表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集 詩箱  作者: TiLA
96/168

キノコ

 心が手にあるなら

 君と手を繋ごう


 心が胸にあるなら

 君を抱きしめて


 心が唇にあるなら

 君に口づけよう


 心が瞳にあるなら

 君と見つめ合い


 心が頭にあるなら

 君と額をくっつけて


 心が言葉にあるなら

 何度も

 何度も

 愛の言葉を重ね合い


 それでも

 それでも心は

 けして一つにはなれなくて


 だからせめて

 せめて少しでも傍に


 君を感じていたい



 君を思うとき

 エメラルドグリーンの海が

 思い浮かぶ


 君に逢いたいと

 なぜだか月が語りかけてる

 そんな気がして


 あぁ、そうだね

 きっと君はいつだって

 僕の傍にいて


 ピアノの奏でる

 美しい旋律にも


 南風に揺れる

 ハマヒルガオにも


 一人で食べてる

 このキノコ料理だって

 きっと君なら


「少し辛いね」


 って言うんだろうね


 今夜もまた

 君を想い


 また夢の中で……


 いつでも君は

 僕の心の傍にいる


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