーラも
つかさに会って考えれば良いよ」
「えぇ……
光悦は幌車で来ている理由を言いながら
ミューブル王国の王都にある何でも屋の
一室を借りて1人で悶えて下さいと
進次郎に言うと狼狽しながら進次郎が言うのを聞いて
光悦は早く女になって抱かれろと告げたり
センシーラにも第2王子の事を忘れた方が良いと
告げたりしながらミューブル王国の王都の西側の
城壁の門が見えて来ると、
「そろそろ御迎えが……
ミューブル王国の王都内には全ての馬車が
止まる場所が無いので王都外で駐車することになるので
案内をする者が王都から出て来るはずだと光悦が呟くと
同時に王都から何かが飛び出して来たので
「此処で止めるぞ!」
光悦は手綱を使って馬たちを止める指示を
出して少し進んで止まると後続の馬車も止まり
「ナツメか……
光悦がセント・ギアの名を言うと
光悦たちの近くの場所に降り立って
「緑の格闘家! ナツメです」
クチナと同型のナツメが自己紹介をするので
「駐車場に……
光悦は馬車を止める駐車場に案内をナツメに
頼むが、
「まて、此奴は……
ロックティラ、圭一たちがナツメを
取り囲むように集まって光悦に問うと、
「ミューブル王国のゴーレムだけど」
「なぜ、知っている?」
エンリーが前にミューブル王国に訪れた時に
ナツメを見たことがないのに光悦が簡単に答えることに
疑問を持って聞くと、
「商人たちからも聞いていないが」
幾重にも重ねたワンピース風を着込んだシャープな
顔たちで白髪が少し混じっている肩まである髪を
靡かせながらコンピーコム王国の王が王妃と共に
光悦の所に来て言うと、
「魔王からのプレゼント!
ゲームに勝っても負けても港町は今まで通りと
言うことで送られた者」
「魔王が……
光悦が嘘の情報をコンピーコム王国の王たちに
告げるがエンリーは魔王がゴーレムを
制作できることなど聞いたことがないので
半信半疑で呟く中で、
「光悦さま!」
光悦の前に何時の間にか姿を現した者が
人族なら此処に居る男性たちが御付き合いしたくなる
美貌を持ったルービュークス・ウーマルチィーが
用事があるので光悦の名前を言うと、
「魔族か!!」
ロックティラが剣を持って来ていないので
部下が剣を馬車に取りに行く間に
ルービュークスに対して素手で相手にしようと
身構えると、
「勝てないよ! バラすのは後だろう……
「明日には……
ロックティラでは勝てない相手と光悦が告げると
ロックティラが光悦を睨んでいる中で
ルービュークスと仲良しであることを
今じゃないだろうと光悦が言うと、フフッと笑って
明日には此処に居る方々に光悦と魔王の繋がりを
言うのが今になっても同じと言うので
「で、俺に?」
そうだなと光悦は思って此処に
ルービュークスが来た理由を聞くと、
「最初に、美里さまが光悦さまにヤキを
入れるから覚悟しろと」
ルービュークスが光悦に美里がキューイル、
サラウェルと共に馬車で港町【ロブシェリル】から
王都に着いたら明美を独り占めにしていた光悦に
美里が体罰を与えると言うので、
ナツメが用意したテーブルの方に向かいながら
「相手になるが、他は?」
承諾して其れ以外は無いかと
光悦と共にルービュークスも向かいながら
光悦の質問に
「この私が、まさか一目惚れと……
頬を染めて言うので、
「サキュバスなのに美里に魅了された?」
「えぇ、魔王軍第5騎士団、諜報部隊は
美里さまの部隊になりました」
光悦がテーブル椅子に腰かけながら
男を魅了する魅惑族が美里の魅力の虜になり
魔王軍第5騎士団の諜報部隊の隊員も美里の
魅力の虜となって美里と眷属契約をしたのかと
光悦が尋ねると、ルービュークスもテーブル椅子に
座ってから美里の生まれた姿を思い出したのか
