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詩集 詩箱  作者: TiLA
88/168

いじわる

あなたは


いじわる


私の心を手玉に取って


ほんとに


いじわる


わかってるくせに


知ってるくせに


あゝでも……ダメね


だって


もう落ちている


あなたに


あなたはいじわるな人だから


そうやって


いつも笑い


そうやって


肩に手をやり


髪を掬って


耳元で


またいじわるな言葉を云うの


あゝでも……止められない


やるせない


この気持ち


あのときのあなたの優しさ


熱いまなざし


たとえ気まぐれでも


まやかしでも


私を捕らえて離さない


記憶が私を縛り


どこかでそれを望んでる


私の心……


他に行き場もなくて


あゝほんとに……


いじわる


お願い


もういじわるしないで


でもあなたの指が


また、いじわるする


やっぱり


あなたはいじわる


今夜もまた……


いじわるな人



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