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詩集 詩箱  作者: TiLA
99/168

何度も

何度間違えただろう


僕は、僕は


何度間違えたら


もう間違わずにいられるのだろう



何度も後悔し


何度も涙し


何度も眠れぬ夜を過ごして


それでもまた


何度も迷い


何度も、何度も


何度も過ちを繰り返す



善意を蔑ろにし


悪意に呑まれ


軽はずみに好意を抱いては


深い失意に包まれ


不注意な言動をしては


敵意を抱かれる



ただそれでも


自分の弱さで間違えたなら


強くなろう


何度も、何度でも


たとえ間違えようとも


もしそれで迷惑をかけたなら


素直に謝ろう


そして感謝しよう


何度も、何度も


何度も、何度も



青みがかった


窓からの明かり


Auroraの光が


朝の訪れを告げる




僕はまた間違えるのだろう


何度だってきっと


それでも新しい一日はやって来る


何度も、何度も


次は間違えない


もっと上手くやれるかもしれない


その可能性を連れて


何度も


何度も


夜が明けていく





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― 新着の感想 ―
[良い点] 「僕はまた間違えるのだろう」からのラストの一節が、とても印象的です。 人は間違えることもあるけれど、それでもまたやってくる夜明け。次こそはもっと上手く、そう自分を鼓舞しながら、日々に向か…
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