口から涎を垂らしながら光悦に答えた後に
ナツメがルービュークスにハンカチを渡すと
口の周りを拭いている光景を見ながら、
「魔族と何を!!」
リオーダン王国の王子で次期王の
オーソン・クラル・ウェルズ・ニモリ・ダンガーロが
光悦に対して魔族と仲良くしているのかと
言い出すので、
「俺は異世界に召喚や依頼で来ると力を取り戻す」
「何を!!?」
リオーダン王国の王子の横に婚約者の
プロールクト王国の王女で
短めのショートヘアで彫が深い顔たちで
軽装の鎧を着た
サヴェンコフ・ワトソン・トイ・ルクㇳが
リオーダン王国の王子の問いの答えに対して
違うことを言い出す光悦に鞘から剣を抜いて
剣先を光悦に向けながら叫ぶので、
「話には順序がある」
「早く話せ! 裏切り者!!」
光悦がリオーダン王国の王子の問いに対して
話の流れがあるからと言うと
コンピーコム王国に召喚された五十嵐兎志津が
魔王を倒さないと帰還できないのにゲームのルールで
その魔王を倒すことが出来ない絶望感から此の世界で
人生を終えることを強制されている相手と仲がいい
光悦に向けて怒りを込めて叫ぶので、
「ナツメ、3時のオヤツ、持って来てるだろ?」
光悦は兎志津の話をスルーしてナツメに
日が傾いて来ているので休憩しようと言うので
光悦を睨んでいる勇者隊から
「俺たちも良いか?」
アドラーが光悦のことを知っている
勇太、零たちを連れながら光悦に聞くので
「良いですよ!」
光悦は返事を返した後にテーブル椅子から
立ち上がり
「今日は駐車場に馬車を止めて、テントを張って
明日の晩餐会に備えよう、解散ね」
王都の周りで野営の準備と言うので
ロックティラ達は説明もしない光悦に腹を立てて
剣を構えて光悦を睨むので、
「魔王を倒すために俺は来た。次期魔王の為に
魔王に頼まれてバイトはしてるけど」
簡単に光悦が説明をすると、
「魔王の手先だったのか!!?」
エンリーが魔王を倒すために行動を共にしていた
光悦が魔王のスパイとして人族を探っていたのかと
結論を出して叫ぶので、
「アキナさんのデザートプリンほしくないの?」
光悦はナツメから受け取ったカップの中を
エンリー達に見せながらエンリーを煽ると
「アキナさまの……
ウインライム法皇国での再教育は
エンリーのソラス信仰からアキナ信仰に
変わった気持ちを完全には戻せなかったが
アキナの名を聞いてもソラスが一番信仰する柱と
言っていたので大丈夫と思って勇者隊に復帰させたが
目の前にアキナ特製のデザートを見せられては
アキナ信仰がソラス信仰より上回って
「本当に……
剣先を地面に着けてエンリーが
光悦に聞いて来るので
エンリーの部下たちがエンリーの行動に
戸惑っているのを周りが見ている中で、
「俺はアキナさんの妹と婚約しているから
姉に当たる」
「私にとっても……
「あぁ、そうだ、で、デザートを食う前に
軽く運動するかな」
「本当に……
光悦がアキナとの関係をロックティラ達に
告げると、リースラヴァが確認するように聞いて
来るので光悦は頷いた後に光悦に向けて魔導士が
魔法を詠唱しているのを確認して軽く運動するかと左手の
薬指に嵌めていた指輪を外すのを見ていた
エンリーは何時もしていたのかと戸惑いながら
アキナと光悦の関係は本当なのかと呟くと同時に
光悦の髪の色が黒髪から
プラチナ・ストロベリー・シルバーになると
ナツメによって防御魔法で守られているアドラー、勇太、
つかさの妻になるべルール、ローズマリーたち女性陣以外は
その場から吹き飛ばされて地面に落ちると
同時に死に絶えていた。
「ウソ……
「さすが、美里さまの旦那さま」
ローズマリーが地獄絵地図となった周りを見ながら
