人物紹介②
「第三幕、緑の秘密」までの内容を前提としています。
全員ではなく、特に緑の秘密で登場した人物が中心となっています。
人物(髪の色、瞳の色、国、フェリチタの種類、年齢)
・ロジュ・ソリスト(深紅、藍、ソリス国、太陽と炎、20)
ソリス国王太子。2つのフェリチタから愛されるという世界的にみても希有な存在である。世界に強い罪悪感をもっている。中性的な外見で、勝ち気そうにみえるが、内面は非常に脆い。
・ウィリデ・シルバニア(深緑、若草、シルバ国、陸上動物、30)
シルバ国王。穏やかで、笑みを絶やさない。シルバ国や周囲の人への愛情深い人物である。人の感情をよむのに長けており、未来を予測するのも得意である。
・リーサ・シルバニア(若緑、橙、シルバ国、炎、24)
シルバ国王妹。気が強く、自分の軸となる部分は絶対に曲げない。強くて優しい性格をもつ。ロジュに好意を寄せており、交際ははじまっている。
・ラファエル・バイオレット(桃、薄紫、ソリス国、太陽、20)
バイオレット公爵家次期当主。ロジュの側近でもある。ロジュへの忠誠心は強いが、ロジュのためだと思えば、ロジュの命令さえ無視する。コミュニケーション能力が高い。無意識のうちに複数の表情を使い分ける。
・アーテル・ノクティリアス(銀、金、ノクティス国、月)
ノクティス国第二王女。ウィリデの婚約者。ロジュとも旧知の仲であり、弟のように可愛がっている。正義感が強く、それを行動する力もある。「銀の女神」と呼ばれることも。
・エドワード・マゼンタ(鳶色、苺色:強い紫みの赤、ソリス国、太陽)
マゼンタ侯爵家次期当主。常識人である。人を気遣う優しい人物であり、素直さをもつ。ラファエルとは元から友人。
・テキュー・ソリスト(橙、鮮赤、ソリス国、炎、18)
ソリス国第二王子。ロジュの弟でありながら、ロジュに強い執着心をみせる。その様子は狂気的であり、その側面を知る人からは警戒されている。
・クムザ・ソリスト(赤紫、暗めの赤、ソリス国、太陽、15)
ソリス国第一王女。王位継承権は放棄している。日本に住んでいた前世をもつ。ロジュを救いだと思っており、ロジュを死と絶望から遠ざけたかったが、失敗。
・オーウェン・バイオレット(橙、紫、ソリス国、炎、28)
バイオレット公爵家の長男でありながら、次期当主の座を放棄した。クムザと同じように前世の記憶をもつ。クムザに愛情をもっている。
・シユーラン・ファロー(水、赤茶、ファローン国、なし、20)
まだ名前だけの登場。(最後に名前がでたのは第二幕、赤の王位継承の「五十五、特殊な加護の存在」)ファローン国第一王子。フェリチタの加護がないとされており、フェリチタの加護の強さが重視されるファローン国では軽視されている。幽閉されているという噂も。
国、王家の名、フェリチタ、国の特性、イメージカラー
・ソリス国、ソリスト、太陽、炎、能力重視、赤
・シルバ国、シルバニア、森、陸上生物、優しさや寛大さ重視、緑
・トゥルバ国、トゥルバロス、土、岩、効率重視、茶
・ベイントス国、ベインティ、風、雲、利己主義(自分の利益重視)、白
・ファローン国、ファロー、雷、雨、力重視(特に後ろ盾ともいえるフェリチタの強さ)、黄
・ノクティス国、ノクティリアス、影、月、知力重視、黒
・マーレ国、マーレン、海、海洋生物、平和や秩序重視、青