光悦の髪が変わっただけで此の場に居たくない
気持ちから涙を流しながら呟くと、
近くに居たルービュークスは
美里が明美が好きな奴は私も愛すると言う
言葉を聞いているので勇者隊を圧倒的な力で
葬った光悦の力は美里の相手として
申し分ないと称賛を込めて呟くので
ローズマリーは自分より強い男性を好きなのに
光悦に好意をしないのかと戸惑いながら
「天の勇者! 味方を!!」
魔族と戦う前に勇者隊を全滅させるのは
間違っていると叫ぶと、
「蘇生させるから」
「蘇生ですか、魔法は聞いたことが……
光悦がセーイラに蘇生の魔法を頼んで
勇者隊を復活させると言うと、
アドラーと共に来ていたパーセントが
此の世界には蘇生魔法が無いことを言うので
「上の人だから……
「神様なら有りですな……
「全部、説明をしろ!!」
光悦がパーセントに神界の魔法だからと
簡単に説明をすると進次郎と一緒に居る事が多い
パーセントは光悦から神界のことを聞かされているので
神様の世界の魔法なら有りですと納得していると、
コンピーコム王国の王妃と護衛でいた女騎士と
一緒だったので光悦の闘気の波動からナツメの防御魔法に
よって守られていたので死んでいる者たちの仲間に
ならずに済んだコンピーコム王国の王が魔王との関係、
光悦の信じられない力について説明を求むので
「食いながら……
光悦はデザートを食いながら話しましょうと
告げると、ナツメが長いテーブルを幾つも出して
準備をし終わると光悦がテーブル椅子に座ると
向い側にコンピーコム王国の王が座り
リースラヴァが光悦の隣に座り
後は適当に座ると、光悦は魔王とソラスの関係、
ソラスと光悦の関係、神の眷属の話などを終えると
セーイラがパティーのゲートを使って現れて
勇者隊を復活させた後に
「光ちゃん! 美里ちゃんと明美ちゃんのように
抱いてあげてね」
光悦に美里を抱いてあげてねと告げてゲートで
消えて行ったのを見た後に
「ライバルを恋人に出来ないよなぁ……
明美を巡っての恋のライバルである美里を
光悦は一夫多妻と言っても受け入れるのは
抵抗あるなぁと呟いていると、
「私の妻も含めて嫁ぐというのか?」
つかさにリースラヴァ、勇者隊で
3人の女騎士と1人の女勇者以外が
嫁ぐことになるのかと馬車をゆっくりと
パーセントが先導する中で記憶も曖昧で虚ろな目で
馬を引っ張ているロックティラ達を見ながら
コンピーコム王国の王が光悦に問うと、
「それが運命だ!」
「違う男に行くなど……
光悦がコンピーコム王国の王に言うと
結婚前は騎士でコンピーコム王国の王の護衛として
コンピーコム王国の王に仕えていた王妃が
眉間に皺を寄せながら光悦が言う男などに
嫁がないと言うと、同じ騎士で
プロールクト王国の王女である
サヴェンコフ・ワトソン・トイ・ルクㇳも
リオーダン王国の第1王子と婚約中で
光悦が言った男などに行かないわと頷いていると
「写真は?」
ナルエが光悦に雑誌などを見せた方が
良いと言うので、
「進次郎! お薦めを!!」
光悦は自分の隣に座っている進次郎に
つかさが載っている雑誌を見せるように言うと
「いいけど……
つかさの嫁になるロールマリー、キアリー、春夏冬たちが
集まっている中でコンピーコム王国の王、光悦を除いて
唯一の女顔と言っても男である進次郎が居るのかと
進次郎の心が女性と知っているナルエたち以外が
疑問に思っているとボロボロの雑誌を皮袋から
出してテーブルの天板に進次郎が置くと、進次郎が
つかさを想ってしていたなと苦笑いしている
仁美、ナルエ、零、ありすを他所に
汚らしい雑誌と美知恵たちは
眉をひそめていると進次郎は見せれるページを
開いて見せると、
「ありすを救った男が!
私の旦那さまになるんだな!!」
獣族対人族のゲームで行われたゲーカイラ神国で
舞姫【ありす】をゲーカイラ神国の聖騎士たちが
奪取する為に人族の駐屯地を襲った時に
ありすに召喚されて現れた相手が
旦那になるのかと興奮気味で
キアリーが言うので
「進次郎を含めて此処に居る女性は
嫁になる」
「俺は男なんだけど……
「自覚もてよ! 性転換の薬も用意してます」
「神様の手違いで男として生まれたが
愛する人の為に女になる気はない!!」
光悦がゲーカイラ神国で舞姫【ありす】を救った
つかさの妻になることを進次郎も含めて告げると、
本来は女性として生まれて来る予定が
神界のユグドラシルシステムのバグで男性として
生まれてしまったことを光悦から進次郎は
聞いていても今まで男性として過ごして来たのを捨てて
性転換の薬を使って男性から女性となって
つかさと結婚するのは出来ない気持ちの方が
高いのを悔しそうに思いながら言うと、
「愛する人って……
ありすは進次郎を見ながら進次郎の心は
つかさと一緒に居るためには女性になりたいが
男性としての自分を捨てたくない気持ちもある中で
つかさに対する想いが零れる程に募っているのねと
微笑んでいるので
「もう! 行く!!」
進次郎は此のまま此の場に居ると光悦から性転換の薬を
受け取ってしまうと思ってテーブル椅子から立ち上がって
食べていないデザートプリンが入ったカップを
持って駐車場の方に走って行った。
「こ、此の男と、何時、結婚出来るのだ?」
ローズマリーが頬を染めながら言葉を詰まりながら
つかさのことを光悦に聞くので
「明日に、正式な結婚は後になるが
順番に結ばれることで
つかさの嫁になるよ」
光悦がローズマリーに答えると、
ナルエたちは体の関係を直ぐに持つのは
つかさを好きだけど早すぎないかと思っているので
「媚薬も用意してます」
光悦は皮袋から媚薬の薬が入った袋を出して
此れを使えば本能のままに動きますと見せると、
「強制的に?」
仁美が薬を使ってまで肉体関係を
持たないといけないのと光悦に聞くので
「最終手段さ! ナツメ!
ナルエたちに宿舎を出してくれ!!
俺は進次郎の方に行く!!」
つかさがナルエたちを拒んでも一緒に居たいなら
最後の手段で媚薬を使うだけと光悦は言いながら
明日の御見合いの為に体を清めたりしてもらう為に
ナツメに温泉付きの宿をナツメの左腕に内蔵されている
アイテムボックスから出すように言って此の場を
光悦は去って行った。
つかさについて詳しく聞くためにローズマリーたちは
ナルエたちと集まって話をしていた。
プロールクト王国の王女は気持ちが揺らいでいることを
認めたくないのでリオーダン王国の第1王子の方に
歩いて向かった。
コンピーコム王国の王妃の気持ちが
揺らいでいることを察したコンピーコム王国の王は
「国の利益になるなら……
コンピーコム王国の王妃と
護衛の女騎士に向けて
つかさの嫁になることを認めたが
コンピーコム王国の王妃は
年齢と王妃が不倫など出来ないので
お見合いには参加しなかった。
護衛の女騎士はコンピーコム王国の王を
守るために護衛として来ているので
お見合いに参加しなかった。
つかさを直に見た護衛の女騎士は勇者隊に
入っていないことを悔しんだ。護衛の女騎士は
コンピーコム王国の王の隠し子であった。
勇者隊は光悦に敗北後は光悦の傘下に入った。
夜になると美里たちが港町【ロブシェリル】から
帰還したので商業地区にある何でも屋の
食堂で
「久しぶりだな」
光悦が椅子に座りながら美里に言うと、
「光悦!!」
美里は光悦の着ているシャツの襟を掴んで
鬼の形相で名前を言うので
「く、苦しいって!!」
首が閉まるので苦しそうに止めてと
光悦が美里に言うと
「明美と寝て! まだなのに!!」
明美を光悦よりも好きなのに先を越されたと
光悦の体をガクガクと揺さぶりながら言うので
「瑠衣、ルービュークスたちと寝たんだろ」
揺さぶれながら美里も明美以外と
行為したんだろうと光悦が言うと、
美里は光悦から離れて
「愛する明美との予行練習よ!!」
吐き捨てるように言うのを聞いて
「お前達はどうだった?」
光悦が秋人が居るテーブルの
斜め横のテーブルに居る前世の記憶を持つ
瑠衣ことサラウェル達に聞くと、
「お姉さまに優しく抱かれて何度も……
「私が性感帯など教えながらで……すぐに」
サラウェルは前世を含めても美里との行為は
何度もイッてしまうほど気持ちがよかったと
言うのに続いてルービュークスが美里にイかせる
行為を教えた結果と頬を染めて言うので
キューイルの侍女として仕えている
ルービュークスの妹が
「お姉さまが恋に落ちるなんて……
高齢でも若い姿を保っているサキュバスの中でも
魔王に仕えていて余りにも優秀だった為に
婚期を逃がして一生結婚などしないと
思っていたのに同性でも恋人が出来たことに
改めて驚いていると言うと、
「明美の何処が感じるか教えてやるよ!
お前の体で!!」
「フン! お前を私の下僕にしたる!!」
美里に対して光悦が罵ると光悦を明美の恋人から
美里の下僕に行為をしてさせると吐き捨てながら
サラウェルたちの方に美里が行きだすと
「美里ちゃんに好意をする人たちを
抱きたい、抱かれたい欲と、明美ちゃんが
好きな人に抱かれたい欲があるから
光ちゃん! 婚約者の方と一緒に
美里ちゃんを抱いてあげなさいね」
自分の性欲をセーイラに言われたので
セーイラを睨みながら美里が椅子に座ると、
「食事、お待ちどおさま」
アキナが厨房のカウンターに
出来た食事を並べて言うので
カウンターに光悦たちが動く中で
「明美の眷属が他にいるとはな」
つかさが恭子、勝人、クラスメイト以外に
眷属がいることに光悦の後に続きながら言うので、
「美里からは?」
「今、聞いた」
美里が記憶を戻した時に光悦のことを
つかさに言わなかったのかと光悦が聞くと、
何でも屋で秋人が光悦を紹介して
つかさは初めて光悦のことを知ったと言うので、
「俺のクラスメイトもそうだし
明美は異世界に行くたびに
気に入った叔父さまは
眷属にしてるから……
光悦は自分のクラスメイトも明美の眷属で
更に異世界に行った先で明美が眷属にしている者も
居ると言うと、
「叔父さま病は知ってるが、お前のことを
一言も明美からは聞いてないから」
「美里の記憶が戻ったらと、此処で会うから
それまでは黙っていようと
秋人にいちゃんたちにも黙ってもらっていた」
つかさが明美の病気は知っているが光悦のことは
明美から一言も聞いたことがないので黙っていた
理由を光悦に聞くと理由を聞いて納得した
つかさは
「そうか、で、沙良とは……
明美が光悦に絡んでいるなら沙良も
光悦に会っていると思って聞くと、
「あぁ、明美が好きな……
明美を王子さまと言う沙良のことかと
つかさに光悦が返すと、
「そうだ……
「美里と同じで明美が好きな俺と
何回もしてるけど」
つかさが一番聞きたくなかった言葉を
光悦に言われて
「何回も……
つかさは光悦に沙良が何回も抱かれているのかと
光悦を睨んで聞くと、
「私は違うから!!」
沙良のように明美が好きな光悦なんかと
行為なんてしないんだからと
トレーを持ちながら美里が光悦を睨みながら
言って席に戻って行くと、
「沙良が彼奴と……
つかさは美里が会話に入って来たので
光悦との会話が終わってしまい光悦はトレーを
持ってカウンターから離れて行ったのを
見ながら沙良が光悦としていることに
苛立ちながら沙良と約束をしたことを
思い出しながら光悦を超える為には
鍛錬が必要だと感じながら
肉炒め、鶏肉とジャガイモを煮込んだ鶏じゃが、
お味噌汁、ごはんが其々の器に盛られて乗っている
トレーを持ちながら光悦と同じ席に着くと
竜巳、キューイルも同じ席に着いて、
ビキニアーマーの上にパンツ、ポロシャツを竜巳から
借りて着ているキューイルが
「光悦と言ったな、我と勝負しよう」
目を輝かせて言うので
「指輪を外してか?」
秋人が光悦の隣に座ってキューイルに尋ねるので
光悦は何時もは消えている左指の婚約指輪を
見えるようにして
「恭子と同じでレベル500だから
指輪でレベルダウンしてる」
光悦がキューイルに言うと
「凄いのじゃ! ダーリン?」
ショートパンツにレギンスを穿いて
襟なしの長袖のシャツを着ている竜巳に
光悦から聞いたレベルに興奮しながら
竜巳と何方が強いのかと聞いて来るので
「僕たちは準で、天の勇者は本当の眷属だから
レベルも高いよ……どちらで?」
光悦と互角に戦えると言ってほしいと
キューイルが期待をしているのを竜巳は感じながら
同じ明美の眷属でも上位準眷属と眷属の違いを
簡単に説明をしてキューイルに光悦の指輪ありか無しの
何方で戦いたいかと尋ねると、
「レベル500で!!」
闇魔法を使える最強の竜巳でも光悦には
敵わないのなら竜巳の代わりに戦って
光悦に勝てば竜巳はキューイルより
強いので竜巳は最強と言えると考えて
指輪を外した光悦と戦うと
キューイルが言うので
「わかった……
死んでもセーイラが居るのでキューイルの
申し出を光悦が受け入れると、
「俺も……沙良のレベルを超えるために……
つかさも光悦と勝負したいと言うので、
「沙良はレベル300で、勝人は200、
お前は120で、スキルで3倍あるから
超えてるだろう」
光悦が沙良のレベルを言うついでに
つかさがエクストラスキルを使えば沙良のレベルを
越えているだろうと言うと、
「元で! お前としているだろうが
沙良と決闘して勝ったら告白する!」
スキルを使わない状態で勝たないと意味がないと
つかさが言うので
「振られたら……
勝って告白しても振られたらと
光悦が聞くと、
「何度でも……
つかさは振られても何度でも告白をして
恋人になるとキューイルたちの前で
光悦に言うので、
「明美を好きな沙良を御前好きにしないと……
沙良が愛している明美の心を
つかさに変えないと一生無理と
光悦が言うと、
「お前が好きじゃ……
つかさは沙良が明美と同じくらい光悦を好きだからと
思っていたので驚きながら光悦に聞くと、
「俺の体に付着した明美の臭いなどを堪能したいから
付き合ってるだけだよ」
光悦は自分の体に染み込んだ明美の匂いなどで
沙良が愛の無い付き合いを光悦としているだけと
語ると、
「光悦の事も明美の次には好きだろう……
「そうですか?」
秋人が最初はそうだったが今は光悦のことが
明美の次に好きになって明美の名を言いながら
沙良が光悦に絡んでいると言うが、
沙良は光悦と明美がキスをした後から
光悦にキスをして光悦の唇に残った明美の
感触を確かめていたけど最近は挨拶のように
キスはしているけど先ほど言った方が強いかなぁと
思いながら光悦が答えると
「明美の次になって見せる!
お前を倒して……
つかさが沙良の想い人2番目になるために
光悦を超えると叫ぶと
「我も光悦を倒して2番になるのじゃ!!」
キューイルも沙良の想い人2番になると言うので
「僕は何番?」
慌てて竜巳が聞いて来るので
「1番なのじゃ! 光悦を倒して2番になるのも
大切じゃ!!」
竜巳はキューイルが魔王を1番好きから
自分が1番になったので安堵しつつ沙良の2番に
なりたいのは光悦を倒したいから言っているだけと
竜巳は分かって
「服従系、奴隷系でキューイルと共に戦おうかな。
僕も2番になりたいから」
レベル差があって光悦に勝てないまでも
闇魔法なら光悦に少しは効くはずなので
キューイルと共に戦えば光悦に勝つチャンスも
あると感じて告げると、
「一緒に2番になるのじゃ」
竜巳と一緒に沙良の想い人2番になると
キューイルが言うので秋人、つかさ、光悦たちは
キューイルの言っている意味が分かって笑った後に
「レベル500だから纏めて明日やろうぜ!」
光悦は指輪を外して1対1で戦うのは
戦う前から勝敗が決まっているので
竜巳が言った案を取り入れてキューイルたちと
勝負すると言うと
「わかった」
つかさは1対1ではないが光悦の癖などを
見つけるのには良いかと考えて承諾すると
「負けたら、つかさ! お見合いな」
秋人がナルエたちとの御見合いを言い出すので
「えッ!!? だれと……
「ソラスの娘……
つかさは驚きながら御見合いをする人を尋ねると
ソラスの娘と秋人が言うとキューイル、サラウェルが
嫌な顔をするので、
「もう1人いる、其の子と御見合いな」
キューイル、サラウェル以外に居ると
秋人が告げるとソラスからナルエのことを
聞いていなかった2人が驚いている中で
「俺は沙良以外は……
つかさが御見合いを拒否すると
「沙良に光悦がいても奪おうとしているだろ。
光悦が好きな子だから会って見ると良い」
秋人は光悦が好きな女性と御見合いをして
つかさが光悦の好きな女性と付き合っていたら
光悦が奪おうと光悦の好きな女性に
アタックしていたら沙良は光悦から離れるだろうと
言うが、
「でも……
沙良以外の女性とは付き合う気がない
つかさは拒むので
「沙良だって、明美、光悦と付き合っている。
お前が誰かと付き合っていても
約束したことは受け入れるだろう」
つかさが誰かと付き合っていても
沙良が生きている世界で沙良は大統領の娘で
あるので気にしないで約束を飲むだろうと
秋人が言うが、
「でも……
「会って見て、断れば良い」
つかさは其れでも拒むので秋人は会うだけ
会えば良いと言うと、
「分かりました」
つかさは渋々承諾してから勢いよく
デザートまで食して食堂から出て行った。
食事も終わり、何でも屋の2階の一室で
リースラヴァ、サラウェルたちの前で
「下僕に……
「最後までは、親との約束で……
美里が光悦を襲う為に下着を脱ぎながら
光悦に宣言すると、沙良、リースラヴァとしていて
明美好きの美里としないのは嫌なのでするのは良いが
両親との約束は守ると光悦が言うと
「中に入れてないの?」
美里は最後までしていないことに驚いて
光悦に言った後に
「男になるから、女になれば……
せーイラから貰った性転換の薬が入った袋を
光悦に見せているとサラウェルたちは頬を染めて
美里とした行為を思い出している中で
「女になる気はないから……
光悦は性転換の薬を使って女性になる気は
一切ないと言うと、
「約束なんて破れば良いでしょう!
女の中に入れないで何が楽しいの!!」
「お前って、性欲魔だったの?」
親の約束なんて真面目に従うのは間違っていると
言い出す美里の変わりすぎた姿に困りつつ
光悦が言うと、
「明美とするにも経験は必要だから
瑠衣の処女を男として奪ったら
こんな良い物かと頭がいっぱいになって
ルービュークス達にもして……
明美を犯すにも経験が必要と思って美里を想う
サラウェルの前世の名前を言いながら性転換の薬を
使って行為をしたら素晴らしく良かったので
ルービュークスたちにも同じようにしたと言うので
「女としては……
「明美が男になって……
美里は男性としての経験はあるが女性としての
経験を光悦が聞くと沙良と同じで男になった明美に
捧げたいと言うので光悦は同じかよと笑ってから
「男に抱かれる楽しさを教えてやる」
ベットに座っている美里に襲い掛かって
美里の唇を光悦の唇で塞ぐと美里はトロンとなって
ベットに倒れるのでルービュークスたちは美里が
光悦を簡単に受け入れたことに驚いている中で
「さすが、旦那さま」
リースラヴァが服を脱ぎながら言うので
「美里を堪能したいから後な」
光悦は美里としながらリースラヴァとは
しないと言うと、
「まぁ……
リースラヴァは椅子に座り直して
光悦が美里の体に触っている所を
自分の体に変えて手で触りながら悶えだしていると
瑠衣たちも光悦を美里に変えて
リースラヴァのように体を触って悶えていた。
「今日は負けたけど、絶対! 下僕にしたる!!」
美里は光悦に悶えたことに怒りを込めて
光悦に言うと直ぐに性転換の薬を使って
瑠衣たちと行為を始めたので
「進次郎のように間違って生まれて来たのかな」
光悦は美里が男性として生まれて来るはずが
女性として生まれて来たのかなと呟くので
「光悦さまを受け入れたのに?」
進次郎は女性を好きではなく男性が好きなので
美里と進次郎は違うとリースラヴァが言うので
「明美の臭い付きの体ですから」
明美の魔力などが染み込んだ体を
持っている光悦だから進次郎と同じだけど
悶えたんだろうと言うと、
「そうですか?」
リースラヴァは美里がライバルでもある光悦を
沙良と同じで少なからず好意を持っているからと
思いながら分からないと言うと、
「サキュバスでも一瞬だな」
美里が瑠衣に続いて精子を搾り取るまで
男性と行為をするサキュバスのルービュークスを
直ぐに落としているので光悦が感心していると
「……10人を時間も掛けずに」
美里が次の女性に襲い掛かっているのを
見ながら1時間もせずに瑠衣を含んだ
10人を落す勢いとリースラヴァが呆れて
言うのを聞いて
「此方はゆっくりやろうか」
光悦は此方はリースラヴァだけなので
時間を掛けて行為しましょうと告げると
気が付いた瑠衣が両手、両膝を床に着けながら
此方に来て
「私も……
「美里の……
光悦としたいと瑠衣が言うが、瑠衣には
美里がいるので光悦が拒むと、
「美里お姉さまを一瞬で昇天させる方ですから……
瑠衣が理由を言うので
「美里!!」
光悦は理由を聞いても美里がいるので瑠衣とは
できないと思いつつ美里に尋ねると、
「明美を忘れるくらい溺れさせなさい!!」
4人目に取り掛かっている美里から
光悦とすることの許可を得た瑠衣は
「前世で培ったテクニックで光悦さまを……
光悦に妖しい目つきで言うので
「返り討ちにしてやる」
光悦は明美を捨てて瑠衣に行かないと
宣言すると
「リース、此奴の後で……
リースラヴァが私を忘れていると
光悦に目で訴えているのに気が付いて
リースラヴァの座っている椅子の方を向いて
瑠衣を落したらするからと声を掛けて
瑠衣と行為に入って行った。
「何でも屋はラブホテルではないんだけど……
秋人はアキナたちとベットに横たわって
キューイルと竜巳、光悦と美里たちの行為で
部屋の掃除が大変だから此処でしなくても良いだろうと
呟いていると、
「最近してませんね」
パティーが言うので
「先週したでしょ! 休憩をしないと」
「せっかく声が聞こえるようにしてるのに……
秋人は先週の行為週間で十分したから
今週は休憩週間と言ったが
レイーナが光悦たちの声を聞いて
行為をしたくならないのと聞くので、
「消音して! 明日に影響するから!!」
今週は休憩週間だから行為は行わないと
決めているので光悦たちの声を聞いていると
アキナたちが我慢できずに行為と何度も言い出す前に
各部屋にあるマイクからの音を消して
今日は寝ましょうと秋人は言うが、
「今から、今から光ちゃんのところに……
ティーナが我慢できずに光悦と行為をすると
言い出すので
「なんで!!?」
「やれない男より……
秋人が聞くとナンシーが答えるので
「1回だけな、俺は6回……
秋人は寝室に入った時に直ぐに監視用の
スピーカーなどのスイッチを壊しておけば
アキナたちから光悦たちの行為を聞きましょうと
言われても拒めたのにと思いながら
ナンシー達に行為をすると言って寝間着を脱いだ……
瑠衣は美里と共に光悦が明美を想う心を
変えさせるために光悦の妻となりソラスは
瑠衣が男に嫁いだので喜んだ。
魔王の后から聞いていた瑠衣が美里のみだったのが
光悦も受け入れたのは瑠衣が光悦と共に居なかったのが
原因である。魔王の后たちは瑠衣が美里と離れずにいる
光景しか見ていなかったから……
後の話になるが、美里は明美と同じでオジサマ好きで
ニコールの妻となるが明美を男として犯すためには
男を知らないといけないと言い訳をしているが
ベタ惚れなのは光悦たちは知っている。
ルービュークスたちは瑠衣のように
光悦には嫁がずに美里のみを愛している。
「なんかなぁ……
「つかさ君、どうした?」
「お前って何時から?」
「何が?」
「上記の……
「あぁ、小学校6年、中学入る前から……
「早すぎじゃ……
「親公認で、婚約者だから」
「秋人さんにNTRだろ」
「明美が好きなのは知ってるから、ならんだろ」
「そうかぁ……
「込みで付き合ってるわけだから」
「そうだけどさぁ……
「沙良を俺から奪えばNTRじゃねぇ」
「お前から別れさせてから正式に婚約してから」
「沙良と俺との愛は簡単に冷めないぞ!」
「明美から御前の気持ちを冷めさせれば!!」
「沙良からじゃ」
「明美から御前を離す方が早いでしょ!」
「無理だろう! つかさは明美が好む
オジサンにならないし」
「明美が好きなオジサンを連れて来て!!」
「ツヴァイと一緒で取り囲むだけじゃ」
「何かいい手考えろよ! 沙良と結婚出来る案を!!」
「タイムリープして明美の代わりに沙良を救うとか」
「神様でもない俺に出来ると」
「諦めな! お前のナルエに愛を語って抱こうかな」
「誰が! 渡すかぁ!!! 沙良と交換を!!」
「誰が! お前から奪うのが良いんだから」
「勝負だ! 勝ったら抱かせろ!!」
「負けたら、ナルエを?」
「それはダメ!!」
「俺には無いのかよぉぉおおお!!!」
「仲が良いの」
「私たちをネタにしてほしくないわ」
「沙良さんは、つかさは?」
「ダメな弟ね、ナルエは?」
「頼れるお兄さん」
「弟!? 沙良お姉ちゃん! 一緒に御風呂!!」
「子供になってまでやるか!
プライド無いのかよ!!」




